のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

スケッチブックボイジャー福岡公演最終日

2005年09月19日 23時14分52秒 | 舞台(キャラメルボックス)
一度目の鑑賞はストーリーを追って
そのスピードとパワーに圧倒された二時間。
ただただこねたで笑いしっぱなしだった。
だが、二回目の鑑賞では、ラスト近くから
ひたすら涙が止まらなかった。
勿論、コネタもはさまれているので、
ラスト近くは泣きつつ笑いつつ、もう大変な状況に。

おそらく一番の原因は購入したDVD
「ブラッグ・フラッグ・ブルース」を前日に見たこと。
ダイゴとヤマアラシの出会いを再び見たために
ダイゴの悲しみが胸に迫ってたまらなかった。
やっと見つけた信頼できる仲間。
憎まれ口しか利かなくても
絆を感じることができていた相棒。
けれども、素直になれないダイゴが
初めて見せた心のままの言葉。

そして、夕顔の嫉妬。
夕顔に対するのはら先生の嫉妬。
「好き」という感情が絡むだけで
どうして人間の感情はこんなに複雑怪奇な道筋を
たどり始めるのだろう。
どうして「好き」という感情が
「憎しみ」や「嫉妬」まで呼び寄せてしまうのだろう。

だが、最後の最後で登場人物たちは「優しさ」を選択する。
のはら先生は、好きな人への思いを封じ込めて
夕顔を「打算で生きる嫌な女」ではなく
「ひとりの人をひたすら思い続ける女の子」として
ストーリーを終わらせる。

現実はきっとこんなに甘くはない。
人は信じられないほど醜い感情を
内面に持ってしまうこともあるし
「嫉妬」がやりきれない事件を引き起こすことも多い。

それでも、私は人を信じたい。
「嫉妬」という感情が存在しても
「誰かを思う心」があれば、悲しい結果には終わらないと思いたい。

そういう気持ちを思い出す舞台だった。
だからキャラメルが好きなのだ。

反省ばかりの人生です

2005年09月19日 21時13分17秒 | 日常生活
本日は夜ちゃんとデート。
キャラメルボックス公演二度目の観劇です。

野菜たっぷりのお昼ご飯を食べて会場へGO!
初日の倍はいるのではないか、という客席にほっと一安心。
初日は正直、客席がさびしゅうございました。
もう少し、お客様が入らないと、
福岡公演を年に二度、なんて実現不可能なんでしょうね。

・・・と思いつつ、両方とも当日の朝発売の
「ハーフプライスチケット」での鑑賞です。

オンナノコはいつだって現実的なんです☆

二度目の鑑賞も思う存分楽しめました。
いや、むしろ二度目のほうが一度目より
楽しめたかもしれません。
ストーリーが分かっているからこそ
ひとりひとりの内面を考える余裕が出来た気がします。

などと冷静に振り返ってますが
見ている最中は役者さんのパワーに圧倒されっぱなしでした。
見終わった後も、ですが。

夜ちゃんとひたすら
「彼らのあのパワーは
 いったいどこから来てるんだろうねぇ。。」
とつぶやきつつ、大満足の舞台を終了。

会場近くの老舗和菓子屋 村岡総本舗にて
お茶をいたしました。
選んだ和菓子を喫茶コーナーで食べることができます。
なんとお抹茶と煎茶をだしてくださいます。
静謐な和風空間なんて、日常生活では
滅多に味わえないので、それだけで感動。
しみじみとお茶をいただきました。

しみじみついでに今年の二人についての
反省大会が繰り広げられました。
静かな場所って内省を促しますね。。。。

ふたりとも「今年の目標」は未だに達成できていません。
でも、心の元気具合は、今年の初めより
随分よろしくなったように感じます。

夜ちゃんは、自分の努力によって。
のりぞうは、ますますふてぶてしくなることによって。

たどる道は異なりましたが、
結果は同じようなものなのでよしとしましょう。
長期的には結果が異なるだろうという予測にも
目をつぶりましょう。

とりあえず、仕事も恋も自分自身も大切に
生きていくことを改めて決意。
まだ今年は終わってませんものね。

「誰かと付き合ってる自分を想像すると
 気持ち悪い。。。。」
と、暴言をかましたのりぞう語録は
速やかに削除されました。

笑顔で「その言葉、駄目だから。」と
きっぱり駄目だししてくれる夜ちゃんが大好き☆