太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

フランスへ

2021-12-13 09:11:01 | 日記
浸水や土砂崩れを起こしていた大雨も過ぎて、ようやく青空が広がった。
雨が止めば、ウォーキング再開。
冬場の朝6時過ぎはまだ暗いが、30分ほど歩いて戻ってくる頃にはすっかり明るくなっている。
この時期、暗いうちに歩くと、家々のクリスマスツリーを外から眺められる楽しみがある。
だいたい、どこの家も外から見える大きな窓辺にツリーを飾り、夜通しあかりが灯っている。
電気で空気を送り込んで膨らませる、サンタやトナカイのぬいぐるみ的なものも、年々大きくなっていて、
今朝みつけたのは、2階のテラスの柵より高い、大人が数人乗れそうな巨大なトナカイ。




家全体を電飾で飾るのもきれいだけど、私は家の中のツリーの雰囲気が好き。
モミの木の、あの清浄な香りが部屋に満ちて、
家族がいて、プレゼントがモミの木の下で出番を待っていて、
我が家がそうであるように、クリスマスの日は何時に食事にしようかとか、
刺身プレートを予約しておこうとかいった会話があって、
派手ではないけど、確かな幸せというものがそこにあるような気がする。



来年の事を言えば鬼が笑うというけれど、
来年の6月にフランスに行くことにした。
義両親は毎年、フランスを中心にヨーロッパ旅行をしていて、今年もコロナ禍にもかかわらずひと月ほど行ってきた。
今年、旅行から戻ってきた義両親が、来年は私たちと一緒に行きたい、と言い出した。

だいたい二人だけのことが多いが、今年は叔父叔母が途中で合流したし、シアトルの義兄たちが合流する年もある。
私たちは、休暇がとれれば日本に行くのを優先していたから、義両親と旅行したことはない。
夫は最初は渋っていたのだが、
「私は自分の両親について心残りがいろいろとあり、
義両親は共に77歳で、年齢の割には元気だけれど、これからの1年、1年は変化が大きくなることは予想されるから、あとになって後悔しないように、できるときにやろう」
という私の説得に激しく同意して、行くことにしたのだ。
私の両親は他界してしまい、とりたてて日本に行く理由もなくなってしまった。


私たちが(というより、1番かわいい末っ子の夫が)行くと言ったときの、義両親の喜びようは半端なかった。
彼らの、チェコスロヴァキアやギリシャなど2か月ちかい旅程のうち、フランスで合流して10日間を過ごすことにし、フライトも確保した。

ホノルル → サンフランシスコ → ドイツのフランクフルト → パリ

という長距離は飛行機が苦手な私にはちょっと辛いけれど、
フランスは行ったことがなく、今から楽しみではある。