太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

人生を7つに分けると・・

2013-03-07 09:23:20 | 日記
昨年の夏あたりに、持っていたスピリチュアル系の本を1冊残らず処分した。

さんざん、そういうのは読んで、もうおなかが一杯だったし、読み返すこともなかった。

その後は、普通の本ばかり読んでいたのだが、ふと心が動く本に出会った。

(こういうとき、本屋で働いていてよかったーと思う)


シャーリー・マクレーン著の「Going Within」


「アウト オン ア リム」や「カミーノ」を読んで、私は彼女が好きになった。

スピリチュアルなこととは無縁な人が、何か大きな力に押されるようにして、

どんどん深いところまで分け入ってゆく、そのとまどいや、あふれる好奇心が正直に描かれていて、

女優としての彼女のことはよく知らなくても、一人の人間として興味深いと思った。



この本にはチャクラと瞑想のことが主に書かれている。

その中に、体に7つのチャクラがあるように、人の成長過程も7つに分けることができるとあった。


・最初の7年間は、生存と、地上という物質界への本能的な適応を中心に営まれる。


・8歳から14歳まで

 性的な発達の時期で、さまざまな危機に出会う。これは人間が主観的な心、
 創造性を発達させ、自分とは何か、はっきりと意識するため。


・10代から21歳まで

 他人との感情的なあつれきや、自分の実力の評価、自由意志の行使などの問題を扱う。


・22歳から28歳まで

 自分への愛と人への愛を発達させる時期。
 自分の生き方をきちんと評価し、物事を決める能力を発達させる。


・29歳から35歳まで

 自分の自己表現(他人とどう関わり合うか)の仕方に疑問を抱いたり、確信をもったりする時期。
 また、他人を批判したために生じた問題を、何とかしなければならないのも、この年代。


・35歳から42歳

 自分が作り出した人生を顧みて、霊的な部分を真剣に問い始める時期。
 それまでに得た知識はすべて知恵となる。
 そしてこの時期に、自分の霊性を発達させる決心をする。


・43歳から49歳、または四十代後半と五十代

 神を理解し、神と一体化しようと試みる。内的な自己と外的な自己を一体化させ、
 源と合一して調和的に生きようとする。
 これは残りの人生の間ずっと続いてゆく。




私の人生の、22歳からの20年間は、嵐の海を手漕ぎボートでさまよっているようだった。

最初は自分が嵐の中にいることに気づかなかった。

なんとか自力でオールを漕ぐ努力をしたあと、

希望を捨て、このまま流れ着いたところが私の幸せの場所なのだと思った矢先、まさにそれは

「自分の霊性を発達させる決心をする時期」の最中に、スピリチュアルなことに目覚め、

「内的な自己と外的な自己を一体化させる時期」に再婚した。




今日もいい天気で、庭の緑は濃く、

たくさんの鳥が楽しそうにさえずっている。

昨日、夫の母が買ってきた蕾のままの水仙の花が、今は黄金色に咲いている。

昔は不幸だったけれど、今は幸せだ、というのではない。

私はここに来るのに必要なことを、ただやってきただけなんだと思う。

ここだって、私が嵐の海だと思えばそうなるのだろうし・・


私が来た道を思い、この人生でよかったと思ったとき、

足の先から鳥肌のようなものがあがってくる。




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