のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

二首目:我が袖は・・・

2005年09月03日 13時29分41秒 | 百人一首
我が袖は 潮干に見えね 沖の石の
  人こそ知らね 乾く間もなし / 二条院讃岐

■のりぞう的解釈
 私の着物の袖は、ずっと海の中に隠れている
 沖の向こうの石のように、あなたを想って
 出てくる涙でずっとずっと濡れています。
 他の人は全く知らないでしょうが、乾く間も
 ないのです。

  注:文法書などまったく調べてません。
    のりぞうはこういう意味だと思ってます。
    という解釈ですので、十中八九間違ってる
    ところや浅いところがあると思います。
    信じ過ぎませんように。

■ひとことふたことみこと
 初めてこの歌の意味っていいな、好きだな
 と思った歌です。恋をすると味わえる切ない気持ちが
 しっとりと歌われていて、大好きでした。

 昔は、耐え忍ぶ女性や一歩ひいて待つ女性が
 好きだったんです。今も自己主張する女性よりは
 ちょっぴり控えめな女性のほうが好きですが、
 控えめをアピールする女性ってちょっぴりうざい、と
 思うぐらいには心が汚れてきています。

 誰も知らないところで泣く女性っていいですよね。
 こんなふうにアピールされると怖いですが。
 でも、歌として「こういう経験したことない?
 こういう気持ち味わったことない?」というふうに
 歌われると、たいていの女性は共感できるんじゃ
 ないかな。

 のりぞうは、誰かを思ってこっそり泣くなんてこと
 ほとんどありませんが。

一首目:巡り逢ひて・・・

2005年09月03日 13時27分02秒 | 百人一首
巡り逢ひて 見しやそれとも 分かぬ間に
  雲隠れにし 夜半の月かな  / 紫式部

■のりぞう的解釈
 久しぶりに会えたのに あなただったのかな?
 と思うぐらい、あっというまに帰ってしまったのね。
 まるで出たと思ったら雲の間に隠れてしまった
 今夜の月みたい。

  注:文法書などまったく調べてません。
    のりぞうはこういう意味だと思ってます。
    という解釈ですので、十中八九間違ってる
    ところや浅いところがあると思います。
    信じ過ぎませんように。

■ひとことふたこと
 のりぞうが百人一首に興味をもった
 きっかけとなった紫式部さんの歌です。
 未だに彼女の名前を聞くたびに感慨深い
 思いに襲われます。ちょっぴり根暗な
 イメージがある紫さんですが、のりぞう
 にとっては、新たな世界の扉を開いてく
 ださって恩人です。

 ですが、この歌って「女友達」について
 歌ったものなんですよね。恋の歌では
 ないため、小学生ののりぞうはあまり
 好きではありませんでした。当時は、恋
 の歌が好きだったんです。

 とはいえ、競技かるたでは

 「む」「す」「め」「ふ」「さ」「ほ」「せ」

 で始まる7種は、最初に覚えるべき歌。
 この文字で始まる歌は百首中一首ずつしか
 ないため、「め」といえば「雲隠れ」という
 ふうにすぐに取る準備に入れる歌なのです。

 今は、この歌も好きです。
 和歌といえば、恋の歌と言ってもいいぐらい
 恋の歌が多いのに、友人との再会を歌った歌が
 選ばれているところが紫式部さんらしいですよね。

 ただ、友人とはこんな再会ではなく、
 ゆっくりじっくりと過ごしたいかな。

百人一首について

2005年09月03日 13時25分33秒 | 百人一首
百人一首というカテゴリを作っておきながら
まったくもって手付かずでした。

大好きなんですけど
いまひとつ、認知度が低くて
書くのにためらいがあったのは確か。

なにより、のりぞう自身
せっかく覚えたのに、
徐々に忘れつつあるんですね。
今現在、何首覚えているのか、
ちょっぴりどきどき。

ですので、思い出した順に
どうやって覚えたのか、とか
なぜ好きだったのか、などを
書き綴っていこうかな、と思っています。

ちなみにのりぞうが百人一首に
であったのは小学校4年生のとき。
その頃、なぜか分かりませんが
ちびっこ向けの「源氏物語」ダイジェスト版を
読んだのりぞうは、和物にすっかりはまってしまい、
翌年のお年玉で百人一首を購入したのです。

毎年、お正月にいただいたお年玉で
何かひとつだけ好きなものを買ってもいい
という約束事をしていたのりぞう姉妹。
今考えると渋い選択をしたものです。

が。もともと怠け者のため
購入してもまったく覚えることもなく
友人たちとかるた遊びをしていました。
誰も覚えてないと能力も均衡なので
普通にゲームとして成立するんです。
父親や母親は喜んで、
百人一首に関する本など
購入してくれたというのに
その頃から期待はずれのちびっ子でした。

小学六年のとき、転校先の小学校が
学年で百人一首に取り組むことになり
授業で無理矢理覚えさせられたのが
再びはまったきっかけでした。

無理やりだろうが、なんだろうが
強制されると、覚えられるもんです。
そして、興味も出てくるんですね。
それなりに好きな歌にも出会えたし。

良い出会いだったな、と思ってます。

六年の昼休みは
ほぼ毎日、百人一首をしてました。
楽しかったなぁ。。。。
来年のお正月にはぜひもう一度
百人一首をしたい。

そう思ってる今日この頃です。

たまには女の子らしく

2005年09月03日 02時37分17秒 | 日常生活
会社が百道浜にあるため、
そして同僚や先輩には男性が多いため
普段のご飯や飲み会は
西新(副都心)の居酒屋が多くなります。

天神(都心)でこじゃれたお店なんて
セレクションは滅多にありません。
雰囲気より味じゃー!酒じゃー!の世界。

そんなのりぞうが珍しくこじゃれたお店で
デナアを楽しんできました。
場所は





・・・・我が家の裏。近っ!

でも、ちゃんとこじゃれてます。
ずっと行きたかったお店なんです。
近すぎて、友人にも提案できなかった
お店なんです。

カリカリピザが大変美味しいお店でした。
レンコンやオクラの新鮮なしゃきしゃきも
忘れられない味です。

そして、何より素敵だったのは
なみなみと注がれたワイン!

グラスワインを頼んだものの
出てきたのは焼酎か?日本酒か?
といいたくなるような並々具合。幸せ♪

カウンタしか席がないため
大人数でわいわい、ではなく
ふたりでしっとりと語り合いたいときに
使いたいようなお店でした。

が、同期とふたりで熱く語り合った話題は
同期の部署に配属された問題児の新人Aについて。
雰囲気に合わせて
こそこそと、しかし熱く、2時間みっしりと
語り合いましたよ。うん。大満足。

そろそろ甘いものも食べたいね、
という話になりカフェへ移動。
場所は
   我が家から西区方面に自転車で五分。


・・・すみません。
近くでこっそりと派なんです。

こちらもカクテル豊富で
(メニューになくても言えば
 たいてい作ってくださるそうです。
 好みの味でもおっけい。)

デザートも豊富。
セットなどがないため、
ちょいとお値段お高めですが
カフェってこんなもんなのかな?
と許せる価格ではありました。

女の子同士、長々とおしゃべりするには
丁度いいお店。
・・・ていうか、ふと気がついたけど
こんなに女の子チックに
週末を過ごしたのって久しぶりなのでは?

ふふふ。
カフェでは雰囲気に流されて
コイバナなんてものまでしちゃいました。

よし!まだまだ女性ホルモンは
枯れ果ててない模様。
この勢いで同期いわく
「失恋」が一番似合う「秋」を
迎えたいと思います。