奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

リビングスペースや ダイニングスペース、日常的に過ごす場所で見るテレビ画面の事、ソファーやダイニングテーブル、キッチンから見る事も画面との距離感と間取りと暮らしとバランス。

2024年01月31日 | 暮らしの事イロイロ

 

リビングスペースや

ダイニングスペース、

日常的に

過ごす場所で見るテレビ画面の事。

※LDK・全体から見る壁掛けテレビ

 

壁掛けテレビや

テレビボードの

最適な高さや距離は

見る位置関係全体で

変わるという事。

※LDK・ソファから見るテレビボード+置型テレビ

 

日々のくつろぎの時間に

テレビを観る事も

あると思います。

 

最近はテレビといっても

ユーチューブやNetflix (ネットフリックス)

Amazonプライム等の方が

多いかと思いますが・・・・・。

 

もはや当たり前すぎる

その行為をさらに

快適にするには

「テレビボードの高さと視聴距離」を

見直すと良いかもしれません。

※LDK・ソファから見るテレビボード+置型テレビ

 

テレビはリビングにあるソファの

正面やリビングの一角に

配置していることが

多いかと思います。

 

※LDK・ダイニングテーブル+小上がりから見る壁掛けTV

 

一方で、

ダイニングテーブルが

暮らしの主流に

なることも多くなってきたなかで、

ダイニングテーブル近くにある

腰高の収納家具の上に

テレビを置いている、

あるいは

ダイニング側からソファ越しに

テレビを見るといったこともあります。

 

その際にテレビの視聴の

し易さについて

なんらかの不満を持っている人は

居ませんか?

 

「テレビの見やすさ」について

悩んでいるのであれば、

それは「高さ」と「距離」で

解決が可能です。

 

どこからテレビを

見ることが多いのかを考える。

 

テレビをどこから見るとしても

画面全体が見えるほうが

良いですよね。

 

ダイニングテーブルと

テレビボードの間に

ソファがあり、

椅子やソファが

邪魔してテレビが見難い、

といったことは

意外と多いものです。

 

テレビボードを高くすれば

解決するかもしれませんが、

そうすると

ソファからテレビを視聴する際に

テレビを見上げるような

姿勢を余儀なくされ、

疲れやすくなってしまいます。

 

であれば、

レイアウトそのものを

変更することで

解決策を

見出すことが可能です。

 

配線や家具自体の大きさも

関係するので

ボリュームの認識が重要です。

 

見る場所によって変わる

最適なテレビ台の高さを知る。

 

レイアウト変更によって

問題が解決できるなら

それで良いですが、

物理的な問題などで

それが難しい場合もあります。

 

その時には

ここからテレビを見ることが多いから

そこでの快適性を追求する、

テレビの画面を見る際は

この場所という意識で

LDKの構成を考えます。

 

そもそも人の目線は

常に少し下向きに向いています。

 

上を見上げるときより、

下を見るほうが

疲れにくいケースが多いです。

 

そのため、

テレビの画面の中心の位置が、

テレビを見る際の

目線よりも下になるような

高さだと、

長時間テレビを見ていても

疲れずに快適に

過ごすことができます。

 

それでは

テレビを見る場所によって

テレビ台は

どのような高さが

最適なのか?。

 

床に座って

テレビを観ることが多い場合の

最適な高さ。

 

床に座ってテレビを観る場合は、

テレビボードの高さとしては

30センチ~40センチメートル以下が

最適です。

 

テレビボードも

高さを抑えたタイプが

様々出ているので

選択肢も多いです。

 

高さが無い分、

DVDなどのソフト類や

ゲーム機器、

各種AV機器などの

収納性という点で

不満が生まれる可能性もあります。

 

こうした収納性との

バランスを考慮した

テレビボード選びが重要です。

 

ソファからテレビを観る場合、

テレビの中心が目線から

10~15度下がるように、

テレビボードは

高さ40~60cmがお薦めです。

 

一般的に一番多くの

選択肢が存在する

サイズでもあります。

 

また、

収納性も高く

様々な仕様があるタイプなので

バランスの良い

テレビボードと言えます。

 

将来的に引越しなど

間取りの変更があった場合でも

比較的対応力があります。

 

ダイニングから

テレビを観ることが

多い場合、

高さが60センチ~70センチ強ある

リビングボードなどを

テレビ台として

活用するのがお薦めです。

 

収納を兼ねて

テレビが設置できること、

また基本的には

ダイニングからの視聴距離を

短く設定する場合が

多いため、

狭いスペースでも

有効活用できる

という利点があります。

 

テレビが高い場所にあるが故に

空間への圧迫感が

増してしまう可能性があることや、

テレビが転倒しないような

地震対策を

しっかりしなければいけない点は

考慮しなければなりません。

 

テレビを視聴する最適な距離を知る。

 

最近主流となってきている

4Kテレビは、

ひと昔前のフルHDテレビと比較して

視聴距離が

約半分とされています。

 

メーカーでは

4Kテレビの最適視聴距離は、

画面の高さの「1.5倍」と

表示しているケースが

多く見られます。

 

その場合、

最近販売数の多い49V(高さ65cm前後)だと

約1mの視聴距離になります。

 

しかし現実的には

この考えは

最短距離と考えた方が良いです。

というのは、

メーカーの推奨する距離では

例えばカメラの動きや

被写体の動きが激しい

スポーツ番組などでは、

目が疲れてしまうことが

多分に起こってしまう

可能性は否めません。

※倍速機能付きだと

 なめらかに見えますので

 見やすくなります。

 

機能性にもよりますが

目の疲れも考慮すると、

49Vでは2.6mほどの距離から

テレビを観ることを

お勧めします。

 

あくまで目安ですが

32Vでは2.0m、

40vで2.3m、

55vで2.8m、

65vで3.1mくらいの距離で

テレビとの距離を取れば、

テレビの内容に対しての

適度な没入感、

同時に目の疲れも

起こりにくい距離感と言えるかと思います。

※実際には建築工事中に

 リアルサイズで昇華する

 打ち合わせを行います。

 

特に子供がいるご家庭などでは、

以前ほど距離を

とらなければならない訳では

ありませんが、

長時間視聴することによる

視力の低下、

そして目からくる疲れを

軽減させるためにも、

適度にゆとりのある距離感での

視聴が望ましいと思います。

 

現時点では

テレビは10年ほどのスパンで

買い替えをしていく事の多い家電です。

 

反面テレビボードは

素材にもよりますが

20年、30年と味わいを増しながら、

テレビが変わっても

使い続けることができます。

 

自宅の空間に合うテレビボードを

検討する際には

置き場所はもちろんのこと、

視聴までの距離感や

テレビのサイズまで

考えなければいけないことも

多くあります。

 

配置や距離、

テレビのサイズに関しても

家造りを終えるまでに

間取りと共に計画する事で

「間違い」を防ぐことが

できるようになります。

 

新築やリフォームの際には

設計中や現場工事中に

インテリアコーディネートとして

テレビの配置から

壁掛けTVの際には、

その周辺を整えています。

 

勿論テレビボードも

バランスを考えてインテリア提案します。

 

家をどのように

過ごす場所とするべきなのか?。

 

暮らしの提案と共に

家電と家具のバランスも大切に。

 

住まいのリフォーム・リノベーション

模様替えや増改築について

ご相談・ご質問・ご依頼は

■やまぐち建築設計室■

ホームぺージ・Contact/お問い合わせフォームから

気軽にご連絡ください。

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■やまぐち建築設計室■

 建築家 山口哲央

奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

https://www.y-kenchiku.jp/

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暮らしとイメージを大切に、丁寧に暮らす空間を自分達の過ごしやすい家として大事なバランスを間取りだけではなく外観や色彩、実用性からもデザインの方向性を考えるように。

2024年01月30日 | 家 住まい 間取り プラン

 

住まいの計画で

新築注文住宅の

デザインを考える際、

多くの方は

自分だけの特別な空間を求め、

性能もそうですし

デザインの美しさと

実用性のバランスに

重きを置きます。

 

※モダンな暮らしを趣にしたシンプルモダンの家(ビルトインガレージのある家)

 

トレンドだけではなくて

日常に敏感でありながら、

日々の生活の

快適さを求める方にとって、

家は単なる

住居以上の意味を持ちます。

※室内空間は飽きの来ない濃いブラウンを基調とした内装

 

そういった意味で

どのような暮らしを考える事で

意図を実現出来るのか?

 

注文住宅の外観デザインは

どうやって決めるのか?

 

外観デザインを

優先する場合

外観デザインに対するこだわりは、

注文住宅の

個性を際立たせる要素です。

 

好みのテイストや

特定のデザイン要素に対する

明確なビジョンがある場合、

それを実現するためには

工務店の得意不得意も

含めてよく相談することは

不可欠です。

 

多くの事例を確認することで、

細かい仕様も含めて、

より具体的な

プランニングが可能になります。

 

外観デザインへのこだわりは、

家の印象を大きく左右し、

住む人の個性を

反映する重要な要素です。

 

実用性を重視することは、

長期にわたる

快適な住まいづくりには

不可欠です。

 

例えば、

屋根の形状は、

雨水の排水効率を

向上させるためや、

室内への雨水の

浸透を防ぐために

重要な要素です。

 

しかし、

実用性を重視しすぎると、

外観にも

多くの制約が

生じることもあります。

 

そのため、

実用性と外観デザインの

バランスを考慮し、

両方の要素を

適切に満たすデザインを

目指すことが重要です。

 

注文住宅の外観デザインを

決める際のポイントとしては

建物全体の

配色バランスが重要。

 

新築の外観デザインを

決める際、

建物全体の

配色バランスは

非常に重要です。

 

よく内観のイメージの際にも

話す内容なのですが

ベースカラー、

メインカラー、

アクセントカラーの

バランスを考慮することで、

家全体の

印象が決まります。

 

これらの色の

バランスが

70対25対5の

比率であることが

理想的とされています。

 

ただし、

ベースカラーの選択には

注意が必要で、

彩度が高すぎると

周囲の人に

不快感を与える

可能性があります。


また、

建物の色は

日当たりや天候によって

印象が変わるため、

色選びの際には、

実際の環境を含めて

サンプルを

確認することが重要です。

 

 

屋根の形状とその影響

屋根の形状は、

外観デザインに

大きな影響を与えます。

 

切妻屋根、

片流れ屋根、

寄棟屋根など、

各形状には

それぞれの特徴があり、

家の印象を

大きく左右します。

 

屋根の形状だけでなく、

勾配(傾斜)や軒の出も

外観に影響を与えるため、

これらの要素を

総合的に考慮することが

重要です。

 

窓のサイズと配置は、

外観デザインだけでなく、

室内の明るさや

通風にも大きく影響します。

 

大きな窓は

明るい室内を実現しますが、

プライバシーの確保や

断熱性に

影響を与えるケースもあります。

 


窓を配置する際は、

日当たりや風通しを考慮し、

室内の機能性と

外観デザインの

バランスを取ることが

重要です。

 

また、

窓の形状や枠のデザインも

家の外観に

大きな影響を与えるため、

全体のデザインとの

調和を考慮する事が大切です。

 

これらのポイントを踏まえ、

自分達だけの

特別な空間を

実現するための

暮らしの方向性を

イメージしてみてください。

 

どんな暮らしに

着地したいですか?。

 

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中古住宅を購入して暮らしやすさをイメージした耐震や断熱、省エネを含めた性能向上リノベーションを考える暮らしの心地良さをもっと身近に。

2024年01月30日 | リフォーム・リノベーション・アドバイス

中古物件 やもり 家造り リフォーム ビフォー 外観 和風の家

※リノベーション着工前の中古住宅外観

奈良県高市郡高取町 和風のモダン住宅リノベーション外観 

※リノベーション後の外観・外構

DK 中古住宅 ビフォーアフター スーモ 古家 中古住宅のリフォーム 1000万で購入 奈良県 高市郡 高取町 建築家のリフォーム  

※中古住宅購入時の様子

耐震補強 地震保険 地震対策 リフォーム 補強 耐震診断 中古住宅 建築家のリノベーション 耐震対策 安全な家 中古住宅のリフォーム 解体工事 解体作業

※解体・骨組み耐震補強工事中の様子

中古住宅を購入して

リフォームやリノベーションを

考えるケースもあると思います。

LDK リビング DKをリノベーション 建築家のリフォーム 奈良県高市郡高取町 中古住宅のリノベーション ビフォーアフター 

※中古住宅をリノベーションした様子(DK+廊下+水回り)→(LDK+リビング階段)

新築の場合でもそうですが、

リフォーム、リノベーションにおいても

依頼する会社は色々あり、

工事予算や要望内容によって

依頼するべき会社(窓口)も変わります。

 

そして相談する会社(業者)によって

結果は大きく変わります。

古い住宅は新築住宅と比べて、

多くの異なる部分があります。

それが原因で

価格が比較的安くなる一方、

快適な生活を送るためには、

購入後、入居前に一定の改修が

必要となる事もあります。

断熱性を上げる事。

性能向上させるためには、

単に高性能の断熱材を

設置するだけが 解決策ではありません。

 

別の重要な要素が存在します。

それは、空気の移動を

制限する事です。

簡単な例ですと隙間風ですね。

 

 なぜなら、 空気は熱を伴って

 移動する性質が あるからです。

 そのため、

 この空気の自由な移動を

 抑制することが 重要となります。

 これが「気密性」と 呼ばれるものです。

 床古い家は床が地面に

 接しているため、

 床下を通る冷気が

 室内を冷やす一因

 となります。

 まず、床下の隙間を閉じ、

 室内壁である

 間仕切りから

 冷気が上がってくるのを

 防ぎます。

 

 次に、適切な性能のある

 断熱材で

 床下全体を

 覆い尽くします。

 床下の断熱材については、

 新たに設定された

 断熱等級5(ZEH水準)に

 適合するものとして、

 グラスウール高性能

 24K105mmが推奨されています。

外壁の断熱 

外断熱:外断熱工法は、

外壁の外側から

断熱材で包む方法です。

 

柱やその間にある壁全体を覆います。

リフォームやリノベーションですので

特に土壁で構築された

外壁の場合、

壁内部に断熱材を入れることが難しいため、

この外断熱工法が効果的です。

 

工事も比較的容易なため、

お勧めの方法です。

 

内断熱:内断熱は、

外壁の壁内に

断熱材を充填する方法です。

 

しかし、

先の説明のような土壁の場合、

断熱材を入れるための

空間が存在しないため、

室内側に断熱材を設置します。

その結果、

壁が内側に向かって突き出る形となります

断熱等級4では

高性能グラスウールで84mm、

断熱等級5では

高性能グラスウールで105mm。

ただし新設の壁や

閉鎖した開口部については、

断熱材を壁内に設置する事は可能です。

勿論、土壁全体を解体して

新たに壁をつくり変える場合は

壁内に断熱材を充填する事は

可能になります。

 

屋根・天井の断熱

屋根や天井に

断熱材が設置されていない住宅は

意外と多いです。

※古い中古住宅の場合や違法建築物の場合

適切な厚さの断熱材を

新たに敷き込むことにより、

室温を快適な状態に

保つことが可能となります。

 

なお、2022年4月に設定された

断熱等級5(ZEH水準)に

適合する断熱材としては、

グラスウール高性能14K155mmが

推奨されています。

 

開口部の改修について

窓サッシの断熱性能は

非常に重要で、

可能な限り高性能なサッシに

交換する事を強くお勧めします。

ただし、

既存のサッシを交換する際には、

それなりの費用が発生します。

 

サッシ周辺の

外壁部分を一部切り取り、

サッシを取り外した後、

外部と内部の

補修が必要となります。

 

 冬場、

 熱の大部分は、

 ガラス部分を通じて

 外に逃げてしまいます。

 

 そのガラス部分を

 高断熱ガラスに

 交換することにより、

 冬季の寒さ対策に効果的で、

 費用対効果が

 大きく上昇します。

 

 小さな窓については、

 インナーサッシを

 設置することも有効です。

 ※室内にプラスする窓です

 

 ただし、頻繁に開け閉めしたり

 出入りをする場所では、

 2枚建てのサッシを

 開け閉めする必要がありますから、

 少々面倒かもしれません。

 

 隙間を閉じる(気密性能の向上)

 屋根裏は隙間の宝庫

 屋根裏は

 蜂の巣ができたり

 建物の建っている地域によっては

 野生の小動物等が

 出入りできるほど

 意外に隙間が多い部分です。

 

 また、

 室内で温められた空気が

 高い屋根裏から

 外に抜けてしまい、

 室内の空気が

 冷えてしまう現象があります。

 

 これを防ぐため、

 気密性を向上させる目的で、

 屋根裏の外壁面にある

 隙間を埋める工事も検討要素です。

 建物が傾いていると

 柱の上下に隙間が生じ、

 その隙間から

 外の風景が

 見えることもあります。

 

 これらの隙間を

 無くすためには、

 建物の傾斜を修正し、

 冷気の侵入を

 防ぐことが重要です。

 

 雨漏りの改修

 過去何度も雨漏りの

 補修をしている家は、

 雨漏りが

 常習化している家ですから

 その根本的な問題が

 解決されていない

 可能性が高いです。

 一時的な応急処置は、

 あくまで業者の

 営業活動に過ぎません。 

 屋根の葺き替えも視野に入れる

 屋根材が劣化している場合、

 この機会に屋根を

 葺き替えも

 検討することを

 お勧めします。

 費用はかかりますが、

 新しい屋根材は耐久性が高く、

 雨漏り対策にも効果的です。

 漏水場所の原因は、

 雨漏り部分の

 上部ではないこともあります。

 

 特に風の強い場所に

 建つ家では、

 外壁に当たった雨水が

 壁を伝って上昇し、

 軒下や屋根の

 上部隙間から

 室内に入ることがあります。

 

 構造の問題

 建物の耐震性を

 向上させる改修を検討。

 

 間取りの変更や

 柱の撤去は勝手にしない事。

 DIYによる間取りの変更や、

 柱が邪魔だと感じての

 無計画な撤去は

 避けるべきです。

 

 その柱が

 どのような力を受けているのかを

 しっかり確認し、

 撤去しても問題ないか、

 また補強が必要かどうかを

 判断する必要があります。

 

 壁や柱を撤去することで

 耐震性が大きく低下するため、

 必ず補強や変更後の

 構造計画を同時に考慮する事が重要。

 

 このような判断は

 建築の専門家と相談した上で

 行ってください。

 

 既存部分の

 安全性や耐震性はあるかどうか

 古い家はほとんど

 耐震性が低いです。

 

 耐震診断を実施すれば、

 木造2階建ての家のほとんどが

 評点が低いケースが多いです。

 

 一般的には、

 1981年5月までの建築物(旧耐震)は

 耐震補強が必要と言われていますが、

 今は基準年を2000年と見ています。

 

 2000年以前に建てられた

 木造建物は

 現行の法規制以前のものであり、

 基本的には

 耐震補強が必要となる事が多いです。

 

 古い建物であれば、

 木造の平屋を除いて

 ほとんど確実に

 耐震補強が必要です。

 

 建築の専門家と相談し、

 適切な耐震補強工事を

 行うことを推奨します。

 

 今回、

 僕は特に重要だと思われる

 点を提案しましたが、

 もちろん他にも

 基礎や床下の状態、

 シロアリの存在、

 水回りの土台の劣化など、

 確認すべき項目は多数あります。

 

 古い住宅の耐久性は、

 建設時の施工会社の

 考え方や技術により、

 また、以前の住人の

 メンテナンス状況により

 大きく変わります。

 

 業者選びにあたっては、

 建物の状態を

 調査・理解せずに

 予算に合わせた

 見積もりを出すような

 業者ではなく、

 建物をしっかり調査し、

 必要な部分を修繕し、

 予算を明確に提示してくれる

 項目がある業者を

 選ぶことが重要です。

 

もし、お悩みある中古住宅を

購入されたのであれば、

予約制の個別相談お受けしています。

ご質問等あれば気軽にお申し込みください。

 

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収納計画収納アイデアの重要性、間取り計画と収納計画による暮らしの質向上をどのように考えるべきか、過ごし方と生活習慣をイメージしたレイアウトと整理整頓片づけの工夫。

2024年01月28日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

過ごしやすい家を考えた時に

部屋の居心地にも関係する

収納のしやすさや

散らかりにくい家の間取り。

 

※建材メーカーPanasonic

 システム収納キュビオス提案採用の事例(LDK)

 

家づくりの

基礎知識としての

収納計画収納アイデアの重要性。

 

家づくりを始める際、

インテリアや

デザインに目が行きがちですが、

実は収納アイデアが

快適な暮らしを

大きく左右します。

 

適切な

収納スペースがある暮らしの

メリットや

収納計画の目的、

基本原則について

少し書いてみたいと思います。

 

 

 

収納スペースが

適切に存在する

暮らしのメリット。

 

整理整頓が容易

物がちゃんと

収納できる場所があることで、

部屋がすっきりし、

掃除も楽になります。

 

必要なものがすぐに見つかる

物がきちんと

整理されていれば、

必要なものを

比較的

すぐに見つける事が出来、

時間の節約や

探す手間、

ストレスの緩和に

もつながります。

 

ストレスフリーな生活

散らかった部屋は

心身にストレスを与えますが、

ある程度

整理された空間で過ごす事で

リラックスができ、

ストレスフリーな

生活を送りやすくなります。

 

収納計画の目的と

基本原則

 

収納計画の目的は、

限られたスペースを

効率的に活用して、

家族が快適に暮らす事の出来る

環境をつくる事です。

 

以下に収納計画の

基本原則を・・・・・。

 

使いやすさを優先

収納は頻繁に使うものほど

手前に、

使わないものほど

奥に配置することで、

使い勝手が向上します。

 

収納場所を明確に

物に固定の収納場所を

設けることで、

無駄な探し物を減らし、

整理整頓が

楽になります。

 

空間の有効活用

部屋の高さや隙間を

活用することで、

限られた空間でも

効果的な収納を

実現する事が可能になります。

 

見た目も大切

収納用品や

家具を選ぶ際には、

デザインや色も考慮し、

空間全体の

調和を保つことで

収納の意識も良い意味で変化します。

 

柔軟性を確保する

家族構成や

ライフスタイルの変化に

対応できるよう、

収納スペースに

柔軟性を持たせることが

大切です。

 

例えば、

棚の高さを

変更できるようにする事で、

さまざまなサイズの

収納変化に対応可能になります。

 

これらの基本原則を

意識しながら、

家の間取り検討の段階から

収納計画を立てることで、

快適な暮らしを

実現できやすくなります。

 

収納の基本要素。

スペースの活用法家の中で

効果的な

収納スペースを

計画する為には、

縦収納と横収納、

高さを活用した収納法、

隠し収納と

オープン収納の

バランスを考慮することが

重要です。

 

縦収納と横収納の比較縦収納は、

天井までの高さを活用して

収納スペースを

確保する方法です。

 

縦収納は、

小さな部屋でも

有効活用ができて、

空間を広く見せる効果があります。

 

ただし、

高い場所の収納は

取り出しにくい事があるので、

使用頻度の

低い物を収納するのに

適しています。

 

一方、

横収納は、

壁面や床面を活用して

収納スペースを

確保する方法です。

 

横収納は、

取り出しやすさが魅力で、

使用頻度の高い物を

収納するのに

向いています。

 

ただし、

無闇に広げると

部屋が狭く

感じることがあるので、

注意が必要です。

 

高さを活用した収納法

高さを活用する

収納法は、

限られたスペースでも

効果的な収納を

実現しやすくなります。

 

例えば、

壁面に棚を設置したり、

天井から

吊り下げるタイプの

収納を利用したりする事で、

空間を有効活用できます。

 

また、

高さを利用した収納では、

使用頻度の低い物を上に、

使用頻度の

高い物を下に

配置することで、

使い勝手が向上します。

 

隠し収納と

オープン収納のバランス。

 

隠し収納は、

扉や引き出しで

収納物を

隠すことができるため、

見た目がすっきりして

部屋を美しく

保つことが出来ます。

 

また、

ホコリがたまりにくいのも

メリット。

 

ただし、

収納物が見えないため、

何処に何を

収納したのかを

その都度確認できるように

工夫が必要です。

 

オープン収納は、

収納物が見えるため、

取り出しやすさが魅力。

 

また、

見せる収納として

インテリアの一部にも

なります。

 

ただし、

ホコリ等が

たまりやすい事と、

配置によっては

収納物が

散らかって見えることが

デメリット。

 

隠し収納とオープン収納を

バランスよく

組み合わせることで、

使い勝手と

見た目の両方を

兼ね備えた

収納空間を

楽しむ事ができます。

 

例えば、

日常的に使う食器や本は

オープン収納に、

季節物や書類などの

使用頻度が低い物は

隠し収納にすることで、

効率的な

収納空間を

実現できます。

 

これらの収納の

基本要素を理解し、

スペースの活用法を

上手に取り入れることで、

限られた空間でも

快適な収納環境を

計画する事ができます。

 

各部屋別の収納アイデア。

家の中の各部屋には

それぞれ異なる

収納ニーズがあります。

 

リビングルーム、

寝室とクローゼット、

キッチン、

浴室とトイレ、

玄関と廊下、

書斎やホームオフィスの

収納計画。

 

 

プロフェッショナルによる

収納プラン。

 

プロフェッショナルに

依頼して、

収納プランを

作成してもらうことも

一つの選択肢です。

 

整理収納アドバイザー等も、

家事代行サービス等でも

スペースの最適な活用方法や

効率的な収納アイデアを

提案してくれます。

 

僕自身も設計の際には

プロの目線も含めて

最適解となるように

間取りと収納を

建築計画論だけではなくて

生活環境の

価値観にあわせて

ご提案させていただくように

しています。

 

また、

収納プランでは、

家具や収納用品の

選び方や配置まで

トータルで

サポートするようにしています。

 

スペースに合わせたカスタマイズ

収納スペースを

カスタマイズする際は、

そのスペースと

家の使い方に合わせた

アイデアを

取り入れることが重要です。

 

狭いスペースでは、

壁面や天井に

収納アイテムを設置することで、

有効的に

収納スペースを

確保できます。

生活を送りやすくなります。

 

自分や家族にとって

最適な家づくりに必要な

収納と間取りの関係性を大切に。

 

住まいのリフォーム・リノベーション

模様替えや増改築について

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20代・30代の住まい造り、将来の変化もどこまで考えて暮らしの事をイメージするべきなのか?それぞれの暮らしの価値観を反映しつつ少し先を見越した注文住宅での暮らし。

2024年01月26日 | 家 住まい 間取り プラン

 

20代・30代での

こだわりの家づくり。

家庭では出産、

子どものこと、

親のこと、

また仕事でも

大きな岐路もあります。

20代・30代では

これからの生活を

どんな風に描いていこうかと

考え始める事も

多くなりがちです。

そして、「家はどうする?」のか

賃貸? 分譲マンション?

一戸建て?「費用は?」

いくらかかるのか?

住宅ローンは?

頭金は?

返済は?・・・・・。

 

暮らしについて

真剣に考え始めるのも

20代・30代が多くなります。

 

僕自身もこれまで

20代・30代の

若い家族の住まいを

いくつも手掛けてきました。

 

中には、

住まいの設計中に

新しい家族が

増えたという

住まい手さんも・・・・・。

そんな、

まだまだこれから

変化していく、

若い家族の住まいつくりに

心掛けてきた事と、

20代・30代で

家づくりをされた方々の

住まいを、

参考にしていただければと

思います。

例えばですが、

コンパクトな家づくり。

 

夫婦と子どもで4人

という家族の場合、

延べ床面積にすると

一般的には

30坪~35坪程度に抑えます。

価格にすると

相場やその時期での

物価にもよりますが

2000万円台から。

 

予算をかけるところと

抑えるところの

メリハリを

はっきりつけます。

 

予算を抑えられない

ところもあります。

 

それは地盤や基礎、

建物の構造等に関する部分です。

 

昨今の震災等でも

わかりますよね。

 

土地により

地盤や基礎に

かかる費用も

変わって来ますので、

土地選びから

設計事務所にご相談ください。

間取りはなるべく

仕切らず、

必要なときに

建具(扉)などで

自由に部屋の大きさを変え、

コンパクトでも

広々と生活が

できるようにと思います。

勿論、生活環境にもよりますが。

 

子育て世代は

家族それぞれに

思っているよりも

実際には日常的に

負担がかかります。

家事動線を

シンプルでコンパクトに

そのことが

省スペースにつながり

少しでも家事の負担を

減らすことができます。

 

設備機器は

可能であれば

程々のグレードに。

 

設備機器は

どんどん進化して

便利になっています。

 

でも本当に必要な機能は

ごくわずかです。

 

あれこれスペックを比べると

高いグレードのものが

よく見えてしまいますが、

設備はコストに

メリハリが付けやすい

部分でもありますし

10年単位での入れ替えなども

発生する場合があります。

ですので

そのあたりは考え方を

家本体や仕上げとは

切り離す事も視野に。

 

可能であれば

心地よさを求め、

自分らしい住まいを。

そして、

こだわりには

優先順位を付けて実現する。

 

設計事務所での家づくりでは、

一つ一つを

選択していきますので、

優先順位や

メリハリが付けやすいです。

 

光や風は住まいにとって

大切な要素ですので

しっかり間取りと共に

室内から見える風景や

外からの環境も大切に。

 

僕は設計の中で、

居心地の良さを求めて

さまざまな工夫を

提案していきます。

 

すっきりした

住まいの実現には、

収納が大切です。

20代・30代は

まだまだ物も少

ない方が多いですが、

子育てを始め

成長過程の中では

これから増える一方にもなります。

 

適時の断捨離も視野に

現状の把握と

今後の検討を一緒に。

 

家づくりを楽しむ事。

 

家づくりは

人生のもっとも大きな

イベントのひとつです。

 

セルフビルドも

楽しいですね。

 

外部のウッドデッキを

自分で作られた方もいます。

自分で出来ることは自分で。

 

建物が完成した後の、

家屋登記を

法務局で聞きながら

自ら手続きされた方もおられます。

 

将来のことバリアフリー。

まだまだ考えたことも

少ないかもしれませんが、

いずれは誰しも老います。

 

世代を問わず

バリアフリーや

加齢による変化は

暮らしのテーマでも

ありますので、

環境変化による

リフォームや

リノベーションも含めて

末永く住まうことの出来る

家づくりを環境と共にと思います。

 

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開放的な空間づくりと暮らし方の提案、天井の高さの違いと過ごし方の優位性に立体的な部屋のイメージを注文住宅の設計デザインの計画性と間取りで心地よい空間に。

2024年01月26日 | 暮らしの事イロイロ

 

 

開放感がありますよね。

 

※古民家リノベーションでの吹抜け設計事例

 

ここまで大きく吹抜けができると、

気持ちが良いと思う方と

その分部屋を計画したほうが良い

と思う方もいるでしょうし、

家や間取りに対する考え方や

価値観は様々。

 

こんなに大きくなくても、

ちょっとでも、

吹き抜けあると、

ゆったりとした雰囲気を

味わう事も出来ますし

逆に広さの意味を

水平の効果から考えて

ワイドをデザインする事もあります。

 

吹抜けは、

床面積には入りません。

 

だからといって、

コストが掛からない

わけでもありません。

 

軸組(骨組)や外壁、

屋根、

内壁は全てつくりますから。

 

二階建て住宅の場合、

二階部分床が無い状態を

吹抜けと呼びます。

 

無駄に吹抜けを大きくするのは、

皆さまにとっても

良い環境になるとも

言い切れません。

 

もちろん、

予算がかけれるのであれば

良いのですが、

ただこの開放感に

憧れをもつ方は、

結構いらっしゃいます。

 

身長が高い方だと、

一般的な住宅で

よく採用されるような

天井高さでは

日々窮屈な印象を

持っている場合も

多いかと思います。

 

注文住宅としては

そのあたりも

二階建てや三階建て住宅の場合、

階段の段数や勾配(傾斜角度)が

関係するので

階高さの計画は

ポイントとなりますが

吹抜けを考えるケースも

天井高さを調整するケースも

暮らしの検討内容を

提案させていただきつつ

空間をどのように

感じるようにするべきかを

その都度考えています。

 

毎回同じ天井高さではなくて

様々な要因や

要素をまじえて

空間提案を行っています。

 

大きな吹き抜けを

つくるのもよいのですが、

もう少し方法はあったりします。

※二階LDKの吹抜け設計事例

 

もし、

平屋や二階建て住宅の

二階であれば、

こんな感じができますね。

※二階LDKの吹抜け設計事例

 

平屋である場合や

二階建ての二階部分であれば、

当たり前ですが、

比較的検討要素が少ない状態で

天井の高さは設定できますし、

天井を斜めにして、

勾配天井にすることも可能です。

※二階LDKの吹抜け設計事例

 

ある程度自由に高さや

勾配を設定できるのは

良いですよね。

 

天井を照らしたり

壁を照らすような

間接的な

明るさのある空間は

過ごし方を

穏やかにもしてくれます。

 

天井がとても良い

グラデーションに

なったりするんです。

 

グラデーションは

きれいなだけでなくて、

部屋全体を明るくしてくれます。

 

天井や壁が明るいと、

明るさ感は増しますので。

 

ちなみにですが、

こちらの家。

二階リビングの家ですが、

吹き抜けだけでなくて、

家全体の天井高さを

暮らしに合わせて

少し高くしています。

 

ほんの少しなのですが、

それでも体感として、

ゆったりした感じになります。

 

このように、

天井も傾斜により

低い部分と高い部分が

共存していると、

高いところを、

より高く感じたりするんです。

 

単純に、

天井が全て高いよりも、

より高く感じる空間。

 

それと

天井の段差部分に、

間接照明を仕込むと、

とても上品な感じになります。

 

見た目の素敵さは、

もちろんなのですが、

実は明るさ感は

相当なんです。

 

間接照明だけでも、

十分な明るさで

過ごせてしまうような。

 

読書とかには不向きですが

その場合は

読書スペースとなる範囲に

直接照明を天井から

又はスタンドタイプで

移動可能な状況で採用する事も。

 

天井を操作して、

開放感を演出する。

 

いろいろやり方ありますので、

設計段階に至るまでに

暮らしの要素を

整理整頓することで

自分らしい空間となるように

イメージを共有する時間を

丁寧にと思います。

 

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リフォーム・リノベーションの場合も新築の場合でも間取り検討時には取り入れ方をどのように考えるべきなのかを暮らしのカタチと家事から考えるキッチンの可能性と使い勝手。

2024年01月25日 | 住まいの水まわり住宅機器

 

 

壁付けキッチンと対面キッチン。

 

※キッチンハウスアイランド型キッチン採用での配置事例

 

注文住宅で新築やリフォーム(リノベーション)、

間取りを考える際に

関連する選択肢。

カタチはどうなのか?

 

レイアウトと使い方等

家の間取り単体ではなくて

設置する設備機器類でも

使い勝手は大きく変わります。

 

例えば

壁付けキッチンと

対面キッチンでの違い。

 

キッチンは

毎日の糧となる

食事を作る大事な場所。

 

いまやその役割は

それだけに留まらず、

家族や来客との

重要な

コミュニケーションツール

ともなりますし

インテリアの要素にもなります。

 

暮らしの中にも

存在感を発揮しています。

 

その証拠に

昔は家の一番端(これにも相応の理由はありますが)にあり、

あるいは壁で仕切られた

一つの空間として

独立性を持たせていたことも

多かった「台所」は、

いまや住まいの顔である

LDの中心に添えられることも

珍しくなくなってきました。

 

キッチン自体は

どのような形態の

住居においても「設備」として

ほぼ必須で

備え付けられているものですが、

この配置には

様々な指向と形態があります。

 

実際僕も、

間取りプランや

生活のデザインを提案する際には

使い勝手や機能性だけではなく

暮らしに馴染むかどうか?

間取りと過ごし方に対して

どうか?

という観点も含み

イメージを整えています。

 

様々なキッチンがあるなかで、

大別すると

壁を向いて設置されている

「壁付けキッチン」か、

いくつかのバリエーションは

あるものの

作業を行う人と

それ以外の人が

正対できる「対面キッチン」に

分けることが可能です。

※クローズド間取りで対面を外して計画したI型キッチン提案配置事例

 

それぞれの特徴としては

壁付けキッチンとは

その名の通り

壁にキッチンの長辺片側が

接する形に配置するキッチンを指します。

 

キッチン自体が

部屋として独立した

クローズドタイプ、

ダイニングと繋がっている、

つまりLD(リビングダイニング)側に

背中を向けての

作業にはなるが

間続きである

オープンタイプの2種に

大別されます。

※I型対面式キッチン配置事例

 

対面キッチンとは

壁付けキッチンと異なり、

長辺は壁に接することはなく、

キッチンを挟んで

人と人が対面できることを

可能にするキッチンです。

※アイランド型キッチン・LDK間取りレイアウト事例

 

四辺のどこも壁に

接することがない

対面式のキッチンは

アイランド型キッチン(アイランドキッチン)、

短辺の片側を壁面に接して

配置したものは

ペニンシュラキッチンと呼ばれます。

 

 

※片側を壁付・間取り上は回遊可能プランとしたペニンシュラ型キッチン提案事例

 

現在の日本の住まいでは、

その多くが

リビングダイニングと

キッチンをひとつの空間に

まとめていることが

多く見られます。

 

いわゆるシステムキッチンが

普及したのは

公団住宅をはじめとした

集合住宅が増加したのと

同じタイミングであり、

その大部分は

壁面に備え付けられ、

壁に向いて作業を行う

壁付けキッチンでした。

 

上水道の使用・排水や排気

ガスの供給などで

壁面に備え付けられていることが

効率的であったことも

関係しています。

 

壁付けキッチンは

住宅の形状を問わず

広く一般化し、

現在でも少なくない

ニーズと供給が行われています。

 

一方で、

対面キッチンの

一般家庭への浸透は

集合住宅における

第5次マンションブーム

1986~1989年以降にあると

言われています。

 

それまでも国内において

対面キッチンが

一般の住まいに

無かったわけではありませんが、

インテリアデザインへの

こだわりが大きく一般化するのと、

住宅供給という

ビジネスの中で

多くの部屋数を提供するためには

無駄のない間取りを

実現させるための策が

それを後押ししたかたちです。

 

キッチンは隠す場所

という意識が一般的である

これはある程度

築年数を経た

マンションなどを見ると

明らかで、

吊戸棚や造作壁で

キッチンを覆い

LD側から見えにくいように

配慮されていたことがうかがえます。

 

状況は徐々に変化をしながら

戸建においても

ファミリータイプの

2LDK~3LDKのマンションでも、

対面式(主にペニンシュラ)の

キッチンを配した間取りを

多く見かけるようになりました。

 

それぞれの使い勝手を確認する事。

 

実際にどちらが便利か、

という点については

様々な意見があり、

いわば使う人の事情や

感性によるとも言えます。

 

壁付けキッチンは

限られた空間を

活かすことが可能。

 

壁面を向いての作業となるため、

集中して作業に

取り組むことができる。

 

窓と正対する、

あるいは近くにあることも多く

手元が明るい

といった面を

メリットとして挙げる声が

多く聞かれます。

 

あるいはオープンタイプの

壁付けキッチンであれば

キッチンの背面に

ダイニングテーブルを

配置することも多く、

食事の用意などは

動線が短くできる(振り返るだけ)

ということもあります。

 

クローズドタイプのキッチンは

どうしても配膳の際

動線は長くなりますが、

仕切られていることで

音や匂いが

リビングダイニングに

届きにくい点を

メリットとして

考える人もいます。

 

対面式キッチンは

どうしても

広さが限られてしまう

国内の住宅事情において

LDKを無駄なく

空間利用ができることにある点も

さることながら、

配膳・片付けといった作業を

キッチンとダイニング(あるいはリビング)を

往復せずに

カウンターなどを挟んで

行うことができるという

家事動線における部分、

そして常にLD側の

相手が見える・会話ができる

というコミュニケーションの

円滑化を最大の

メリットとして挙げる声も

多くあります。

 

選択の際に

気を付けること。

 

一方で壁付けキッチンでは

常に壁の方向を向いての

作業となるため、

ダイニングや

リビングの方には

視線が向かず、

コミュニケーション性、

あるいは家族や

来客の様子を

確認しづらいという点は

多く指摘されることです。

 

あるいは

特にオープンタイプの場合は

ダイニングテーブルに

着座している人から

キッチンの様子が

丸見えとなるため、

来客の際には

気を使うことが

多くなるかもしれません。

 

この問題を解決するには

間取りや家具の

レイアウトの工夫、

あるいは

キッチンとダイニング部の間に

アイランドタイプの

キッチンカウンターを

用意する事も一つの工夫です。

 

対面キッチンは

窓が近くに無いことが多く

手元が暗くなりがちです。

 

照明計画などには

しっかり配慮して

使い勝手を損なわないように

したいものです。

 

また、

周囲が視野に入るため、

料理に没頭したいという人には

向かないかもしれません。

 

リビングダイニングに

料理の臭いが

向きやすいのも

要注意です。

 

自身の暮らしのスタイルを

よく考慮する事。

 

壁付けキッチン、

対面キッチン、

いずれの場合においても

その選択には

一長一短があります。

 

やはり間取りと家族構成、

ダイニングやキッチンで

どのように

過ごして

どのように暮らしたいのか?

という点が重要。

 

自分の住まいや

暮らしに合うキッチンの配置が

どうかるべきか?

 

理想だけではなくて

実際に使う状態を

イメージして

過ごしやすさの意味を

考えてみる事も大切。

 

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間取りと片付けと整理整頓、間取りに対する意識面・生活環境と暮らしの文化、整理整頓をデザイン設計する際に大事なのは理想や憧れ、そして現在の暮らしの環境と現実での生活環境の見直し。

2024年01月22日 | 家 住まい 間取り プラン

 

住まい造りの事色々と。

注文住宅での

新築やリフォームの際、

悩む事も沢山あると思います。

 

※外観検討CG

 

家の片づけ空間は

屋内の部屋部分もそうですし、

家全体で考えると

屋外空間での

収納整理スペースも大事。

ガレージ周辺や、

庭の掃除道具なども

集約させたり分散させたり

土間、玄関収納と

連動させたり・・・・etc。

 

ガレージの位置も

出入りだけではなくて

収納と生活動線を

意識しておく事も大切。

 

つまりは暮らしの

空間全体でのバランスの質。

 

 

※間取り検討鳥瞰図CG

 

 

家の間取り、平面的計画と

リンクさせて設計デザインに

反映させるべき事。

 

収納、片づけ、整理整頓と

スッキリした場所、

LDKや生活空間の

心地よさと生活習慣。

 

収納力だけではない部分での

整理整頓

掃除等をしやすい家の

間取りと設計デザイン・・・・。

ひとそれぞれの「生活の基準」と「癖」。

 

※間取り検討鳥瞰図CG

 

 

憧れや理想だけではなくて、

現在の暮らしと

生活内容の整理整頓から。

 

理想と現実の

ギャップを間取りの中に

落とし込みつつ

整理整頓をデザインする事は

暮らしやすさと

収納の充実化された住まいに

近づきますからね・・・・・。

 

玄関周辺に

ファミリークローゼットを

考えたり、

LDKにモノが溢れないように

片付け空間を隣接させたり、

人の往来の場所に

収納を計画したり

寝室や個室だけに

収納を集約したり

各家邸の生活と

暮らしの文化から

考えるべき

間取りと片づけの関連性・・・・・。

 

キッチン近くの

パントリーや

各居室(個室)からの

共通の収納部屋等。

 

 

※間取り検討鳥瞰図CG

 

住まいと暮らしの

空間をシンプルに

使い勝手よく考えると、

毎日の暮らしも

シンプル化

されていきますよね。

 

モノを片づける

整理する意識。

それだけで掃除が

楽になりますから・・・・・。

 

例えば・・・・・。

不要品の処分、

整理整頓、 収納、

片付け、掃除という流れ。

 

 

掃除が大変なのは

片付けができていないから。

 

片付けが大変なのは

収納ができていないから。

 

収納が大変なのは

整理整頓が

できていないから。

 

整理整頓が

大変なのは

不要品の処分が

済んでいないから・・・・。

 

 

つまり、

片付けや掃除は、

整理整頓から

スタートするという事。

 

整理整頓ができていれば

モノを収納するのはラク。

収納ができていれば

散らかったモノを

片付けるのもラク。

片付けができていれば

余計なモノが床や

テーブルにないので、

掃除もラクですよね・・・・・。

 

 

整理整頓された家は、

なかなか散らかりません。

なぜなら

片付けるのがラクだから。

 

そういう意識を持つことも

大事ですけどね・・・・・。

 

整理整頓を極めれば、

床やテーブルに

余計なモノがなくなるので、

掃除もラクになります。

 

では、究極の

整理整頓とは何でしょう。

 

それは、

使うモノを使う場所に

使いやすく置くこと。

美しく見せることより、

使いやすくすることが大事。

極論ですが・・・・・。

 

毎日使うフライパンが、

押入れの中にあったら

面倒ですよね。

 

リビングのテレビのリモコンが、

キッチンの食器棚にあったら

面倒ですよね。

 

使う場所から

だいぶ遠いイメージですから。

 

ですが、

ここまでではなくても、

生活をしていて面倒だな、

と思う行動があると思います。

 

そこにはきっと、

随分と無駄な

動きの誘導があるのです。

 

例えば、

封筒を切るためのハサミ。

 

郵便物を開けたり

置いたりする

場所の近くにありますか?。

 

ゴミ箱も近くにあると

不要な手紙をすぐに

捨てられます。

 

他には、ゴミ袋のストック。

これは、

ゴミ箱の底に入れておくと

便利ですね。

 

とにかく、

使う場所の近くに

置くということが基本です。

 

 

全てのモノを手を

伸ばすだけで

届く距離に置ければ、

これだけで

生活がグンとラクになりますが、

その辺りは

現実的なモノゴトも考えつつ。

 

 

よく使う調味料の位置、

ゴミ箱の場所、

よく読む本の場所などを、

本当にここでいいのかと

問い掛けながら

間取りのバランスを考える様に。

使いやすい場所を

人の動き、人の行動に合わせて

見つけるように。

そして行動心理と

普段からの癖も

リンクさせながら・・・・・。

 

間取りを整理する際には

日常生活、

現在の暮らしを先ず「思い出し」、

何が困っていて、

どんな行動をしていて

結果・・・・何が

起こっているのかを

整理整頓するところから

家づくりの計画を練る事が

大切ですからね。

 

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間取りと暮らし、過ごし方の価値が充実するように、注文住宅の新築やリフォーム、家造りの検討時に大切な暮らしについて考える事を丁寧に、暮らしの意味をカタチに。

2024年01月22日 | 家 住まい 間取り プラン

 

住まい造りの事色々と。

注文住宅での

新築やリフォームの際、

悩む事も沢山あると思います。

※住まい造り前に行うアンケートの一例

 

最初に思い浮かぶ

大きな枠組みとしては

間取りで後悔したくない。

 

という方も多いのでは?。

間取りで後悔しないために

ある程度ご家族でも

考えておいた方が良い事。

 

勿論、どのような「つくり手」の窓口に

依頼するのか?

によっても随分異なりますが

参考までに・・・・・。

 

注文住宅で家を建てる醍醐味は、

法律から逸脱しない内容であれば

自由に間取りを

決められることです。

 

しかし、

自由に間取りを決めらることで、

新たな後悔がうまれてしまう

という可能性があります。

 

後悔が生まれる原因としては、

1,どんな暮らしがしたいのかが

  明確でない場合

2,施主側(住まい手)・建築会社側(つくり手)の

  知識不足 

3,意思疎通がうまくできない

等があります。

 

どんな家にするべきなのか?

明確でない問題への対応案として

まずは書き出してみる事。

どんな家にしたいか?

なんの為に家を建てるのか?

ということに主眼をおいて、

理想の家のイメージや

現時点で困っている事

条件等を紙に

書き出してみてください。

 

理想の家のイメージの例として

 

○LDKを中心に家族が近くに感じられる家

○家事動線が短く、

家事がしやすい家

○バリアフリーで

○将来も住み心地が良い家

 

条件の例としては

○予算は○○○○万円、

○デザインを重視する、

○性能は大事

○断熱は○○

○坪数は○○坪程度、

○平屋、

○部屋は3LDK、

○趣味の部屋は○○帖程度は欲しい、

○和室の有無、

○収納の得意不得意

等、思いつくことで構いません

その次に、

家族で話し合いながら

お互いで大事なところは何か

認識を共有させる。

ここは、かなり重要なところです。

 

自分にとって

一番大事なところでも

家族にとっては

大事ではないかもしれない。

 

また反対に、

自分がどうでもいいと

思っていたとしても家

族にとっては、

大事なことかもしれない。

 

家族や夫婦で

お互いに認識が

共有できていなければ、

結果的には、

どんな暮らしがしたいのか

考えていない人と一緒です。

 

施主側(住まい手)・つくり手(建築会社等)の

知識不足。

 

最初は誰しも

間取りの知識は持っていません。

まずは、情報収集も大切です。

このブログ記事を

読んでいるということは、

既にあなたは、

情報収集ができている人

なのかもしれません。

 

つくりて側に

建築の知識や

建てる技術が備わっていても、

生活や暮らし、

趣味や家庭事情等に対する

知識や理解力がなければ

家造りはうまくいきません。

 

キッチンを普段から

実際に使わない設計者や

間取りの担当者に

建築計画論だけで

キッチンやLDKを考えてもらうのは

かなり危険です。

 

洗濯や家事、

家での暮らしも同じです。

 

建築とは体験に偏るものです。

家の掃除や片付け、

ゴミ出し等をしない人が

キチンとした暮らしを

整える事が出来るのかどうかは

疑問ですよね。

 

建築のプロが

家や暮らしのプロとは限りません。

 

最後に住宅会社や

建築会社等と

意思疎通がうまくできない問題。

 

これはリテラシーの問題で

皆さんも

それぞれご自身の

仕事をされていて

上司や同僚、

部下や取引先、

日常生活でも様々なタイミングで

そんな場面に直面していませんか?

 

いくら話し合っても

意思疎通が出来ない場合

普段皆さんはどうしていますか?

勿論社内の場合や

取引上のケースでも

担当者を変えてもらったり

色々と良好な関係で

取引が出来るように

試行錯誤しますよね。

 

家造りも同じですよ。

 

最良の家造りの

パートナーと出会えるように

価値観や

距離感の話しは重要です。

 

暮らしの事を

きちんと話し合える

住まいづくりのパートナーを

見つけてください。

 

住まいのリフォーム・リノベーション

模様替えや増改築について

ご相談・ご質問・ご依頼は

■やまぐち建築設計室■

ホームぺージ・Contact/お問い合わせフォームから

気軽にご連絡ください。

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■やまぐち建築設計室■

 建築家 山口哲央

奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

https://www.y-kenchiku.jp/

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住まいの設計デザインでの勘所と暮らし方での質の違いを生みだすインテリアの効能と周辺要素の取り込み方で異なる日々の暮らしと心地、LDK同様に睡眠・寝室、ベッドルームを丁寧にデザインする時間の質。

2024年01月21日 | 家 住まい 間取り プラン

設計とデザインのチカラ。

注文住宅だからこそ

実現することが出来る

独特の暮らしの空間を

上質に整えてみませんか?

※インテリア設計デザイン提案させていただいた近い将来を考えて平屋での1階中庭に面する寝室設計事例

 

毎日の暮らしに大切な時間・・・・・。

睡眠をリラックスした

時間で丁寧に。

 

日々の暮らしに

丁寧を持ち込む事は大切ですよ。

 

基本的には、

朝目が覚めたときに、

天気が良くて、

緑が見えると気持ちの良い

一日のスタートが

きれるように思います。

 

しかしそうではな

い暮らしの時間もありますよね。

 

設計をする中で、

寝室のロケーションには

「条件的」には

なかなかこだわれないことが

多いのですが、

寝室の窓の外に

意識を向けつつ

寝る時間、

起きる時間、

生活の時間と基本。

 

LDKや趣味の場所

だけではなくて

家全体でどのように

「暮らしの時間」を

デザインするのかは、

設計の感度で異なる部分。

 

何よりも、

住まい手さんの

暮らしの価値基準のあり方。

 

充実の暮らしの

時間でありながら

寝室の本質について

「丁寧に暮らす」という意味で

考えておくべき事柄は

その「生活のスタイル」で

随分と異なってきます。

 

建築の設計を行う

建築家という仕事柄

様々な職種の皆さんと

家づくりに携わっています。

 

それ故に

「常識のライン」と

「生活の基準」は本当に様々。

 

一日の生活時間帯が

毎日バラバラという環境から

昼夜が逆転している環境や

勿論土日は休みですが、

週毎に昼夜の仕事が

シフトで逆転するケース等。

 

 

睡眠を丁寧に考えると、

様々な暮らしの

カタチが見えてきます。

 

その家庭環境に対して

暮らしのリズムを

損なわない

丁寧に考えて

デザインを施すように・・・・・。

 

 

吟味すべき

「本当の価値の設計」から

選択してみませんか?。

 

間取りと生活環境と

素材の吟味。

外の空間と内の空間で

変わる「モノゴト」を

丁寧に考えながら

住まいの設計と暮らしの

カタチを丁寧に。

 

 

住まいのリフォーム・リノベーション

模様替えや増改築について

ご相談・ご質問・ご依頼は

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家具とインテリア、建築空間の融合性のデザイン提案、注文住宅のリフォームや新築と同時に考える家具インテリアから拡張する暮らしの空間提案、例えばリビングのソファでも。

2024年01月20日 | 暮らしの事イロイロ

 

設計とデザインのチカラ。

注文住宅だからこそ

実現することが出来る

独特の暮らしの空間を

上質に整えてみませんか?

 

家具ショールームでのインテリアと間取りバランス検討等

 

家具ショールームでのインテリアと間取りバランス検討等

※SRコーディネーターと家具ショールームでのインテリアと間取りバランス検討等

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる・・・・・。

 

新築やリノベーションを行う上で、

家具選びはとても重要です。

 

張り切って家を新築、

又はリノベーションしてみたけれど、

住み始めてからイメージが

しっくりこない場合は、

家具とのバランスに

原因があることも

多いと思いますよ。

 

一方では、

空間と暮らしに対して

バランスのとれた

家具選びというのも難しいものです。

 

家具選びのポイント、

特にリビングや寝室の

サブスペース等で

使用する事の多くなる

ソファの選び方について少し。

 

ソファを選定するうえで、

気を付けなければならないポイント。

 

一つ目は、

サイズの選び方です。

 

ソファのサイズを選ぶ際は、

座る人数も大切ですが、

それよりもソファを

どのように使いたいか?

どのように部屋に対して

レイアウトするのか?

を考えることが大切です。

 

例えば、

余裕をもって寝転がりたいなら

3人掛けを選び、

座ってテレビを

見たりすることが多ければ

二人掛けを選ぶ、

そうすると、

どれくらいの部屋のサイズ感が

必要になってくるのか?。

 

またソファの奥行に関しては、

奥行きが広いほど

ゆっくりくつろげるという事。

 

また自身の体格との

兼ね合いも考えて

選ぶことが大切。

 

ソファのレイアウトの仕方次第で

テーブルのレイアウトも

変わりますし

部屋の空きスペースや

出入り口のドア(扉)の

開閉方向や位置関係、

窓の位置との関連性でも

レイアウトも

居心地も部屋での

移動ルート(動線)も変わりますからね。

 

空きスペースは

単なる空間ではなく

人の移動空間にもなりうる場所。

 

最初から意識するように

僕は間取り提案の

設計段階で

どちらかというと、

間取りの提案前に「家具」の

選定をデザインの

方向付け前にご提案しています。

 

空間の比率とバランスが

暮らしの価値と質感

そして暮らしの環境計画に

関連しますから。

 

そういう意味でいうと

ボリュームの選定も大切。

 

ソファの高さ、

ハイバックか否かに関して言えば、

ソファに座って本を読んだり、

スマートフォンを触る、

テレビを見たりする、

ひとりでゆっくりとする

そんな状況が多い方には、

ハイバックのものを選ぶ事も。

 

暮らしのボリュームは

家具でも変わりますから。

 

二つ目として

素材の選び方に関して。

 

ソファは最も長く

身体に触れる家具の一つです。

 

その為、

肌触りや素材感は、

ソファ選びの中でも、

とても大切。

 

また人が触れる機会が多いだけに、

ダメージや

そのメンテナンスの事も

考える必要があります。

 

ファブリック素材のソファは、

一般的に肌触りが良く、

一年を通して使いやすいソファ。

 

天然レザー素材のソファは、

適切なメンテナンスによって、

長年使用することが

可能になります。

 

またファブリックに比べて

ホコリやダニも付きにくいです。

 

合成レザーは、

手入れが楽な分、

耐用年数は天然レザーの

ソファに比べて劣ります。

 

それぞれ、

肌触りなども

体感しながら選ぶことが大切。

 

勿論・・・素材感と質感は

部屋のインテリアの地位として

雰囲気を変化させますから。

 

そして三つ目は、

ソファの脚の長さについてです。

 

ソファは他の家具に比べて

比較的床からの高さが

低いものです。

 

しかし、その中でも

ソファの「脚」は重要なポイント。

 

ソファの脚が長いほど

カジュアルな軽い印象になります。

 

しかし一方で、

安定感や安心感は印

象として少し弱くなります。

 

また脚が長いソファの前には、

テーブルなどを置かない方が

すっきりとした印象を与えます。

 

「脚」が短い、

もしくはない場合は、

ソファの印象として

どっしりとした安定感を生み出し、

存在感を増します。

 

脚の短いソファの前に

テーブルを置くと、

その印象も少し和らぎます。

 

また脚に注目する際、

他の家具との

素材を合わせることも

重要なポイントです。

 

家具選びの中でも

ソファが存在する事で

変化していく

空間の印象と使い勝手。

 

空間に対して似合う、

空間の印象を左右する

ソファを選ぶためには、

雰囲気とのバランスを

考えることが大切です。

 

暮らしのソフト面と

ハード面を大切に。

 

実際に色々と体験する中で、

部屋に最適なソファを検討する事。

 

良い意味で

暮らしに影響がある

そんな空間と家具の関係性を。

 

住まいのリフォーム・リノベーション

模様替えや増改築について

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注文住宅、新築やリフォームを行う際に計画する間取りと暮らしと収納の関係性を設計デザインするコーディネートの大切さ、持ち物を見直しながら暮らしと生活の基準をイメージする事が大切。

2024年01月19日 | 暮らしの事イロイロ

注文住宅の新築

リフォームで考える暮らしの事。

 

収納スペースは

どれくらい必要なのか?

という事。

 

※LDKに計画したタワー型の収納庫間取り設計事例

 

最適量の考え方と、

大容量だけに

頼らない暮らし方。

 

新築住宅を考えるとき、

又はリフォームを考える際に

多くの人が気になる

収納スペースの事。

 

特に、

お話しを

伺っている時点では

収納量を

ボリュームアップさせる

傾向があります。

 

しかし、

実際に持ち家に

感じる不満を

公的機関や

コンサル会社等が

リサーチすると、

その第1位が「収納の少なさ」

だと言われています。

 

建てる前に

検討したにも関わらず、

なぜそんなことが

起こるのか?

 

そこで僕なりにですが

収納の計画時に

失敗しがちなポイントと、

ベストな収納を

手に入れる考え方について

少し書いてみたいと

思います。

 

多くの注文住宅の

新築やリフォーム

家づくりを

手がけた経験から

たどり着いた

「収納の最適量」の考え方

「ベストな収納方法」

「収納力がアップする考え方」など、

すっきりとした

家で暮らすための

ポイントを少しだけ。

 

少し注文住宅とは

ズレる部分が

ありますが

分譲マンションの場合、

収納を考えるときの

ポイント・・・・・。

 

まず収納とは

どのように

つくっていくものなのか?。

 

最初にみなさんに

知っておいていただきたい、

設計者が収納を

考えるときの

ポイントについて。

 

例えば、

分譲マンションの

設計者ならば、

どのように考えるかというと。

 

時代のトレンドを

取り入れる。

 

近隣のマンションの

間取りをリサーチして、

条件を少しよくする。

 

開発事業者の希望を

取り入れる

基本はこの3つです。

 

僕も実際に

注文住宅に特化する前は

賃貸マンションや

分譲住宅の

設計経験がありますが

流行があるため

そこを押さえつつ、

広告やセールス時の

売り文句をよくするために

近隣のマンションより

やや条件の良い収納をつくる。

 

つまり、

マンション収納は

残念ながら住まう家族に

合わせてつくられていないんです。

 

もちろん、

これが一概に

悪いわけではありません。

 

限られた収納を上手に利用して、

むやみに物を増やさないのも

素敵な暮らし方です。

 

では注文住宅の場合

設計者が収納を考えるときの

ポイントとは?

 

こちらも主な

3パターンの

AからCの設計者を

例にあげてみます。

 

A 住まい手さんの

言う通りに「収納の図面」を書く。

 

B 住まい手さんの

求める収納の

1.2倍ほどの余裕をもって

「収納の設計」をする。

 

C 住まい手さんの現在と

将来を見据えて

意見をすり合わせながら

「収納を提案」する。

 

Aの設計者の場合は、

即、担当者と

よく相談をしてください。

 

そのまま暮らしてしまうと

「収納が少ない、足りない」

という事態になる事が

容易に想像がつきます。

 

Bの設計者の懸念事項は、

予算オーバー又は

その他の部屋が

使いにくくならないか否かです。

 

Cの設計者だったら

安心というわけではないのが

収納の難しいところです。

 

できれば、

その設計者が過去に

設計した物件などを

見学させてもらい、

実際に確認できると

良いかと思ます。

 

満足度が高い

収納のポイント。

住まい手さんの

満足度が高い収納とは、

一体どのようなものなのか?。

 

それは、

次の条件を

満たしている収納です。

 

必要な場所に

必要な収納方法と

必要な収納量を設ける

ただ広い納戸や

ウォークインクローゼットを

つくるのではなくて、

リビングにはリビングに、

キッチンにはキッチンに、

洗面には洗面に、

その家族と暮らしに

必要な収納方法と

必要な収納量を設けることです。

 

結局、

必要な場所に必要な物の

収納スペースがないと、

基本的に人は

物を出しっぱなしにします。

 

そして、

家の中が雑然としてくると、

やがて「収納が足りない、少ない」

という「心境」になってしまいます。

 

ですので、

収納は広さばかりを

求めるのではなくて、

暮らしに合わせた

収納が必要という事です。

 

学問的に建築計画論では

建物の床面積の10%という

割合が示されていますが

暮らしの環境を加味した設計だと

一概にそういう訳ではありません。

 

そして収納スペースの

割り振りとして

すぐ手に届く場所に

必要な物があるのは、

すっきりと片付いた部屋を

実現するための近道とも言えます。

 

そう考えると、

ただ大きいだけの収納が

どんな結果につながるのか

分かりますよね。

 

ですが、

逆にそれが必要な家庭もありますから

暮らしの状態を読み解き

最適解を考える事は大切です。

 

断捨離力を高めておくことも。

収納力をアップする。

 

インターネット・WEBで

「新築住宅 間取り 収納」等で

検索すると

さまざまな情報が出てきます。

 

それは収納術を

検索しても同じです。

 

ですが、

それを真似て

上手に収納できる方は

そもそも収納上手な方々です。

 

多くの人がとはいえ、

そんなに上手にできないというのが

リアルなところです。

 

では、

「収納上手ではない人」と

「収納上手な人」の違いは

何でしょうか?

 

収納上手な人とは、

片付ける努力よりも

物を増やさない

生活をしている人。

 

つまり必要な物を

厳選している人です。

 

収納上手な人は、

ある程度物が増えて

収納から溢れそうになったら

その都度、

断捨離のようなことを

行っています。

 

収納力とは

断捨離力といっても

よいかも知れません。

 

正直ベストな

収納方法は人によります。

 

物に囲まれていることで

落ち着く人、

少し雑然としている

位の方が

自分らしくいられるという方も

少なからずいらっしゃいます。

 

断捨離については

さまざまな本や

インターネットでの

情報がありますので、

そちらをご覧いただくとして、

家づくりに関して

収納を考える際に

僕がいつも

お話しをさせていただく事は

家と暮らしに

その収納計画が合うかどうか?

という基準です。

 

家と暮らしに

合うかどうかを基準に、

自分自身での

一つひとつの内容に

折り合いをつけていくことが

良いと思います。

 

そして今、

「収納が少ない、足りない」と

思っている方は、

一度持ち物を見直し、

それらが現時点での

家と暮らしに合っているのか?

いま一度確認してみてください。

 

良い意味で

暮らしの環境が

変わるように。

 

暮らしの応じた質を

どのように考えるべきか?

 

間取り検討にも

暮らしの環境として

収納は計画は

重要な要素となります。

 

住まいのリフォーム・リノベーション

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間取りと暮らしと印象のある住まいを計画する事で毎日の意識も暮らしの充実感も変化しますよ、質の良い暮らしの空間を暮らしの内容と繋がるように設計デザインの感度で丁寧に。

2024年01月19日 | 家 住まい 間取り プラン

人生の潤いを

設計デザインのチカラで・・・・・。

※設計デザイン実例・数寄屋の家玄関(坪庭を併設)

 

注文住宅/注文建築だから

生み出す事の出来る暮らしの空間を

上質に整えてみませんか?

※設計デザイン実例・数寄屋の家玄関(坪庭を併設)

 

名作となる暮らしが生まれる様に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる。

 

家の印象を左右する玄関の部分。

玄関は家族の

出入りだけでなく、

お客さまを迎える

大切な「場」でもある空間。

 

そのため家造りでは

玄関についても

十分に「どんな場所」とするべきか?る

はよく検討したいもの。

 

出来り口だけの場なのか?

それとも何か役目を複数持つ場

として考えるべきなのか?

 

空間の取り方にも

その価値は特徴の持たせ方が大切で

遊びの場を兼ねる空間であったり

収納を充実させる場

として考えるべきなのか

リビングのプラスαの空間として

インナーテラスのように

暮らしの時間に

取り込む空間とするべきか?

 

勿論「土間」としてフリースペース

とすることも・・・・・。

 

そしてそれによって考えるべき

付属する機能として1つ目は「光」。

 

玄関は少し深みを持たせて

奥行を感じる様に

ただ単純に明るさのある場所

とするだけではなくて

変化をデザインする事も有りますし

ただ・・・・単純に

明るさを追い求めるケースもあります。

 

家全体でもそうですが

価値観を大切に・・・・・・。

家と暮らしに向き合う事で

見えてくる本当に必要な要素を

盛り込むように。

 

明るさと暗さの質感と

暮らし方の投資という面では

「収納」もその空間で考えておきたいところ。

 

雑然とした玄関に

しないためには

適切な収納が必要という事です。

 

そしてそのために最も大切なことは、

靴は何足ある?

ベビーカーはどこに置く?

ゴルフバッグは?

スリッパは?

といったことを

自分達の価値観から

暮らし方に至る物量を

事前にしっかりと検討することです。

 

これを省略して

検討の経過を大切にせず

結果だけを重視したり

成り行きで暮らす空間を

理想としてのみ検討してしまうと

新しい暮らしの空間への改善が

間取りやプランに反映されずに

結果「・・・」なことに。

 

玄関の暮らしに対する付加価値を大切に。

 

過ごし方を意識した価値観

皆さんは持っていますか?

暮らしの質感に呼応する

バランスの設計価値。

 

思考の範囲は暮らし全体に・・・・・・。

設計デザインの問い合わせ
ご相談・ご質問・ご依頼等は
やまぐち建築設計室
オフィシャルホームページ

お問い合わせフォームから
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設計の工夫とデザインの手法で同じ空間であっても空間構成を変化させることで過ごし方や部屋が持つ意味は変化します、スキップフロア、床の段差を活用した暮らしの価値空間。

2024年01月18日 | 家 住まい 間取り プラン

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ 

※スキップフロアのある家提案CGデザイン事例

 

住まいの空間づくりの際に

意識をしておくと

効果的なのが、

床の高低差に関することです。

 

段差がある事は

悪い事ばかりでは無くて

価値観や暮らし方によっては

その段差は良い方向で

暮らしのメリットに

感じられることもあります。

 

例えばですが、

地下室を設けたり、

ロフトを設けるなど、

住まいの空間の中に

高低差の広がりが出せると、

見た目の印象が変化して、

単調では無くて

幅広い使い方ができるため、

とても便利な空間に活用ができたりします。

 

そんな中で、

スキップフロアを設ける

空間の使い方・・・・・。

 

スキップフロアは、

通常の床の部分よりも

少し高い位置にありますから、

上がることで目線の位置が上がって、

部屋への視線が斜めとなり

対角への距離感が変化するので

広く感じることが多くなります。

 

また、子どもは視線が

大人の目線と同じになり

大人になった気分が味わえて

楽しいものだったりします・・・・・。

 

なお、スキップフロアに上がることで、

天井までの高さは近くなりますが、

ロフトに上がった時に

よく感じるような窮屈な感じはありません。

 

また、スキップフロアには、

部屋の見え方が変わる以外にも、

面白い空間の使い方ができるのが

魅力だったりします・・・・・。

 

例えば、

スキップフロアの下の部分を

たっぷりの収納スペースとして

活用することもできますし、

上がる時に使う階段の横に

テーブルを備え付けて、

ちょっとした小部屋のような感覚で

使うこともできて

空間の使い方に

拡張性が生まれて「住み方」を楽しむ事も出来ます。

 

ただし段差がある分、

ケガをする事も考えられるので、

その周辺を移動する際には

十分注意しておきたい

ところですが・・・・・。

 

暮らしの環境と過ごし方を

拡張性と共に

デザインの質を上げてみませんか?

 

そういった範囲の視野も

住み方には大切な考え方ですよ。

 

住み方のデザインは

人生を変えますよね、

劇的に・・・・・。

 

良い意味で暮らしに影響がある

そんな場所にデザインして

設計で整えるように・・・・・。

 

ご相談、面談のご希望は

ホームページ「お問い合わせ」から。

 

◼️設計デザインの問い合わせ
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人生を豊かにする暮らしの価値観と生活空間の持つ魅力、整理整頓と収納から考える片付く間取りと収納の考察を丁寧に設計とデザインによる付加価値で過ごす時間も魅力的な住まいに。

2024年01月18日 | 家 住まい 間取り プラン

 

 

注文住宅独特の

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ 

※過去設計デザインでの収納実例

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる・・・・・。

 

 

皆さんのご自宅はきちんと収納されていますか?

年末・・・家での大掃除の機会。

色々と思う事も

あるかも知れませんね。

 

掃除、整理整頓、片付け・・・・etc。

家にある物を

見直す時期だったりすると

気になる事も増えるのでは?

 

家の中が片付けられていない方は、

もしかすると

ご自宅の収納力が

基本的に足りていないのかも

知れませんよね。

 

そして・・・・・。

そもそも物を

片付けるスペースがなければ

収納できませんよね?

 

床下収納等もそうですが

家の収納力を上げる為に

すべきことについて

色々と・・・・・。

 

今回お話するのは

タテ型を有効に使う収納についてです。

 

この収納法も

デッドスペースを活かせるため、

ご自宅の収納力を

あげることができます。

 

例えば、

洗面所やキッチン周辺は

面積が小さいのに

物が多くなりがちですよね。

※廊下壁面を利用したニッチ飾棚の過去実例

 

あふれた物を

使いやすく片付けたい場合などは、

奥行きの小さな

壁面でタテ型収納を

計画すると比較的便利です。

 

また、トイレ等も同様に

狭いのに

置かなければならない物は

いくつかあり、

置き場所に困ることが

ありますよね?

 

床面に置くわけにもいかないので、

どうにか収納を

しなければならないこともありますよね。

 

そんな場合に

便座に座ったまま

手が届く範囲に

壁埋め込み収納を

取り付けることで

トイレ内の物の置き場所に

関する悩みは解消できますよ。

 

壁の縦方向を利用する事で

少し収納力・・・・アップしますから。

 

勿論耐震や構造上

計画をしっかり設計して

対策を施しての壁利用ですよ。

 

収納も建築の構造に

影響しますからね・・・・・。

 

住み方のデザインは

人生を変えますよね、

劇的に・・・・・。

 

良い意味で暮らしに影響がある

そんな場所にデザインして

設計で整えるように・・・・・。

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office

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