太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

モンステラ

2014-04-14 07:10:46 | ハワイの自然
もう何ヶ月も作品を作っていない。

10月にはまた展覧会があるというのに、いっこうにエンジンがかからない。

メンターであるスーザンが、月に2回、ボタニカルガーデン内にスタジオを借りて

都合のつく人が集まって、それぞれの作品を作る機会を作ってくれたのだけれど

それに持ってゆく作品がないので、行きたいのに行けず、

行くには前もって仕事を休む計画をたてなければならずで、ずるずると4月になってしまった。



とにかく、キャンバスだけでもと思って、今日買ってきた。


頭の中で、モンステラのイメージだけはぼんやりあるので、

本物を見て、そのイメージを固めるために、フード付長袖の重装備で庭に出た。


確か、あの木の下あたりにモンステラがあったような・・・・





茂みをかきわけかきわけ、モンステラ発見。

モンステラといえば、ハイビスカスに並んでハワイアンなモチーフの代表ともいえる。





完璧な形の葉がないけど、仕方ない。

もっと下のほうまで探したらあるのかもしれないけど、この時点で やぶ蚊 の襲撃にあっているので

1枚だけ撮って退散。

ホノルルには蚊がいないらしい。

それは乾いているからだと誰かが言っていた。湿気が蚊の数を左右するのだとしたら

しょちゅう雨が降っているこのあたりに大量の蚊がいるのも納得だ。

庭でのんびりスケッチなんかするには、養蜂業者のような装備が必要。絶対必要。





いつのまにか生えていた野生のパパイヤが、いっぱいフルーツをつけていた。

パパイヤの種を庭に投げていたから、そのうちのどれかが芽を出したと思われる。

しかし、実を収穫するには、庭のずーっと奥、ジャングルの入り口まで行かねばならず、

誰がとりに行くかでもめそうな気配。





庭の石垣に、1年前に買った蘭の茎が大きく育って、花が咲いていた。

買った時は、かまぼこ板みたいなやつに、根っこがホチキスで止めてあるだけだった。

どんな花かもわからずに買ったのに、咲いてみたらけっこうかわいい。

根はすでに石垣を這って、しっかりとくっついている。


日本だと、蘭を育てるのは温度管理などが大変だというけれど、

ハワイじゃ、放っておけば育つ。

うちの庭の蘭は、雨ざらし、日ざらしでも毎年律儀に花をつけるもの。



モンステラの写真も撮れたことだし、デザインを練る前に今日の日本語クラスの準備でもすっか、

と思って始めたら、あっというまに時間がたって

とうとう何も描けないまま、生徒がやってきた。


いったい、いつ次の作品ができるんだか・・・・・・







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