太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

皮膚科

2015-04-22 17:09:57 | スキンタグの話
スキンタグの詳しい話は、カテゴリー「スキンタグの話」を参照してください。




さて、防水タクトテープがスキンタグに効き目あり。

オロナイン軟膏も、できかかりのやつには効く。

でも、やっつけるスピードに対し、あらたに湧き出てくるタグのスピードが勝り、

とうとう皮膚科に行くことにした。



行ったのは、総合病院の中に入っている皮膚科で、

私の主治医のT先生の紹介だ。

この総合病院っていうのがものすごくわかりづらくできている。

メインの建物には入院病棟だとか手術室なんかが入っていると思う(というのは入ったことがないから)。

その建物のまわりに、さらに建物が3つあり、その中に皮膚科だとか内科だとかいった

クリニックがひしめきあって入っている。

どのビルに行くかで、使う道もパーキングも変わる。

一人でぶっつけ本番で行ける気がしなかったので、夫が平日に休めたときに、予行練習をした。

車を停め、駐車場の建物から目指すビルに移り、皮膚科のドアの前まで行くという念の入れよう。



おかげで無事に皮膚科に到着。



笑い方を忘れたかのような受付の女性に、初診時に記入する紙を渡された。

わからない単語は電話に入っている辞書で調べつつ、

社会保障番号を手帳から写し、職場の電話を調べ、記入するまでに7分かかった。


呼ばれて個室に入って、さらにナースから問診をうける。


そして颯爽と入ってきたのは、カリフォルニアの大学で勉強しました、というような雰囲気の(どんなだ?)

若い白人のドクターだ。


カリフォルニアのようなドクターは、私のスキンタグを じーーーーーーーっ  と眺め、言った。



「ははーん、これは molluscum だね」

「は?スキンタグじゃない?」

「スキンタグもあるよ、でもほとんどは molluscum といって、ウイルス性のやつさ」

そう言ってカリフォルニアDrは、ペンの先で、これがスキンタグで、これがmolluscum、と丁寧に示していった。

どれも同じに見える。


この モラスカム というやつは、子供に多いそうで、子供から感染することが多いらしい。

「お子さん、いる?」

「いません」

まあ、いたとしても私のお子さんといえば、もうすっかりお子さんではなくなっている年頃だけども。


治療法は、この場で薬を患部に塗る。

1時間たったら洗い流す。

そして2週間待つ。

その頃にはきれいになくなっているというのだ。

ほんとかいな・・・・・

これは放っておいても治るというんだけれど、 5年ぐらいかかることもある らしい。

5年も待ってられん。




カリフォルニアDrが、私の顔にも2つ見つけた。

先が白くない脂肪の塊のようにも、吹き出物のようにもみえたけれど、これも モラスカム だった。

ナースが、先にスキンタグ2箇所を凍らせ、麺棒の先でモラスカムに薬を塗ってゆく。


「何個ありました?」

「えーと、タグが2個と、モラスカムが23個あったわよ」


23個!!!!


北斗七星どころじゃないじゃないか。

星雲ができそうなぐらいあるじゃないか。



きっちり1時間後、家でシャワーで薬を流した。

ほんとにこんなんで治るんだろか?

とりあえず2週間後に再びカリフォルニアDrに会うことになった。




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