奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

(仮称)古風な暮らしに和のエスプリを感じる高台の家新築計画の設計デザイン提案、住まい手さんとのアトリエでの打ち合わせ初期段階、間取りからは見えない暮らしのイメージを提案。

2023年01月31日 | (仮称)古風な暮らしに和のエスプリを感じる高台の家

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※僕のアトリエでの住まい手さんご夫婦との内観イメージ打ち合わせ(同じ空間でも床の色での雰囲気の違いを先ずは意識に)

 

(仮称)古風な暮らしに和のエスプリを感じる高台の家

住まい手 Mさま

設計・監理 やまぐち建築設計室 建築家・山口哲央

施工・管理(工事会社) 未定

 

住みやすさを追求した住まいのカタチ。

 

きれいに整うという空間の美意識も大切、

でも日常的な暮らしの空間として

構えずに・・・緩く、自分らしくという美意識。

 

そういった「リラックス」した日常、

整理整頓し尽くした空間ではなくて

少し崩した空間、物がたくさんあり

それらに囲まれた空間・・・・・。

※内観イメージ制作の時間・実際に流通しているフローリングや仕上げ材、家具を使って提案素材を整理

 

生活の必需品や「好き」が

近くに存在していて

それが落ち着いた気持ちになれる

という空間の存在感。

 

※日常にある住まい手さんの暮らしの美意識を考えて「色」と「素材」を多用しても大丈夫な空間の「懐」を提案

 

細かな仕上げや素材採用提案の内容、

空間意識はまだもう少し先に提案ですが、

先ずは暮らしの趣をいろいろと

初期の段階にお話しをして

意識共有から「デザイン」に入っています。

 

この日はそんな雰囲気を「間取り」から

室内空間に昇華した内容を

「すり合わせ」する打ち合わせ時間。

 

間取りだけでは見えない「空間情報」を

室内のイメージとして

内観デザインパースCGで・・・・・。

 

整理整頓し尽くされていない

空間の心地を提案。

 

暮らしの雰囲気と居心地の関係性。

 

その部分を紐解きながら

間取りとの関係性を

徐々に親密化させながら

暮らしの空間づくり・・・・・。

 

日常にある風景。

 

例えばLDKは少し煩雑に

物が置かれている状態の方が

落ち着く

といったところからの「色の複雑さ」を

気持ち悪くならない空間に。

 

バランスのデザイン思考は

出来ないではなくて

仮に色の比率を崩しても

それを心地よく感じるように・・・・・。

 

レトリックだけではないですよ、

本当のデザインの奥深さと

価値観による「振り幅」を提案。

 

そういったところの「暮らしのデザイン」は

経過として大切ですから。

 

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

居心地をゆだねてみませんか?

 

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素材と空間の相性に色のバランス・・・あわせるというよりも「バランス」の融合性を設計デザインして提案する空間の優位性、過ごし方の価値観に連動するレイアウトと設計デザインの付加価値。

2023年01月29日 | 素材・建材・打ち合わせ・検討

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※キッチンインテリアメーカー・トーヨーキッチン大阪SR

 

※キッチンインテリアメーカー・トーヨーキッチン大阪SR

 

※カラーリングも大切なキッチンの要素

 

※カラーリングも大切なキッチンの要素・トーヨーキッチン大阪SR

 

5 %・25%・70%という割合。

このブログでも何度か

これについて書いたことがありますが

よくホームページのお問い合わせや

インスタグラムから

コーディネートについて

ご相談をいただくことがあるので

こちらでも

補足の意味を込めて

少しまた・・・書いておこうと思います。

※インテリア要素の家具類・トーヨーキッチン大阪SR

 

住まいづくりの際には

多くの色を扱います。

勿論「外構」・・・庭等の計画や

インテリアとなる家具の選定でも。

※インテリア要素の床や壁の印象と暮らしを彩るアイテム・トーヨーキッチン大阪SR

 

そういった色選定をする時にも

知っておきたい「色の割合」。

 

※LDK・キッチン周辺の床・実際にモザイクタイルを採用した設計デザイン事例

 

新築やリフォームでは、

屋根・外壁・玄関ドア・クロス・建具

キッチン・バスルーム等々、

実に多くの素材や建材と同時に

「色選び」が必要になります。

 

まずは70%。

これは「 ベースカラー」の割合。

 

ベースカラーとは

部屋の大部分を占める色で、

床や壁、天井などに使います。

 

この色で室内が明るい感じになるのか、

もしくはシックな感じとなるのかが

決まります・・・・・。

 

そして次が25%の「メインカラー」。

 

これは部屋の主役になる色で、

ソファやカーテンなどに使います。

 

ベースカラーとの調和を

考えながら選ぶべきカラーです。

 

最後は5%の「アクセントカラー」です。

クッションや絵画、

ラグなどに使います。

 

同調するイメージを最初から

デザインしている場合には

同系色でバランスを取りますが

基本的には

アクセントになるように

メリハリのある色を

選ぶことが多いかと思います。

 

住まいのカラーコーディネートのコツは、

色を「同じにそろえる」よりも

空間の「調和とアクセント」を

どのような質の良さ選定するのか?

というところ。

 

そのために大切なのが

空間に対して基本構成の

「5%・25%・70%」の割合。

 

ただしこれは基本的な割合であり

空間の感度や感性によって

崩すことも多いですよ・・・・・・。

 

そこには大切な「価値観」という存在。

 

そういったところの「暮らしのデザイン」は

経過として大切です。

 

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

居心地をゆだねてみませんか?

 

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暮らしのこと、デザインのこと、設計で生み出す環境のデザイン、過ごし方の価値観に付随する暮らしの空間と構成要素を検討する時間、照明計画と照明の採用選択も空間をデザインする精度につながる部分。

2023年01月28日 | 設計の事デザインの事

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※KOIZUMI照明・営業K氏とアトリエにて打ち合わせ(外構計画を含む)

 

暮らしの空間をデザインする時間に

照明メーカーさんを

アトリエに呼んで打ち合わせ。

 

※既存建物部分の内観CGによる復元・増築範囲がテラスから見え、見える範囲も心地よくデザインし「中庭」化する予定

 

既存の建物に平屋を増築して

既存のLDK空間から庭を見た時に

その増築範囲によって

中庭のある家に変化する暮らしの環境を

良い意味で変化させるための増改築プラン。

 

間取りの話しや

使用する建材や素材と同様に

大切な照明計画について・・・・・・。

 

住まい手さんにも

照明の計画は空間を

生かしも殺しもする・・・・という内容、

照明で建築空間の価値も

大きく変化する事をお伝えさせていただいたうえで

その重要性を担う照明器具を

メーカー「KOIZUMI」からの選択提案で。

 

いつも担当してもらっている営業の「K氏」に

空間の方向性と内観CGで伝え

数値だけの明るさは求めない旨も・・・・・。

 

明るさ暗さについては照明器具の性能が

関係してきます。

 

※増築範囲の室内空間ラフイメージ内観デザイン(壁が白い場合・天井を化粧とした場合)

 

※増築範囲の室内空間ラフイメージ内観デザイン(壁を一部板張りとした場合・天井を化粧とした場合)

 

天井の高さによりその差もあるのですが

メーカーさんの示す「数値」だけでは

それは決まらないんです。

同じ間取り、同じ窓のサイズ、窓の位置

そして同じ天井高さだったとしても

家の方位や敷地の状態

空間の仕上げとなる素材の

テクスチャーや色等により

同様に照明器具が同じ高水準の明かるさが

備わっていたとしても

数値がOKでも実際の感じ方は異なります。

 

勿論、どのような照明器具とするのかで

レールライトやスポットライト

壁付けブラケットや天井に埋め込むダウンライト

大きなスタンド照明で壁を照らす

間接照明で周辺を明るくする・・・・・etc。

どのような使い方をするのかで

雰囲気も変わります。

 

これらは温熱環境や騒音のレベルにも言えることです。

性能の数値は大切ですが

繊細でありつつもおおざっぱな「人間」が

どう感じるのか?

という問題は「数値」では計測できないところ。

 

皆さん・・・・感覚は異なりますよね。

そういうところ、

建築だけに限ったことではありませんけど

重要です。

 

人の感度と周辺から受ける影響

濃い色、薄い色で変化する

印象と明るさのレベル・・・・・etc。

 

音や温度感覚、広さ狭さ、明るさ暗さ

見える範囲、見えない範囲・・・・・。

 

そういった影響しあう範囲を

どこまで「デザイン」として

考えて取り入れるのか?

という部分の差は空間の結果にも結び付きます。

 

感度と人の感覚、

そして数値を結び付けてデザインする事。

 

暮らしはそういうった

複合要素の集合体。

単体の性能だけでは

感じ方は計測できないところを

意識できるかどうかです。

 

単純に明るいだけではなくて

どのように感じる空間として

設計すべきか?

 

そういったところの「暮らしのデザイン」は

経過として大切です。

 

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

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暮らしと空間のイメージ提案途中、ご夫婦との打ち合わせ、増築を伴う空間リノベが生み出す過ごし方、どのような気持ちを生み出すのかというところから紐解く設計デザインの付加価値。

2023年01月27日 | 設計の事デザインの事

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※室内空間のイメージデザインCGで提案の打ち合わせ中

 

暮らしの部分的なリノベーションと共に

増改築のプラン。

 

暮らしの空間を増設しつつ

多様と空間と共に

味わいを生み出す過ごし方提案。

 

囲まれた空間での過ごし方のイメージ。

それぞれの空間に

相応しい在り方とは何なのか?

 

というところを

住まい手さんご夫婦と打ち合わせ中。

 

場所のイメージは大切・・・・・。

 

どんな空間に囲まれているのかで

人の気分も居心地も

変化します。

 

促す空間でどんな時間を過ごすのか?

 

その空間で過ごすことで

生まれる感情が「何処へ向かいたい」と思えるのか?

 

人は感情で行動が変わります。

 

多角的な意味で

過ごす場所がどんな未来を生み出すのか?

 

そういうところを包括的に

暮らしのイメージとして

考えていますよ。

 

どのような提案も

単純に居心地への紐づけだけではなくて

今回もそうですが

生き方に対して

価値観に対して

どうある空間であるべきか?

を提案しています・・・・・。

 

暮らしと価値観の共存を丁寧に。

 

理想だけではなくて

暮らしの現実と

家と全体を生活のスタイルを

デザインすることが住まいには大切。

 

暮らしの空間、

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暮らしの価値観と生活の基盤、過ごし方に関連するキッチンのスタイル・・・設計デザインの方向性と価値基準のデザインにオープンスタイルとクローズスタイルの違い。

2023年01月26日 | 住まいの水まわり住宅機器

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※オープンスタイルのキッチン商品展示・Panasonic大阪SR

 

※オープンスタイルのキッチン商品展示・Panasonic大阪SR

 

オープンが良いのか

それともクローズドが良いのか・・・・・。

 

※部屋を仕切ることによるオープンスタイルをクローズで使用可能となるキッチン商品展示・Panasonic大阪SR

 

独立キッチンとは、

壁や扉でダイニングや

リビングなどと切り離して

独立させた間取りのキッチンで

「クローズドキッチン」と

呼ばれることもあります。

 

一方の「オープンキッチン」は、

壁や扉がなくダイニングや

リビングとつながった

間取りのキッチンになります。

 

比較的「場」を兼用する暮らし方が

多くなっているので

LDK空間のように一体化した

オープンキッチンですが、

メリットもあればデメリットもあります。

 

またクローズドキッチンも同様です。

 

オープンキッチンでは

料理中でも家族とコミュニケーションが取れる

配膳などの作業がしやすい

空間が広く使える等のメリットがありますが、

一方で

シンクで使う水の音や

洗い物、調理中の音がリビングにいるとき気になる

テレビの声が聞こえない

食洗器や換気扇の音が

想像以上に大きく気になる

料理中のにおいが

リビングに広がりやすいといったところも

気になるところ。

 

クローズドキッチンでは

リビングやダイニングに油やにおいが広がらない

壁面が多いため

収納スペースをたっぷり計画することが出来る

という一方で

壁に囲まれて圧迫感がある

夏場は調理中の熱がこもって暑い

孤独を感じる・・・という側面があります。

 

それぞれのメリットデメリットを

どのような

暮らしの価値観に寄り添わせて住むのか?

 

そういったそれぞれの常識の範囲と

暮らしの価値基準は

家づくりの際には基本となる部分。

 

間取りに対する時間を計画する前に

家づくりの根底にある物事を

見直しておくことは大切・・・・・。

 

家づくりの前に

まずは過ごし方の価値観を

見直す時間が大切。

 

理想だけではなくて

暮らしの現実と

家と全体を生活のスタイルを

デザインすることが住まいには大切。

 

暮らしの空間、

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リノベーションが生み出す至福の空間を計画からリアル化する検討時間、設計デザインの予定は現場でカタチづくりにシフトする前段階、新築ではなく骨組みまで解体する「りのべ」の現場対応。

2023年01月25日 | リフォーム・リノベーション

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※現場進行にシフトする予定の前段階での調整打ち合わせ

 

サロンリノベーションの計画は

現場での動きに

シフトする段階。

 

この日は僕のアトリエで

サロンオーナーさんと

工事を担当してもらう予定の

工務店との

現場を進める予定についての

打ち合わせ時間。

 

特に「スケルトン」状態となる

リノベーションの現場は

状況に対しての考え方や

骨組みまで解体した後の

状況判断を

どれだけ大切に出来るのかが重要。

 

新築の工程や

なんちゃってリフォーム等との

それとは全く異質ですからね。

 

工務店選定とリンクする

現場の運営は大切に。

 

図面も計画はあくまで計画で

解体するとリノベーションの場合

いくら詳細に既存建物を確認していても

そのまま進行はほ皆無。

 

解体してからが基本的には

本番になります。

 

リアルの骨組みからの

補強と詳細の対応時間は・・・・・。

 

事業用の建物の

意図する空間が持つ意味を大切に。

 

 

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間取りとプランと生活の基本・・・連動する価値観と暮らしのシーンでの使い勝手をイメージする設計デザインの考え方は大切、例えば家電の置く位置や家具レイアウトで変わるコンセントやスイッチ類。

2023年01月24日 | 家 住まい 間取り プラン

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

 

実際の生活をシミュレーションする時間を大切に。

 

※家具総合ショールームにご案内しての間取り作成前のサイズ感確認等

 

もう少しじっくりと

考えておけばよかった・・・。

というシーンをできる限り少なく。

 

最近は家づくりの経験や

経過などを

ご自身で情報発信を

されている方々も多いですが

分譲住宅やメーカー住宅、

工務店住宅を購入した人を対象にした

とある建築実務者向けの雑誌での

アンケートの結果によれば、

打合せをしたにもかかわらず、

実際に暮らし始めてから見つかる不便は

けっこう多いようです。

 

ご自身が「理解していない部分」を

そのまま他人の常識や価値観の不一致のまま

進めてしまうと起こりやすい失敗の部分。

 

それ故にに見落としてしまいがちな

感覚の溝が生み出す連続が

多くの不便さを生み出します。

 

そんな中のひとつに「キッチンやリビング等のコンセント」があります。

 

キッチンでは、

電子レンジや炊飯器、

電気ポットにコーヒーメーカーなど、

コンセントを必要とする

電気製品がたくさんあります。

 

そのためコンセントを

多めにつけたにもかかわらず、

実際に電気製品を

所定の場所に置いたら

コードの長さが足りずに

コンセントまで届かない・・・・・。

といった不具合が

発生することもあります。

 

コーヒーメーカーを、

キッチンのバックカウンターで

使用される方もいれば、

ダイニングテーブルで

使用される方もいるように、

その使い方や生活スタイルは人それぞれです。

 

※現場でのコンセントやスイッチ類の位置関係や使い勝手の確認時間の事例

 

そのため、

建築業者が思う当たり前の位置と

実際に使用する位置での

基本的なコンセントの条件が

十分でない場合が多々あります。

 

こうした失敗を減らすには、

実際の生活を

シミュレーションしてみる事と、

現場での「打ち合わせ」や

多様な方向性の持つ意味についての

確認作業が大切。

 

間取り検討の段階から

ある程度家具の位置関係や

家電のレイアウト

実際に「理想」だけではなくて

「現実の暮らし」がどんな状態なのか?

持ち込む電気製品や家具などを

簡単にでも設計者と打ち合わせを行い

図面(間取り図)の中に書き込み、

その図面を見ながら

生活をイメージし、

春夏秋冬、朝から夜まで、

生活の様々なシーンを想像しながら、

家の使い勝手を

シミュレーションすることをお勧めします。

 

僕がいつも

間取りやプランを考える前に

家具のお話しや家電の内容、

インテリアショップ等へご案内して

打ち合わせを行ったり

ある程度カラフルなイラスト調の

イメージ平面図で「家具レイアウト」を入れながら

お話しをさせていただいているのは

そういうところの意見調整を

事前の段階で含んでいるからですよ・・・・・。

 

勿論、現場が始まってからの

現場打合せのタイミングで

現実のサイズ感の中で

イメージする時間をご用意しているのも

そういうところ。

 

理想だけではなくて

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間取りと暮らしと生活感のイメージ、毎日の暮らしと家の中でどのような移動の時間が存在するのか?日常的な暮らし方をイメージして設計デザインの間取りの方向性を考えること。

2023年01月23日 | 家 住まい 間取り プラン

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

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※間取り鳥観図プラン提案の実例(1階)

 

「動線」が良いと

住まいは過ごしやすくなる・・・・・・。

※間取り鳥観図プラン提案の実例(2階)

 

人や物が移動するときの

経路のことを「動線(どうせん)」といいます。

 

小売店や特殊な建築物などでは

お客さまが移動する経路(客動線)や避難を

考えて売場や店舗、工場、事務所等設計を行いますが、

この動線の良しあしは

売り上げや作業効率にも

影響する重要なものです。

 

そして住まいの設計においても

動線は重要です。

 

住まいの動線には、

炊事や洗濯、掃除などの「家事動線」、

トイレやお風呂に行くための「衛生動線」、

お客さまが移動する「来客動線」などがあります。

 

これら種類が違う動線を

なるべく交わらないようにすることや、

よく行き来する動線は

単純な移動を考えたり

移動の距離を短くすることが

ポイントになります。

 

例えば玄関から客間に行く動線上に

浴室などを配置することは、

家族のプライバシーを考えると

避けたいところです。

 

また料理をしながら

洗濯をする方には、

キッチンの近くに洗濯機などを配置して

家事動線を短くすると効率が良くなります。

 

トイレも寝室などから

離れ過ぎているのは不便なものです。

 

勿論それだけではなくて

動線にあわせて

窓や扉、

収納スペースといった環境の考え方と

連動することも視野に。

 

プランの検討時には、

家族でそれぞれの動きや

移動の際に何をするのか?

 

生活の環境を考えた時に

適切な環境が保たれる状態なのか?

状況を思い浮かべながら

過ごし方のイメージをきちんと考えた間取りについて

意識する事。

 

理想だけではなくて

暮らしの現実と

家と全体を生活のスタイルを

デザインすることが住まいには大切。

 

暮らしの空間、

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暮らしと住まいのデザインにガレージの存在・日常的な車の出入りと車庫入れの重要性、暮らしがストレスにならないようにデザイン設計の思想と思考の範囲を拡張するように。

2023年01月21日 | 設計の事デザインの事

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※シャッター付きビルトインガレージの設計デザイン事例(道路との出入りに建物計画時に外構計画を踏まえ配置・広い回転広場が必要)

 

家づくりで見落としがちなのが

「外構(エクステリア)」かもしれません。

 

内装やインテリア、建物のレイアウトから

庭を含めた

家の外観や外回りの使いやすさを

考えておくことは重要

 

外回りの中でも特に

駐車スペースは

注意が必要です。

 

「車庫」とは屋根や壁などがある

車を入れる建物のことで、

「ガレージ」も同様に使われることが多く、

住宅と一体化したものは「ビルトインガレージ」や

「インナーガレージ」と呼ばれます。

 

一方、エクステリア部材などで

簡単な屋根が

付けられたものを「カーポート」、

柱や屋根はなくて

車を置くだけの場所を「カースペース」と呼びます。

 

国産車でもある程度の車種になると

車単体の寸法(サイズ)で

全長約4.9m、幅約1.8m程度になります。

 

これはあくまでも「車」のサイズです。

 

この大きさに、

乗り降りなどをするときに

必要なドアの開閉、

死角の生まれる範囲、

荷物の出し入れ、

前後左右のスペースを考えると、

自動車置き場(駐車スペース)の範囲は

想像より大きなスペースが必要になります。

 

実際にどれぐらいのスペースが

必要なのかは、

駐車する向きや台数、

進入路の状況や

車種などいろいろな要因を

考慮する必要がありますが、

あらかじめご自身が

どの程度のゆとりが車の出入りの際に

必要となるのか?

 

また道路との出入口の関係性はどうなのか?

自身の車庫入れなどの得意不得意は

どうなのか?

という事の情報整理を

予め行っておくのは

大切なことです。

 

建物の配置(レイアウト)と

玄関や勝手口、

そして通路などは

ある程度までは建築計画の時点で

ある程度の予測は重要。

 

家づくりを考え始めた際には

日頃から、

利用するスーパーマーケットや

コンビニ、

パーキングなどで「駐車しやすい」もしくは

「駐車しにくい」と感じる駐車場が

どの程度の広さなのかを知っておくと、

これからの家づくりの検討時に

役立ちます。

 

外部の駐車スぺースや車庫になるのか?

またはインナーガレージ・ビルトインガレージなのか?

 

そして重要なのは、

設計者自身が、

車の運転を日常的に「行っている」人物なのか?

ペーパードライバーの感覚や

自身の感覚を

住まい手さんに

移し替えることが出来るか否か。

 

そういった能力の有無によっても

設計時と計画時での

考える範囲の差は大きいです。

 

感度をリンクさせる能力値のことは

何事にも重要だと思いますよ

特に住まいの計画では・・・・・。

 

理想だけではなくて

暮らしの現実と

家と全体を生活のスタイルを

デザインすることが住まいには大切。

 

暮らしの空間、

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暮らしの趣を丁寧に設計デザインするという事、玄関の存在意義を原点から考えつつ過ごす日常の風景と建築が生み出す日常的な感動のある過ごし方へのアプローチ。

2023年01月20日 | 家 住まい 間取り プラン

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※和の趣を上品に数寄屋のイメージをモチーフにデザインを施した玄関設計事例

 

「玄関」は家族の出入りだけでなく、

お客さまを迎える

大切な「場」でもあります。

※天井にはオリジナルデザインでの光天井を提案

 

勿論、暮らしの空間となる場でもあるので

過ごし方のイメージや

日常的な空間として

家の資質にもつながる空間。

 

住む人自身も

玄関で感情が変化する事、

イメージできますよね。

 

充実感で満たされる場所、

帰ってきてホッとする玄関の存在

帰りたくなる空間の入り口。

 

勿論家そのものが

そうであるべきだと思いますし

でも空間の構成が折り重なり

融合して住まいが形づくられる訳ですから

空間の融合を視野に入れながら

単体空間での検討も大切に・・・・・。

 

そのため、

家造りでは玄関についても

十分に検討したいものです。

 

特に次の2つは要チェックだと考えています。

 

まず1つ目は「光」。

玄関は毎日使用し、

お客さまが最初に目にする所、

そして家族も毎日を過ごす際に

必ず出入りとして考えるべきところ。

 

そういった空間でもある為

家全体のイメージに合わせた

雰囲気づくりも大切。

 

その時に光の存在を

どのように扱うべきか?

 

一般的には

窓を設けるなどして

光を取り込むのですが、

光だけを取り込むべきか

風景をともに取り込むべきかにより

優位性も暮らしの趣も変化します。

 

敷地や間取りの状況によって

それが難しいこともあります。

そのような場合には、

吹き抜けを設けてトップライト(天窓)や

天井に近い空間に

ハイサイドライトと呼ばれる

窓構成などから光を入れたり、

光を呼び込むを壁構成を考えて

玄関ドアを光の取り込みやすいものにする、

窓を設けやすい空間構成をデザインする

といった方法を・・・・・。

 

2つ目は「収納」です。

雑然とした玄関にしないためには

適切な収納が必要。

 

そしてそのために最も大切なことは、

靴は何足程度ある?

ベビーカーはどこに置く?

ゴルフバッグは?

スリッパは?

自転車は玄関に入れる?

それとも外部物置を間取りに構成する?

といったことを

事前にしっかりと検討することです。

 

これを省略して

成り行きで暮らすと結果「・・・」なことに。

 

少なくともこの2点を

間取り構成、

検討時にどれだけ丁寧に

実用と実情と理想を融合させるのか?

によって暮らしの心地よさは

大きく変化します。

 

暮らしも住まいも

木を見て森を見ずにならないように。

 

理想だけではなくて

暮らしの現実と

家と全体をデザインすることが

住まいには大切。

 

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

居心地をゆだねてみませんか?

 

◼️設計デザインの問い合わせ
ご相談・ご質問・ご依頼等は
やまぐち建築設計室
オフィシャルホームページ

お問い合わせフォームから
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住まいの設計デザイン、間取りの検討打ち合わせ、暮らし方の価値基準を丁寧に整理整頓しながら過ごし方のイメージを上質に、中庭から拡張する使い勝手と暮らしの風景。

2023年01月19日 | 家 住まい 間取り プラン

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※アトリエで間取りプラン打ち合わせ中

 

設計監理デザインコーディネートの

ご依頼をいただいている

住まい手さんご夫婦と

間取り計画の打ち合わせ・・・・・。

 

暮らし方の価値観を反映しながら

家の使い勝手や

将来的な可変性を視野に

過ごす時間の流れを考えるプラン。

 

日常的に普段使いする空間と

特別な時間を過ごすときに

活用したいと思う空間

そして非日常を常時味わう

そんなエリアが混在するプランが

良いのでは?

というところで価値観の整理整頓中。

 

窓が持つ機能性も大切にしながら

適材適所の観点で「サイズ」や「役目」を

使い分けつつ

壁で囲うべき範囲と窓である一定の環境を

生み出す部分、

逆に機能を拡張する範囲・・・・・等々。

 

個々のバランスと

全体空間での部屋としての役割を

暮らしの価値観に。

 

理想だけではなくて

暮らしの現実と

家と全体をデザインすることが

住まいには大切。

 

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

居心地をゆだねてみませんか?

 

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サロンリノベーション計画の実施段階への打ち合わせ、設計デザインの内容を現場で再現する為の手法について現場監督と意見調整を行いながら着工への調整中。

2023年01月18日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※工事着手に向けて工務店現場監督との打ち合わせ中

 

ミニマムな空間に

多機能性のある空間をつくる

リノベーション計画・・・・・。

 

自由な時間を過ごす

という意味では

空間の使い方の意識がポイント。

 

工事の着手に向けて

微調整を繰り返している段階ですが

この日は工事を発注予定の工務店の

現場監督と実務時間と

詳細についてのすり合わせを。

 

新築とは異なり

リノベーション特有の工事の進め方。

 

シミュレーション時間を

密にすることで

工事期間の作業に無駄が

できるだけ生じないことが重要。

 

事業用サロンの空間ですが

ホッとできるゆとりある空間にする

工夫を整理整頓したうえで

使い方の自由度も

拡張する空間に仕上げています。

 

着地点に向けての詳細吟味は

もう少し・・・・・。

 

自分の時間を有意義に過ごす場所

として活用され「リピーター」が

増えるような価値ある空間に

デザインと設計の感度で

場所の優位性と魅力を。

 

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間取りとプランと設備機器類の融合性を設計デザインすること、空間は単一の素材や設備ではなくて全体の融合の質でその良し悪しが変化します、全体のコーディネートを丁寧に大切に。

2023年01月17日 | 家 住まい 間取り プラン

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※空間でカウンター段差を整えてキッチンとダイニングテーブルを一体化させたペニンシュラ型キッチン

 

キッチンのレイアウトと暮らしの優位性。

 

「I型(1列型)」

「対面型」

「II型(2列型)」

「L型」「U型」に、

「ペニンシュラ型」「アイランド型」と

キッチンスタイルは様々。

 

キッチンはレイアウトによって

使いやすさやデザイン性が

大きく変化しまし、

LDKの一体型空間を考える際には

キッチンの選定次第で

空間そのものの概念も変化します。

 

思いのほか滞在時間が長く、

使用頻度も高いキッチン周辺。

 

過ごしやすく

使いやすいキッチンと

その周辺を検討する為のポイントは

いくつかありますが、

日常的な時間を過ごしやすく考えて

空間をつくるには

キッチンそのもののレイアウトに関しては

空間と連動させて

イメージしたいものです。

 

そしてキッチンのレイアウトは

「ワークトライアングル」とも

密接に関係しています。

 

ワークトライアングルとは、

キッチンの「シンク」「加熱調理器(コンロ)」

料理の際に関連する「冷蔵庫」、

それぞれ中心点を線でつないだ

三角形のことで、

三辺の合計が3.6~6mの範囲が

キッチンでの作業時には

工学的に最適な移動距離とされています。

 

これより距離が長いと

動く距離が増えて

作業効率が悪くなり、

短すぎても作業効率が悪くなります。

 

また「身長÷2+5cm」という数字。

 

これは床からキッチン作業台の高さの目安に

使われる計算式です。

 

背が高すぎるキッチンは腕が疲れ、

低すぎると腰が疲れます。

あくまでも「標準的数位」ですが・・・・・。

 

さらにキッチン本体の背後に

配置することが多いキッチン収納。

 

このキッチン収納には

「引き戸」や「開き扉」のタイプがありますが、

それによっても「調理時」の動きは

異なりますから

キッチン本体と連動して

作業しているシーンを思い浮かべたり

シミュレーションしながら

検討することが大事。

 

いずれにしても「自分のスタイル」に

合っていることが一番大切。

 

このような空間は個人の差が

大きく出るところ。

平均ではなくて

個人差を空間に反映して

デザインすることが大切。

 

平均はあくまでも目安。

これまで暮らしてきた常識って

実はそれほど皆と同じではない

という事が認識できているのかどうかが大事。

 

なので、建材や設備機器の

ショールームで聞く話しも

そのメーカーの常識だったり

設備や建材単体での意識であり

研修などでのマニュアル。

 

空間と一体となった「設備」の機能や性能

使い勝手とはまた別の視野が重要。

 

家は設備単体でその性能や使い勝手が

決まるわけではなく

設備も空間の一部という認識が大切。

 

暮らしも住まいも

木を見て森を見ずにならないように。

 

理想だけではなくて

暮らしの現実と

家と全体をデザインすることが

住まいには大切。

 

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

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(仮称)古風な暮らしに和のエスプリを感じる高台の家新築計画の設計デザインと暮らしの提案、間取りに含まれる付加価値と深層のデザインを住まい手さんへプレゼンテーション。

2023年01月16日 | (仮称)古風な暮らしに和のエスプリを感じる高台の家

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※暮らしのコンセプトを提案中

 

住まいの設計をご依頼いただいている

住まい手さんご夫婦との打ち合わせ。

 

建築予定地の緻密な測量(計測)を

年末に終えたので

土地周辺の計測状況を踏まえつつ

これまで「イメージ」の相談や

暮らしの環境改善の方向性

対話してきた「暮らしの価値観」に

紐づけしながら検討を施した

「間取り」の提案を・・・・・。

 

表面的な「見た目」ではイメージできない

暮らしの深層範囲を紐解くように

間取りとその「カタチ」が生み出す

暮らしの効能と生活スタイルを

連動する「空間の意思」を

添える言葉でプレゼンテーション。

 

間取りから読み取れる情報は

限られています。

 

どう意図と工夫が

そこに紐づけされているのか?

という情報の有無で

間取りの受け取り方と意味も変化します。

 

どのように「間取り」を使いこなすのか?

暮らしの質を

お伝えしながら

派生する暮らし方の価値を

知っていただく時間。

 

この日の間取り提案と

暮らしの深層プレゼンテーションで

暮らしの魅力を

伝えることで

住まい手さんにとって段階的な「可視化」の時間。

 

一気ではなくて

理解度のバランスを

デザインしながら

徐々に暮らしの魅力が

住まい手さんの「暮らしの基準」とリンクするように。

 

引っ越しの予定時期から逆算しながら

行政の諸手続きや

見積もり期間、商品の決定期間など

注文住宅ならではの「時間の密度と期間」。

 

こちらも打ち合わせしながら

プランの打ち合わせ日程を計画中・・・・・。

 

理想だけではなくて

暮らしの現実をデザインすることが

住まいには大切なので。

 

暮らしの空間、

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住まいのデザインと暮らしの設計を丁寧に、注文住宅の暮らし・・・猫と暮らす家。

2023年01月14日 | 家 住まい 間取り プラン

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※景色の良い場所の窓枠が猫の居場所

 

注文住宅を検討している人は

快適な生活をするために

どうするべきなのか?

という内容についても

いろいろと考えているものですが、

それは一緒に暮らす人以外の

動物にも当てはまるものです。

※景色の良い場所の窓枠が猫の居場所

 

例えば、

猫と暮らしている人であれば、

その点も考慮して

家づくりを・・・・・。

 

そのためには

猫がどのようなものが好きであり、

どのような場所に

行かないように

すればいいのかを

考える必要があります。

 

基本的な部分だと

猫は高いところが好きだったり、

日向ぼっこができるところ、

また運動不足を解消するために

しっかりと運動できることが必要。

 

猫と暮らす家づくりをする場合には

この点をベースに持ちながら、

快適に生活できる環境を

計画するようにすることが大切。

 

高いところに行くことは

上下運動にもなり

運動不足を解消するとともに、

高い場所から

家の中を見渡すことができます。

 

これには立体的な構成に

例えば壁にキャットウォークを設置したり、

気に入りそうな場所に

キャットタワーを設置できる

スペースを確保するなどの対処が必要。

 

キャットウォークを設置する場合には、

家具を置いたりする場所も考えて

動線を検討することも必要で、

高い位置になるような場所は、

本棚や飾り棚を配置して

ステップのように考えておくのも

効率が良くなります。

 

窓を計画して外側を

眺められるようにして

窓の枠をキャットウォークのように

考えることも一つの案です。

 

冬などの寒いときは

日差しが出ていても

窓辺は寒かったりするので、

猫用のベッドを置いておくと

寒さ対策ができます。

 

そしてキッチンや水辺などは危険が多いので、

そこにはいけないように

しておくことも重要です。

 

キッチンであれば

対面などのオープン型にせずに、

戸で区切ってある

独立型にしておくと安心です。

 

また脱衣所やふろ場なども、

万が一入った場合のことを考えて

洗濯機の扉はすぐに閉めたり

風呂蓋は閉めておくか

浴槽のお湯を抜いておくことが

必要になります。

 

このように注文住宅で

猫と暮らす家づくりをするには、

考えるポイントはたくさんあります。

 

これら以外にも

壁などで爪とぎをしないようにする

工夫なども必要です。

 

ですがすべてのことに

対応するとごちゃついてしまうので、

ポイントを絞っておくことも

大切になります。

 

有るべき創造域を

常に丁寧に。

 

暮らしの事を丁寧に仕上げる為に

必要な感度と観点を

大切に考えてみませんか?。

 

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