Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

常瀧寺(2019年2月24日参拝)

2019年03月13日 | 近畿楽寿観音霊場
謎のお寺である歓学院から1キロ離れた場所にあるのが、
近畿十楽観音霊場の札所である常瀧寺に到着。

しかし、お寺に着いてみると10数台以上の車が停まっていて、
私の車を停めるスペースが無くて焦る。

集落には停める場所が無くて、無念の断念かと思った刹那、
何とか参道前に車を停める事が出来た。(^^

今日はお寺で法要でもあるのかな。



所在地:兵庫県丹波市青垣町大名草481
宗派:高野山真言宗
御本尊:大日如来
創建:養老年間(717-724)
開基:法道仙人
札所:近畿十楽観音霊場

 

【縁起】


開基は法道仙人で養老年間(717-724)に開創された寺です。

七堂伽藍を有する寺であったと伝わり、
明智光秀の丹波攻めにて悉く焼失するまでは、
現在の裏山の中腹にありました。

元々の本尊は不動明王で山岳修験の寺として栄えていたと、
郷土史に記載があります。
 
現在の御本尊大日如来は中興の祖である光覚法印が、
紀州家殿様の側室の病気平癒に功績があったとして、
側室の念持仏を下賜されたもので、江戸時代初期の優美なお姿です。

現在の寺は明治7年(1874)に愛宕山麓に再建されています。


【寺号石標】



【石段】


凄く苔生した石段と石垣がたまらない。(^^


【子育て堂】




子安観音菩薩と地蔵菩薩が祀られていました。


【ぼけ封じ観世音菩薩】




足元にはいつもの爺さん婆さんがいました。(^^




爺さんのミニュチュア像です。


【わらべ地蔵】



【鐘楼堂】



【本堂】


本堂には檀家さん達が集まって総会が行われていました。

どこお寺も同じような問題があると思いますが、
檀家さん減少について住職さんと切実な話をされているようでしたね。(^^;


【うなずき地蔵】





【護摩堂】





【不動明王】



【弁財天】



【倶利伽羅龍王】



【招福干支】


御朱印対応してくれたお婆ちゃんの押し売りで、
買ってしまいました。(笑)

100円だし一生懸命墨書きしてくれたので問題無し。(^^


【御朱印】

極楽禅寺(2019年2月16日参拝)

2019年03月10日 | 近畿楽寿観音霊場


今日は生憎の雨。

チェックアウトする前に外湯とお寺を参拝します。

お宿の赤石屋はドアの開け閉めの音や謎のドンというウルサイ音がして、
なかなか眠れなくて超絶寝不足。

部屋は3階だったけどエレベーターが無いし、
このお宿はリピートすることは無いな。


【地蔵湯】



【地蔵尊】




こちらのお地蔵さんはバリバリ化粧されています。(笑)


【大谿川】


大谿川沿いの細い道を通って極楽寺へ。

この辺りは前が川だし、冬場や梅雨時は湿気が凄そうで、
住むのがキツイらしく、結構廃墟となっていました。(^^;


【まんだら湯】


開いていたら入ろうと思ったけど、
営業時間は15:00~23:00でした。(無念)


一の湯から5分くらい歩いて極楽禅寺に到着。


所在地:兵庫県豊岡市城崎町湯島801
宗派:臨済宗大徳寺派
御本尊:阿弥陀如来
創建:(伝)応永(1394-1427)
開基:(伝)金山明昶禅師
札所:近畿楽寿観音霊場



【縁起】
当寺は京都市紫野、臨済宗大本山大徳寺の末寺であり、
金山明昶禅師により應永年間に創建された。

その後衰微の時期を経過、江戸時代初頭、沢庵宗彭禅師により復興。

更に慶安5年(1652)豊岡城主杉原伯耆守より、
寺領の寄進を受け、今日寺容が築かれた。

三門のみ当時の姿を現存し、城崎町文化財に指定されている。

裏山から湧出する清泉独鈷水が庭内をうるおし、
その泉源には線刻の薬師如来が祀られ眼病に誠に霊験あらたかと言われている。

境内には剣豪岩見重太郎が天の橋立に行く途中、
一夜を過ごしたと伝えられる庚申堂があり、
青面金剛大童子が祀られ熱病封じの霊験がある。

門前の放生池には弁才天が祀られ一人一芸必ず成就されると伝えられる。

裏山は四国山と称する霊山で、山頂には大師堂が、
参道には88の石仏が祀られる等、浄域に囲まれた静寂な禅寺である。


【三門】


城崎温泉といえば近くにある温泉寺ばかり参拝して、
こちらには初めての参拝となります。

予想以上に立派な三門ですね。

駐車場は見た感じ無かったですけど、
三門前なら1台は何とか停めれる感じでした。


【本堂】


こちらも立派な本堂です。

以前の本堂は明治45年(1912)焼失、
現在のものは大正10年(1923)に再建されたもの。


【清閑庭】







【独鈷水】



【本堂】




本堂は閉まっているかと思っていたら、
ご自由に参拝してくださいと看板があり、
扉は開けられていました。(^^


【山門】



【洗心童子】



【十三重石塔】



【鐘楼堂】



【境内】


とても良い雰囲気です。

雨だけどとても清々しい気持ちにさせてくれました。


【庚申堂】



【楽寿観音】


札所の観音様ですが、
境内の外に祀られていました。


【大弁財天】





【石仏】



【宝篋印塔】



【一星地蔵尊】


夢告により建立され童男童女の守護仏とのこと。


【鳳観音】





【石仏群】



【波切不動尊】



【地蔵尊】



【薬師如来】


これにて極楽禅寺の参拝終了。

今まで参拝していなかったことを後悔した程、
清浄な気持ちにさせてくれる良いお寺でした。

御朱印はございますが、
朝8時頃だったのでいただいておりません。


【三木屋】


文豪志賀直哉とゴマラーが泊まったことで有名な老舗旅館です。


【温泉街】



【一の湯】


9時45分にお宿をチェックアウトし、
すぐさま一の湯にチェックイン。

10時までに入ると無料なので。(笑)

雨も酷くなってきたのでゆっくりとお湯を堪能。

この外湯もなかなか良い温泉施設でした。(^^

さて、昼食で美味いものを食いにいこう。


【かに天丼】



いつも、おけしょう海中苑ばかりなので、
今回は隣りにある大幸商店というお店に初めて入店。

一階は鮮魚店で海中苑と違って生簀があり、
生きたカニやエビ等が売ってました。

お食事処は二階です。


私はかに天丼を注文。
2030円也。

美味しかったです。


【海幸丼】


1944円也。


【白えび】


1058円也。

これはとても美味しかったですね。(^^


初めて入店しましたが、
週末の昼時になると人が一杯でごちゃごちゃとした印象。

メニューは沢山あり選びきれない感じですが、
全体的に観光地価格なのか高いですね。

やっぱり海中苑の方が良いと思った次第。


城崎温泉の旅もこれで終了。


【特急こうのとり】


帰りは奮発してグリーン車。






1号車の一番後ろのシートだったので、
リクライニングをマックスで倒してやりましたよ。(^^

夜はあんまり寝れなかったので爆睡。

車だったら運転しなければならなかったので、
電車だと楽でいいね。


今回の城崎も満足であった。(^^

慈眼院(2018年11月24日参拝)

2018年12月21日 | 近畿楽寿観音霊場
続いて近畿楽寿観音霊場札所の一つである慈眼院というお寺へ。

本来なら先に蒲生家の菩提寺である信楽院に参拝予定であったが、
ナビは一般立入御免の農道を誘導するばかりで停める場所も無く、
他のルートも超絶細くて一方通行の道で結局断念。

本堂の龍の大天井画を見たかったのだが。(泣)

まぁ、長いこと寺社巡りをしていたら、
こういうこともあるわな。

気を取り直して慈眼院に到着。

お寺には無料駐車場がありました。


所在地:滋賀県蒲生郡日野町大窪大字1317
宗派:曹洞宗
御本尊:十一面観世音菩薩
創建:安永年間
開山:大安智仙大和尚
開基:蓬州仙国尼
札所:近畿楽寿観音霊場


【縁起】


慈眼院の隣、南山王神社に小庵があり、
十一面観世音菩薩が祀られていた。

慶長9年(1604)山王社を現地に移転の時、
小川弥右エ門が観音像を自宅に安置し尊崇供養する。
 
安永年間、福井県から修行の為に蓬州仙国尼が観音様と出会い、
托鉢を行じ喜捨をもって一堂を建立す。

師匠大安智仙大和尚開山に請す。 


【参道】



【山門】


小さいながらも豪壮なる山門です。


【境内】




松の大木が多いなという印象を抱く境内です。


【夫婦松】



【鐘楼堂】



【本堂】


本堂の前には一際立派な不老の松がありました。

本堂は残念ながら閉まっていました。


【宝篋印塔】



【石仏】



【石庭】




本堂裏手に石庭があるというので行ってみると、
借景がとても残念でした。(泣)


【慈母観世音菩薩】





【山門】


もう一つ山門がありました。


【法然上人お言葉】



【鐘楼堂】



御朱印は二体あるそうですが、
御不在でいただけませんでした。

札所だったら書置きでも置いていてくれ~。(^^;