ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

富田林市寺内町

2016年11月23日 | 散歩

今日は前日に比べて気温が一気に下がって寒い1日だった。そんななか富田林まで出かけて街歩きを楽しんだ。

訪れた寺内町は大阪府唯一の重要伝統的建造物群保有地区だそうだ。

瓦屋根と白壁が美しい街並み

 

 

 

 

 

 

街並みを彩る演出も

 

 

駒つなぎ石。なんだかスヌーピーの横顔に見える

 

路上のクロネコ4匹。見事に黒い!

 

旧家の杉山家を見学。外へ出ている台所の梁の太さがよくわかる

 

大、中、小3つのお釜に対応の立派なおくどさん

 

ひき臼再利用の庭の飛び石、なかなか風流

 

手水鉢に感じる秋

 

お座敷に射しこんだ陽の影が美しい

 

今回街を歩いていたら突然お年寄りの女性に「電子レンジが動かないので見てほしい」と話しかけられ自宅に招き入れられた。コンセントは繋がっているかと訊くと大丈夫とのこと。確かにコンセントには2つ何かが繋がっている。しかし「温めボタン」を押してもウンともスンともいわないので念のためにコードを辿っていくと繋がっていたのはオーブントースターと電気ポットで電子レンジは繋がっていなかった。これをさしなおして一件落着、チャンチャン。歳をとるといろいろ不便やら不自由なことができてくるのだ。他人事とは思えない。

ここ寺内町は街のなかにカフェや雑貨屋などあったり、ホームページによる発信もしていて町興しにも積極的のようだ。古い街並みは見学する方にしてみれば郷愁を覚え、保存してほしいと気安く思ってしまうが、実際に住んでいる方にとってはそうもいってられない事情があるのだろう。傷みが激しかったり、新しく建て替わってしまったりした家もある。街並み保存は他のいろいろな街でも抱えている難しい問題だと思うが、なんとか少しでもいい方策が考えられればいいのにと思うのだった。

 出かけてきたついでにあべのハルカス美術館で「世界の棟方志功」展を観る。描く、彫る、摺るを一人でこなす天才のエネルギーに圧倒された


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