毒を以って毒を制す

日本酒との相性がどうもよくないワタクシ。
ここ２回ほど立て続けに、日本酒の翌日におなかをこわしています。
本日も
「うーん。痛いー。」
とオトメらしからぬうなり声とともに出勤しました。

なんとかかんとか出勤したものの
痛みは治まらず、大変な午前中を過ごす羽目に。

あまりのやんごとなき辛さに、近くの席のセンパイへ
「本日はさっさと帰りたいんです・・・。」
と訴えていたところ、
その場を通りかかった他のセンパイが
救済の手を差し伸べてくださいました。

「何？早く帰りたいと？
　じゃあ、今日、飲み会するんやけど、来れば？
　『送別会があるんで。』という雰囲気で
　さらーっと会社を出ればいいよ。
　なんなら、俺が帰り間際に『行くよ。』って
　声かけちゃーよ。おいで、おいで。」





・・・救済ではありませんでした。
いえ、お気持ちはヒジョーにありがたいんですけれど。
いつものワタクシだったら、ふたつ返事で行くんですけれど。

いかんせん、グルグルしているお腹が
ワタクシの理性を総動員させてくれました。
日本酒については
二日続けて飲みに行くことを防いでくれる
飲み過ぎ防止アイテムとして見直していきたいと思います。

比較相手の問題

「ひとり浮いとうよね？今の席で。」
「なんか目立つよね。浮き具合。」
「馴染めてないよね。新しい部署に。」
最近、立て続けにかけられた同じフロアの方々の言葉。
いろんな方から「ちょっとかわいそうかも。」という目で見られているようです。

なんせ、新しい部署の平均年齢は推測５０手前ぐらい。
ワタクシひとりの力では、平均年齢引き下げに貢献できないぐらい
ひとりだけぽつんと年齢が離れているのです。


でも、そのおかげで今まで以上に「若者」扱いされるようになりました。
相対的効果です。
部署のセンパイ方も、ことあるごとに
「のりぞうくんは若いから。」
とおだててくれます。


なかなか居心地がヨイです。

今なら、今更。

「まだ業務で使うツールのインストール作業すら終わっていません。」
と嘆いていた先週の金曜日。

部署異動からちょうど一週間目の本日。
ようやく業務で使うツールのインストールが終了しました。


・・・まだやってたのかよ。
という至極まっとうな突っ込みはさておいて。

目に見える形で成果がでたおかげで
非常にモチベーションが高まった本日。
ばんざーい！とフロアの真ん中で小躍りしました。
周囲のセンパイ方に握手を求めました。
昔から「ちょっと感情表現が大げさよね。」
とたしなめられていたアメリカ人気質が爆発しておりました。

「これでようやく、自分が今、何をやっているのかが
　なんとなく分かってきました！」
と鼻息荒く自慢げに訴えたところ、先輩から
「え？！今まで分かってなかったと？！
　そういうことは、きちんと早めに訴えてくださいよ。」
と驚かれ、懇願されました。

・・・スミマセン。
思考の迷路に迷い込んでいて
自分が今、どこにいるのかも言葉で伝えられなかったのです。




コミュニケーション下手が問題になっている近年の新入社員ですが
今のワタクシは、彼らの戸惑いや困惑を一番理解できるセンパイだと思うのです。