太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

消えたぱんつ

2013-08-22 17:36:04 | 日記
現在、ホノルル市内でペットシッター中なのであるが、

今日、ある事件が発生した。


今日は休みで、朝食のあと、海に行く用意をしていた。

最初の計画では、海で泳いだ後、そのまま街に出て、ランチを食べ、美術館に行くのだったが

せっかく都会に住んでいることだし、

いったんココに戻ってシャワーを浴び、着替えてから行こうということになった。


そこで、ビーチバッグに入れた、街用の着替えを取り出して、

家に置いていった。



さて、泳いだ後、着替えようとしたらば、ぱんつがない。

街用の着替えの、ジーンズのポケットに入れた記憶があるので、

家においてきたのだと思い、予備の水着のボトムをはいた。


家に戻り、街用の着替えのジーンズのポケットを見たけれど、ない。

ビーチバッグをさかさまにして振っても、ない。

荷物一式が入っているスーツケースをひっかきまわしても、ない。

家の中の、歩いた場所をくまなく探しても、ない。

それほど広くないこの家の中で、いったいどこにいってしまったのか不思議でならない。



これが自宅や、外のどこかであったならば、まったく事件でもなんでもないのだが

ここはよそんちで、1週間後には家主たちが帰ってくる。

その家主たちに、私のぱんつを発見されたら恥ずかしいではないか。


さらには、

そのぱんつがゴージャスな代物であれば、この事件の重大さも多少は軽減されるというものだ。

そのゴージャスぱんつを発見した家主が

「あら、しろさんったらこんなゴージャスぱんつを履くのね」

と、私の面子も立つ瀬があろう。(本当に立つ瀬があるのかどうかは不明)



しかし行方不明のそのぱんつは、

綿100%の、黒をベースに、小花模様が散っており、縁は赤で、

前後ろがわかるように、前の部分にリボンがついているという、夫が言うところの

「3歳ぱんつ」

なのである。

かろうじて、股上は「おばぱん」ほどに深くはないのが救いというだけだ。



ここで言い訳させてもらえば、私だってゴージャスぱんつを持っていた。

ひところ、私のお尻が頻繁にかぶれる、ということがあって、

きっとそれは綿じゃないぱんつのせいではないかということになり、

ゴージャスぱんつは処分して、ほぼ綿ばかりに替えたのであった。



あと1週間の間に、なにがなんでも、その3歳ぱんつを見つけださねば、

私は今後、どんな顔をして彼らに会えばいいというのだ?

仮に彼等らが見つけたとしても、彼らは何も言わずにそっと処分してくれるに違いない。

しかし私は彼らに会うたび、彼らはぱんつのことを知っているのだろうかと思いながら冷や汗をかかねばならない。

どうかこのまま、生涯この家のどこかに潜んだままでいてくれることを祈る。










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リリコイ

2013-08-22 07:51:53 | 食べ物とか
リリコイとは、パッションフルーツをハワイ語で表したもの。

ハワイでは、どこに行ってもパッションフルーツではなく、リリコイと呼ぶ。


今、ペットシッターをしている最中なのだが、

この家の庭に大きなリリコイの木があって、たくさんのリリコイが採れる。






真ん中が、採ったばかりのもの。

しばらくおいておくと、右のようにシワシワになってくる。

見た目は悪いけど、シワシワになってからのほうが甘い。

二つに割ると、こんなふうに果肉とタネがジェリーのように詰まっている。

これをスプーンですくって、タネごと食べる。

つるんと喉を通って、甘酸っぱくて、濃厚なリリコイの香りが口の中に充満する。


毎朝、プレーンヨーグルトに、リリコイをたっぷりかけて食べる。

至福の一時。




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