Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

法華経寺(2018年2月17日参拝)

2018年03月12日 | 東国花の寺百ヶ寺
以前から参拝したかった法華経寺をメインに、
一泊二日で千葉と東京に遠征です。

前回千葉の成田に行った時は、
いろんな個性溢れる寺社があり参拝していて楽しかった。

千葉ってそんなに知られていないけど、
素晴らしい寺社が多いんですよね。

今回参拝する法華経寺は日蓮聖人霊跡にして大本山。
伽藍もとても立派なので参拝するのが楽しみで仕方ない。(^^


【富士山】




今日は綺麗に富士山が見れました。

やっぱり富士山は美しいね。(^^

雪は思ったより少ないけど、
この時期はこんなもんなのかな。

東京駅から市川駅経由で最寄駅の下総中山駅下車。
ちなみに京成中山駅の方が近いです。


さぁ、いざ参る。


所在地:千葉県市川市中山2-10-1
宗派:日蓮宗
御本尊:十界曼荼羅
創建:文応元年(1260)
開基:常修院日常
札所:東国花の寺百ヶ寺


【縁起】
正中山法華経寺は日蓮聖人の足跡が認められる日蓮宗の霊跡寺院、大本山です。

中世、この地は八幡荘谷中郷と呼ばれ、下総国守護千葉氏の被官である
富木常忍と太田乗明が館を構えていました。

彼らは曽谷郷の曽谷氏とともに、日蓮に帰依してその有力な檀越となりました。

時に鎌倉時代の中期、建長年間(1249-1955)頃のことです。

彼らの館には持仏堂が建立され、後にそれが寺院となったのが、
法華経寺の濫觴です。

若宮の富木氏の館は法華寺、中山の太田氏の館は本妙寺となり、
当初は両寺が並びたって一寺を構成していました。

この両寺が合体して法華経寺と名乗るのは、
戦国時代の天文14年(1545)以後のことです。


【黒門】




江戸初期に建立されたもの。


【参道】


奥に見えるのが三門です。

この辺りまで有料駐車場がありました。


【赤門】




大本山に相応しい堂々たる山門で見事です。

仁王像は撮影しにくかったので写しておりません。

扁額は本阿弥光悦筆とのこと。


【日蓮聖人】



【参道】


参道の左右には塔頭が並んでいますが、
塔頭は後ほど参拝させていただきます。


【境内】


広々とした境内に五重塔が見えます。


【絵馬堂】



【五重塔】




元和8年(1622)建立の重要文化財。

関東にも幾つかの五重塔がありますが、
こちらの五重塔は素晴らしいですね。

冬の時期は葉っぱも無く殺風景ですが、
春になると桜が咲き乱れ、五重塔と素晴らしい写真が撮れます。


【祖師堂】




延宝6年(1678)建立の重要文化財。

こちらも堂々たる大堂で、日蓮聖人が祀られています。


【御朱印】


御首題帳が切れて新しい御朱印帳を出したら、
御首題では無く御朱印をいただきました。


【大仏】


享保4年(1719)に造られたもので、
阿弥陀如来となります。


【鐘楼堂】




12時になったら僧侶の方が鐘を撞かれていました。

参拝者は近くに寄る事が出来ません。


【方丈門】





【交通観音車両祈祷所】


交通観音が祀られていました。

この辺りは無料で車が停めれるようですね。


【荒行堂】


100日間にわたって荒行が行われるお堂です。

こちらには入れませんでした。


【本院・鬼子母神堂】


靴を脱いで中に入れます。(^^

こちらで御首題帳やお守りが授与されており、
御首題、御朱印をいただけます。


【ひな壇】


雛祭の時期はこのようなひな壇が飾られています。


【廊下】


本院と鬼子母神堂は廊下で繋がっており、
堂内に入れるようです。


【ひな壇】





鬼子母神堂の入口は豪壮な蔵の扉みたいで、
堂内に入ってみると祈祷所のようでしたね。

残念ながら撮影禁止でした。


【御朱印】


こちらでも御首題では無く御朱印をいただきました。

やはり御首題帳で無ければ御首題はいただけないですね。


【十三重石塔】





【宝殿門】


太客殿、荒行堂、祖師堂を結ぶ回廊で、
とても印象的な門です。

門の下をくぐって進むと聖教殿があります。




振り返るとこんな感じ。




太鼓が置かれていました。


【聖教殿】




何かスゲーのがあります。






モダンというかイスラム風というか、
お寺にしては斬新なデザインですね。

嫌いではないです。(^^


【狛犬】



【瑞門】


世界三大荒行の一つともいわれる厳しい修行に挑む入行僧が、
瑞門をくぐり、荒行を終えると出てこられる門です。


【回廊】



【宇賀神堂】


法華経寺守護の宇賀徳正神が祀られています。




梅の花が咲いていました。

こちらでも御首題をいただけるようでしたが、
今回は閉まっていましたので、いただいておりません。


裏手にある清正公堂や太田稲荷は見逃しました。(泣)


【法華堂】






重要文化財。


【四足門】




重要文化財。


【刹堂】


こちらのお堂は中に入ってお参り出来ました。(^^

大黒天、十羅刹女、鬼子母尊神が祀られていましたが、
撮影不可でお見せ出来ないのが残念。


【御朱印】


こちらでも御首題では無く御朱印をいただきました。

御首題をいただきたい方は必ず御首題帳を持参してください。

このあたりは徹底されています。


【妙見堂】


関東地方ならではの11月の酉の日には妙見堂は開いていますが、
普段はこのように地味なお堂です。

妙見堂の横は墓地だったので先に進みませんでしたが、
奥の方に龍王池と八大龍王神があったようですが、
今回は完全に見逃し。

次回の宿題となりました。

次は奥之院へ。