堀川戎神社から少し歩くと教科書に乗っている
偉人の墓があるお寺があります。
その偉人とは大塩平八郎です。
大塩平八郎の乱は歴史で習いましたよね。
その彼の墓があるのが成正寺という日蓮宗のお寺です。
所在地:大阪府大阪市北区末広町1-7
宗派:日蓮宗
御本尊:大曼荼羅・日蓮聖人
創建:慶長9年(1604)
開山:増長院日秀上人
【縁起】
増長院日秀上人によって開創された身延末の日蓮宗のお寺です。
増長院日秀上人は歌道が縁となり豊臣秀吉公との知遇を受け、
現在地に寺領を賜りました。
文禄元年(1592)より出征する朝鮮出兵の戦勝祈願として、
秀吉の持佛である妙見大菩薩像を寄進され、
今も堂内にお祀りさせていただいております。
江戸時代後期、当時の幕政を揺り動かし新しい歴史の契機ともなった
大阪大塩家8代目中齋大塩平八郎の菩提寺です。
大塩のお墓には今でも絶えず墓参される方があります。
昭和51年(1976)には今まであった大塩の顕彰会を新たに、
大塩事件研究会として大塩平八郎に関することを研鑽する会が発足され、
今でも隔月程度講演会やフィールドワークなど行われています。
また、未生流二代上田廣甫の菩提所でもあります。
二代廣甫は、初代未生斎一甫(山村山碩)によって、
但馬国の上田家へ滞在中に見出された生来の花の才により、
二代家元を継いで未生斎と称します。
また嵯峨御所へ仕官して花務職となり法眼の称号を許され上田周防法眼とも称しました。
初代一甫のいけばなを進展させ、未生流を全国各地に広めて確固としたものにしました。
今でも、未生流の家元をはじめ、ゆかりの方々により護持されています。
【山門】
【石碑】
【本堂】
本堂と裏手に墓地がある小さなお寺です。
残念ながら本堂は閉まっていました。
【御本尊】
画像はネットで拾ったものです。
【御位牌】
大塩平八郎・格之助、大塩事件殉難者位牌
【石碑】
【墓所】
格之助とは大塩平八郎の養子の息子のことです。
【蓮】
これにて参拝終了。
御首題はあるようですが、
コロナの時なんでピンポン押さず辞退しました。
【昼食】
にんにくマシマシのハラミ定食。
タレがちょっとイマイチだったかな。