旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

休日はローカル線で 月の砂漠と真冬のサーファーと純米吟醸一宮 外房線をで呑む!

2014-03-15 | 旅のアクセント

 白い砂浜が美しい御宿中央海岸は、童謡「月の砂漠」が生まれた砂浜。
なんともノスタルジックな記念像が建っている。
ときに御宿は駅の看板も、観光案内所の壁面にも月の砂漠になっている。

大網からは京葉線直通の電車に乗車。太平洋に出会う上総一宮はサーフィンの町。

九十九里ビーチラインには明るい色彩のサーフショップ、カフェ、ペンションが並ぶ。
ちょっぴりアメリカンだ。

 

砂地を抜けて海岸線に出てみる。
「真冬のサーファーはまるでカラスの群れのようさ」とユーミンの詩の風景だ。

そして酒蔵。訪ねたのは文政年間から200年ほど続く稲花酒造。
土産に季節限定 "桃色にごり酒"、車中のお楽しみに "純米吟醸一宮" を求める。

 

「月の砂漠」の御宿を出ると、安房鴨川までラストスパート。所要は35分ほど。
300mlの純米吟醸を楽しみながら、列車の揺れに身を任せるうちに安房鴨川へ終着する。
ホーム反対側には内房線の千葉行き。乗り継ぎの乗客を回収すると足早に発って行った。

<40年前に街で流れたJ-POP>
グッド・バイ・マイ・ラブ / アン・ルイス 1974年