のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

気持ちは分かる

2008年04月06日 09時08分58秒 | 日常生活
出社ついでに、新人の日報も半分ばかり確認して帰りました。
日報は文章力向上のため、手書きを基本としています。
数年前に気付いたのですが、
手書きでの提出とパソコンでの提出では報告書の質に違いが出るのです。
パソコンだと「それなり」の報告書を書ける子達も
手書きになると、なぜか「おてがみ」になってしまう最近の風潮。
それならば、底辺をあげて、全体の底上げを図りましょう、
ということで、新人研修の日報は手書きです。

そして、そのために、大変惜しい文章が出来上がります。
本日の日報では

 「本日、学んだことを今後のにしたい。」

と書いている文章に出逢いました。

・・・惜しい。実に惜しい。
気持ちはすごく伝わってくるんだよね。

すっぴんに不安あり

2008年04月06日 09時01分06秒 | 日常生活
昨日は初めての採用面接を経験。
思えば、入社当初、ワタクシの仕事が
社内の教育担当に決まったことを知った周囲からは
「お前の会社、大丈夫か?!」
と本気で心配されたものです。
そのワタクシが今年からは採用面接までお手伝いすることに。

・・・うちの会社、本当に大丈夫なんだろか。

しかし、お仕事としては、とても面白いものでした。
緊張している受験者さんの受け答えに
こちらまで肩に力が入ったり
はきはきと受け答えをする受験者さんにひたすら感心したり
かわいらしい受験者さんにみとれたり、となかなかに贅沢な一日。
面接が終わった後の評価会議では、
「なるほど。うちの会社はこういったところを見て採用しているのね。」
と、目からウロコをぽろぽろと落としました。

それにしても、就職活動をしていた頃から
ワタクシってば何も考えてなかったのよねぇ、としみじみ。
「地域へ貢献したい」?
「お世話になった方々に役立つ仕事がしたい」?

そんな高尚な科白を面接で口にした覚えが一切ありません。
あの当時から「自分」が主語の日々ですわ。
いかに自分の生計を立てていくか、で一生懸命だったもんなぁ。
今の子たちって偉いなぁ。

と初めて面接を経験した感想を周囲の先輩に漏らすと、

「そりゃ、今の子達は学校でたくさんおしろいをつけてくるけんね。
 のりぞうはすっぴんで入れたってことよ。よかったやん。」
「そうよー。俺達は、あの分厚いおしろいをつけた状態から
 いかに素顔を見抜くかってところで力量が問われとるんやけんね。
 ある意味、すっぴんののりぞうがめずらしかったんかもね。」

と、慰められました。

でもね。
一緒に面接をした採用のエキスパートでもある部長からは
「のりぞうくんを初めて見たときは、この子、大丈夫かなぁ
 って思ったもんよ。本当に仕事できるかなぁって不安でねぇ。
 自分でもそう思わんかった?」
と明るくカミングアウトされたばかりですから。

うちの会社の人事の人を見る目は確かです。
そして、とても懐が大きいようです。