奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

建築確認・検査・審査省略制度の対象範囲が変わります、リノベーションやリフォームでも詳細な打ち合わせと工事中の変更の有無によって住まい手さんの入居時期との関係性も。

2024年02月08日 | リフォーム・リノベーション

リフォームやリノベーションの事、

建築基準法等、

法律に基づいて考慮していて

手続き不要だった内容にも

来年の4月から建築基準法が改正され、

今までやっていた

リノベーションが

手続き不要ではなくなる

ケースもあります。

 

建築の設計実務者界隈では

話題になっていますが、

実際にリノベーションを検討している

エンドユーザーさん(住まい手さん)にとっては、

全然知らない情報かもしれません。

 

工事業者さん、

リフォーム業者さんも

知らないケースもありますね。

 

勿論、構造やリフォームする内容

地域によって以前からも

手続きは必要でしたが

以前手続き不要だった

工事内容でのリフォームも、

2025年度からは

詳細を検討して

確認申請が必要になります。

 

まずは状況整理が先決です。

 

ご相談・ご質問・ご依頼は

■やまぐち建築設計室■

ホームぺージ・Contact/お問い合わせフォームから

気軽にご連絡ください。

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■やまぐち建築設計室■

 建築家 山口哲央

奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

https://www.y-kenchiku.jp/

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リノベーション、大体どれくらいのお値段で出来ますかというご相談も寄せられます、いつも営業トークではなくて本音でお話しをさせていただいています。

2023年11月23日 | リフォーム・リノベーション

 

リノベーション(リフォーム)って、

だいたいどれくらいのお値段でできますか?

というご相談もよく寄せられます。

※リノベーション案件での解体現場・解体工事で再度精密に現場を調査する事は重要

 

※床下調査をした際に不審だった部分も解体して調査して、このような状態を改善します(新しく基礎をつくる)

 

※リノベーション工事で基礎補強と土台補強・構造補強を含めたリフォーム

 

実際に僕のアトリエにも

新築に限らず、

リフォーム・リノベーションでの

ご相談に来られる方々も

多くいらっしゃいます。

 

※解体工事・解体調査前の和室の状態

 

※家全体のリノベーション計画なので細部まで解体時に調整と調査

 

※和室部分全体のリノベーションの完成状況・家全体のデザインと性能共に改善

 

様々な事情から

「リフォーム・リノベーション」を

皆さん検討されています。

※玄関ホール部分の解体工事・調査前の状態

 

※解体調査後の補強工事・柱や梁・筋交いといった骨組みの補強中の様子

 

※玄関・ホールのリフォーム・リノベーション後(和室の障子建具はクリーニングと障子の張り替えで古い味を残すプラン)

※玄関・ホールのリフォーム・リノベーション後(和室の障子建具はクリーニングと障子の張り替えで古い味を残すプラン)

 

暑さや寒さに関して改善を考えておられたり

設備機器類、キッチンやトイレ、洗面、

バスルームなどの老朽化、

建物の安全や構造の不安、

そもそも家族構成が変わり

住み方が変化している、

使い勝手が悪く感じるようになった等、

そのライフスタイルの変化や

建て物の経年経過・・・・・etc。

※建物外壁・外周部も補強のため解体して構造補強を施す工事・外観の仕上げも一新

 

実際に「したいこと」と

「するべきこと」によって

金額は幅広く変わるという事。

 

※既存DK+廊下+廊下奥のトイレ・浴室・階段等の位置を変えて間取りを一新する計画で現場調査と補強計画

 

※解体後の耐震補強工事+断熱材等の入れ替えで温熱環境・省エネ・リフォームも同時展開

 

※階段の向きも変更しリビング階段に取り込み、閉鎖的なDK+廊下・水まわりの構造補強を施し開放的なLDK空間にリノベーション

 

※階段の向きも変更しリビング階段に取り込み、閉鎖的なDK+廊下・水まわりの構造補強を施し開放的なLDK空間にリノベーション

 

ひとくちにリノベーション(リフォーム)

といっても、

どこからどこまでするか?

それによって金額は大きく変わります。

 

例えば、仮にトイレのリフォームを例にとっても

便器だけの設備的な交換

最近は節水型も多いので排水経路も

リフォームする

床や壁も含めて空間を一新。

断熱や遮熱を考えて

窓も入替またはリフォーム用窓の増設

逆に壁を増やして

耐震というように、

希望内容や行うべき工事内容が異なれば、

単純に「トイレ」といっても

金額も10万円台〜100万円台までと

値段も大きく変わってくるので、

一概に言えません。

※トイレスペースのリノベーション・配管ルートからも位置変更

 

僕の経験談からいえば、

節水型のトイレに入れ替える場合、

排水状態の確認や

排水パイプのルートや傾斜の確認、

見直しは「マスト」です。

 

節水ですから・・・・・。

節水型の便器内では流れても

排水ルートで流れずに

「場合によっては」という事もありますから。

 

節水は良い事ですが

トイレの使用時も

便器掃除の際も

流す回数は逆に増える事もありますよ。

余談ですが、

実際に節水型トイレを使用したり

トイレ掃除をすると

よくわかると思います・・・・・。

 

少し話しはそれましたが、

話をもとも戻すと、

同じ間取りであっても使う

「材料・素材・建材・設備・仕上げ」で

価格は変わります。

車のグレード等とよく似ています。

同じ車種でもその車種のグレードによって

価格も性能も車内の仕上げも

異なりますよね。

 

家全体のリフォーム予算によって

見た目はキレイな家に「新築そっくり」に

という場合もあれば、

本来の「リフォーム」や「リノベーション」を

行おうとする「手段」と「目的」を考えて

現在の内装や外装を解体をして

断熱や耐震などの性能もアップしたい

となれば、使う材料や設備、

窓の入れ替え箇所などによって

考え方も価格も・・・・工事期間も

変わるという事です。

 

いずれにしても、

見た目だけの

リノベーション(リフォーム)を行うのは、

後々余計に

費用がかかってしまうケースが多いです。

 

せっかく「リノベーション」や

「リフォーム」の

機会があり

改善を行うのですから、

しっかり今の状態を見据えて

「今」と「この先」を見越して

リノベーション(リフォーム)することを

おすすめします。

 

そのためには、

契約の為ではなくて

正直に内容について話し、

親身になって相談にのってくれる

不動産会社だったり

工事を行う事の出来る

適正な工務店を見つけることが大事です。

 

皆さんの仕事と同じように

不動産会社や工務店にも

得意・不得意がありますから。

 

正直でありつつ、

価格だけにとらわれずに、

しっかり現地を見たうえで

内容を説明してくれるような

価値観の共有も出来て

営業トークではなく「本当の事」を

話してくれる

「よい店」「よい会社」を見極めて、

後悔のないリノベーション(リフォーム)を

してください。

 

皆・・・「話すことが異なる」ので

判断を迷うとは思いますが

「結婚の決め手」のような状態を

想像すると

分かりやすいかもしれません。

 

ご相談・ご質問・ご依頼は

ホームページContact/お問い合わせフォームから

気軽にご連絡ください。

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最近ご相談の多い内容で 「空き家活用」について お問い合わせを受ける事もあります。リフォームやリノベーション・古民家活用でセカンドステージや週末住宅、遊び場計画も一つの価値観です。

2023年10月09日 | リフォーム・リノベーション

最近ご相談の多い内容で

「空き家活用」について

お問い合わせを受ける事もあります。

 

先々週も、古民家を活用しての

自分たちにとっての

休日の「遊び場」を

つくりたいというご相談案件が

入っていたり

事業活用したいとの

ご相談をいただいたり。

 

※古民家リノベーション・リフォームで生まれ変わった空間

 

そういう事もあり、

空き家の活用に

お困りの方へ・・・・・。

 

※古民家リノベーション・リフォームで生まれ変わった空間

 

大切にしてきた

実家や住まいもそうですが

空き家を活用したいけど

どうしたらいいか分からない。

 

そんなご相談が

徐々に増えつつあります。

 

※古民家リノベーション・リフォームで生まれ変わった空間

 

古民家活用もそうなのですが

日本の心地良い美がある空間を

テーマとして、

手間をかけた手仕事や

地域の美しさを

継承することも

大切に考えています。

 

先代からの思いを受け継ぎ、

空き家に再び生命を吹き込み

地域の魅力を活性化

する事も丁寧に提案しています。

 

用途は宿泊施設や

ギャラリー

週末住宅なども含め

飲食店や地域交流の場としてもそうですが

最近は「遊び場」としても

ご相談をいただくケースもあります。

 

勿論例えばですが「商店」や「事業活用」も

一つの考え方ですし

週末にのんびりする「セカンドハウス」や

「趣味を満喫する別宅」も

空き屋利用の価値観の一つです。

 

空き家を再活用したい

というご希望をお持ちの方は

お気軽にご相談ください。

 

古民家を中心に

中古住宅の再活用も

拠点活用の手法になります。

 

自然が豊かな場所も魅力だと思います。

対応地域

奈良市/生駒市/大和郡山市/天理市/宇陀市/桜井市/橿原市/大和高田市/香芝市/葛城市/御所市/五條市
生駒郡[平群町/斑鳩町/三郷町/安堵町] 北葛城郡[王寺町/河合町/上牧町/広陵町] 磯城群[川西町/三宅町/田原本町]
山辺郡[山添村] 高市郡[明日香村/高取町] 宇陀郡[曽爾村/御杖村] 吉野郡[大淀町/下市町/吉野町/川上村]

※奈良県外の場合もご相談ください。大阪・三重・京都・和歌山など、奈良県近郊も実績があります。
大阪府[枚方市/池田市/門真市/箕面市/松原市/堺市/八尾市/羽曳野市/富田林市/河内長野市/太子町/河南町/千早赤坂村/和泉市]
三重県[名張市/伊賀市]
京都府[精華町/木津川市]
和歌山県[橋本市/かつらぎ町/紀の川市/岩出市/新宮市/熊野市]
兵庫県[神戸市/西宮市/芦屋市/尼崎市]

 

 

空き家や古民家をご活用したい方は、

HPのお問合わせまたは、

DMにてご連絡ください。

 

いただいた情報には、

順次ご連絡をさせていただきます。

 

「和の心地良い美がある暮らし」をテーマに

フルリノベーション設計の提案。

 

ご提案するプランは

和の暮らしに長く親しまれてきた

素材や知恵を

大切にしています。

 

丹念な設計と

職人による手仕事により、

お客様や利用者様が

日々の生活の中で

特別な時間を味わい

暮らす事で

栄養を補えることができるような

空間設計を基本に。

 

新築、建替え、リフォーム
設計・建築相談
暮らしのインテリア
間取りの相談等
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オフィシャルホームページ
Contact お問合わせ
メール送信フォームから
ご連絡ください。

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暮らしを豊かに環境を上質に変化させるリノベーション・リフォームに大切な性能の向上とデザインの向上という両輪の考え方、どちらも大切な意味を持っています。

2023年09月24日 | リフォーム・リノベーション

理想のマイホームに近づけるための発想にも

色々とアイデアの存在が必要になります。

※住まわれていた家屋をリノベーション・既存建物一部解体リノベーション

 

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※和室2間+縁側(広縁)を取り込みLDKとして庭も改修工事を施したリノベーション事例(性能向上も含むリノベ)

 

家造りの選択肢に新築や建て替えは勿論ですが

実家リフォームや中古住宅リフォーム

また・・・現在、

住んでいらっしゃる住まいの

リフォームやリノベーション等の選択肢があります。

※中古住宅購入時のDK+廊下・水回り周辺

 

※リノベーション解体中

 

※リノベーション完成後のLDK(元DK+廊下+水回り)

 

リノベーションやリフォームを行うならば

出来る限り暮らしやすい状態を

つくりたいと思いますよね。

 

しかし、デザイン性を重視しすぎると、

暮らしに対する良い環境、

快適な生活が送れなくなることもあります。

 

なので、デザイン性を重視しながら

リノベーション・リフォームを行う上で

気を付けたい点について少し。

 

まずはリノベーションや

リフォームの魅力についてご紹介します。

 

誰しもこんな家に住みたい

といった理想を

持っていることだと思います。

 

リノベーションでは、

新築のそれと同様に

空間全体のデザインはもちろん、

壁紙や水道の蛇口の形一つまで、

こだわりたいところを

全てデザインできます。

 

リノベーションでは

このような細部までこだわれるため、

理想的な家をカタチに出来ると思います。

 

コストを抑えられる

リノベーションは

中古物件を購入して、

理想の住まいを実現していくため、

新築を購入するよりも

費用を抑えられるケースも多くあります。

 

理想的の住まいを

実現しやすくなるうえに

コストを抑えられることは

大きな魅力だといえます。

 

ですが、

理想的なデザイン重視の

リノベーションで

気を付けたい点が存在します。

 

それは「機能性」を同時に考えた

デザインを施さないと

生活動線が不便になったり、

構造部分に手が回らなくなったり、

素材の特徴を

生かせなかったりしてしまいます。

 

特に、構造部分や設備の劣化や

洗濯を後回しにしてしまうと、

水漏れが生じることや

断熱性が不十分な家に

なってしまうこともあるため

注意が必要です。

 

デザイン性ももちろん重要ですが、

機能性を考慮しなければ、

どれだけデザインが良く

素敵な家であっても、

それぞれの価値観にとって

快適には暮らせませんから。

 

リノベーションする際には、

間取りの機能性や構造部分、

素材の特徴を考慮して、

機能性にも優れた家の目標を定める事が重要。

 

そして開放的な場所ばかり求めすぎると

本来必要な収納スペースが

足りないという事態にもなります。

 

空間デザインを優先する際に、

収納スペースを削ってしまうと

物があふれる家になってしまう

可能性がありますから。

 

希望の間取りや設備を取り入れるために、

収納スペースは

後回しになってしまいやすいですが、

生活の快適さや

普段いる場所に

どのような空間を広げるべきか?

家のきれいさを維持するためにも、

収納スペースは

自分たちにとっての最適解で

確保するように。

 

リノベーションを行う際は、

デザイン性も重要なのは勿論ですが、

住まい手である自分達が

快適に生活するために

価値観に応じた

機能性や収納スペースの確保が必要です。

 

憧れも大切なのですが

そういった日常にある「使い方」を

家造りの際には見直しながら

打ち合わせをするように。

 

家造りのご相談も気軽にお問合せ下さい、

理屈だけではなく

感度でよく考えた住まいは暮らしが楽しくなりますから。

 

設計デザインの問い合わせ
ご相談・ご質問・ご依頼等は
やまぐち建築設計室
オフィシャルホームページ

お問合わせフォームから専用メールにて

気軽のご連絡ください。
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家造りにも様々な選択肢とアプローチが存在します、例えば中古住宅を選択肢に物件探しをする場合の事、建築家目線だからわかる事もあります、理想的な暮らしを考える中古住宅。

2023年08月26日 | リフォーム・リノベーション

※リノベーション工事前・中古住宅購入時の外観

※リノベーション後外観

最近「問い合わせ」にて

中古物件のご相談が増えましたので

このブログ「blog」でも

そのことについて触れたいと思います。

 

中古の家は、

沢山あり様々な検討要素もありますから

探すのが難しいかと思います。

 

新築の注文住宅とは購入までの流れが異なります。

〇希望条件を決める

〇購入予算を決める

〇物件の情報を収集する。

〇内覧する申し込みをする。

〇ローンの事前審査を受ける。

〇売買契約をするローンを契約する。

〇残金の決済し引き渡しを受ける。

というのが簡単な流れです。

 

まずは、条件を決める事。

家族構成や通勤・通学の距離などのほかにも、

将来を見越して考えることが大切です。

エリア、物件タイプ、間取り、

価格、資金計画のバランスをとることが重要です。

絶対に譲れない条件と

妥協点を意識して、

予算の範囲内で叶う希望を

リストアップするように。

 

購入予算を決める事。

即金の場合もあるでしょうし

住宅ローンを

利用する事も有ると思います。

 

即金の場合は

その後中古住宅の購入後に必要になる

家具や生活のための準備

手を加えたい範囲を考えておく範囲も

十分に検討が必要です。

 

住宅ローンを利用する場合は

毎月の返済が無理なくできる金額を

設定する必要があります。

 

中古物件の購入は、

住宅ローンの融資額が低いことが一般的です。

物件の情報を収集する実際に、

リストアップした条件をもとに

物件を探し始めます。

探す方法は、以下の手段が一般的です。

〇インターネット検索

〇不動産会社

〇新聞広告

〇情報誌

〇知人の紹介等。

まずは、インターネットの物件情報で

相場感を知ることから

始めるのが良いかと思います。

 

いきなり不動産会社に行くのは、

おすすめしません。

相場観がない状態で不動産会社に行くと、

物件の価値がわからないため

判断の良し悪しがつかないためです。

 

情報収集する際の、インターネットと

不動産会社のメリット・デメリットは

以下のとおりです。

 

〇インターネットの場合でのメリット

時間と場所を選ばない

利便性・膨大な情報量 

〇インターネットの場合でのデメリット

未公開の情報に対応できない

情報にタイムラグがある

 

〇不動産会社窓口の場合でのメリット

希望に沿った情報が得られやすい

情報の鮮度がよい

 

〇デメリット

複数の店舗に行くのが大変

比較的契約を急かされる

 

ほかにも色々とあるのですが

ひと先ずはそれ位のところで。

担当者への質問が具体的になり、

より条件のよい物件に出会える確率も

高くなります。

 

建物を実際に見学(内覧)をすると、

ネットや紙媒体ではわからなかった

詳細を見ることが出来ます。

 

ただし・・・実際に内覧すると、

見えることに集中してしまい

大事なことを見落としがちです。

 

事前にメモしておくことをお勧めします。

 

具体的なチェックポイントは、

建物のみに限ると

以下のとおりです。

 

窓の位置・間取り・内装・水回り・床の歪み

基礎や外壁

気になることは、

同行する担当者に質問した方が良いです。

担当者の対応を見れば、

仲介業者の質がわかります。

 

購入したい物件が見つかったら、

売主に買う意思を伝える「申し込み」を行います。

正式な契約ではありません。

申し込みは、

物件を購入する優先順位を示すものです。

 

購入する意思を明確にするため、

金額や条件をはっきりさせ

口頭ではなく書面で行います。

最初に申し込んだ人が、

その物件の購入を優先されます。

仲介業者によっては、

申込金が必要になる場合があります。

 

次に ローンの事前審査を受ける。

物件の購入に

住宅ローンを組む場合は、

事前に金融機関の

審査を受ける必要があります。

 

購入時に審査がとおらないと、

お金を用意できないため

事前に行います。

 

審査対象は以下のとおりです。

 

信用情報・返済能力・物件の価値・収入

勤続年数・健康状態など。

 

事前審査と本審査を通過すると、

融資が受けられるので

売買契約が結ぶことになります。

住宅ローンの選び方については、

各金融機関により資料が異なるので

窓口となってくれる不動産会社に

問い合わせする事がよいです。

 

色々な状況を加味して

複数の中から選択肢を出してくれると思います。

 

実際に購入する際に重要なのが

売買契約となります。

 

住宅ローンの事前審査を無事に通過したら、

購入前の重要事項説明を受けることになります

 

即金の場合も同じく

購入前には事前の説明として

重要事項説明という時間があります。

仲介業者は、

購入物件の契約前に

重要事項を宅地建物取引士が説明する義務があります。

物件そのものの説明や法律的内容についてです。

引越しが多い1〜3月は金融機関の繁忙期で、

審査に時間がかかるので

注意したほうが良いです。

 

引き渡しに立ち会う人は

売主

買主

仲介業者

融資を受ける金融機関の担当者

司法書士となります。

 

同席した司法書士が、

登記に必要な書類を作成します。

 

プロに相談すれば、

より詳しい中古物件購入の流れを

教えてもらえます。

中古住宅を買うまでの流れだけでなく、

住宅ローンや返済シミュレーションも

一緒に行ってもらえます。

 

少し見方を変えて

中古の家を買う前に確認すべき事柄。

中古住宅は、

物件価格が新築より安く、

選択肢が多いのが魅力です。

 

しかし、物件選びを間違えると

設備の老朽化や修繕で

多額の費用がかかります。

庭などについても同じです。

買ってから後悔しないために、

しっかりチェックしておくように。

 

例えばですが

物件が売られた理由や

耐震基準、住宅周辺の環境について、

建築基準法による状況等。

 

転勤や家族構成の変化、

一般的な老朽化によるものであれば

問題ありません。

 

売却理由が、

以下のような場合であれば

注意が必要です。

 

事件・事故ご近所トラブル

住宅・地盤などの欠陥・・・・・。

不動産仲介業者に聞くと、

教えてくれるはずです。

 

売られた住宅に住む人が、

心理的に不安や不快を感じる理由は、

法律で告知する義務があるので

積極的に確認すべきです。

 

耐震基準耐震基準は、

地震が起きたとき

住宅が損傷しにくい耐震性を示した基準です。

1981年に改正され、

新耐震基準の家は

震度6〜7の地震でも出来る限り

安全性を確保できるようなつくりになっています。

 

大きな地震を経験するたびに、

基準が厳しくなっていくんです。

基準に満たないときは、

住宅の基礎や壁・柱などの補強工事を実施して

クリアするケースもあります。

 

住宅周辺住むうえで、

生活環境は重要な要素です。

 

住宅を購入すれば、

周辺の環境が悪くても

住み続けなければなりません。

購入する前に、

物件の周辺をチェックを済ますように。

生活時間帯・治安・駅や学校へのアクセス

日用品の買い物場所・緊急時の避難場所

公共建物や施設・病院や診療所

悪臭や騒音

人によってはお墓や高圧線・焼却炉などの有無。

救急車や消防車両が入れるのか?

最近ではファザードマップも簡単に閲覧できるので

それらも参考に。

 

時間帯を変えて複数回行くと、

違った状況を確認できます。

天気の状態、平日や週末によっても

現地の状態も変わりますから。

 

建築基準法の事など。

中古物件の中には、

売主がリフォームや増築した物件があります。

費用が抑えられるからといって、

リフォーム済みの物件を

契約する際には注意が必要です。

 

違法建築だと、

場合によっては

融資が受けられないこともあります。

 

建築物には、

敷地面積に対する床や建物の面積

高さなどが建築基準法で決められています。

仲介業者に、

建築確認の有無や検査済証があるか、

何か対策はあるのかを必ず確認するように。

 

中古の家を買うときの注意点で

中古物件は理想の家が安く買える反面、

トラブルが多いのも事実です。

 

中古物件を買うときの注意点をもう少し・・・・・。

購入予算の注意点。

内覧時の注意点

売買契約に関する注意点。

購入予算の注意点中古物件は、

新築よりも安くマイホームが買えるため

予算を低く設定しがちです。

諸費用も考慮して予算を決めることが重要です。

 

住宅の購入には、

家の価格以外にも

不動産登記費用や仲介手数料などの諸費用や、

忘れがちな引越し代などがあります。

 

建物や設備が古く、

リフォームや買い替えなどがあると

費用が増えます。

 

元々リフォームや

リノベーションを見込んでいる場合でも

中古物件は新築よりも諸費用が多くかかります。

予算を超えてしまわないように、

物件以外の費用を算出しておくように。

 

 

良い意味で理解が深まれば、

物件探しの質が上がり理想の

マイホームを手に入れる事が出来るようになります。

※中古住宅購入時の玄関ホール

 

※リノベーションを施した玄関ホール+間取り・各部屋への動線整理

 

※中古住宅購入時のDKの状態

 

※現場解体リノベーション工事の最中

 

※DKをリノベーション後のLDK・構造補強を行い間取りを拡張

 

じっくりと予習して

適切な窓口を選択してみてください。

※中古住宅購入時の和室8畳+縁側

 

※リノベーションを施した和室8畳+縁側

 

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もとある暮らしの空間を残しつつ新しい暮らしの選択肢としてリノベーションの設計デザインで環境を整えて暮らしと時間の豊かを手に入れるように。

2023年08月01日 | リフォーム・リノベーション

よく考えた住まいは暮しが楽しくなる。

マイホーム(注文住宅)の計画をする際に

色々と気になる事もあるかと思います。

 

リフォームやリノベーションのこと。

※一階全体でのリノベーション計画・こちらのエリアは元和室4間続きと縁側(広縁)部分を解体+補強

 

僕が考えるリフォームや

リノベーションとは

家に暮らしを合わせるのではなく、

暮らしに家を合わせる事。

※和室と縁側(広縁)を優雅なLD空間に・庭も風景としてリフォーム

 

程よく融合する距離感。

 

計画を練る際に

大切にしていることは

住まい手さんの「ライフスタイル」です。

※解体途中の様子・和室4間+縁側(広縁)+廊下+階段+LDK部分

 

「子供とどう関わっていくのか」

「家族で大切にしている時間は何か」

「5年後、10年後、どんなライフスタイルが理想か」

ということです。

 

暮らし方は千差万別です。

※和室部分の名残を活用して間接照明で欄間を間接照明に活用・壁の裏側は和室2間を旅館のように有効活用+階段をリビング階段とし延長距離のあるLDK空間へリフォーム

 

だからこそ、

しっかり想いを共有することが

大切だと考えています。

 

おしゃれな雰囲気だけど、

なんか暮らしにくいよね。

となってしまっては、

元も子もありませんから・・・・・。

 

家造りの際に僕は行う事は、

まず話を聴くところから始まります。

※キッチンから眺めるダイニングエリアとリビングエリアを緩く仕切るリビングアクセス階段(もともとは分断された階段室・廊下だった部分をLDKに取り込む間取りデザインに)

 

住まい手さんの

暮らしはどんなものなのか?。

将来的にどんな風に生活が変わっていくのか?。

現在何に困っているのか?

不自由な状態はあるのかないのか?

 

掘り下げて拡張して

ロジカルにもラテラルにも

聴き込んでいきます。

 

少し書いていただく「現状把握」のような

所謂「問診票」のような

「暮らしのアンケート」も

そういった意味で書いていただき

家族の中で共通点があるのかないのか?

考え方の差の有無など言葉からと文字から、

そして・・・・今まで住まい手さんが

家造りの計画し始めて

考えたり話したりしたことのない内容まで。

 

そうして見つけた

住まい手さんご家族にとっての

「暮らし」を空間というカタチにしていくのが、

住まいの設計というか

暮らしを設計する

建築家としての仕事です。

 

そして新築ではなくて

リフォームやリノベーションという選択肢。

 

自分の好みに合わせて洋服を選び、

好きな食べ物を食べているのに、

衣食住の「住」だけは

我慢して暮らしている。

 

そうはならないように・・・・・・。

 

今ある家を良さを引き継ぎながら

しっかりリノベーションしても

新築の注文住宅よりも

良い空間・家族に馴染む

空間になる事も

設計の創出による工夫や技術。

 

さらにリノベーションでは、

自分たちの暮らし方に合わせて、

自分たちのセンスを加えながら、

どんどん空間価値を

上げていくことが可能です。

 

無理をせず、

こだわりの住まいを実現する魅力です。

 

大切なのは全体の計画。

 

リフォームする事、

新築する事を目的として

考えるのか

それともリフォームや新築を

行った結果で

どのような暮らしや時間を

得ることが出来るか?

という事をイメージするように。

 

そうする事で自分らしい暮らしが実現します。

 

意味のある時間の最大値と適正化を

暮らしの中にデザインしてみませんか?

 

暮らしをもっと自分らしく。

 

◻︎住宅相談など各種お問い合わせは

ホームペ―ジ(WEB)問合わせより

受け付けております。

 

※すでにご予約が入っている日時がありますが

ご希望の日時がございましたら

ホームページ(WEB)問合わせ又は

インスタグラムのDMよりご連絡下さい。
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やまぐち建築設計室
建築家 山口哲央
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サロン・サードプレイスへのリノベーションプラン・現場での工事が進み補強工事もある程度終えたところ、設備・電気配線工事が進んだところで机上打ち合わせから現場での確認。

2023年05月05日 | リフォーム・リノベーション

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

 

サロン・サードプレイスデザインリノベーションの現場。

 

※補強工事をある程度終えて電気設備関係の配線をほぼ終えた状態

 

美容室オーナー Mさま

設計監理 建築家 山口哲央

施工管理 株式会社 伊勢田工務店

 

※補強工事をある程度終えて電気設備関係の配線をほぼ終えた状態

 

既存建物の補強工事もある程度終えて

まだ仮設の状態の部分もありますが、

壁の中に隠れてしまう配線設備機器類、

スイッチやリモコン、

コンセント類の現場打合せを

美容師オーナーご夫婦立会っていただき

確認または考慮する時間。

 

※現場にて美容師のオーナーご夫婦を交えてスイッチ・コンセント類・設備系の現場確認

 

予め設計段階にて

机上での打ち合わせ済みですが

現地で詳細を再確認。

 

柱の右左や床からの高さ、

扉との関係を再確認していただく時間。

 

日常的に使用する間取りや家具と同じく

スイッチ・コンセント類は

家電や日頃使用する「移動ルート」等と

キチンとリンクしておくことが重要。

※リモコンとスイッチの壁への並びを再確認(スイッチ+コンセント用壁二ッチ)

 

家具のレイアウトや家電の使用する目的や場所

様々な情報を再確認しながら最終決定。

 

 

実際にその場のリアルな広さを認識することで

使い勝手の部分をご自身でも

再認識していただく時間。

 

DXが進んだとしても

こういったっ分はリアルという「アナログ」でしか

認識できない範囲もあります。

 

実際に体を動かし

自身の利用目的やサロンを利用する顧客の内容等。

 

一通り設備機器類の現場確認と

打ち合わせを終えた後は

次回・・・内装仕上げの再確認の為の準備を整えつつ

工事は順調に。

 

経過の違いは質の違いに反映されますよ。

 

カタチの結果を生み出す

クリエイティブな質は重要・・・・・。

 

新築も勿論そうなのですが

特にリノベーションは解体後の時間が大切。

 

日常的に「考える時間」は

設計の密度への変換作業

その密度を大切に。

 

◼️設計デザインの問い合わせ
ご相談・ご質問・ご依頼等は
やまぐち建築設計室
オフィシャルホームページ

お問い合わせフォームから
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リノベーションの現場にて手壊しの丁寧な解体工事も徐々に終盤に、現状把握と立案、変更、精査を繰り返すリノベーション独特の工程を整えながら設計デザインの感度を落とし込むように。

2023年03月26日 | リフォーム・リノベーション

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※二階解体部分・一部既存を残しつつ段階的に解体作業中(一部補強工事・配線作業を同時進行)

 

リノベーションを進めている

会員制サロンデザイン設計の現場。

※二階解体部分・一部既存を残しつつ段階的に解体作業中(一部補強工事・配線作業を同時進行)

 

美容室オーナー Mさま

設計監理 建築家 山口哲央

施工管理 株式会社 伊勢田工務店

 

美容室オーナーさんが

二階の空きスペースにも多角経営拠点を・・・・・。

というところから

お問い合わせをいただいたリノベーションデザイン案件。

 

昨年梅雨明けの

初期面談から「リノベ」の特徴と

ある程度予測される「事態」も含み

ご相談段階から順次、

プラン・設計・工務店選定・実施へと「調整」を

させていただいていましたが

この段階では絶えず変動が発生するところ。

 

そして解体作業は機械ではなく

リノベーション独特の

丁寧な解体には

実際に作業を行う大工さんも参加して行い

部位ごとの検証を行いながらですので

よくあるテレビ等での「パフォーマンス的解体」ではない旨・・・・・。

 

実際にはものすごく「地味」で「丁寧」な解体です。

 

※二階解体部分・一部既存を残しつつ段階的に解体作業中(一部補強工事・配線作業を同時進行)

 

まだ途中経過ではありますけど

美容室オーナーである

クライアントにも現場を

解体中の室内は危険なので

少し離れた位置から全体をご覧いただき

進捗とイメージを・・・・・・。

 

※解体工事・一部補強中は危険なので外階段の部分から内部をご覧いただく(美容師さんご夫婦)

 

ちなみに、やはり「びっくり」されていました。

普段から壁で覆われた中を

見る事もありませんし

傷み具合と骨組みの現状・・・・・・。

 

まだ段階的に解体する部分は残っているのですが

一部「補強」も既に始めています。

 

そのうえで、解体中の様子を現地で

リアルでご覧いただいたうえでの「説明」と「補足」

そして「方針」の範囲を色々と。

 

2階の床は全部剥がしますよ、

そして床下の補強と防音対策をしつつ

新たな床を構築します。

 

最初から「すべて」ではなくて

段階的の意味も、

こういう「状況」が見えることで

重要なことの意味が分かりやすくなります。

 

特に「なんちゃってリフォーム」や「リノベーション」ではなくて

僕たちが行う「リノベーション」の根底の部分を

机上で説明する以上に「こういう場」では

意味をもった「解決策」として、

そして間取り計画や設計デザイン時の

最初の段階で説明済みの「フローチャート」が

クライアントにとって「ヒント」になりますから。

 

※一階営業中の美容室天井部分関連作業の打ち合わせ中(工務店現場監督・現場代理人より関連作業を改めて説明中)

 

ある程度、二階での状況確認が済んでから、

二階工事部分と関連する一階の美容室に降りて

2階の床下部分1階の天井部分、

干渉する範囲等も予めの想定部分と

現実的部分とを精査しながら

予測の範囲内で「実施方法の構築」を

施工を依頼している工務店からも

現場監督(現場代理人)の意見を吸い上げて

精査し整理整頓の途中・・・・・。

 

現場には様々な「答え」が存在しています。

机上からリアルに移行することで

調整すべき「内容」も変わります。

 

考える業務の質が仕上がりを

良い意味で激変させますから。

 

カタチの結果を生み出す

クリエイティブな質は重要・・・・・。

 

考える密度と質は

空間の質と結果に比例します。

新築も勿論そうなのですが

特にリノベーションは解体後が

ある意味「スタート」・・・・・。

日常的に「考える時間」は設計の密度への変換作業

その密度を大切に。

 

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リノベーションの記憶を物語に、新築の場合も制作していますが、今回はリノベーション案件での写真集、デザイン設計のカタチと家づくりの過程を住まい手さんのストーリーと共に。

2023年02月08日 | リフォーム・リノベーション

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※完成した写真集(リノベーションの記憶)

 

※写真家による撮影(ポジション取りの様子)

※良い面影を残しつつリノベーションが完成した住まいの玄関・ホールの様子

 

※風情を残しながら新しい息吹をデザインした広縁空間

 

※良い意味で大胆な変貌を遂げた暮らしの空間

 

※程よい空間を感じさせるように階段をLDK内部へ取り込んだリノベーション

 

※つながっていた和室や廊下・縁側等を取り込み一体空間のLDKへデザインしながら構造耐震補強計画も実施

 

※昔の名残もよい意味で歴史をつなぐように和室の欄間をリビング側からも間接照明でモダンに残した空間

 

昨年リノベーション工事を終えて

暮らしの為の家具等の搬入が済んでから

竣工写真(完成写真)の撮影を終え

住まい手さんとも

どんな写真を使って「写真集」をつくるかを相談していた件、

僕の方でも工夫を凝らして

工事着工までの期間の

ご相談の様子や建材や

インテリアショールームでの打ち合わせ

実際、工事に着工してからの現場の様子や

ビフォー・アフターの比較を盛り込んで

ストーリーとなる写真集に・・・・・。

※制作した写真集の抜粋

 

※制作した写真集の抜粋

 

※制作した写真集の抜粋

 

※制作した写真集の抜粋

 

 

※制作した写真集の抜粋(ビフォー・アフターの様子)

 

 

思い出がよみがえりつつ

昔の住まいの面影、

新しい暮らしの空間が

どんな風に出来上がりつつあったのか?

 

人生の拠り所である住まいの「ストーリー」を

愉しみながら

暮らしていただけるように。

※写真集の最後のページ・今回はこんな一言を添えさせていただきました

 

理想だけではなくて

暮らしの現実と

家と全体を生活のスタイルを

デザインすることが住まいには大切。

 

それは新築でもリフォーム(リホーム)でも

リノベーション・イノベーションも同じこと・・・・・・。

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

居心地をゆだねてみませんか?

 

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リノベーションが生み出す至福の空間を計画からリアル化する検討時間、設計デザインの予定は現場でカタチづくりにシフトする前段階、新築ではなく骨組みまで解体する「りのべ」の現場対応。

2023年01月25日 | リフォーム・リノベーション

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※現場進行にシフトする予定の前段階での調整打ち合わせ

 

サロンリノベーションの計画は

現場での動きに

シフトする段階。

 

この日は僕のアトリエで

サロンオーナーさんと

工事を担当してもらう予定の

工務店との

現場を進める予定についての

打ち合わせ時間。

 

特に「スケルトン」状態となる

リノベーションの現場は

状況に対しての考え方や

骨組みまで解体した後の

状況判断を

どれだけ大切に出来るのかが重要。

 

新築の工程や

なんちゃってリフォーム等との

それとは全く異質ですからね。

 

工務店選定とリンクする

現場の運営は大切に。

 

図面も計画はあくまで計画で

解体するとリノベーションの場合

いくら詳細に既存建物を確認していても

そのまま進行はほ皆無。

 

解体してからが基本的には

本番になります。

 

リアルの骨組みからの

補強と詳細の対応時間は・・・・・。

 

事業用の建物の

意図する空間が持つ意味を大切に。

 

 

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リノベーション・リノベで空間を変化させて間取りの改善でより充実した住空間に変化を遂げるように設計デザインの感度を大切に暮らし提案のカタチにも色々な背景デザインを考える事が大切。

2022年11月04日 | リフォーム・リノベーション

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※和室の面影を残してリノベーションを施したLDK

 

よく考えられた住まい、

「家」を建てると

暮らしが楽しくなる。

 

家づくりには様々な選択肢があり

新築や増築もそうですが

リフォームやリノベーションも

暮らしや生活を豊かに変化させる

キッカケとなります。

※工事解体中(既存和室の一部・ダイニングキッチン周辺)

 

例えばですが、

フルリフォームで

間取り変更する際・・・・・。

※リノベーション後の既存和室の一部・ダイニングキッチン周辺

 

考えるポイントとして

立地や予算が気に入って

安い中古住宅を購入したが、

現状では住みづらい。

※和室2間・廊下・階段・ダイニング・キッチン周辺解体後リノベーション工事中

 

子どもたちが巣立ったので、

老後のことを考えておきたいなど、

現在お住いの立地には

愛着があるものの、

ライフスタイルに変化があったり、

住む家族が変わった場合に

様々な細かい要因や

背景によっては変わりますが

第一候補としておすすめしたいのが、

フルリフォーム(リノベーション)による

間取り変更、暮らしの価値変更です。

 

※上記周辺のリノベーション後

 

※和室・縁側等をリビングダイニングルームにリノベーションして階段を挟みキッチンと一体化

 

※和室・縁側等をリビングダイニングルームにリノベーションして階段を挟みキッチンと一体化

 

フルリフォーム・リノベーションでは、

住宅内のほぼ全てを

新築のように新しくするため、

当然部分的なリフォームよりも

費用がかかります。

 

※和室・縁側等をリビングダイニングルームにリノベーションして階段を挟みキッチンと一体化

階段・廊下をLDKへ取り込みリビングアクセス階段として空間に取り込み間取りデザイン

 

※アイランド型キッチン周辺・閉鎖的だったダイニングキッチン・リノベーション後

空間が変化する事で家事動線の改善も同時にデザイン

 

 

しかし、ここで注目したいのが、

部分的なリフォームを繰り返すよりも、

フルリフォーム・リノベーションで

暮らし全体を見直すような

考え方を持つ事によって

短絡的ではなくて

長期的な計画性を持って「住む事」を

質の向上として考えることが

出来るようになるという事です。

 

また、注意したいのは

費用を掛ければかけるほど、

住み心地の良い家になる

という訳ではないという点です。

 

何事にも「バランス」が大切・・・・・。

 

リノベーションを行う事によって

どんな結果を望むのか?

 

動線の整備、 収納の増設、

LDKの拡張、位置の変更、

書斎や趣味の部屋づくり、

二世帯住宅化、

キッチンや水回り・・・・・。

 

動線を整備して家事を効率化する。

現在の住まいの問題点として

あがりやすい事のひとつに「家事動線」があります。

 

キッチンまわりやランドリー周辺の

家事動線が整っていないと、

家中を駆け回ることになりがちです。

 

例えば、買い出しから帰ってきても

玄関からキッチンが離れていると、

重い荷物を持って

家の中を移動しなければならず、

最適な動線になっているとは

言えないかもしれません。

 

今はネット通販で

まとめてお水や食品を

購入する方、

ウォーターサーバーを活用してる方も

多いと思いますが、

その際も玄関やその周辺で

受け取った荷物を

遠くのキッチンまで

運ばなければならないとなると

負担になります。

 

また、洗濯機置き場から

洗濯物を干す場所までの距離

などについても同じことが言えます。

 

キッチンの広さなどに不満はなくても、

家事動線に不満がある家というのは

案外多いものです。

 

家事動線に配慮した設計をもとに

フルリフォーム・リノベーションを行えば、

日常生活における家事の手間や時間、

労力などの軽減が期待できる暮らしも

見えてきます。

 

リノベーションで

間取り変更を行う場合は、

収納の増設や

見直しを行うこともあります。

 

例えば、アウトドアやスポーツが趣味なら、

玄関横の居室と玄関を繋げることで

広い玄関収納を設ける

というのも考え方の一つですし、

自転車、バイク、

ゴルフクラブにスキー・スノーボードや

サーフボードなど、

重量がありかさばる荷物を

収納できるだけでなく、

汚れがちなアウトドア用品や、

スポーツ用品を

家の中に持ち込まずに済みます。

 

また、玄関に近いため、

準備や片付けもスムーズに行えます。

 

収納は住む人のライフスタイルによって

適切な場所が異なります。

 

居室それぞれに

収納を設けるべき方もいれば、

家族の衣類はまとめた

衣裳部屋に収納した方が

良い方もいらっしゃいます。

 

肌着ひとつ取っても、

脱衣所に収納されている方が

便利という家庭もあれば、

他の衣類と一緒に

各居室に収納しておきたい

という家庭もあります。

 

折角広々とした収納スペースを設けても、

使い勝手が悪ければ

意味がありません。

 

まずはどんなライフスタイルで、

どこに収納があると

快適に暮らせるのかを

見極めることが大切です。

 

リフォーム

リノベーションをキッカケに

「モノと自分との関係」についても

見直してみると良いかもしれません。

それは新築でも同様です・・・・・。

 

少し話しがプラン、

間取り側にそれましたが、

適性な予算で

住まいの快適さを向上させるためには、

ポイントをおさえた

フルリフォーム(リノベーション)を

行うことが大切。

 

リノベーションで

間取り変更をする際に

知っておきたいメリットや

アイデア、おおよその予算感などを少し・・・・・。

 

リノベーションで

間取り変更をするメリットは、

主に、住宅の基礎や配管・配線を見直せる

自分たちの暮らした味わいを残せる場所もある

大胆な間取り変更も可能

新築同様に断熱性や

防音性といった

住宅の基礎性能も向上できるという点。

 

部分リフォームと違って

リノベーションで

間取り変更を行う場合は、

住宅の壁や床を

一旦剥がしたり

配管の位置を変えることもあるため、

部分リフォームでは手が出せない

住宅の床下や壁の中なども

チェックして補強できたり、

配管や配線を

見直したりすることができます。

 

住宅は、いくら見た目がきれいでも、

基礎に問題があると長持ちしませんし、

耐震にも不安を抱えてしまいます。

 

そのため、時期を見て

修繕やメンテナンスをすることで

状態を維持することが大切です。

 

数百万円かけて内装をリフォームした後、

数年で基礎の問題が生じてしまっても

残念なので、

築年数の古い物件は

フルリフォームというチャンスを活かし、

基礎や配線・配管周りも

見直すことで

住まいを長持ちさせるという点に

普段目にする場所だけではなくて

そういう範囲にも着目する事が大切。

 

フルリフォーム・リノベーションは

やはりキッチンのみや

浴室のみといった部分的なリフォームと

比較するとその費用は

高額になるといえますが、

既存の家を取り壊して建て替えたり、

新築住宅を建てたりする場合と比較すると、

比較的費用は抑えることが

可能にもなります。

 

具体的には、建て替えの場合、

木造でも解体工事で

これまでのケースだと

直近での相場で

道路が狭い、交通量が多い、

健康被害等にもある

アスベスト関連対策等で

300万円以上するケースもありますが、

フルリフォーム

リノベーション(リノベ)の場合は

躯体という骨組みや

既存部分で使用できる個所は

活かすことで、

費用を抑えつつ

新築同様の仕上がりが期待できます。

 

フルリフォーム

リノベーション(リノベ)の

内容にもよりますが、

同じ規模の住宅で新築と

フルリフォーム・リノベーションを

比較した場合、

フルリフォーム・リノベーションでは

土地や建物の状態

周辺状況により差はありますが

30%程度は費用を

抑えられることがあります。

ある意味で資金の使い方に

ゆとりを持つことが

可能になるかもしれません。

 

勿論安価に抑える事が目的ではなくて

暮らしや住み方の改善を

どのように捉えるのか?

という事が重要です・・・・・。

 

.自分たちの生活に合わせた

間取り変更ができる

リノベーション(リノベ)の

メリットとして見逃せないのが、

カスタマイズ性の高さです。

 

リノベーションを検討される方の多くが、

中古住宅を購入した際だったり

ライフステージの変更時です。

 

中古住宅は

以前お住まいの家主に合わせた

間取りになっている事が多く

それ自体を気に入って購入するケースは別ですが

新しいオーナーの

ライフスタイルに合っていないことが多く、

現在はフルリフォーム・リノベありきで

中古物件の購入を検討される方も

増えています。

 

立地や土地・建物の大きさを重視して、

間取りやインテリアは

改めて考えることで、

住む方に合わせた

住まいとなる事も可能になります。

 

また、結婚や出産、

お子様の成長の過程で

現況の住まいでは

快適に暮らせなくなることも多く、

ライフステージが変更になるタイミングで

適切な間取りにフルリフォームを行えば、

愛着のある住まいを

更に味わい深く、

快適にすることが可能になります。

 

吹き抜けなど大胆な間取り変更も

可能柱や基礎、屋根等の骨組みを残して

リフォームをする

「スケルトンリフォーム」で行う・・・・・。

 

 

フルリフォーム・リノベの場合、

構造や建築基準法にかからない

リフォームであれば、

難しいと言われがちな、

開口部や階段の変更も可能です。

 

また、フルリフォームでの間取り変更では、

2階の床を壊して吹き抜けを計画する

といった、

大規模な間取り変更も

構造的に問題が無ければ可能ですので、

リフォームの自由度は

新築同様に高くなります。

 

部分リフォームでは、

他の場所に影響の出る工事などは

基本行わないため、

「リビングだけ」

「フローリングの貼り替えだけ」

「キッチンやトイレ、浴室の入れ替え」

といった限定的なリフォームになりがちです。

 

そのため、間取り変更が少しでも

頭をよぎるのであれば

部分リフォームではなく

住まい全体をリフォームする

フルリフォームを検討する方が

良いと思いますよ・・・・・。

 

フルリフォーム・リノベーション(リノベ)なら

断熱性や耐震性の向上も

存分に可能となり、

床や間仕切り壁をつくり変える際に、

断熱性能の向上や

耐震補強を行うことになります。

 

部分的なリフォームでは

行えないような

住まいの基本となる部分の

向上が図れるため、

より快適で安心な住まいに

生まれ変わることができます。

 

住宅の断熱性を上げると

防音対策にもつながります。

 

中古マンションをはじめとする

築年数の古いコンクリート住宅で

問題になりがちな

結露も断熱対策で抑えることができるため、

湿気やカビ対策にもつながります。

 

さらに、間取り変更と共に

住宅の機能性を向上することは、

光熱費などのランニングコストを

抑えることにも繋がります。

 

フルリフォーム・リノベーションを行うなら、

長期的に快適な住まいに

繋がる様にと思いますよ。

 

メリットの多いフルリフォーム

リノベーションですが、

もちろん注意点が

ゼロというわけではありません。

 

フルリフォーム・リノベーションは

室内の内装をすべてリフォームするため、

今の状態から大きくデザインを

変更することができます。

 

壁紙やフローリングなどの

床材に天井も真新しくなりますが、

既存の住宅がベースになるので、

どんな変更でも一部制限も存在します。

 

特に間取りの変更は

構造が大きく関係してきます。

 

鉄筋コンクリート造の壁式構造や

軽量鉄骨造の鉄骨ユニット造や

鉄骨プレハブ造などは

間取り変更が行いにくい構造のため、

制限は多くなると考える方が無難です。う

 

それは新築の際も同じです・・・・・。

 

フルリフォーム・リノベを

計画している物件の構造や

どのような間取り変更が行いたいのか、

その要望はフルリフォームで

可能なのかを事前に相談し、

確認しておく事はリノベ特有の検討事項なので

注意が必要です。

 

新築や建て替えよりも

いくらかコストが抑えられるのが

フルリフォーム・リノベーションの魅力です。

 

しかし、躯体の老朽化が進んでいる場合、

補修費用・補強費用がかさみ、

新築同様、

もしくはそれ以上になることも

ゼロではありません。

 

もちろん、一部の壁を壊して

躯体の状況を確認したり、

建物の一部を非破壊検査にかけたりしますが、

そこで確認した躯体(骨組み)の状況と

建物のすべての躯体が

同じであれば問題ありませんが、

躯体の半分がシロアリの被害にあっていたり

雨漏れの被害にあっているケースなどもあり、

確認を行った躯体(骨組み)は

たまたま大丈夫だったり

その反対などもあるため、

躯体(骨組み)は

壊してみないとわからないことが

多いのです・・・・・。

 

そのため、

フルリフォーム

リノベーションの予算は

最初からある程度余裕を持った計画を

たてておく必要があります。

 

業者選びはフルリフォームが

成功するか失敗するかの

鍵を握っています。

 

リフォーム・リノベーション業者の

施工実績(工事実績)を確認する事。

 

信頼してフルリフォームを

依頼できる業者かどうかは、

その業者の過去の施工実績で

ある程度見極めることができます。

 

リフォーム業者といっても

千差万別で、

ローコストなリフォームが得意だったり、

デザインに特化していたり、

小規模補修が得意や

大規模リフォーム専門だったり、

その得意ジャンルはさまざまです。

 

フルリフォーム

リノベーションを行う際は、

リノベ(リノベーション)が

得意な会社を選択することをお勧めします。

 

当たり前ですが・・・・・。

 

フルリフォームの

施工実績(工事実績)が豊富な業者であれば、

そのリフォームに対して

どれくらいの費用が発生するのか、

考えられる追加工事の内容なども

事前の現場調査や

電気設備・給排水設備

ガス設備・大工さん等を引き連れて

大掛かりな調査とはなりますが

情報収集をしっかり行い

しっかり説明してくれます。

 

またマンションのフルリフォームを行う場合は、

マンションなどの

集合住宅での実績がある業者を

選ぶ事が重要。

 

一戸建て住宅では発生しない

マンション(共同住宅)独特の

管理規約の厳守や

管理組合などとのやりとりが発生するため、

経験がない業者に任せると

トラブルにつながってしまう可能性があります。

 

過去の施工実績(工事実績)を確認し、

気になるところなどがあれば

しっかり確認するように。

 

曖昧に濁されてしまうようなら、

あまりお勧めできません。

 

そして、新築でもそうですが

リフォーム業者ごとに特色があり、

得意としているテイストにも

違いがあります。

 

リフォーム業者の

実績や質を見極めることは

とても重要ですが、

いくらレベルの高い

フルリフォーム・リノベーションが

できる業者であっても、

好みに合わなければ

満足し住み心地の良い住まいとして

フルリフォーム(リノベ)はできません。

 

まずは過去の施工(工事)の事例見て、

その施工(工事)が

好みに合っているかどうか・・・・・。

 

ご自身のイメージに近い

リフォーム例などをいくつか用意し、

そのイメージで施工・工事が可能か

相談してみるものもお勧めです。

 

施主(クライアント・住まい手)の

希望通りに全てのリフォーム・リノベーションが

できるわけではありませんが、

こちらの希望をできる限り叶えようと

努力してくれる業者を選ぶ事。

 

造語であるリフォームという言葉が

持つ意味は幅広く、

住まい手さんや施主によって

理想とする「それら」は全く違います。

 

会社側の意見はプロ目線のアドバイスで

役立つこともありますが、

施主・住まい手のリクエストを無視して

会社の意見だけを押し付けてくるような

リフォーム業者は相性という点から考えると

あまりおススメではありません。

 

まずはこちらの要望にしっかり耳を傾け、

そのうえでできる

提案をしてくれる業者を

選ぶようにしてください。

 

また費用が高いものばかりを

提案してくるのではなく、

同じような施工・工事でも

価格帯が違う提案を

いくつかくれるような業者は信頼できます。

 

その際にメリットだけでなく、

それぞれのデメリットも

きちんと話してくれる業者だと

より安心です・・・・・。

 

工事業者とフルリフォーム・リノベーションの

正式契約をする前に、

まず見積もりをとって

検討する必要があります。

 

このとき見積書を渡されますが、

見慣れていない見積書を見ると

不明な点がいくつか出てくるはずです。

 

わからない内容を説明したときに、

こちらがわかりやすいよう

きちんと説明してくれる

業者かどうかも重要。

 

見積書に記載されている項目は、

専門用語が多く、

なかなか理解できないものも多いです。

 

質問しているにもかかわらず、

難しい言葉で返してくるような業者は

あまり信頼できません。

 

また聞いている質問の意図とは

全く違う回答をする業者も不安が残ります。

 

それから見積書には

どんな契約が含まれているか、

口頭ででも

きちんと説明してくれる業者が好ましいです。

 

追加料金が発生する可能性や

その条件について、

こちらから聞かなくても

きちんと説明してくれる業者は

誠実な業者と言えます。

 

フルリフォーム・リノベーションは

いざ着工しても

実際に工事が完了するまで

数か月の期間がかかります。

 

あまり長くないと

感じるかもしれませんが、

住宅は住んでからも

メンテナンスなど、

担当者とは末永く

付き合っていくことになります。

 

肝心の担当者との相性が悪ければ、

ずっとストレスを

感じてしまうことになりかねません。

 

フルリフォームは施工側の要望も多く、

プライベートな内容も

多く含まれるため「話しやすいな」と

思える相手でなければ、

打ち合わせもスムーズに進みません。

 

こればかりは担当者と施主の相性です。

 

最初の相談の段階から

相手との会話に

好印象を抱いているかという

感覚を大切にしてください。

 

相性の良さを重視しながら、

連絡がスムーズに取れているかなども、

工事契約の段階までに

見極めるようにしてください。

 

そして業者ごとに

さまざまな保証や

アフターサービスも存在しています。

 

工事中やリフォーム後に

何かしらあったときにも安心ですから、

その内容が充実しているかも

確認しておくべきです。

 

設計事務所、

建築家という存在もリノベーションの際には

そういう範疇の「コーディネーター」です。

 

リノベーションの選択に

どのような窓口を考えるのか?

という事は重要。

 

 

 

◼️設計デザインの問い合わせ
ご相談・ご質問・ご依頼等は
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オフィシャルホームページ

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リノベーションで空間の役割に優位性をデザインして設計しつつ、この日は現場となる美容室で二階部分の詳細についてキッチン周辺を含んでデザインの効果と着地へのプロセスを深堀りする時間。

2022年10月27日 | リフォーム・リノベーション

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※現場となるショップでのオーナーとの打ち合わせ

 

よく考えられた場所は

人の思考や人生に

程よく寄り添います。

 

美容室から派生する

多角経営のリノベーション計画。

 

機能性では無くて

使い方の多様性を考えて

リノベ計画・・・・・。

 

既存で営業中の一階にプラスして

二階部分の再活用を

リノベーションで多角的に

計画するデザインのカタチ。

 

何度かの現地調査や

構造的要素を検討しながら

この日は現場となる

現地ショップで

計画中での終盤の打ち合わせを。

 

キッチンもそこには必要で・・・・・・。

 

多角的に使うための

トリガー的な要素も含んでの

選択で今回は「Kitchen house」の

アイランド型キッチンを選択。

 

その空間にレイアウトする

キッチンの目的。

 

場を変化させる

という意図を持つアイテムとしての選択。

 

色々なキッチンメーカーがありますが

それぞれに特徴がありつつ

存在意義も。

 

基本的な家事の要素と

そうではない要素・・・・・。

 

今回はそうではない要素も

特に重要視した計画。

 

使い方の意義を

レイアウトする計画。

 

計画内容についての

派生をデザインする意味で

深掘りしている途中。

 

フリールームが持つ

キッチンの役目と活用。

 

A to Zへ至る

空間リノベーションの

レイアウトパーツ。

 

他にも色々と着地すべき

内容へのプロセスも

幅をつくる優位性ある空間に。

 

愉しみと価値を生み出す

空間デザインが持つ

魅力を味わう場所の意味を

丁寧に考えてみませんか?。

 

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暮らしを良い意味で上質に心地よく変化させるリノべーション・リフォームという選択肢と大切な検討事項と暮らしと住まいに対する価値観の連動、過ごし方の意味を丁寧に設計デザインする意味。

2022年10月20日 | リフォーム・リノベーション

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※リノベーション前・ビフォー

 

 

※解体工事中

※解体工事・設備配線工事中

 

 

※解体工事・補強工事・設備配線工事中

 

よく考えられた住まい、

「家」を建てると

暮らしが楽しくなる。

 

 

※リノベーション後・アフター

一部既存の建具を再利用しモダンに計画した玄関・ホール

※リノベーション後・アフター

一部既存の建具を再利用しモダンに計画した玄関・ホール

 

暮らしと環境を最適化し

心地よく充実した暮らしを

手に入れる手段として

住まいのリフォームやリノベーションという

考え方もあります。

※リノベーション前・ビフォー

和室そのものを新しく

 

※リノベーション後・アフター

琉球畳(縁なし畳)+壁の塗り替えと襖・障子新調で和モダンな場所に

 

今過ごしている住まいを

その考え方でリノべーション(リフォーム)する場合と

一戸建ての住宅・中古物件や

分譲マンションの中古物件で

住戸をリノベーション(リフォーム)するケースも

存在すると思います。

 

※リノベーション前・ビフォー

 

※リノベーション後・アフター

 

※リノベーション後・アフター

 

※リノベーション後・アフター

 

 

リフォーム・リノベーション前提の

中古物件購入で

注意すべき意外な落とし穴も存在します。

 

※リノベーション前・ビフォー

 

※リノベーション後・アフター

和室の一部+DK+廊下+水まわりを一体空間としてLDKに

※リノベーション後・アフター

和室の一部+DK+廊下+水まわりを一体空間としてLDKに

 

中古でマイホームを購入する際は、

戸建てにするかマンションにするのか、

場所はどこが良いのか、

家族それぞれの希望や

譲れないポイントを

取り入れるにはどうしたら良いのかなど、

先ず前提条件という段階でも

考えるべき事はたくさんあります。

※リノベーション前・ビフォー

DK+廊下+水まわりを一体空間としてLDKに

 

※リノベーション後・アフター

和室の一部+DK+廊下+水まわりを一体空間としてLDKに

 

最近では新築で家を建てるのではなく、

中古物件を購入して

自分たちの暮らしやすい状態に

リフォーム・リノベーションするという

選択肢も一般的に認知されています。

 

※リノベーション前・ビフォー

階段の向きを変え階段下空間の優位性をデザイン

 

※リノベーション後・アフター

 

※リノベーション後・アフター

 

※リノベーション後・アフター

階段下と階段向きを変えた空間にWCを計画

 

某テレビ番組の影響も

あるようですが、

一つの価値観として大切な考え方。

 

※リノベーション前・ビフォー

和室6帖+押入れを収納と水まわり空間に(浴室・洗面脱衣)

 

※リノベーション後・アフター

浴室+洗面脱衣空間+WICL(ウォークインクローゼット)

 

※リノベーション後・アフター

システムバス空間を広く感じる裏庭を借景としたバスコートデザイン

 

しかし、物件によっては

希望の範囲でのリフォーム・リノベーションが

できるとは限らないため、

購入前にしっかりと内容を

把握しておくことが重要です。

 

リフォーム・リノベーション前提で

中古物件を購入するのに

チェックすべきポイントと、

戸建て・マンション別の注意点・・・・・。

 

中古物件をリノベーションするメリットは、

単純な表現で考えると

新築よりもある程度ですが

「費用を抑えられる」

「住みたい場所に住める」

「好きな間取り・デザインにできる」の

3つが挙げられます。

 

費用を抑えられるという部分については

一般的に建物の価値は

建築年数に応じて低下して

価格が安くなるので、

中古物件のリノベーションは

注文住宅を新築するよりも

確かに比較的費用を抑えられます。

 

国土交通省の令和元年 住宅市場動向調査によると、

物件の購入資金平均は

中古戸建住宅世帯の場合2,585 万円、

中古マンションの場合は2,746 万円です。

※あくまでも平均的な内容です

 

一方、注文住宅新築世帯は

平均 4,615 万円、

分譲戸建住宅は3,851 万円、

分譲マンションは4,457 万円となっており、

中古のほうが新築よりも

1,000~2,000万円程度安価で

購入できることがわかります。

 

リノベーション費用も含めた場合でも、

新築戸建てや

分譲住宅より2~3割程度は

費用を抑えられるといわれています。

 

浮いた費用でインテリアのグレードを上げたり、

新築よりも広い住まいを手に入れる

事も可能という意味で

メリットの存在も多いかと思います。

 

住みたい場所に住める・・・・・。

新築で家を建てる場合、

自分たちにとって

住みやすい場所に更地(新しい宅地)を

探すのは難しいケースも多いです。

 

実際に僕も、新築ご相談で

ご相談者さん(住まい手さん)と一緒に

更地を探す事も多いですが

新興住宅でもない限り、

同じエリアで更地が数多く売り出されることは、

少ないからです。

 

住みたい場所の条件は

人それぞれ異なりますが、

職場から近い、学校が近い、

スーパーや病院が近い、

治安が良く子育てしやすい等、

さまざまなご希望があります。

 

しかし、条件の良い場所では

すでに多くの住宅が建てられていたり

同じご希望を持っている方も

多くいらっしゃる場合は

やはり手に入りにくい事も多いのも事実。

 

更地で販売されていればよいですが、

古家付きを新築で建てる場合は、

更地にするため

既にそこに建っている住宅や

その他の建物の全部解体の費用が必要になり、

別予算組みの予定も大事になってきます。

 

その辺りを圧縮しようとすると

実際の希望よりも

敷地面積が狭くなるなど、

再検討の要素が多く出てきます。

 

また、駅の近くなど

利便性が高い場所は

すでに家や商業施設が多くあり、

土地探しが難航することも多い場所です。

 

しかし、中古物件であれば

駅の近くやアクセスの良い場所、

治安の良いエリアなどの

希望する条件にマッチする物件が、

比較的見つかりやすくなります。

 

新築同様の仕上がりにできる

中古物件をリフォーム・リノベーションしても、

ある程度希望通りの家にはならないのでは?

とお考えの方もいるようですが、

勿論それは状況によります。

 

行政の許認可の必要な範囲になるのか?

そうではないのか?

も含みながら

家の躯体のみを残した

スケルトンリフォームや

建築確認や許可の必要な迄の計画あれば、

内装や間取りはもちろん、

外観も新築同様の仕上がりが可能です。

 

建築の自由度は

一からつくる新築には及びませんが、

仕上がりに関しては

間取りやデザイン、

キッチンやバスタブなどの設備の

グレードアップや使い勝手自由度までの

間取り変更や空間構成の再構築デザイン、

構造的な範囲も含む補強による

耐震性の向上なども可能です。

 

壁紙などを張り替えたり

設備の一部を変えたりするだけの

部分的なリフォームとは異なり、

イメージとしては、

新築同様の仕上がりが

デザインや設計の課題にもなります。

 

リフォーム前提で

建物を購入する際のポイントは「構造」。

 

中古の戸建て住宅を

骨組み・躯体と呼ばれる部分

だけを残す

スケルトンリフォームや

フルリフォーム(リノベーション)を

計画するとと新築同様の仕上がりを

期待できますが、

もちろん、

すべての希望が

叶えられるわけではありません。

 

中古物件をリフォームする場合の

自由度が高い構造と

その耐用年数、意外な落とし穴の存在。

 

リフォーム前提で購入するなら

ある程度の件について

チェックしておきたいのが「構造」です。

 

建築における構造は、

構造材料と構造形式から表されます。

 

同じように木を使った

木造住宅としての構造でも

在来木造とツーバイフォー(2×4)

などのように

構造形式が異なる場合は

明記が変わってきます。

 

では、なぜ構造をチェックするべきなのか?。

 

それは、構造によって

リフォーム・リノベーションの

自由度が異なるからです。

 

中古物件を購入後に

間取りを変えたいと思っていても、

構造によっては

ある程度自由な間取り変更が

できない物件もあるため、

間取り変更などを伴う

大規模リフォーム・リノベーションを

前提とした中古物件の購入には

構造が重要になります。

 

構造で違うリフォームの

自由度も存在しており

「重量鉄骨造」と「鉄筋コンクリートのラーメン構造」

という選択も。

 

この2つの構造は

柱と梁で建物を支えており、

極端というか

少し乱暴な表現になりますが

柱と梁、そして床の基本となる

部材を残して

構造を心配せずに

壁を取ったりすることが可能です。

 

そのため、大胆な間取り変更や

壁を取り去った「大空間」を

リフォームで叶えることが可能です。

 

構造によって変わるのは

自由度だけではなく、

耐用年数も違います。

 

耐用年数を簡単にいうと

その資産の使用可能期間です。

 

ここでいう法定耐用年数は

あくまで減価償却年数を定めたものであり、

実際の建物の寿命ではありません。

 

実際の耐用年数は

メンテナンスによっても

大きく変わってきます。

 

ですが、構造の目安として

捉えておくのに間違いではありません。

 

この耐用年数でも

重量鉄骨造が34年、

鉄筋コンクリートが37年と

他の構造よりも長いです。

 

これから長く住み続けるなら、

耐久性が長いとされている

構造体の方がより安心感は持てます。

 

中古住宅をリフォーム前提で

購入したいとお考えの方が

注意しなければならない、

「鉄筋コンクリート造」

「鉄骨造」「ハウスメーカー」この3点について。

 

構造としてあげた

鉄筋コンクリートですが、

鉄筋コンクリート造には

リフォームが行いやすい

ラーメン構造と

リフォームが行いにくい

壁式構造があります。

 

ラーメン構造は先に書いた通り

柱と梁で支える構造に対し、

壁式構造は壁自体が構造体の

役割を果たしているため、

構造壁を撤去したり

移動したりすることができません。

 

そのため、大胆な間取り変更は

難しい構造体なのです。

 

ただ、既存の間取りが

気に入っているのであれば、

ラーメン構造のように

柱や梁がないため、

スッキリとした室内空間を叶えられますし、

耐震性や遮音性は

壁式構造の方がどちらかといえば

優れているという考え方もあります。

 

そして骨造にも

重量鉄骨と軽量鉄骨があり、

リフォームの自由度が高いのは、

重量鉄骨になります。

 

鉄骨造でも重量鉄骨と軽量鉄骨では

耐用年数にも差があります。

 

築年数が経過した軽量鉄骨は

構造躯体の劣化が激しい場合があり、

 

その補強には高額な費用がかかります。

 

その場合、

新築の場合とあまり変わらないというよりも

逆転する場合も多く見受けられます。

 

また、重量鉄骨造が

リフォームの自由度が高いのに対し、

軽量鉄骨造はリフォームの

難易度が高くなります。

 

その理由は、軽量鉄骨造で建てられている

ハウスメーカーの工法が、

そのハウスメーカーごとに違うため、

ハウスメーカー独自の工法故です。

 

ハウスメーカーが建てた建物なら

安心と思われ、

中古物件を購入の際に

メリットに感じている方も

多いと思いますが、

 

ハウスメーカーの構造体として

よく使用されるのが軽量鉄骨造です。

 

先に書きましたように、

ハウスメーカーの軽量鉄骨造は

ハウスメーカーごとに

独自の工法が用いられています。

 

そのため、

工法が複雑で軽量鉄骨造の建物について

理想と現実の内容、

リフォームは難易度が高いと言われる所以です。

 

その中には、筋交い(ブレース)で

強度が保たれていることがあり、

この筋交い(ブレース)によって

間取り変更に制約が起こる場合も

多々あります。

 

勿論それを逆手に取ったデザインや

計画も可能ですが、

展示場では無いので

住む事を前提にした内容と

それが合致するのかが重要・・・・・。

 

このように、

ハウスメーカーで建てた家は

独自の工法となっている事が前提の為、

ハウスメーカーの住宅を

リフォームした経験が無かったり、

浅かったりすると

リフォーム依頼を

受けてもらえないケースもあります。

 

自社の工法を熟知している

同じハウスメーカーに依頼をするか、

ハウスメーカーのリフォームを

多く手掛けている、

経験豊富なリフォーム会社に

依頼する事が無難です。

 

もちろん、ハウスメーカーの

戸建て住宅がリフォームできない

という訳ではありません。

 

構造を理解する技術力があれば、

間取り変更などの

大規模なリフォームでも

可能な場合もあります。

 

次に、分譲マンションの住戸を

リフォーム・リノベーション前提で

購入する際のポイントですが、

意外に大切なのは「管理規約」。

 

中古マンションを購入して

リフォームできるのは「専有部分」のみです。

 

専有部分とは、

購入したマンションの居室内で、

一般的にはマンションの

外観に関係する窓やサッシ、

バルコニーや共有で使用する廊下、

メーターボックスやパイプスペース(PS)などは

変更することができません。

 

ただし、各マンションの管理規約によって

それの一部等は異なるので、

行いたい(施工したい)

リフォーム・リノベーションが

可能なのかを

購入前にきちんと確認する事が大切。

 

当然可能だと思っていたリフォームでも、

管理規約によって

行えないケースもあります。

 

床の仕上げを既存の絨毯から

タイルに変更を希望しても、

管理規約に荷重制限があり、

希望している仕上げや固定される荷重の関係で

使用できないケースもありますから。

 

内装の変更なので

当然可能だと思っていた

リフォーム内容でも、

制限が起こるケースもあるので、

購入前にそのマンション(共同住宅)の

管理規約を確認しておくことが大切です。

 

ご自身での確認が難しい場合は、

不動産の担当者に確認するか、

リフォームをお願いしたいと思っている

リフォーム会社に

確認してもらう事が大切。

専門用語も多いですから・・・・・。

 

専有部分の間取り変更の

マンションリフォームでも

それさえクリア出来れば

一部の大胆な間取り変更は可能です。

 

※但し排水の勾配やセキュリティーサービス・消防設備等

諸条件はあります。

 

リフォーム前提で

中古マンションの検討をしているのなら、

現状の水回りの変更は

難易度が高く

不可能なケースもあるので

注意が必要です。

 

通常、マンション(共同住宅)では

パイプスペースや

パイプシャフト(PS)と呼ばれる

上下水道や、ガス管などの

配管スペースが存在し、

住戸内に上階の配管が通っているので、

縦管は移動することが困難です。

 

そのため、パイプスペースから

大きく離れた位置に

水回りを移動するのは難しく、

大規模なリフォームの場合は

パイプスペース(PS)の

位置を意識して

計画を行う必要があります。

 

通常リフォームが

出来ないとされている、

窓やサッシ、玄関ドア、

バルコニーや専用庭などの

共有部分でも

管理規約の内容によっては

行えるケースもあります。

 

専用庭にリフォームで

水盤を設けたり、

床に勾配が見つかり、

駆体の傾きを確認した結果を踏まえて

外部サッシを取替え、

新たに断熱材を加えることで

住環境を改善したり・・・・・。

 

また、玄関ドアの

外側の変更は行えなくても、

室内側はインテリアに合わせて

変更することも可能なケースもあります。

 

難しいと思われるリフォーム内容も、

まずは相談してみることが大切です。

 

中古物件リフォーム費用の相場ですが、

中古物件リフォームと

一口にいってもさまざまな物件、

さまざまな工事があります。

 

どのような物件で

どのようなリフォームを

行うのかによって

費用は大きく異なりますが、

比較的大規模に

戸建て住宅のリフォームを

行う場合の費用相場は1,800万円~。

 

一方マンションリフォームの場合は

1,000万円~が、

目安とされています。

 

戸建て住宅の場合は

耐震補強や外壁の修復などを

行うケースも多いため、

マンションよりも

基本高額になっています。

 

勿論、住宅の規模や

行うリフォームの難易度、

内装材に使用するグレードや、

キッチン・浴槽など設備の

グレードによっても費用は変動します。

 

費用面や住みたい立地を

選びやすい等

さまざまなメリットのある

中古物件のリノベーションですが、

注意したいポイントもあります。

 

築年数が古いとリフォーム・リノベーションの

費用が高くなるという事。

 

これは1981年6月に

耐震基準が見直されたことが

関係しています。

 

勿論その後も色々と

大きな地震や災害の度に

見直しは行われています。

 

旧基準で建てられた物件の場合、

リフォームするときに

新基準に対応するように

工事を行う事が前提です。

 

比較的大規模な

耐震工事が必要になるので、

物件自体が安かったとしても

工事費用は多くかかります。

 

また、木造であれば

構造や基礎部分に

シロアリの被害があったり

基礎が腐食していたりする

そんなケースも少なくありません。

 

この場合は補強工事が必要です。

 

古い物件は

断熱材が入っていない、

もしくは足りないケースもあり、

冷暖房がききにくく

住み心地が悪くなっている事も

多く見受けられます。

 

そのため断熱材を

新しく入れ直したり、

必要に応じて追加したり

サッシや窓ガラスを

断熱効果の高いものに交換したりと、

楽観的に物件を検討すると

費用が必要以上にかさんでしまう

そんなケースも考えられます。

 

そして大規模なリフォーム・リノベーションは

ある程度工期に時間がかかるため、

すぐに引っ越したい

そんな場合は不向きです。

 

スケルトンという

骨組以外をほぼ解体し

計画し直す方法では、

建物の検査から設計、

施工まですべて含めて

少なく見積もっても

半年以上はかかります。

 

もちろん、

新築よりも工期が必要なケースも

数多くあります。

 

新築の建売住宅や分譲マンションを

購入したときのように

契約後すぐに住めるわけではありません。

 

リフォーム・リノベーションでは

実際に解体を行ってみないと

分からない部分も多く、

予期せぬ事態も起こりえます。

 

事前にある程度の

調査を行ったとしても

解体してみたら、

シロアリに躯体が侵食されていたり、

雨漏れで躯体が脆くなっている

ケースなどはよくある話です。

 

この様に予期せぬ事態で

施工開始が遅れてしまえば、

必然的に完成も遅くなるため、

最初からある程度余裕を持った

工期・工程計画の方が安心です。

 

躯体・骨組みのみを残した

スケルトンリフォームや

家の内装すべてをリフォームする

フルリフォームを行えば、

中古の戸建て住宅も

中古マンションも

新築同様の仕上がりが期待できます。

 

しかし、叶えたい希望によっては

リフォームでは難しいこともあります。

 

大規模なリフォームになればなるほど、

当然費用もかかります。

 

中古物件を活かして

叶えられるケースであれば、

リフォームで行えることは

限界もあります。

 

既存の中古物件から

かけ離れた要望をお持ちの場合は、

むしろ新築の方が適したケースもあります。

 

リフォームで叶えられること、

新築の方が適していることを

見極めることが大切です。

 

大開口や大空間を望んでいる場合は、

新築とどちらが適しているか

比較することをお勧めします。

 

中古物件のリフォームは

新築の注文住宅や

分譲マンションを

購入するよりも

費用を抑えられるケースが多く、

好きなエリアや立地を選びやすい、

間取りやデザインの変更も

可能である程度は

自分好みにつくりかえる事も可能

というメリットがありますが、

戸建て住宅・マンションそれぞれに、

リフォームできる部分と

できない部分があるため

しっかりとそういう

不確定要素も視野に、

リフォームの際には

その価値に適したパートナーを

考える事が大切。

 

中古物件を購入して

リフォームするか新築かで

迷われている場合は、

新築もリフォームも

行っている建築を行っている

専門家が最適です。

 

リフォームだけ、

新築だけを行っている会社では

基本的には正しい判断は行えません。

 

また、行っていても

事業所が別の場合や

営業マンが異なる場合は

祖の場合と同じことが言えるので、

注意が必要です。

 

公平な立場で

ジャッジできる専門家に

相談するように・・・・・・。

 

最近は「その最中に頭を打った方々」からの

ホームページ経由で

新規のご相談事も多いので

随分長々となりましたが

しあえて書いてみました・・・・・。

 

出来れば早い段階で

僕では無くても、

条件にあった適切な設計者(建築士)や建築家、

建築工事業者さんに

めぐり合っていれば事前に

解決出来た事柄も

多いのになと思いながら。

 

※この記事を書く事に関して、

他でトラブルになってから新規ご相談いただいた複数名から許可はいただいています。

 

ソフト面からもハード面からも

暮らしの事を、

丁寧に考えてみませんか?

 

暮らしのカタチを丁寧に

愉しみと価値を生み出す

空間デザインが持つ

魅力を味わう住まい造りを

考えてみませんか?。

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暮らしの充実時間に寄り添う間取り提案と設計デザインの提供を・・・暮らしのリノベーション(リフォーム)プラン・日常的な間取りの中での居場所をフレキシブルに変化させながら既存のよい部分を再活用。

2021年10月24日 | リフォーム・リノベーション

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※住まい手さんのご自宅にて打ち合わせの途中

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる。

 

和風住宅のリノベーションプラン。

 

現場での計測の続きも行いつつ

間取りプランから派生する

暮らしの時間を提案しながら

現場でもある

住まい手さんの現在のご自宅にて

打ち合わせの途中・・・・・。

 

既存住宅の

固定化されていた

使い方の間取りから自由度を生み出すように

リノベーションプランを

拡張しているところ。

 

暮らしの時間、過ごす場所を

現在の間取りから

大きく方向転換しているのですが

中身の充実を補足しているところ。

 

暮らし方が馴染みつつ

新しい間取りの中で

どのような時間を過ごしていくのか?

 

間取りや設計デザインの提案は

単に家を新しくする事ではなくて

住み方が変化する事で

営まれる時間に

どんな豊かさが生まれて

過ごす時間に付随する喜怒哀楽に

家という暮らしの器が

どのよう接してくれるのか?

という観点。

 

暮らし方が変われば

気持ちもまた変化します・・・・・。

 

居心地の豊かさが生まれる事で

満たされる時間が

価値を与える様に。

 

そんな間取りの提案事項の要を

水まわり関連商品と使い勝手

空間の余白に生まれる時間の使い方の変化。

 

カタチと機能に促されることによって

過ごし方の自由度が

拡張する間取りに・・・・・・。

 

住宅計画での

思考の範囲は

暮らし全体から・・・・・。

 

ご相談、面談のご希望は

ホームページ「お問い合わせ」から。

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office

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暮らしの環境改善を目的に・・・住まいのリノベーション計画で住まい手さんとの打ち合わせをアトリエにて、設計デザインに入る前の段階に暮らしの方向性を紐解く情報の整理整頓。

2021年07月04日 | リフォーム・リノベーション

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※アトリエにて住い手さんと水まわり商品の選択肢検討の打ち合わせ

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる。

 

住まいの計画準備中・・・・・。

色々とご縁があって

約築35年の木造二階建て住宅

住まいのリノベーション計画。

 

新築当時の暮らしの状態

家族構成と

今・・・現在の暮らしの状態、

家族構成や

過ごし方から生まれる気付きは

違いの範囲を

意識させていきます。

 

今回の打ち合わせ前に

現在の住まいへおうかがいして、

簡単な現地でのお話しから

リフォーム・リノベーションの

目的が何処に向かうべきか?

を話し合いながら

単純に古くなった状態を

新しくするだけの考え方が正解なのか、

そもそも生活の状態を

変化させなければ

同じ事の繰り返しとなり

無駄な投資になるのか?

 

暮らしの段階を精査しながら

リフォーム・リノベーションの

目的についての雑談と

住まい手さんご家族の思う

真意へのプロセスを色々と・・・・・。

 

そのプロセスから

今回のアトリエでの打ち合わせです。

 

生活の基準を見直す大切さ。

 

考えるべき方向性は

そういう趣で・・・・・。

 

水まわり設備も含めた

生活空間のリフレッシュと

「そもそも」の

暮らす時間内にある移動経路と

質感も今回の見直しの本題に。

 

家の方位(向き)で変化が生まれますが

それだけではない環境変化が与える

暮らしの改善・・・・・。

 

部屋の使い勝手ひとつでも

用途の違いと出入り口の違い

窓の向きや仕上げ・・・・etc。

 

様々な視界に入る要素の

整理整頓から。

 

着目するべき「範囲」を

これから丁寧に

読み解いていく予定。

 

暮らしの空間に

役割を意識して、

拡張性をデザインすると

生活環境の改善にもつながりますよ。

 

思考の範囲は

暮らし全体に・・・・・・。

 

ご相談、面談のご希望は

ホームページ「お問い合わせ」から。

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office

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