昨年の夏、お盆に親戚一同で集まった際に
ちびっ子たちと戯れてきたのですが
そのとき、名前をちっとも覚えてもらえないという
哀しい体験をし、「次こそは!」とリベンジに燃えておりました。
正直、ちびっこを甘く見てました。
だって、あんなに汗だくになって遊んであげたし。
11人のうちの4人は小学生だし。
もう覚えてもらえてもよかろう!
一月二日。
祖父宅に到着すると、おばさんが待ち構えてました。
「あんた!あんたのことを
そうとう待っとう人がおるんよ。
昨日からそうとう聞かれたんやけー。」
・・・どなた?どなたのこと?おじいさま?
「違うよー。隣のおちびちゃんよ。
おねえちゃんたち、明日来る?って何回も聞かれたんよ。」
くっそう。
かわいいじゃねぇか。
はよ、遊びにきんしゃい。
今日もたーんと遊ぼうね。
と、手ぐすねをひいて待っていたところにおちびちゃん到着です。
「あけましておめでとー!
おいで、おいで!だっこしちゃるー!!」
とにこにこしながら迎えると、軽くはにかみながら近寄ってきました。
やーん。はにかみ方がまたかわいい!
もじもじしてる様子がさらにかわいい!!
もうおねえちゃんは大興奮ですよ。
久しぶりの再会にやや緊張しているおちびちゃんと
少しずつ距離を縮めあうのりぞう姉妹。
そうこうしているうちに、そのほかのちびっこ軍団も到着。
一気に部屋が騒がしくなりました。
さっきまではにかんでいたおちびちゃんも
ほかのちびっこたちのおかげですっかり緊張がほぐれた模様。
みんなでわいわい部屋の中を駆け回ってます。
すると、11人のちびっこを代表して、
小学校4年生のオンナノコちゃんがのりぞうに話しかけてきました。
「おねえちゃん!」
はいはい。なに?なんでも言ってごらん。
「おねえちゃん、誰?!」
・・・・はい?!なんですと?!
この前も遊んだよね?ちっとも覚えてないと?!
「・・・・って、兄ちゃんが聞けって。」
・・・あなた覚えてるんなら
あなたが兄ちゃんに教えてあげなさい。
「だって、お姉ちゃん、夏と顔が変わったやろ?
だけん、ちょっと思いだせん。」
・・・・・しくしくしく。
夏にあんなに汗をかいて、楽しく遊んだのに。
まさか小学生陣からも覚えていただけてないとは。
びっくりですわー。
しかも、何が哀しいって、その隣でのりぞう妹は
オンナノコちゃんから
「かおりんねえちゃんへ
かおりんねえちゃんは優しいから大好きです。」
と書かれたお手紙をもらいやがったのです。
衝撃を受けているのりぞうを見かねて
母上が慰めてくださいました。
「ほら。あんたとかおりんは、よう似とうけ
ふたりでひとりになっとるんよ。
あんたが遊んでやったことも
全部、かおりんとの思い出になっとるんよ。」
・・・・余計、哀しいわ!
どんな慰め方やのん。
しつこく夏も勝負を挑みます。
ちびっ子たちと戯れてきたのですが
そのとき、名前をちっとも覚えてもらえないという
哀しい体験をし、「次こそは!」とリベンジに燃えておりました。
正直、ちびっこを甘く見てました。
だって、あんなに汗だくになって遊んであげたし。
11人のうちの4人は小学生だし。
もう覚えてもらえてもよかろう!
一月二日。
祖父宅に到着すると、おばさんが待ち構えてました。
「あんた!あんたのことを
そうとう待っとう人がおるんよ。
昨日からそうとう聞かれたんやけー。」
・・・どなた?どなたのこと?おじいさま?
「違うよー。隣のおちびちゃんよ。
おねえちゃんたち、明日来る?って何回も聞かれたんよ。」
くっそう。
かわいいじゃねぇか。
はよ、遊びにきんしゃい。
今日もたーんと遊ぼうね。
と、手ぐすねをひいて待っていたところにおちびちゃん到着です。
「あけましておめでとー!
おいで、おいで!だっこしちゃるー!!」
とにこにこしながら迎えると、軽くはにかみながら近寄ってきました。
やーん。はにかみ方がまたかわいい!
もじもじしてる様子がさらにかわいい!!
もうおねえちゃんは大興奮ですよ。
久しぶりの再会にやや緊張しているおちびちゃんと
少しずつ距離を縮めあうのりぞう姉妹。
そうこうしているうちに、そのほかのちびっこ軍団も到着。
一気に部屋が騒がしくなりました。
さっきまではにかんでいたおちびちゃんも
ほかのちびっこたちのおかげですっかり緊張がほぐれた模様。
みんなでわいわい部屋の中を駆け回ってます。
すると、11人のちびっこを代表して、
小学校4年生のオンナノコちゃんがのりぞうに話しかけてきました。
「おねえちゃん!」
はいはい。なに?なんでも言ってごらん。
「おねえちゃん、誰?!」
・・・・はい?!なんですと?!
この前も遊んだよね?ちっとも覚えてないと?!
「・・・・って、兄ちゃんが聞けって。」
・・・あなた覚えてるんなら
あなたが兄ちゃんに教えてあげなさい。
「だって、お姉ちゃん、夏と顔が変わったやろ?
だけん、ちょっと思いだせん。」
・・・・・しくしくしく。
夏にあんなに汗をかいて、楽しく遊んだのに。
まさか小学生陣からも覚えていただけてないとは。
びっくりですわー。
しかも、何が哀しいって、その隣でのりぞう妹は
オンナノコちゃんから
「かおりんねえちゃんへ
かおりんねえちゃんは優しいから大好きです。」
と書かれたお手紙をもらいやがったのです。
衝撃を受けているのりぞうを見かねて
母上が慰めてくださいました。
「ほら。あんたとかおりんは、よう似とうけ
ふたりでひとりになっとるんよ。
あんたが遊んでやったことも
全部、かおりんとの思い出になっとるんよ。」
・・・・余計、哀しいわ!
どんな慰め方やのん。
しつこく夏も勝負を挑みます。