のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

自信回復

2009年09月01日 23時12分15秒 | 日常生活
先々月、やっとのことでブーツを修理に出しました。
春、夏と玄関先に並べられているブーツを見ながら
「修理に出してからなおそう。」
「そろそろ修理に出さなきゃ。」
「もう秋がきちゃうよ・・・。」
と決意をかためなおしたり焦ったりしていましたが
ようやくの思いで修理に出せました。

元来、どうでもいいことほど即行動に移せるくせに
やらなければいけないことに限って、
ついつい時間をかけてしまう慎重派、もといびったれなのです。

しかし、このままでは本当に秋が来てしまう!
と決意したのが先々月のはじめ。
修理に出したついでにクリーニングもお願いしたところ
少々時間がかかります、と言われ、
日を改めて引き取りに行くことになりました。

「引き取りに来て下さい。」
というメッセージが留守電に入っていたものの
一度聞いたっきり、メッセージのことをすっかり忘れていたワタクシ。
街にちらほらとブーツが並び始めたおかげで
奇跡的にブーツの存在を思い出し、
引き取りに行ったのが先月下旬でした。

家に持ち帰ったブーツを家で広げ
久々の対面を喜び合ったものの
少々、面影が変わったような・・・。
なんだかワタクシが一目ぼれしたブーツとは
色艶が異なるような・・・。
これってクリーニング効果?
磨き上げすぎて、ちょっぴり違った色になってしまったの??

確かワタクシのブーツは
ちょっぴり控えめな印象を与える
色褪せたくすんだ茶色だったはず。
秋の窓辺に雰囲気がよく似合う
落ち着きのある知的女学生風の茶色がお気に入りだったのです。

でも、クリーニング効果のおかげで輝きが増してしまったのか
きっぱりはっきり主張の激しい茶色になってしまっているような。
意志の強さが増したような
でも年齢的には幼くなったような
女学生は女学生でも高校生っぽいような
ワタクシたちの高校生時代を思い出すような
そんな茶色になってしまっている気が・・・。

でも、あくまでも印象なのです。
あまりに印象が異なるのでメーカーを確かめたものの
確かにワタクシが購入したお店のもの。
デザインもシンプルで変わりなく。
うーん。やはり革製品はクリーニング控えたほうがよさそう。
と首をひねりながらもブーツを靴箱になおした夏の終わり。

本日、修理屋さんから電話がありました。
やはり、戻ってきたブーツは
ワタクシが一目ぼれをしたあの子ではなかった模様。
本日、引き取りに来たお客様が
「この子は私の子じゃないわ!」
と騒がれたそうです。

思わず
「やっぱりそうでした?
 なんか変だとは思ってたんですよ!
 ありがとうございます!」
と大喜びしながら伝えたところ、お店の方から
「変だな、と思ったら、いつでもおっしゃってくださいね。」
とたしなめられてしまいました。

・・・はい。
いろんな手間をかけさせてしまいましたよね。スミマセン。

でも。
ワタクシは、
今までまったく信用していなかった
自分自身の感覚、違和感、記憶力に対して
ちょっぴり自信を持つことができました。
ありがとうございます。