旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

休日はローカル線で 雨晴海岸とハットリくんと氷見カレー

2013-08-17 | にいがた単身赴任始末記

 海水浴に向かう家族連れに紛れて、氷見線の気動車に30分揺られた。
終点2つ手前の雨晴からは海岸線を走る、白い浜と青い海が眩しい。
富山湾をはさんで3,000m級の立山連峰を眺める雨晴海岸は絶好のビューポイントだ。

行ってみて分ったのだが氷見は藤子不二雄A氏の出生地だそうだ。

 

町の一角には氏のキャラクターのモニュメントがある。
湊川に架かるカラクリ時計では、噴水とともに忍者ハットリくんらが飛び出してくる。

 

お昼にはご当地グルメの "氷見カレー" を食す。地産の煮干のだしを使うのがルールだ。
「よしだや本店」のひと皿は、夏やさいと白身魚のつみれがトッピング。
スパイシーでなくハヤシに近い。やはりご当地名物の "氷見うどん" もセットで愉しんだ。

氷見駅に戻るのに海岸線を通る。漁港の施設が途切れると美しい白砂のビーチになる。
今日は霞がかかって立山連峰は望めない。ちょっと忘れ物をした気分で復路の列車に乗る。