太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

甥はどうしてる

2023-09-06 09:10:31 | 日記
9月1日に日本からハワイに来た甥。
翌日の土曜日は私は仕事なので、甥と義父と夫と3人でカヤックを漕いで、近所のサンドバーに行った。
生まれて初めてのカヤックとシュノーケルだったらしい。
サンドバーをどこまでも歩いていく甥。
実は甥は風邪気味だったようで、この日は夕飯を少しだけ食べて寝た。
翌日の日曜日は、夫と私と3人でビーチに行くつもりでいたけれど、彼の母親である姉曰く、『風邪のときは胃を空っぽにしてひたすら寝ると治る』のだそうで、1日寝かせておいた。
夕方、義両親と4人でカイルアのBUZZ'Sで夕食を食べた。甥は食欲が戻って来て、ステーキをペロリと平らげた。

月曜日は祭日で、私は仕事で夫が休み。
本当はこの日に私の職場に連れて行く予定だったが、大事をとって延期。
夫が甥を島内観光ドライブに連れて行った。

火曜日、夫は仕事で私は休み。
天気がいいので、私が甥をビーチに連れていくことにした。
干潮の時刻を調べると、午後1時。
1番暑い時刻だけれど仕方がない。私は浅くないと海に入れないのだ。
サンスクリーンをベタベタに塗っていく。
甥は生まれて初めてのボディボードということだけど、コツだけ教えて、あとは私がやるのを見ただけで、それなりに上手に乗れるようになった。

「温水プールみたいに水があったかい!貝も小石もなくてサラサラの砂だけしかない!どこまでも浅くて足元が平ら!!水の色がありえないぐらいきれい!」

あまり感情を表に出さない甥が、感動していた。
そこへ、偶然、義両親がやってきた。義父はボディボード、シュートメは大きな丸い浮き輪で海に浮いている。
いつも夫と来る早朝よりも、いくぶん海水が温かい。
なんていい気持ち!と思っていたら、足首にピリリと刺激が走った。

「やられたーー!」

マナウォー。くらげ。日本名、カツオノエボシに刺された。
直後、義父が大きなマナウォーが海面に浮かんでいるのを発見。



海面に浮かんで、この長い尾(?)で絡みつく。毒があって、絡みつかれた跡が赤く腫れる。
いそいで海水でその部分を洗い流し、砂をすりこみ、また洗う。シャワーまで行って、真水でも洗ってみる。
甥は私が負傷したのを知らずに、海の中。まだ帰りたくはなさそうだったけど、しばらく待ってから、日曜日にまた来ようと言って車に戻る。
1番近くのスーパーでお酢を買い、足首にかけ、タオルにお酢をしみこませて足首に巻く。
マナウォーに刺されたのなんて、10年ぶり。
そしてそのまま、シェイブアイスを食べに行った。


運転しながら、今までで1番たくさん甥と話した。
甥とは、まともに話をしたこともなかったから、なんか新鮮。
姉からは「マイペース男で、迷惑かけるけどごめん」と言われている。夜更かしで朝寝のインドア派。
猫好きで、うちの3匹の猫をとても可愛がる。
無口だけど、にこにこしている。気はきかないが、言えば素直。
うちは三姉妹だけれど、もし我が家に男兄弟がいたら、きっとこんなふうなんだろうなと思う。

明日はいよいよ私の職場デビュー。
がんばれマイペース男。