体育館の中で炊事をしているだけではのんびりしてしまい、地震の被害も感じられないので今日は
外の作業に行かせてもらうことにする。
これにゴム手袋が泥かき、清掃の正装だが、実際は暑くて全部は着けていられない
所属するボランティア団体は海岸部にも3箇所拠点を置いて活動している。そのうちの南三陸町の歌
津地区の沢の清掃に参加する。ここは津波到達の終着点で、水産会社の魚を入れる発泡スチロールの
箱が大量に流れ着いて当初は道をふさいでいたので、自衛隊が沢に落とす形で道を確保。その沢に落
とされた箱を回収するのだが、私が行ったときはすでにあらかた片付けられていて残りを処理。箱をまと
めて大きな袋に入れて沢から道路上の車に積むのだが、中身が発泡スチロールなので嵩は大きいが
軽いので、女性でも軽々持ち上げられる。
箱が回収されたあとの山肌には大量の漂着物が残っているが、魚網やら衣類やらが複雑に絡み、木の枝などに絡みついているので、この撤去には時間がかかりそうである。
この地域のマンホール。地震さえなかったら海辺の静かな町なのに・・・
海岸部の惨状は想像以上。映像で見慣れていたはずだが実際に見ると涙がでそうになる。写真を撮るのも申し訳ない気がするが、車中から1枚だけ撮らしてもらった
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