旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

旅の途中 "青春18きっぷ" で SLみなかみ号の旅

2011-09-24 | にいがた単身赴任始末記

青春18きっぷ、最後の2枚は息子とSLに乗りに行くことにした。生憎、往路の臨時列車は指定席完売。
復路に並びの席が手に入り、高崎線、上越線と各駅停車を乗り継いで水上へ向かう。
15:00過ぎ、越後湯沢方面に退避していたD51型498号機が貨物線を通って構内を通過していった。
やがて後退して待ちかねたブルーの客車に連結。そして汽笛一声、迫力だ。

「快速SLみなかみ号」は思いがけず静かに水上駅を滑りだす。流れる煤煙越しの三国連山や利根川が流れた。
沿道に陣取った沢山のカメラの砲列の中、ドラフト音を響かせ利根川の谷を下る。警笛の音が今も耳に残っている。