旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

水曜日は家呑み派 「新政 Ecru エクリュ 生成 2019」

2023-02-15 | 日記・エッセイ・コラム

 ワインや日本酒の香りをフルーツに喩えたりするけれど、呑み人にはよく分からない。
葡萄はブドウ、米はコメでしょう。っと自分の感性の乏しさを棚に上げて、冗談混じりに嘯くのだ。
でもこの生酛純米酒、木桶の香りとともに、どなたかが書いたストーリを読んでから口に含むと、
白桃いやバナナ?なんだか甘やかな香りを感じるのだから面白い。酒米は “あきた酒こまち” だ。

盆の小皿に並べた肴は “柔らか豚の山椒ソースクランベリー添え”、“姫たけのこの和さらだ”、
“牡蠣の南蛮仕立て” それに “海鮮と大葉の包み揚げ黒胡椒風味” と、今宵はデパ地下で求めたラインナップ。

ところで盆の上の藍の小皿3種は、どれもビール会社のキャンペーンで揃えたもの。でもセンス良いでしょう。
毎年初夏からお盆にかけて、大好きな一番搾りは飲ませてもらえない。また「金麦生活」の季節がやって来る。

(呑み人の場合、旅のひとり酒は別モノですが)流行病の関係で、外で飲む機会はめっきり減りましたね。
酒と肴を選り好みして、まったりと、家呑みもまた楽しからずやです。

<40年前に街で流れたfusion>
Looking Up / CASIOPEA 1983