奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

暮らしを考える上で大切な人生観と生き方を見直すように、理想を考えつつも足るを知るという視野も家づくりでは大切にしています。

2024年04月18日 | 和モダン 思想

 

他人と自分を比べて落ち込んだり、

努力が報われないと悲しくなったり、

嫉妬心をもてあましたりなど、

ネガティブな感情で

心を乱されることは多いものです。

 

 でも、「もうダメだ」と

決めつけているのは自分自身です。

 

よく例えられますが

半分の水が入ったコップを見て、

「もう半分しかない……」と悲嘆に暮れるか、

「まだ半分ある!」と嬉しく思うか。

 

同じ事象でも、

意識の持ち方を変えるだけで、

「心のありかた」は

全く変わるものです。

 

「足るを知る」とは、

古代中国の思想家、

老子の言葉。

 

「足るを知る者は富む」、

つまり満足するという意識を持つことで、

精神的に豊かになり、

幸せな気持ちで生きていける

ということを表しています。

 

不満を言っても、

ある種自分がミジメになるだけで

状況は変わりません。

 

 しかし、「意識の持ち方」を

少し変えると

喜びや幸福感、

安らぎに満たされた人生を

おくることができます。

 

暮らしを常に考える立場としては

様々な状況下の中で

暮らしを丁寧にの「意味」も

家族の価値観とともに

ご提案しています。

 

そういう角度からも

住まいの設計を考えています。

 

住まいの新築・リフォーム

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和モダンスタイルの住まい造りと空間の彩を考えるように、暮らしのスタイルをどのようにイメージするのかで住まいの考え方は変化します、モダンスタイルという現代的な暮らしに和のエッセンスをデザインするように。

2024年03月24日 | 和モダン 思想

 

和モダンスタイルのつくり方。

 

※外観にタイルを採用しながら和モダンの佇まいを持つ住まいの外観デザイン事例

 

日本だけでなく

海外でも人気の

和モダンスタイル。

 

外観もそうですが、

インテリアのスタイルというものには

実に様々なものが存在します。

※現代的な和のスタイルを情緒感じるようデザインを施した玄関応接

 

昔から存在する

オーセンティックなものだけでなく、

※それが定番的な人気を

 得るかどうかは別として・・・・・。

 

新しいトレンドによって

生まれるものもあり、

まさに「百花繚乱」という状況です。

※空間に余白をつくる事で和を感じる空間にデザインを施したLDK

 

その中で人気が高く

定番的なもののひとつに

「モダンスタイル」があります。

 

モダンという言葉には

「現代的」「近代的」といった意味があります。

 

インテリアでいう

モダンスタイルとは

余計な装飾を省いた、

シンプルで飽きが来ないものを

指します。

 

いわば「無駄をそぎ落とした」スタイルです。

※和の趣を現代的に感じるよう空間の重心を下げたデザインを施したメインリビングのデザイン事例

 

このモダンスタイルに

「ジャパニーズテイスト」、

つまり日本独特の「和」の精神や

それを感じさせる素材を

掛け合わせたものが「和モダン」

あるいは「和モダンスタイル」と呼ばれます。

 

「和モダンスタイル」は

海外でも高い人気を博しますが、

特に私たち日本人にとっては

自国の文化に根付いたものと

強く関連することから

馴染みやすく支持を得ています。

 

和モダンスタイルの定義と

必要なものとは?。

 

和モダンスタイルとは、

日本の伝統的なものや考えを

エッセンスとしながら

欧米で生まれた

洗練されたスタイルとを

融合させたものです。

 

伝統的な和風

あるいは和の雰囲気を活かした

インテリアに、

スタイリッシュで

現代的なデザインを

合わせたスタイルと

言っても良いです。

 

いわば日本伝統の様式に

現代の新しい様式を

織り交ぜたものという言い方もできます。

 

ここで明確にしておきたいのが

「和風インテリア」と「和モダン」の違いです。

 

一見似ていますが

伝統的な日本のインテリアを取り入れ、

それのみで構成された空間が

和風インテリアで、

そこに現代風の要素を

組み合わせたのが「和モダンスタイル」です。

 

日本独特の伝統的な「侘び・寂び」の文化や

シンプルで洗練されたものは

流行に左右されることなく、

いつまでも古さを感じさせないことが

大きな魅力のひとつです。

 

リビングから寝室、

キッチンまで場所を問わずに

取り入れることが可能です。

 

基本的に「和モダンスタイル」を

体現するには

自然素材を取り入れる

色調は落ち着いたものに

家具などのデザインは

シンプルでスタイリッシュなもの

という点を抑えておくことが

重要と言われます。

 

これらはどれも「和を感じる要素」であり、

「素材」「色使い」「家具などのアイテム」を

上手く取り入れることができれば、

静謐さを感じさせながらも

温かみのある空間を演出できます。

 

どのような素材を使用するのか?。

素材の選定については、

空間全体とそこに入る家具などの

調度品双方で見ていく

必要があります。

 

空間については

完全な和とならないような

バランスで全体を作りあげていきます。

 

家具にも経年変化が美しく、

自然な色合いが

和モダンスタイルにピッタリな

無着色仕上げ等の

無垢材家具を取り入れることで

和モダンスタイルが

体現しやすくなります。

 

ガラスや金属など

透明感や光沢のある素材を

随所に使用して

変化を加えるのも良いです。

 

色使いのポイント・・・・・。

 

次に重要なポイントとなる「色使い」ですが、

一般的なモダンスタイル同様に

白や黒、グレーなどの

モノトーンカラーを重用しながらも、

「詫び・寂び」を表現する

くすんだ色合い=茶色や薄茶色を

ベースカラーとするのもお勧めです。

 

ベースカラーの次に

多くの面積を占めることになる

アソートカラーを差し込むなら

畳や竹といった「和」を体現しやすい

色がおすすめです。

 

アクセントカラーを

取り入れるなら

暗めの色の方が

全体をまとめやすくなります。

 

どのような家具を選べばよいのか、

そのうえで家具などの調度品は

デザインがシンプルで

スタイリッシュなものとします。

 

和モダンの特徴は

天然素材が多く使われていること、

「詫び・寂び」を含めた経年による、

そこに置いてあるものの状態の

変化を楽しむことにあります。

 

シンプルで普遍的な

デザインの無垢材家具であれば、

無着色仕上げによる

自然の色合いの美しい変化を

楽しみつつ、

飽きが来ないデザインのものが

多数あります。

 

格子などの和の意匠を取り入れた

ダイニングチェアなども

和モダンスタイルの

体現に一役買うはずです。

 

同時に圧迫感の少ない、

開放的な空間とするには

家具は高さを抑えたものを

多く取り入れるとよいです。

 

高さを抑えた家具は

視界を遮ることなく、

重心が低くなることで

天井との距離感が生まれて

空間を広く見せる効果を持っています。

 

収納家具なども

腰の高さくらいまでのもので

揃えておくと効果的です。

 

和モダンテイストをつくる上で

大切なことは

ここに挙げたものですが、

そのうえで「やりすぎないこと」が

もっとも重要なものとなります。

 

それは家具やアイテムの

配置についても同様です。

 

空間に余白を残し

開放感を演出すること、

使う色もできるだけ少なくすることを

心掛けると雰囲気を醸し出せます。

 

和モダンスタイルの体現に

効果的な活用法、

美しい見せ方もインテリアからも

ご提案しています。

 

和モダンの空間づくりを

検討している方は

ぜひご相談ください。

 

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伝統と現代的な暮らしのデザインと奥ゆかしさが融合する和モダンの暮らしの空間提案、魅力ある過ごし方に和の粋をデザインする事で心地よさを感じる提案の価値観も暮らしのシーンに如何ですか?。

2024年03月14日 | 和モダン 思想

 

伝統と現代的な暮らしのデザインと

奥ゆかしさが融合する

和モダンの暮らしの空間提案。

 

 

和風モダンとは、

日本の伝統美と現代的なスタイルの融合であり、

その魅力は独特です。

 

 

自然素材の使用したり

現代的な素材を融合させたり

カタチを工夫したり

といった事だけではなくて

和の雰囲気を醸し出す

設計とデザインの在り方。

 

 

モダンな要素のデザインによって、

新しい和の魅力が

生まれます。

 

 

和モダンの特徴と魅力、

そしてデザインのコツ。

 

 

和モダンの特徴と魅力。

和モダンの最大の魅力は、

和の伝統と

革新に対する融合にあります。

 

 

 

屋外や室内の視界に入る

外壁、屋根、床、壁、

天井、窓などを構成する素材の見え方は、

和モダンのデザインにおいて

中心的な役割を果たします。

 

 

これらの素材感は

日本の伝統的な建築やインテリアに

深く根ざしており、

自然な風合いと温もりを提供します。

 

 

さらに、

これらの素材は

心理的な環境にも

優しい選択肢としても注目されています。

 

 

モダンな家具の取り入れ

伝統的な和室には

見られなかったモダンな家具や

装飾品を取り入れることにより、

和モダンのスタイルは

更に繊細な粋を感じる事が出来るようになります。

 

 

例えば、

和洋のテーブルや椅子、

ソファやローボード(棚等)、

モダンな照明器具や

カーテンなどを使用することで、

空間はより使い勝手が良く、

視覚的にも魅力的になります。

 

 

 

落ち着いた雰囲気の維持。

和室の落ち着いた雰囲気を保ちつつ、

繊細な寸法取りと表現、

そして影や光を二次的なデザインとして

採用する事で

奥深さも感じやすい空間となります。

 

感度で心地をイメージする事は

和モダンの重要な側面です。

穏やかな色使いもありつつ、

激しい一面も持つ色の効能や

素材の質感、

そしてシンプルなラインは、

静けさと安らぎを提供します。

 

和モダンのデザインコツ

和モダンスタイルを取り入れる際には、

以下のようなコツが役立ちます。

 

和と洋のバランス・・・・・。

 

和風と洋風の要素を

適切にミックスする事で印象が整います。

 

ぼくが設計の際に心掛けているのは

住まい手さんの和と洋の感度にもよりますが

和を60%、洋を40%で織り交ぜています。

 

外観もそうですし

部屋全体の和と洋の比率を

その都度、

住まい手さんの価値観とあわせて

考慮することで、

バランスの取れた空間が生まれます。

 

例えば、

現代的なハイブランドな和のホテルライクを

イメージした住宅では

洋風の要素を多く取り入れつつ、

和風のアクセントを加えることで、

和モダンな雰囲気を創出できます。

 

開放感の演出・・・・・・。

家具は最小限に抑え、

部屋を広々とさせることが重要です。

 

家具の配置に注意を払い、

空間に余裕を持たせることで、

洗練された印象の部屋になります。

また、家具同士の間隔を十分に取ることで、

部屋全体に

開放感をもたらせますが

ココにも比率のデザインが重要で

表面的に見える色の比率、

サイズの比率と同時に

床と壁に対する

見える範囲のバランスという比率も

存在しています。

 

和風雑貨のアクセント

和風の雑貨や置物は、

部屋のアクセントとして

重要な役割を果たします。

 

選ぶ置物の質にこだわり、

部屋の全体的なテーマや色、

アートの意味する部分にわせて

配置することで、

統一感のある美しい空間を

生み出す事が可能になります。

 

 

和モダンというスタイルには

固定したものがありません。

 

 

伝統的な和の美しさと

現代的な機能性を

程よく柔軟に融合させたスタイルです。

 

 

このスタイルの魅力は、

素材の使用、

モダンな家具の取り入れ、

空間の開放感と閉塞感、

そして和の比率による

適切な配置によって際立ちます。


和モダンは、

日本の伝統と現代デザインの

美しい調和を実現する、

独創的で洗練されたスタイルです。

 

そのような魅力ある空間の価値について

感度よく暮らしに対して

豊かさを味わってみませんか?

 

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家を建てる事とその先にある暮らしへの想い、過ごす事の時間をどのようにカタチにするべきなのか、毎回原点に立ち返り設計とデザインの思想を間取りと暮らしにご提案しています。

2023年12月04日 | 和モダン 思想

 

想いの先にある家づくりを

大切にと考えています。

 

 

この数寄屋の和風住宅にも

そういった

住まい手さんの沢山の想いが

重ねられています。

 

和の粋を愉しみつつ

数寄屋の佇まいが生み出す

心の奥底まで清々しい想いが

あふれる暮らし。

 

 

家を建てる事を

目的として考えるのか

家を建てた先にある「様々な時間と暮らし」

その価値を考えるのか?

という手段と目的。

 

家を建てたいと思った時、

たくさんの「想い」が

あふれてくると思ます。

 

 

その「想い」を

叶えた先にあるのは、

毎日の暮らしを楽しむという

家族の幸せの時間、

そのものです。 

 

家族の暮らしで

基本となる家は、

一言では語りきれないと思います。

 

心も身体も幸せで

感受性豊かに成長できるような

暮らしとなるように、

たくさんの想いと

住まい手さん自身の

暮らしの経験が結び付いた

ライフプランを

住宅というカタチと間取りとして

デザインすることが大切といえます。

 

四季を感じ

五感を育むように・・・・・。

 

日本は梅雨を含めると

五季あるといわれています。

 

春夏秋冬の変化により

日本の情緒的な感性が

育まれると思います。

 

繊細であり

複雑でありつつ

やわらかな刺激のある住まい。

 

全てが「そう」という

訳ではありませんが

それぞれの家族に応じた

暮らしの心地良さを丁寧にと思います。

 

過ごす空間の意味を丁寧に

暮らしのデザインを大切に。

 

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和モダンの思想とそぎ落とす魅力の範囲、装飾だけではなくて外側と内側による別々の魅力の存在と様々な情報によって引き起こされるゆがみを本来のイメージに引き戻す設計とデザインの価値。

2023年12月01日 | 和モダン 思想

 

 

魅力的であるという事。

魅力的であるという事は

どういうことなのか?。

普段、

ごく自然に僕たちは

あの人は魅力的だ、

あの建築は魅力的だ等と

言っています。

それは例えば、

他にはない、

又は他の人は持っていないような

ずば抜けた何かをさして

言っている場合が多いかと・・・。

頭が良いとか、

センスがあるとか、

綺麗だとか、オシャレだとか。

 

偉いとか、

かっこいいとか、

かわいいとか、

やさしいとか・・・・etc。

 

多分、そんな類の事でしょう。

 

いろんな装飾を削ぎ落としたとしても、

いろんな錯覚を剥ぎ取ったとしても、

最後まで残り続ける

そんな魅力とは何なのか?。

はたして本当にそれが

魅力なのだろうかと

思いつつもそうして、

魅力的に見えるから、

という思い込みの先で、

新たな魅力を演じ

模倣してゆくだけなのではないのか?。

 

そのときに、

それが正しいかどうかは、

それほど問題にはならない

かも知れません。

 

正しくても間違っていても、

それをそのように

受け取った人にとっては、

そのように見える、

ということは本当以外の

何ものでもないはずですからね。

 

人の魅力は、

その人自身によってというよりも、

それを受け取り、

受容する他者の中で、

事後的に育まれてゆくといえます。

 

僕たちは内面の魅力についても

話しをすることがあります。

 

心がとってもきれいだとか、

優しいとか。

内面の魅力が

外面にも現れているとか。

 

あるものに対して

魅力を感じる際によく、

内面の持つ魅力に

引かれたなどと

勿体つけた説明をすることがありますが、

魅力とは内面や外面に

分けて論じられるものなのでしょうか。

 

魅力的なものに対して、

外面だとか、

内面だとかというように

その魅力について

説明ができるということ

不自然かもしれません。

 

なぜならそれは、

それについての説明が

できるということは、

そのものに付帯する

何らかの要素によって

魅力的であると判断したり

評価したりしている事に

つながるものだと思うんです。

 

取替えや分けて

考えることのできない、

そこにしかない

何かを魅力として感じている事には

ならないものだから。

 

外見だって、

単純に最も外側にある内面なのです。

 

魅力的であるということが

すでに社会の中で

説明がしやすいように

物語や既成の価値観の中に

押し込められているのでは?。

 

それはあたかも

社会による演出でもあり、

潤滑剤であるかのように。

 

色彩はある光の波長を吸収し

ある特定の波長だけを

反射したときに起こる現象です。

 

つまり見えている色は

ほんの一部の反射でしかない、

結局人間の知覚は

小さなレンジの中でしか発揮できない、

そしてその狭いレンジの中で

あらゆる表現が行われています。

 

ある哲学者が言っています。

 

イマジネーションとは

無から何かを生み出す力ではなく、

こわばった形式や常識、

形式の中で

ひずんでしまった物事の

本来のイメージを

本来のイメージに引き戻す力なのだと。

 

魅力ということに

あまりに翻弄されていは

しないでしょうか?

 

そこにはイマジネーションが

あるのでしょうか・・・。

 

自らが内面に抱える潜在的な何か、

どこにでもあるような何か、

それらを新しい回路や

関係性によって表出させること。

 

例えば恋人同士や

親子になって

始めてお互いの表面に

湧き上がるような魅力、

ありふれていたけど

時に突然に輝きだすような

人と人との交わり、

風景の中でその相乗効果により

互いに魅力的になるような建築、

はたまた住まい手との

相乗効果によって

さまざまに表情を変え

魅力的になるような空間。

 

紋切り型のイメージにより

定義されることから逃避するように、

さまざまに表情や

定義を変えてゆくような魅力。

 

そんな想像力のある、

そしてどこにでもあるような

日常的にある魅力的なものにこそ

暮らしの価値が存在しているのでは?

と思います。

 

過ごす空間の意味を丁寧に

デザインを大切にしたいと思います。

 

 

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思想から考えて設計するデザインの着地点、和モダンのイメージを悟りの窓や吉野窓から拡張しつつ心の在り処のような空間を風景と佇まいのデザインとして住まいの設計に。

2023年11月27日 | 和モダン 思想

 

風景や空間、

そして庭を切り取る空間の存在。

 

※門屋・塀を含んだ和モダンの佇まいをイメージした数寄屋の家提案

 

建築設計、特に住宅の設計に携わる際には

人を考え建物を考え、

どういった空間にする事が

最適な状態となるのか?

モノゴトを決める際、

何を入れて何を入れないべきかを

特に意識するようにしています。

※モダンな印象を障子のイメージでデザインしたステンドグラスでの丸窓

 

庭や風景、

そして佇まいをを

どのように空間へ入れるか、

思考に多くの時間をさきます。

 

窓そのものの存在が

見え方や感じ方を変えるからです。

 

窓のカタチやサイズで

その壁自体の印象も

空間もイメージも変わります。

 

勿論それだけではなくて

段説や遮熱の性能も

掃除の方法も

維持管理も・・・・・etc。

 

素材や材料、

ひとつひとつに意味があり

選定や提案にも意味があります。

 

皆さんも

素敵な空間があると

ついつい目がいってしまいませんか?

 

cafeや美術館のエントランス等

窓の印象で風景の見え方や感じ方

印象が変わりますよね。

※中庭を望む玄関先に悟りの窓をイメージした丸窓を設計

 

庭や気持ちの存在を

どのようにカタチへ反映するべきか、

窓への意識も大切にしています。

 

小さなスペースでも

庭の開放感と明るさに

眺めを進めてみようという

気持ちになる事はありませんか?。

※階段と余白の間に吉野窓をイメージした丸窓を設計

 

勿論それは家の中、

室内空間でも同じ。

 

室内の絞られた空間と

外の対比で

見え方も様々に変化します。

 

空間でどのような視線で

その窓を意識するのか?

 

空間での過ごし方に丁度良い

そんな窓や景色の意味が

大切だと考えていますよ。

 

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注文住宅を建てる際に考える事を前もって考える時間と検討する時間の密度を丁寧に、過ごし方と日常を意識したオーダーメードという選択肢での家造りと設計デザインのカンファレンスと満足度の提案。

2023年11月22日 | 和モダン 思想

 

注文住宅・マイホーム計画の事を色々と。

※和モダン住宅・もてなしの家外観

 

ホームページからの「お問い合わせ」にも色々。

※和モダン住宅・もてなしの家外観

 

何事にも「知る事」で変わる

価値観がありますよね。

※和モダン住宅・もてなしの家外観・軒下空間

 

※和モダン住宅・もてなしの家外観・中庭空間

 

最初の段階では、

分譲住宅や建売住宅と

注文住宅(売建を含む)はどんなところが

違うのですか?

 

と「お問い合わせ」をいただく事があります。

 

僕に限った話しではないかと思いますけど

注文住宅で家づくりを考える為には、

ご相談者さん(住まい手さん)と一緒に決めていくことが、

大まかにまずは3つの事があります。

 

それは、資金、間取り、仕様について。

 

でも・・・見えない部分も含めて

それらを含めて「暮らし方」という

総括なんです実は・・・。

 

では、資金、間取り、仕様とは、

どんなことかというと

 

「1.資金」については、

家づくりを「いくら?」で行うのか、

ということです。

 

今回は・・・資金の部分を

クローズアップして。

 

例えば「7500万円の家づくり」と言っても、

家そのものを7500万円で建てたいのか、

庭や玄関まわりの整備(外構工事)も含めて

7500万円なのかによって、

家づくりの資金計画は

大きく変わってきますよね。

 

例えば、土地を買うところから含めて

7500万円だったりすると、

家づくりにかけられる金額は、

土地を既にお持ちの方と比べると

大きく異なりますよね。

 

更に引っ越しや家具の購入費用まで入れての

7500万円なのか?

家の保険は?

土地(地盤)の調査や改良工事にかかる金額は?

その他税金などは?

などなど、ご相談の段階での予算が、

どこまでを考えられていらっしゃるのかによって

僕たちがご提案する家づくりの内容は

変わってきます。

 

建売住宅や売り建て住宅では、

保険費用や引越費用などは別にしても、

「この家は全部で○○円」といったように

決まっているところも多いです。

 

最近では地域での差はありますが、

振り切って1億円超え(億邸)の

分譲住宅も

多くなってきていますから・・・・・。

 

拘りの部分が

逆に提案されている空間のように。

 

普段の買い物をするのに

近い感覚なので、

イメージしやすいかも知れませんよね。

金額は普段の買いものとは

大きく異なってきますが・・・・・。

 

これに対して注文住宅では、

相談者さんご希望を考えながら

勿論希望としては「見えていない」けど

大事な部分、

必要となる部分に合わせて

家づくりをすることができるので、

そのお客様11人(ご家族)によって

金額は変わってくるのです。

 

オーダーメイドという考え方です。

 

フルオーダーもあれば

ハーフオーダーもそこには存在します。

 

例えば同じような家でも、

庭に水盤やデッキをつくって、

広い庭をガーテンテラスとして

過ごす時間を楽しみたい。

 

休日には大好きな趣味に

没頭する為の趣味室が欲しい。

 

好きなお酒を存分に雰囲気よく

味わうために

特別な時間を過ごす

のような部屋が欲しい。

 

車を眺める為の

ガラス張りのインナーガレージが欲しい。

和モダン住宅・もてなしの家玄関ホール

 

玄関ホールで応接ができるような

多目的な空間が欲しい。

和モダン住宅・もてなしの家広縁

 

縁側で和の趣を

存分に楽しみたい・・・・・。

 

光や風を取り入れる為に、

窓の形や大きさ、

デザインとしての趣などのアイデアが欲しい・・・・。

和モダン住宅・もてなしの家和室

 

そういった方では

金額が異なってきますよね。

 

注文住宅は建売住宅・分譲住宅とは違い、

自由度がある分、

金額もその都度上下して解りにくいといった、

お声も多く聞きます。

 

そういう部分も含めて「事例」や「体験」を

出来る限り初期の相談の段階で僕は

「ご案内」させていただいています。

和モダン住宅・もてなしの家LDK+L(プラスリビング)

 

 

和モダン住宅・もてなしの家+L(プラスリビング)

 

期間をとり、

そういった部分を体験、

経験することで

見えていなかった部分が見えて

可視化されていくことで

家づくりについて説明を聞くよりも

理解も予測も深まるという事。

※和モダン住宅・もてなしの家外観・夜景

 

そんな時間を体験、

経験してみませんか?

※和モダン住宅・もてなしの家外観・中庭夜景

 

家づくりを考える時間の大切な価値を

充実した時間として。

 

知る事で変化する「満足」と「価値観」も含み

住まいをつくり出す時間の中で

暮らしの事、丁寧に考えてみませんか?。

 

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日本の静謐な美と和風から落ち着きをもたらす和室の魅力を心地よく感じる畳のある暮らしのデザインと設計事務所が建築家の視点から和モダンの情緒を設計とデザインで暮らしに溶け込むように思考するカタチ。

2023年11月12日 | 和モダン 思想

日本の静謐な美と

落ち着きをもたらす和室の魅力。

 

和室 畳 日本間 間取り 和紙 障子 家 注文建築 注文住宅 摺り上げ障子 雪見障子

 

 

日本の静謐な美を表現する

ある種の贅沢な空間として、

改めて和室や茶室を

注文住宅に取り入れる人が増えています。

 

そんな和室の魅力を

十分に引き出すには、

どんなポイントがあるのか?。

 

和室に使用する畳にこだわるという事。

 

豪邸の和室 オシャレな和室 越前和紙 越前和紙の障子 障子 畳の間 日本間 和室 モリシゲの座卓 MORISHIGE 和風の家具 和室の家具 和モダンの家 注文住宅

 

 

 

和室の床に

敷き詰められる畳。

 

 

 

真壁の和室 和室 古風な和室 和室 床の間 和風の家 和モダン 和風モダン 高級和風住宅 和室のデザイン

 

 

イグサの香りが

心を落ち着かせてくれるとともに、

クッション性があり

足にも優しく、

足元の冷気も防いでくれる効果もあり、

畳は日本の風土に対しても

とても良い床材です。

 

そんな畳ですが、

和室とする空間の雰囲気に合わせ、

色や形を選択していくことも可能です。

 

和室をデザインしていくときは、

畳の色や形も

重要なアクセントになります。

 

ですので和室や茶室の

テイストを決定するときは、

まずは畳にこだわった

和室づくりも一考。

 

日本建築の技術を取り入れた造り。

 

日本建築の伝統的な

様式美を取り入れることができるのも、

和室があればこそ。

 

天井や建具に活かされる

日本建築の技術は、

木材の重厚さや

素材の美しさを十分に反映させ、

和室全体を静謐でありながら

落ち着ける場所として

存在させています。

 

光を透かす障子 障子 オシャレな障子 障子のデザイン デザイナーズ住宅 和風の家 和モダンの家 和風モダンの家

 

和紙で作られる障子は、

外からの光を柔らかくしてくれるのも、

日本らしい風情の

一つだと考えています。

 

お洒落な和室 縁側 和室 モダンな和室 和モダン 和風モダン デザイン 和室のある家 和風の家 和風住宅のデザイン

 

床の間をしつらえるなど、

日本伝統の部屋を

考えてくことも良いですが、

日本建築の良さを活かした

現代風のデザインにしていくのも

暮らしの深みを生み出す考え方。

 

和モダン 和風モダン モダン和風 畳の間 モダン オシャレな和室 モダンな和室 オシャレな座卓 インテリア インテリアコーディネート 和室のデザイン

 

和と洋の同居・融合にこだわる

和モダンの和室と

洋室では部屋の「つくり」はもちろん、

見る側に与える雰囲気も

全く変わります。

 

豪邸の和室 和洋折衷 和洋折衷の和室 和室のデザイン オシャレな和室 琉球畳 琉球風畳

 

下手をしてしまえば、

それぞれが主張しあって

ちぐはぐな印象を

与えることになってしまう

可能性もあります。

 

そのような事態を避けるためには、

和室から洋室、

洋室から和室への

切り替えに設計独自の工夫を凝らし、

2つを1つの邸内に

うまく同居させていく必要があります。

 

モダンな和室 和室 畳の間 琉球畳 畳のデザイン 琉球風畳 オシャレな畳 デザイナーズ住宅の和室 和モダン

 

例えば、

2つの間の動線を長くとることで、

和と洋の切り替えを

スムースにするなど、

住宅全体の雰囲気にも合わせつつ、

自分達の暮らしにとって

最適なイメージを・・・・・。

 

和室をつくる際に注意したいポイント。

 

畳のメンテナンス時期

に注意するという事。

 

畳は一度敷いたら

永久的にそのままでよい

という床材ではなく、

色あせや擦り切れなど

年数の経過によって劣化していきます。

 

そのため、

経過年数によっては

メンテナンスが必要となってくる

素材です。

 

畳表を裏返すメンテナンスは、

色あせや汚れが目立ってくる

2~3年目に、

畳表の張替メンテナンスは、

畳表そのものが痛んでくる

5年目をめどに行うのが良いとされます。

 

そして畳の寿命と言われる

10年~15年で

畳を新しいものに交換するといった、

和室のメンテナンス時期を

逃してしまわないよう、

和室の状態を良好に・・・・・。

 

大きな家具の配置を避ける。

 

畳の特徴として、

クッション性があり

足への衝撃が少ないというものがあります。

 

つまり、

クッション性がある分、

畳の上に大きな家具など

重さのあるものを配置してしまうと

その重さで家具を

置いた跡が畳に

残るという事です。

 

また、畳の色あせなども

家具を置くと場合によって

そこだけ違ってくるので、

家具を移動して

模様替えを行う時に

違和感とならない工夫も大切。

 

和室の雰囲気を大切にし、

美しい状態を保つというためにも、

内装を手掛ける際に

極力大きな家具を

配置することを避けていくように

注意するとともに、

和室の収納についても

考えておくことは大切。

 

ペット対策を考える。

 

フローリングの床と違って、

滑りにくい畳の和室は、

ペットにとっても

居心地の良い空間と

言えるかもしれません。

 

ですが、

ペットたちの爪によって

畳表が傷ついたり、

畳自体にペットのにおいが

移ってしまったりという

デメリットも存在します。

 

勿論「洋室」も

別の意味でいろいろな

検討事項がありますので

家全体で「それら」を考えるように。

 

話しをもとに戻すと

こうしたペットによる状態の変化を

避けるためには、

それに対応した畳を使用するというのも、

一つの方法として挙げられます。

 

また、子供さんのいるご家庭でも、

勢いで障子を破ってしまうことを予測して、

破れにくい障子紙を取り入れるなど、

対策を取ることも考え方のひとつです。

 

和室をセンスの良いデザインに

仕上げるコツ。

 

シンプルモダンの和室 シンプルな和室 和風の家 オシャレな和室 和室のデザイン オシャレ

 

内装デザインは引き算でまとめる。

 

和室や茶室等を

デザインしていくにあたって、

その部屋の雰囲気を決めていくのは、

床に敷いていく畳の色合いであったり、

建具のしつらえや

壁の仕上げ等であることが大きいもの。

 

床の間 オシャレな和室  リフォームした和室 和室のデザイン オシャレなデザイン 和モダン 和風モダン モダン和風 畳 生け花 茶室 床の間

 

つまり、洋室のように

インテリアで内装の雰囲気を

整えていくというのとは逆に、

あくまでもシンプルに、

無駄を省いて

デザインを考えていくことこそ、

センスの良い和室にしていく

ポイントと言えます。

 

日本らしい美しさが

そうしたシンプルさの中にある、

ということもありますが、

リビングにも客間にも

寝室にもなる部屋の柔軟性という、

和室ならではの特徴も

それらの大きな理由となっています。

 

和室の持つ魅力を再考しながら

家造りを考える際には

心を洗うような和の趣を

取り入れてみる事も良いかと思います。

 

過ごし方をデザインする

和の趣と引き算の効能。

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ご相談・ご質問・ご依頼は

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原点回帰という訳ではありませんが住宅設計と暮らしの趣に和風住宅の存在と過ごし方のイメージ、旅館のように暮らす過ごし方も和の設計デザインで満たされる空間に。

2023年11月08日 | 和モダン 思想

※おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家・母屋・門屋・車庫外観

※おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家・母屋

 

設計実例でホームページに

掲載中の和風住宅に関して、

ご相談やご質問を

頂戴する事も多いので

ここでも少し書いておこうと思います。

※おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家・夜景外観

 

昔ながらの安心感と温かみのある

日本風・純和風の家は、

旅館のようにも安らげる空間。

日本の気候や風土に適していることで

和をモチーフにした家を建てたい

考える方も多くいらっしゃいます。

※おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家・母屋夜景

事実、

おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家は

雑誌社からのお問い合わせも

よくいただきます。

※おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家・夜景軒下外観

 

色々ご興味を持たれている方も

お問い合わせをいただきますので

数寄屋の家・和風の家に関する

計画のポイント等。

 

※もてなしの家・和のエスプリを継ぐ家・門屋・外観

 

※もてなしの家・和のエスプリを継ぐ家・外観

※もてなしの家・和のエスプリを継ぐ家・夜景外観

※もてなしの家・和のエスプリを継ぐ家・夜景中庭

 

純和風、高級住宅で

格調の高い家を目指すのであれば、

屋根の形状、屋根瓦の選定、

軒樋(のきどい)と軒受金物(というけかなもの)の

選定に気を配る事。

 

屋根の形状からも

和の雰囲気を醸し出す。

出来る限りシンプルにそして重厚に。

次に屋根瓦の選定。

和風や純和風の家に欠かせないのが、

和風の装いを

より一層際立たせてくれる和瓦。

 

中でも、鬼瓦という

鬼の顔の装飾が施された瓦。

 

鬼瓦には、鬼を見方に付けて

厄を払うという魔除けの意味の他にも、

建物を雨水から守るという

実用的な役割もあります。

 

また和瓦は、瓦職人の熟練した技術により

末永く持ついわれる

建築材料です。

末永く家を守ってくれる屋根にする為にも、

瓦選びや業者選びは

慎重に行うことをおすすめします。

 

軒樋と樋受金物。

和風の家を計画するには、

軒樋(のきどい)と

樋受金物(というけかなもの)の

品質やデザインにも気を配るべきです。

 

軒樋とは屋根の軒下に設置された

長い建材で、

屋根に降り注いだ雨水を集めて

スムーズに排水するための、

雨水の通り道です。

 

そしてその軒樋を受ける金物のことを

樋受金物と呼びます。

 

軒樋と樋受金物は

建物の見た目を左右する部材ですが

大量の雨水や酸性雨にも

耐えられる耐久性の高い素材を

選ぶように・・・・・。

 

外壁について。

木造の家をつくるときの

軸組み工法では

「真壁(しんかべ)工法」と

「大壁(おおかべ)工法」の

2タイプの壁の納め方があります。

 

真壁工法は、

意図的に柱や梁を露出させるので

重厚な和の雰囲気が

強く出せますが、

壁の厚みが薄くなるため

耐久性や気密断熱性が

低くなるというデメリットがあります。

 

大壁工法は、

柱や梁などの構造体を

壁や天井の中に隠す工法であり、

近年の高気密・高断熱住宅は

大壁工法にすることによって

耐久性や気密断熱性を

高く保っています。

 

和風の家づくりでは、

真壁工法で外壁を計画するのが

風情を生みますが、

真壁工法では

気密性能や断熱性能の

確保が困難なため、

大壁工法で計画するか

又は大壁工法の上から

真壁工法に見えるような

付け柱を設けるという

手法を考慮する事もあります。

 

そうすることで、

重厚な和風の外観を生み出しつつも、

気密断熱性能を確保した

住宅をつくる事が可能です。

 

日本風・純和風の住宅で

次のポイントとして内壁と天井。

※おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家・和室・客間

 

内壁については

外壁の項目でもお話させていただきましたが、

内装においても大壁工法で

内壁をつくり、

耐久性や気密断熱性能を確保しつつ、

付け柱で真壁工法のような

和風に見せるという工夫も

一つだと思います。

 

そうすることで、

和風の雰囲気を壊さないで、

冬暖かく夏涼しい

現代の環境に応じつつも

暮らしに違和感の無い住宅を

手に入れる事ができます。

※もてなしの家・和のエスプリを継ぐ家・和室

 

天井について。

純和風の家にするのであれば、

折上格天井(おりあげごうてんじょう)や

竿縁天井(さおぶちてんじょう)といった

格式高い和風デザインの

天井を取り入れることも

視野に入れてみてください。

 

折上格天井とは

碁盤目に組んだ角材の上に

裏板を張った天井で、

中央部が一段高くなっている

重厚なつくりの天井です。

竿縁天井とは、壁面の上端に沿って

備えつけた回り縁に「竿縁」と呼ばれる

細い横木を等間隔で平行に通し、

その上に天井板を乗せた天井であり、

日本建築で一般的に用いられる

伝統的な和室天井です。

 

間取りについて。

日本風・純和風の住宅として

家をつくる間取りのポイントとして、

洋風の空間を計画する場合と

縁側や茶室について・。

 

洋風の空間を計画する場合、

外観が和風の家でも、

内装に洋風テイストを

取り入れることはよくあります。

※おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家・LDK

 

例えば、

和のテイストをメインとした上で

洋風テイストや

現代的なイメージを取り入れる

和モダンな部屋では、

フローリングに

ソファーやダイニングテーブルを

設置するといったような、

洋風のインテリアを

おしゃれに楽しむことも可能です。

 

※もてなしの家・和のエスプリを継ぐ家・LDK+L

 

※もてなしの家・和のエスプリを継ぐ家・L(LDKから続くメインリビング)

 

洋風の空間を取り入れたい場合は、

完全に和風にする空間と、

洋風テイストを取り入れる空間の

エリアをどのように分けて、

雰囲気を愉しむのかも

計画的に間取りの設計を行うように。

 

縁側や広縁の存在。

和風の家屋の多くには

昔から「縁側」や「広縁(ひろえん)」といった

日本家屋独特の空間が設けられていますよね。

※もてなしの家・和のエスプリを継ぐ家・回廊型広縁

 

一般的な縁側は

幅が約90㎝程度のもので、

幅が120㎝ほどになる縁側を

広縁と呼びます。

 

縁側には部屋と部屋を

行き来する廊下の役割や、

現代的に言うと「ダブルスキン」のような

温度を調節する

機能がありますが、

その他にもイスや

テーブルを置いて

和の空間で

テラスのような空間として

利用することもできます。

 

日本風・純和風の住宅を

計画する為に大事な玄関の趣。

 

引き違いの格子戸、

飾り棚、奥行きについて。

 

引き違いの格子戸。

純和風の玄関扉といえば、

伝統的な和風のデザインである

引き違いの格子戸を

取り入れる事で

全体の雰囲気も・・・・・。

※もてなしの家・和のエスプリを継ぐ家・玄関+玄関ホール

 

大きな引き違い、

又は引き分け格子戸を

設置するには、

玄関の幅は1間半〜2間(約2.7m〜3.6m)

程度必要となります。

引き違いの格子戸は

その雰囲気が

和風住宅にマッチして見栄えも良く、

通気性も優れている反面、

防犯面が心配な方も

多いかと思います。

 

そういった場合は、

二重扉にするなど

工夫をすることで防犯性を確保しつつ、

格子戸を閉めたままでも

風を通すことができます。

※もてなしの家・和のエスプリを継ぐ家・玄関+玄関ホール

 

飾り棚の雰囲気。

玄関の壁は、

和風のインテリアを演出するのに

最も効果的な場所です。

※おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家・玄関+玄関ホール

 

玄関やホールの壁に

飾り棚を設置することで、

季節の花を飾ったり

焼き物や和装を飾る等

日々変化のある玄関の装いを

楽しむことができます。

※おおらかに暮らしを包み込む数寄屋の家・玄関+玄関ホール

 

あまり多くをという事でなくて

余白を引き算でデザインして

凛とした演出を

楽しんでみてください。

 

ライフスタイルにあわせて

空間の比率を

どのように考えるべきなのか?

 

それによって和の趣も

居心地も随分変わります。

 

日常にどのような和の世界観を

表現し暮らしを愉しむのか?

 

和風の家での

過ごし方の質的な向上に

つながると思いますよ。

 

暮らしの空間を丁寧に考えてみませんか?

 

住まいの設計・デザイン

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暮らしを味わう和の趣を丁寧に提案、過ごし方のシーンに和から感じ取る心地よさを意識して暮らす家の在り方も過ごし方の多様性に、四季の移ろいと共に優雅な暮らしの風景を。

2023年10月10日 | 和モダン 思想

 

和をモダンに味わいながら

優雅に佇まいを愉しむ暮らしのカタチ。

※和をモチーフに数寄屋を意識した

 タイル張りの和風住宅設計デザイン事例

 

※越前和紙を採用して陰翳礼讃の暮らしを提案

 

※越前和紙を採用して陰翳礼讃の暮らしを提案

 

特別な越前和紙の

障子が醸し出す

優雅な和の趣を感じながら

暮らす家。

※洋間であるリビングと和室を繋ぐ

 障子としての越前和紙の趣

 

襖や障子で

緩く部屋と部屋を繋ぎ、

奥にいる人を

気遣う心を大切にしながら、

ひとつなぎの空間で

暮らす間取り。

 

間取りの特徴は

人と人とのつながりの再構築、

家族の居心地の良い

繋がりとなるように

デザインを考えています。

 

私たちは

より多くの個室を

求めてしまいがちですが、

大きな空間の中でも

家族それぞれが

自分にとっての居場所を感じ、

ある意味それで

十分に足りると思える

豊かさを実感できる

心が豊かになる空間。

 

住まい手さんに応じた

家族の暮らしを

提案しています。

※障子の日本間(和室)から続く縁側に

    季節と時間で変化する中庭の趣を愉しむ暮らし

※夜の時間に浮かび上がる中庭の風情

 

回遊性があり

ぐるっと回る事が出来る

散策路のように、

移動の途中にも

窓の外側に景色を感じたり

暮らしを構成する

素材感の愉しみを

味わう住まいの在り方。

 

季節を通じて

新しい景色や光の陰影に

出会うことが出来る、

そんな間取りが

ある意味で

風通しの良い暮らしを

生み出すと考えています。

 

和の趣から

暮らしを心地よく

感じてみませんか?。

 

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和モダンの家と和の情緒ある暮らしの空間提案を丁寧に、障子から繊細に感じる和の趣を心地よく感じる住まいのカタチ。

2023年10月07日 | 和モダン 思想

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※障子を介して繋がる玄関ホールとリビングへの出入口提案

 

和の趣ある空間の提案。

 

障子は日本の繊細な美意識と

空間の可変的な広がりを

身近に感じます。

 

※和の情緒を愉しむ仕掛けを味わう玄関ホールの粋

 

※障子を開けると畳を中心に配置した和モダンのリビング空間へ

 

※和の心地を感じる畳リビングのある家提案デザイン

 

※モダンな和の趣を持たせた畳の間(日本間)和室も情緒ある暮らしの空間に提案

 

和紙は強い日差しを拡散し、

柔らかく室内へ取込み、

しなやかな空気を

生み出します。

Japanese-styled sliding doors

with washi paper allow guests to immerse

themselves in the most

exquisite and sophisticated

aesthetic traditions.

 

Direct sunlight diffused

through the washi paper

creates a tender and cozy atmosphere.

 

居心地の良さと

繊細な和の空間を心地に。

 

Cozy and Enjoy

the comfort of a delicate Japanese space.

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◻︎住宅相談など
各種お問い合わせは
HPお問い合わせより
受け付けています。

※すでにご予約が入っている
日時がありますが
ご希望の日時がございましたら
当社HPお問い合わせ
又は
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和の趣を丁寧に感じるモダンな空間の提案から居心地のデザインへ、住まい手さんの価値観を設計しながら満たされる時間を生み出す空間の存在感をイメージするように間取りの付加価値と工夫をカタチに。

2023年07月10日 | 和モダン 思想

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

 

※和の粋を凝らした数寄屋の家玄関

 

※和の粋を凝らした数寄屋の家玄関

 

 

日本の気候には四季があり、

それぞれの「彩り(いろどり)」が存在します。

 

単純な見た目だけど和のデザイン、

という事ではなく、

四季を通じた快適性と

暮らしの趣を目指した

空間デザインやパッシブデザイン、

飽きのこない設えや「つくり」、

経年変化を楽しむ事が出来る

暮らしをご提案しています。

 

※広い庭を眺めるリビングからも玄関ホールと共有した坪庭を眺めることが出来る間取り

 

 

※風景を様々な角度から愉しむことが出来るLDKの奥行きのある幅構成

 

庭の「つくり」となる

一体感を「コの字型」の配置で

窓に近い距離で美しく

優雅に風景を感じる

和とモダンが融合した家。

 

※風景を様々な角度から愉しむことが出来るLDKの奥行きのある幅構成

※LDK空間・キッチンから眺める風景の彩も間取りに溶け込むように提案

 

時間と空間に風情を纏うような和の趣。

 

時間を満喫するという

考え方の中に

風景と室内のつくりを

バランスよく楽しむことが出来る

佇まいと風景のデザインの提案。

 

※前庭に面した「セカンドリビング」から繋がる洋室化した畳の間、隙間を利用した和の情緒ある裏庭を眺める空間提案

 

※本格的な日本間(和室)で風情を楽しむ空間構成の提案をLDKと廊下を挟み提案・庭は回遊する裏庭+廊下を挟んだ坪庭を眺める工夫を提案

※座面から雪見障子を介して眺めるセカンドリビングと繋がる裏庭の風景

 

過ごし方をどのような角度から

イメージするのかによって

建築と共に

庭の在り方も存在そのもの

意味の成し方が変わります。

 

そういった暮らしを

実現する為のプロセスを

デザインする事も

建築家や設計者の仕事です。

 

ですので家造りについても

暮らしの事についても

小さな相談ごとでも

大切に丁寧に対応させていただいています。

 

知りたいこと、

分からないこと

まずは疑問を解消することが

あなたの家づくりを楽しくスタートさせる第一歩です。

 

よく考えた住まいは

暮しが楽しくなる。

 

【相談予約方法】

オフィシャルホームページの

問合わせフォームからご連絡ください。

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和モダンの思考と暮らしの品位、過ごし方の風景に中間領域という場の価値観、設計デザインの趣に「軒下の空間」を過ごし方の魅力の場として暮らしに取り入れる魅力。

2023年05月01日 | 和モダン 思想

よく考えた住まいは暮らしが楽しくなる。

 

※軒下空間を中間領域として中庭テラスとつながる和モダンの家・設計事例

 

※軒下空間を中間領域として中庭テラスとつながる和モダンの家・設計事例

 

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

 

※軒下空間を中間領域として中庭テラスとつながる和モダンの家・設計事例

 

心地よいと思える場所を創出するように。

建築で問われることの多い

中間領域という考え方。

 

※軒下空間を中間領域として中庭テラスとつながる和モダンの家・設計事例

 

 

字面はいかにも専門的で

難しそうな印象ですが、

外のような中、

中のような外、

総じて「境界が曖昧な空間」のことを指します。

 

※軒下空間を中間領域として中庭テラスとつながる和モダンの家・設計事例

 

 

例えば、日本建築における軒下の空間。

 

風が通り外の緑に近づくことができるけど、

守られているような場所。

 

壁に囲まれたではなく

屋根に覆われた感覚的な安心感と居住性。

 

住宅において、

その要素をどのように取り入れて具現化するべきか?

 

暮らしの環境や価値観

生活のスタイルにより様々なアプローチがあるかと思います

 

暮しに取り入れる場のイメージ。

 

今の季節、新緑を感じつつ

清々しい気分を味わえるような場所。

 

四季によって「移ろう」風景としての庭を愉しんだり。

上品な季節の風景を

愛でる事で生まれる感覚。

 

時間の変化で陰影が生み出す情緒。

 

暮らしの中に

どのような情景が見えるでしょうか?。

 

安心感と開放感。

 

建築を体感することで知る事の出来る

空間から生まれる優位性。

 

大切なのは、

なぜその場所が気持ち良いか紐解き、

現代の住環境に活かすことです。

 

その根底にあるものを思考することで、

建築の設計とデザインは

そこから広がる枝葉のように、

暮らしの可能性は広がるのだと思います。

 

住まい手のみなさまの暮らしが

より良い価値ある「時間を過ごす場」となるように

暮らしの質感を丁寧に。

 

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

居心地をゆだねてみませんか?

 

◼️設計デザインの問い合わせ
ご相談・ご質問・ご依頼等は
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暮らしのふとした時間に心地よさを感じる「体感」と「五感」を丁寧に設計するデザインと過ごし方の提案、間取りや素材とどうように目で見たり耳で聞いたり香りを感じる空間の意味。

2023年04月27日 | 和モダン 思想

よく考えた住まいは暮らしが楽しくなる。

 

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

 

※設計デザインのイメージCG実例

 

空間と質感に囲まれる暮しに一工夫という丁寧な過ごし方。

 

夏が近づいたり暑い日が続くと

エアコンをつけて暑さ対策をすることが

ほとんどかと思います。

 

勿論「それ」も過ごし方を快適に考える事です。

 

でも、例えばですが

家の窓に風鈴をつけ、

窓を開けると

風がスーと流れ

部屋の中に風鈴の音がやんわりと響く時間。

 

風を肌で感じるだけでなく、

音から風が通ったことを教えられます。

 

「耳から涼しさ」を感じるという時間。

 

夏になると無性に透き通った食器を

使いたくなります。

 

普段白やその他の色でカラーリングされた

食器で食事の時間を過ごしているものを

料理にもよりますが、

透明のお皿にのせてみてください。

 

「目から涼しさ」を感じます。

 

飲み物でも

グラスに注がれた液体の中で

ゆれる氷からも

涼しさを感じることがあります。

 

見慣れた光景であっても、

日によってはすごく素敵に思えるものです。

 

「窓に風鈴をつける」、

「透き通った食器を使う」。

これだけではありませんが

だけど・・・このように何気ない生活に「ひと工夫」をすることから

生まれる感覚があると思います。

 

小さなことでも

暮らしを豊かにしてくれるものが

身の周りにはあふれていると思います。

 

風景を眺めて感動する事ありますよね。

香りを感じて優しい気持ちになったり。

 

建築の空間に付随するそれぞれの感じ方。

僕はデザインの中に

そういった感性の部分をキチンと

住まい手さんの価値観に応じて

程よく提案するように「配慮の設計」も

大切だと思っています。

 

人それぞれにある感覚に目を向け

暮らしの提案を丁寧に。

 

場所の持つ意味を

丁寧に仕上げるように。

 

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

居心地をゆだねてみませんか?

 

◼️設計デザインの問い合わせ
ご相談・ご質問・ご依頼等は
やまぐち建築設計室
オフィシャルホームページ

お問い合わせフォームから
お申し込みください。
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やまぐち建築設計室
建築家 山口哲央
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家を計画するという事、間取りの構成要素だけに目を向けるのではなくて、暮らしそのものに着目して暮らしの環境を丁寧に、設計デザインを通じて価値観を反映する住まいに。

2023年04月13日 | 和モダン 思想

よく考えた住まいは暮しが楽しくなる。

 

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※中庭のある家の提案、外側に向かって開くのではなくて家本体が周辺を囲い内側に広さを生み出す提案事例

 

住宅設計にとって

本当に大切なこと。

 

単純に住宅という器を設計するだけでは、

住まい手さんご家族にとって

本当に気持ちの良い住まいにはなりません。

 

ライフスタイルをプランとして、

デザインする

それこそ本当に大切なことだと思います。

 

暮らしそのもののコンサルティング。

 

その地域の特性、

敷地自体のもっている様々な条件を読み取り、

敷地全体を活かしきった

デザインを施すこと。

 

そして、素材、色、形を伴った空間は

人の心や身体に対して

とても大きな影響を及ぼすということに

配慮しながら、

光の入り方、風の抜け方を考え、

空間にその家族の価値観にそって

心地よい広がりをもたせるよう、

外部と内部の空間、

そしてそれを繋ぐ空間を

デザインしていくように。

 

その空間で繰り広げられる人々の生活が、

より豊かで充実したものとなるよう、

暮らしを基本テーマに、

「家に居るときが 一番楽しくて、憩える」と

感じていただけるような

魅力の創出を丁寧に考えています。

 

間取りの計画は「ひととなり」です。

 

場所の持つ意味を

丁寧に仕上げるように。

 

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

居心地をゆだねてみませんか?

 

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