旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

駅そば日記 水戸「上りそば」

2021-09-01 | 旅のアクセント

 丼の半分を覆うような大きな唐揚げ、トッピングで納豆をのせる、ここは水戸だからね。
たっぷりの刻みネギ、それに海苔も散らして “から揚げ納豆そば” がカウンターへ、これで550円。
部活帰りの高校生も大満足のボリュームなのだ。
鶏からは揚げたてではないから、カラッととはいかないが、肉の甘味と旨味は十分に楽しめる。
納豆と出汁は意外と合うんだね。レンゲを駆使して汁は最後までいただいた。美味い。

上野・東京方面への常磐快速や特急ひたちの5・6番ホーム(上りホーム)にあるから「上りそば」だって、
分かりやすく、ウィットも効いて、名は体を表すなかなか良いネーミングだと思う。
宣言やまん防発出地域が広がって、出掛けづらくなった今夏、青春18きっぷも持て余し気味なので、
ただただこの “から揚げ納豆そば” を求めてやって来た、ときわ路ショートトリップなのだ。


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君と歩いた青春 / 太田裕美 1981