太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

マスクの、その訳

2019-01-20 12:51:11 | 日記
金曜日の早朝、ハワイに帰ってきた。

私たちはすっかり1月の日本の寒さを舐めていた。

前回、運転免許の更新をした5年前にも、1月に日本に行っているのだけれど

朝、車のガラスが凍っていたのを覚えているぐらいで、どのぐらい寒かったかは忘れた。

静岡市の冬は、とにかく毎日晴天続き。

そして空気がカラッカラに乾きまくっている。

湿度は25%。

暖かくて湿度たっぷりのハワイから、いきなり寒くてカラカラの場所にきて、調子が狂う。

喉がイガラっぽく、鼻の中が乾く。

寒いので、首が凝る。

夫はひどいアレルギー鼻炎状態になり、気の毒なことこのうえなし。

あまりに乾くので、マスクが手放せなくなった。

眠る時にも、マスク。

外に出るときにもマスク。

日本に住んでいた時は、二人ともマスクをしたことがなかったのに、いったいどういうわけだ。

日本の人の多くがマスクをして出歩いている理由が、今回初めてわかった。

あたたかいし、風邪の予防にもなるし、なにより湿度が保てる。

昔はガーゼのマスクが主流で、洗うと縮んで貧相に見えたものだったけれど、

最近の(って、最近ではないんだろうけど)マスクは紙っぽくてスマートで良い。



金曜日の早朝にハワイに帰ってきた。

寒くないって快適。

日頃は、なんでもカビてしまう湿度が不満だったけど、その湿度に感謝。

身体が一気に潤う感じ。

ところがいつもは時差ボケない私達が、すっかり時差ボケた。

スーツケースの中身を出して、洗濯して、シャワーを浴びて、死んだように寝た。

夕方近くに起き出して、シュートメが作ってくれたスープを食べ、朝まで寝た。

土曜日は仕事で、1日中、耳がワンワンしたまま。

日曜日は、11時近くまで寝ていたという、これが時差ボケでなくてなんだというのだ。

家族にも会えたし、友人達にも会えた。

美味しいものも食べた。

いい景色もたくさん見た。

けれど、ハワイに戻り、猫達に会い、いつものベッドやシャワーはむろん、

早朝に起きて仕事に出かけることでさえ、日常に戻った心地よさがある。

日常を離れることに憧れて、ずいぶん前から日本行きを楽しみにしていたのに、

離れたかった日常に戻るとホッとするのは不思議だと思う。



それでは次回は日本での話を少し。












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