マンモス渋滞 ～オマケ～

一昨日のマンモス渋滞。

昨日も今朝も、ニュースはそれで持ちきりだ。

10万人が、渋滞にハマっただとか。

時間をずらそうと考えた人がレストランで夕食を食べたため、

飲食業の売り上げは倍になったとか。

中には、帰るのを諦めた人も多くて、ホテルもいきなり混んだとか。

渋滞中に携帯電話を使用したとして、警察が70件の違反チケットを切ったことが問題になっている。

いつ目的地に着くかわからないから、どこかに連絡しなくちゃならない状況になるのは察して余りある。

違反料金は場所によって違うようだけど、だいたい2万5000円から3万5000円。

これが普段の渋滞とは違う、マンモス渋滞であることがわかった午後5時以降、

違反チケットを切るのを控えた、と警察は言っている。

5時前に切られた70人は気の毒じゃないか。

ここでは、ちゃんと申し立てすれば払わなくて済むこともあるから、

その70人は黙ってないだろけどね。



このマンモス渋滞は特別だけれど、ホノルルの慢性的な渋滞を緩和するために

電車を通す計画があり、実際に工事が始まっている。

通勤通学用だから、日本の電車みたいにいろんな場所に行けるわけじゃなく、

郊外からダウンタウンの間だけを繋ぐ、シャトルみたいなもの。

この電車計画も、もう何十年も議論しては流れてきた経緯があり、

「できるだかどうだか」

という声も多い。


何時間も渋滞に押し込まれ、トイレに行きたくなった人はどうしただろう。

自分の車なら、マクドナルドなどに寄ることもできるが、

バスの中にいたらそれもできず、一旦バスを降りたら、いつ次のバスに乗れるかわからない。

トイレに行きたいのを耐える辛さを人一倍知っている私としては、

違反チケットと同じぐらい、その人たちに同情してしまうのである。



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