Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

比叡山 律院(2017年12月10日参拝)

2018年01月31日 | びわ湖百八霊場
比叡山の奥深さと凄さを感じた。

さすが日本を代表する世界的な聖地である。

今回は横川地区には行かず、
麓の坂元にある未訪のお寺を幾つか巡りたいと思う。

まずは日吉大社近くにある律院を参拝です。

無料駐車場はありますが、
場所を知らないと見逃して無いと勘違いしていまいます。(^^;


所在地:滋賀県大津市坂本5-24-13
宗派:天台宗
御本尊:釈迦如来
創建:不明
開山:不明
札所:びわ湖108霊場会


【山門】


山門の手前には石垣があり、
普通のお寺とは違う雰囲気がありました。

石垣は興味が無いので写真は撮っておりませんが。(^^;


【大玄関】




左側を歩き奥に進んでいきます。

何か祭りか行事かあるようで、
沢山の人が準備をされていましたね。


【本堂】


残念ながら閉まってました。


【叡南祖賢師像】



【祖師堂】



【護摩堂】







【弁才天】



【石塔】



【鐘楼堂】



【御朱印】



個人的にちょっと居心地が悪いお寺でした。(^^;

比叡山 無動寺辨天堂(2017年12月10日参拝)

2018年01月30日 | 仏閣


明王堂の次は辨天堂へ。

石段を登るのは嫌だったので、
別の平坦なルートを選択。


【境内】




どうやら辨天堂に到着したようだ。

近くて何より。(^^


【境内社】


宇賀神が祀られているようでした。


【鳥居】



【辨天堂】


ここの雰囲気は凄い。

辺り一体にピンと張りつめたものを感じ、
単なる観光客が来る場所では無いなと悟る。

また何人かいた僧侶達も気合いの入った修行僧といった感じで、
明るく気さくな明王堂の僧侶達とは真逆でしたね。

個人的には明王堂の僧侶達の方がいいんだけどね。(^^


【鎮守社】



【赤井稲荷大明神】



【一願成就石】



【宇賀神王社】


辨天堂の横や後ろにはいろいろなお堂や社があります。


【辨財天社】



【境内社】









【水かけ大辨財天】



【鳥居】


奥にもまだ何かありそうです。

まさに奥之院の雰囲気。

これは行くしかあるまい。


【参道】



【石仏】





【鳥居】



【辨天堂】





【参道】


所々で落石ありの看板あり。


【お滝場】









【白龍大明神】






不動明王等も安置されていました。

プチ神仏習合ですね。


【沢】


下に続く階段があり参道の途中まで行けます。


【境内】


寺務所が開いており授与品販売や御祈祷受付してました。

弁才天の御朱印は明王堂でいただけますが、
こちらの寺務所ではいただけない雰囲気でした。


【松林院】



【参道】


今までの疲れもあって登るのがしんどい。


【鳥居】


向かって左側に行くと明王堂すぐ近くです。
下に行くと辨天堂です。

どちらを先に参拝するかは貴方次第。


これにて参拝終了。

ケーブル駅経由で駐車場まで戻ります。


本来なら法然上人二十五霊場の特別霊場である
青龍寺に行きたかったが、今日は閉まっているとのこと。

高速代やドライブウェイ代を考えると、
今日参拝したかったが仕方ない。

またの機会に。

比叡山 無動寺明王堂(2017年12月10日参拝)

2018年01月29日 | 近畿三十六不動尊霊場
比叡山にはまだ参拝していないお寺がある。

それが近畿三十六不動尊の札所である無動寺明王堂です。

千日回峰行の大阿闍梨が命懸けの難行で堂入りされるお寺、
といえば分かりやすいでしょうか。


坂がキツイので家族や親と一緒だと参拝出来ない場所に無動寺があり、
今回初めての参拝となります。



所在地:滋賀県大津市坂本本町4220
宗派:天台宗
御本尊:不動明王
創建:貞観7年(865)
開基:相応和尚(建立大師)
札所:近畿三十六不動尊



【第3駐車場】


第1駐車場から少し離れた第3駐車場に車を停め林道を歩く。


【法華総持院東塔】



【林道】







数百メートル歩くとケーブル延暦寺駅に到着。


【ケーブル延暦寺駅】


0分と30分毎に発車してました。


【風景】



【鳥居】


何だか日蓮宗のような雰囲気。


【参道】



【鳥居】





【参道】


やっぱりしんどい坂道です。


【鳥居】


7分程歩いて閼伽井に到着。


【閼伽井】





【石柱】


最初の鳥居から10分で明王堂に到着しました。

意外と近くて助かりました。(^^


【鐘楼堂】



【明王堂】




開いているか扉を確認すると開いていた。

堂内に僧侶がいたのでびっくりしたけど、
早速外陣に上がらせていただく。

堂内は広くありませんが、
薄暗い内陣が厳かな雰囲気を演出しておりました。


【鎮守社】



【建立大師像】



【法曼院】




明王堂参拝後、下に続く階段を降りていくと、
法曼院がありました。

明王堂で大阿闍梨のお加持を受けると、
ここで大阿闍梨と一緒に食事を接待していただけるとか。

生きる不動明王と貴重な体験が出来るとはいえ、
気を使い過ぎて疲れそうですね。(^^;


【道場坊】



【護摩堂】


ここも閉まっていました。


【大乗院】


親鸞聖人が修行されていた地だとか。

ここにもあったとは知りませんでした。

聖人の師である慈鎮和尚が住んでいたお寺で、
20年程このお寺を中心にして修行いたそうです。

蕎麦喰御木像が安置されているので、
是非とも拝仏したかったのですが。


大乗院の御朱印もいただけるようですが、
御不在でいただけませんでした。


【参道】


まだまだ下っていきます。

帰りの登りを考えると、これ以上下に行きたく無かったが、
行かないと後悔しそうなんで自分を叱咤激励して行くことに。


【玉照院】






BS放送で釜堀大阿闍梨が夜中に行に出る時に、
この玉照院から出ていかれましたので、
普段はこちらにお住まいなんでしょうね。


【トレイルコース】




延暦寺の後は坂元に行く予定だが、
勿論車で行くのは言うまでもない。

これより先にはお堂は無さそうなので、
戻って辯天堂へ向かいます。


【御朱印】


明王堂では不動明王と弁財天の御朱印がいただけるのですが、
二人の僧侶は一週間前に比叡山に来たばかりということで、
見本を見ながらでないと書けない状態。(^^;

全く慣れていらっしゃらないので、
弁才天の御朱印は諦めた。(^^;




近畿三十六不動尊のバインダー形式の御朱印。

残っている最後の御朱印で何とかいただけた。(^^

バインダー本体も在庫が無いとかで、
前任者がきっちり引き継ぎをしていなかった模様。

ただでさえ遠い延暦寺で、更に谷の下にある無動寺に来て、
バインダー形式の御朱印が在庫切れだったら泣くしかないよね。(^^;

ふぅ、あぶないあぶない。(^^

これで近畿三十六不動尊満願達成です。

苦節6年かかってようやくです。

僧侶の方々と他の参拝者の方に祝福していただき、
ありがとうございました。(^^

比叡山 正覚院(2017年12月10日参拝)

2018年01月28日 | 仏閣
正覚院の御朱印がいただけるという情報を現地で入手。
延暦寺会館のフロントで授与しているとか。

どうやら2017年4月29日より、
正覚院不動の御朱印の授与を開始されたとか。

というか、
延暦寺会館の近くに正覚院というお寺を見なかったわけだが。(^^;


所在地:滋賀県大津市坂本本町4220
宗派:天台宗
御本尊:不動明王


【縁起】
東塔東谷において灌頂という天台密教における重要な儀式を行う道場でした。

現在はその跡地に延暦寺会館が建てられ、
その前に正覚院に祀られていた不動尊を安置し、
ご参拝、ご宿泊の皆様の旅行安全・厄難消除の不動尊として、
信仰されております。



【延暦寺会館】


朝のお努めも参加可能ですが、
基本的に旅館と思っていただければ良いかと。


【厄除不動尊】


黄色の案内板に法然堂が開いているか書いておりました。

法然堂へ行く際はここを見てから行きましょう。

というか、電話した方が確実ですけどね。




この小さなお堂が正覚院らしい。

知らんかったわぁ。(^^;

小豆島の札所より小さいやん。


【御朱印】


書置き対応のみ。

フロントに声を掛ければいただけますよ。


【国宝殿】


拝観料500円を支払い中に入る。

国宝は伝教大師筆の法華宗年分縁起や伝教大師入唐牒がありますが、
基本的にコピー品が展示され、本物は展示されておりません。

国宝があるから国宝殿という訳ではありません。

宝とは道心であり、道心ある人を名付けて国宝と為す、
故に古人言わく、一隅を照らすことが国宝なり。

そういう言葉から国宝殿と名付けられたそうです。

国宝殿は一階と二階に展示室があり、
ガラス越しに重文の五大明王、四天王、千手観音菩薩、薬師如来等、
沢山の諸仏が安置されていました。

見応え重文、いやもとい、充分でした。(^^

比叡山 法然堂<金勝院>(2017年12月10日参拝)

2018年01月27日 | 仏閣
身心共に引き締まる思いがする根本中堂参拝であった。

次は迂回ルートもあるが文殊楼へと続く石段を登って、
初めて参拝する法然堂へ向かう。

こちらはあの法然上人が得度されたとされる地だそうです。


【文殊楼】




文殊楼でも御朱印はいただけますが、
今回は華麗にスルーして反対側の石段を降りる。

そこには昭和天皇・皇后陛下が延暦寺に行幸啓された際に、
ご休憩された大書院があります。

それまで比叡山には貴人をお迎えする時に、
相応しい建物が無かったので、
比叡山開創千百五十年を記念して設けられたそうです。



所在地:滋賀県大津市坂本本町4220
宗派:浄土宗
御本尊:法然上人
創建:昭和7年(1932)
開山:日下俊隆大僧正


【縁起】
ここ法然堂は現在金勝院と呼ばれていますが、
古は功徳院と呼ばれ扶桑略記を撰した皇円阿闍梨の住房の跡地。

法然上人が勢至丸と名乗られていた頃、比叡山に登られて、
元服の15歳の時に剃髪得度されて、
皇円阿闍梨から天台の学問を修められた所です。

初めて授けられた名前が円明房善弘と申されました。

そのような経緯から現在の法然堂は法然上人得度の霊跡、
浄土門発祥の地、剃髪の故地であります。

昭和7年(1932)6月、この堂宇無き霊場を再興せんと発願し、
西山浄土宗柳谷揚谷寺貫主日下俊隆大僧正が願主となり、
浄土教の各宗派の道友が一丸となって草庵を構え、
法然上人得度の御尊像を安置されました。

更に昭和10年(1935)浄土宗西山深草派の真宗院秘蔵の
法然上人晩年の尊影と法然上人一代絵伝を祀って現在に至ります。



【防災道路】


宿泊施設の延暦寺会館横の道を下っていきます。




これが結構な坂道で帰りの登りを考えるとつらい。(^^;




この辺りに車が三台ほど停まっておりました。




御住職に確認してみると、
坂元からこの防災道路でここまで車で来れるとか。

それは知らんかったなぁ。

下の係員に法然堂に行くといえば通してくれるそうです。


【境内】




こじんまりとした質素なお寺です。


【法然上人得度御旧跡碑】



【本堂】


今日は御住職がおられるので、
早速堂内へ上がらせていただく。

御本尊の法然上人得度の尊像と阿弥陀如来にお参り。


【堅焼き煎餅】


コーヒーと煎餅を御馳走していただきながら、
面白い御住職としばし歓談させていただく。

見た目は芸人の兵動大樹がもう少し太った感じ。(^^


先代の御住職は質素倹約を貫いた高潔な方で、
食事をする時も電気をつけず、月明かりで食べたそうで、
現代の僧侶でそこまでやっている方が何人いるだろうか。

そんな己に厳しい人柄に信者さん達から、
篤く信心を集めていたそうです。

また、法然上人二十五霊場の特別霊場として、
この法然堂が入っていないのはおかしいですねと、私が言うと、
頷いて霊場会には言っているが認めてくれないと仰ってました。

霊場会にも考えがあると思いますが、
この法然堂を特別霊場にして欲しいと願うばかり。


御住職は嵯峨野にあるお寺と兼任されていて、
3月までの冬の間は雪が深く法然堂は閉めているそうです。

また、冬季以外の毎月第二日曜日には、
写経や法話、音楽会を通じて、一般の方とのふれあう、
法然堂の集いという催しがあります。

ご興味がある方は是非。


【御朱印】




全部で五体の御朱印がありました。

比叡山延暦寺(2017年12月10日参拝)

2018年01月26日 | 神仏霊場巡拝の道


比叡山延暦寺はドライブウェイの料金が高額なのがネック。
西塔まででも割引ありで往復2800円。

高野山は無料なのに比叡山は有料だから足が遠のくのよね。

それでも今日は比叡山に来ております。

相応和尚1100年御遠忌記念として、
釈迦堂の御本尊が三十三年ぶりに御開帳され、
内陣に入れるとあっては2800円支払ってでも参拝しなけばなるまい。

御本尊の他に文殊菩薩や山王七社等が祀られたお社も初公開とか。

こんな貴重な機会は滅多に無いよね。


まずは当然ながら西塔から参拝です。


<2014年10月11日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/52f2147151a36eb7145895924568c456


<2012年9月8日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/ee78953db850b3ca4f6180e3e7d80933

http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/e5e91212b21f72e72890f6bad3076b06


所在地:滋賀県大津市坂本本町4220
宗派:天台宗
御本尊:薬師如来
創建:延暦7年(788)
開基:最澄
札所:新西国三十三箇所(横川中堂)、西国薬師四十九霊場、
東海四十九薬師特別札所、播州薬師霊場特別札所、神仏霊場巡拝の道


【参道】


大型の無料駐車場に停めて参拝開始。

それにしても12月も半ばになると寒い。


【親鸞聖人修行の地】



【にない堂】



【石段】



【恵亮堂】



【円戒国師寿塔】





【鐘楼堂】



【釈迦堂】




重要文化財。

拝観料別途500円かかるが、
内陣に入れるんだから安いもんです。


【内陣】

(画像はネットで拾ったものです。)

外陣で僧侶の説明を聞いてから内陣へ。

薄暗い本堂にライトアップされた諸仏と鎮守社。

とても厳かな雰囲気で感動です。

参拝して本当に良かったです。


「ジョルダンニュース」様のサイトで、
御開帳の様子が見れる写真が掲載されていますので、
興味がある方は見ていただければ。

http://news.jorudan.co.jp/docs/news/detail.cgi?newsid=JD1506821850448


【御朱印】


期間中は書置き対応でした。


西塔を離れ東塔の根本中堂へ向かう。

比叡山延暦寺に訪れて根本中堂に参拝しないなんて、
全くもって有り得ないから。(^^


【大講堂】


重要文化財。

特筆すべきはあの日蓮聖人像が他の宗祖と一緒に祀られていること。

これは比叡山のみでとても珍しいことです。

さすが日本仏教の聖地であり根本道場だけありますね。


【御朱印】


達筆です。


【御朱印帳】


色は黒とか何種類かありました。

大きいサイズで御朱印代別で1500円也。


【根本中堂】




絶賛工事中。

平成28年より約10年かけるとのこと。


【石段】




石段がめちゃくちゃ綺麗になっていた。

参拝した数日後にテレビ放送で、
石段のカビや泥を除去していた様子が放送されていました。


【根本中堂】



【御朱印】


根本中堂は改修工事中なので万拝堂でいただきました。

コウノトリの郷公園(2017年11月26日拝観)

2018年01月25日 | 旅行・その他
お宿のときわ別館チェックアウト。

お部屋も料理も庭園のライトアップも良かったが、
従業員全員の質がとても素晴らしかったです。

ときわ別館はお勧めの旅館ですから、
また泊まりたいね。(^^

さて、城崎の観光といえば、
城崎マリンワールド、玄武洞、城崎ロープウェイ等ありますが、
これらは行ったことがあるので、今回はコウノトリの郷公園へ。


国の天然記念物であり兵庫県の県鳥であるコウノトリの、
保護・増殖を行いながら野生化させることを目的として設立。

人工繁殖され今では野外の生息羽数は約70羽に達しているそうです。


所在地:兵庫県豊岡市祥雲寺字二ヶ谷128番地
開園:平成11年(1999)




やはり長閑な場所にあります。

10時過ぎにも関わらず結構な観光客がいましたね。






入園は無料ですが、
コウノトリ環境協力金として100円を募金すると、
職員さんからコウノトリの折り紙をいただけました。

奥にはこのような淡水魚やコウノトリの剥製が置かれた部屋等、
幾つかの展示室がありました。








二階にはクマやワシ等の剥製が沢山展示してあり、
ここはかなり見応えがあり楽しめました。

さて、肝心の生きたコウノトリはこの建物の中にいません。

外に出てみると野外で飼育されているコウノトリがいました。(^^


【コウノトリ】


ケージ内に飼育されているのが十数羽程いましたが、
ジッとしているのがほとんどでした。








こいつは唯一活動的でした。(^^

3時頃のエサやりタイムになると、
野生の個体も来るので数多くのコウノトリが楽しめるとか。



【紅葉】



【人工巣塔】


田園の中に建てられた人工巣塔には野生のコウノトリが、
羽を休めていました。


【おけしょう海中苑】




城崎温泉街に戻り昼食。

やっぱり美味かったわ。(^^

これにて一泊二日の城崎旅行終了。

温泉寺(2017年11月26日参拝)

2018年01月24日 | 宝の道七福神
城崎温泉二日目の朝。

美味い朝食を食って外湯へ。


【鴻の湯】


1400年前舒明天皇の御代、
こうのとりが足の傷を癒した事から発見されたという、
云われに基づいて名付けられたそうです。

城崎には外湯が七つありますが、
私はこの鴻の湯が一番好きな外湯です。

朝から露天風呂は最高です。


【鎮守社】


鴻の湯の前には温泉寺があるので、
湯冷ましを兼ねて参拝です。

というか、実は昨日も参拝していたのです。(笑)


<2012年12月22日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/62e811d0f6fc6bd3498ee7c6c70a5220

<2015年11月7日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/41effd3c102c05d2b7914dfbb7ca9a66



所在地:兵庫県豊岡市城崎町湯島985-2
宗派:高野山真言宗
御本尊:十一面観音
創建:(伝)天平10年(738)
開基:(伝)道智上人
札所:西国薬師四十九霊場、但馬西国三十三箇所、宝の道七福神


【参道】


参道右横には温泉たまごが美味しい城崎ジェラートカフェChaya、
左横には私営の有料駐車場(700円)があります。

お寺の無料駐車場は一番奥にありますが、
檀家さん専用です。


【山門】





【境内】





【手水舎】


暖かい温泉です。(^^


【本堂】


外陣に上がらせていただきお参り。


【弘法大師】



【紅葉】





【御朱印】


福禄寿の御朱印を昨日いただきました。

四所神社(2017年11月25日参拝)

2018年01月23日 | 神社
出石から城崎に到着。

本日のお宿は二年前に停まった深山楽亭の隣にある
ときわ別館という旅館です。

場所は鴻の湯から徒歩5分の静かな場所にあります。


【ときわ別館】


早めのチェックイン。




良いお部屋です。(^^




お庭も綺麗。




休憩所も落ち着く雰囲気。


夕食前に家族は鴻の湯、私は旅館の内風呂へ入る。

内風呂は小さいながらも露天風呂があり貸切り状態。(^^

消毒臭はしましたが気持ち良かったです。


【中庭】


部屋から見える中庭がライトアップされて綺麗でした。


【夕食】




本日のメインの蟹すき。

美味すぎる。(^^




刺身も旨し。




別注文で一人前4千円也のカニ刺し。

高いので二人前しか注文出来なかったけど、
値段にあった格別の美味さでしたね。(^^


【御所の湯】


夕食後、旅館に送り迎えしてもらって御所の湯に入湯。

いい湯でした♪


御所の湯の横には四所神社が鎮座しているので、
湯冷ましがてら参拝することに。

ここは約5年振りの参拝です。


<2012年12月2日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/82b01e6e553f0264b536ce51a0d88467


所在地:兵庫県豊岡市城崎町湯島447
御祭神:湯山主神
配祀神:多岐津媛神、多紀理媛神、市杵島媛神
創建:伝和銅元年(708)
社格:村社



【鳥居】



【拝殿】





【狛犬】



【八幡宮】


御朱印はいただけますが、
どこでいただけるかは知りません。(^^;

有子山稲荷神社(2017年11月25日参拝)

2018年01月22日 | 神社
今日は家族で城崎温泉への旅です。

越前ガニがとても楽しみ。(^^

その前に皿そばで有名な出石へ。


【甚兵衛】


皿そばの店は沢山ありますが、
その中でも人気店の一つなのが甚兵衛です。

11時45分に着くと結構なお客さんが既に居た。

20台ぐらいは停めれる無料駐車場は、
12時を過ぎると停めれなくなって難民になりますので、
土日祝は11時30分までに着いた方がいいです。


【皿そば】




一皿150円、薬味(卵、出汁等)200円也。

土日祝は忙しいので追加オーダー出来ないとのこと。

とりあえず50皿注文。

味はまぁまぁといったところ。
ただ忙しくて手が回らないからか、乾きつつある蕎麦もあり。

これは残念でした。

深大寺の十割蕎麦が今までで一番美味かったな。


【辰鼓楼】




出石のシンボルである時計台です。

野鯉と戯れてから出石城跡と稲荷神社へ。

ここは約1年振りの参拝となります。



<2016年11月13日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/de8fbba533a526f7fced0a8dfe79f07a


所在地:兵庫県豊岡市出石町内町
御祭神:稲荷神
創建:慶長9年(1604)


【鳥居】



【本丸跡】




ここが出石城跡です。


【感応殿】







【鳥居】






出石城跡の次は上に鎮座する有子山稲荷神社へ。


【拝殿】





【風景】



【西隅櫓】



【全景】





御朱印は無いと思われます。

相楽神社(2017年11月11日参拝)

2018年01月21日 | 神社
本日最後の参拝となるのが相楽神社という古社です。

相楽と書いて「さがなか」と読みます。
というか読めません。(^^;


所在地:京都府相楽郡木津町相楽清水1
御祭神:息長足姫命、誉田別命、足仲彦命
創建:不明
社格:式内社、村社


【由緒】
相楽神社は木津町大字相楽地区(旧相楽村)、
北ノ庄、大里、曽根山の産土神として祀られ、信仰厚く、

創立は定かでないが延喜式神名帳に相楽郡の一座相楽神社(サカラカノ)と、
明治10年(1877)に明記されていることが分かり、
それまでは誉田別命(応神天皇)・神足仲彦命(仲哀天皇)・
気長足姫命(神功皇后)の八幡紳を祭祀されてあるので、
八幡紳を祀る神社の総称である八幡宮で呼ばれてきた。

今も「はちまんさん」と呼ぶ古老もあり、
社頭には八幡宮の額が掲げられている。


【案内板】



【鳥居】


駐車場はありませんでしたが、
鳥居横に停めれるスペースはありました。


【表門】



【境内】


近くに大通りの163号線、隣が相楽小学校にも関わらず、
境内に入るととても静かです。

しかも雰囲気もとても良いです。


【拝殿】




なかなか立派な拝殿です。


【仮舎】




左右には南北の仮舎がありました。

やはりこの地域独特の社殿ですね。


【狛犬】



【本殿】






重要文化財。


【末社】





【豊八稲荷大明神】



御朱印は10年前に氏子さんからいただいてる方がいますが、
現在いただけるかは不明です。

普段無人だし氏子さんの家も分からないので。


さて、これにて本日の全ての参拝終了。

充実した一日であった。

湧出宮<和伎座天乃夫岐賣神社>(2017年11月11日参拝)

2018年01月20日 | 神社
木津川には意外にも式内社が幾つかあり、
これから参拝する湧出宮も式内社です。

湧出宮は通称であって正式名は和伎座天乃夫岐賣神社。

普通読めませんが「わきにますあめのふきめ」と読みます。


木津川市独自で開催された2017秋の社寺秘宝・秘仏特別開扉では、
踊り絵馬や三十六歌仙図が10月25日~31日まで公開されたそうです。


JR奈良線棚倉駅前に鎮座しており、
電車だと便利ですが車を停める駐車場がありません。

一瞬、神社の隣の駐車場が神社専用かと思ったけど月極でした。

仕方なく鳥居前の邪魔にならないスペースに停めて参拝開始。



所在地:京都府木津川市山城町平尾里屋敷54
御祭神:天乃夫岐売命、田凝姫命、市杵島姫命、湍津姫命
創建:天平神護二年(766)
社格:式内社、郷社


【由緒】
創建は今より1200年余り前の、称徳天皇の天平神護2年(766)に、
伊勢国渡会郡五十鈴川の畔より、御祭人として此の地に、
勧請申し上げたと伝えられている。

社蔵の文書(和伎座天乃夫伎賣大明神源縁録)によれば、
御祭神天乃夫伎賣命とは天照大神の御魂であると記されている。

恐れ多く神秘なるが故にかく称し上げたとある。
後に田凝姫命、市杵島姫、瑞津姫命を同じく、
伊勢より勧請して併祀したとある。


平成3年には氏子、崇敬者の浄財拠出により、
神楽殿・社務所が全面改築新装された。
 
涌出森境内一帯は弥生期の居住跡として、
弥生式土器・石器等が出土し、社無所改築前の発掘調査で、
竪穴式住居跡も確認されました。


【鳥居】



【狛犬】



【参道】


意外と奥深い参道です。


【鳥居】



【神門】



【拝殿】



【社務所】


木津川市の式内社は由緒ある神社であっても、
普段は無人のようです。


【御神馬】



【幣殿・本殿】






本殿は元禄5年(1692)に再建されたもの。


【御朱印】



【境内社】




熊野社、天神社等。


【春日社】



【稲荷社】



【布袋尊】


何故か布袋尊が祀られていました。

これにて湧出宮の参拝終了。

御朱印はありません。

法泉寺(2017年11月11日参拝)

2018年01月19日 | 城南西国三十三所観音霊場
続いて法泉寺という観音霊場へ。

こちらには重文の御本尊がいらっしゃるそうです。



所在地:京都府木津川市相楽才の神43
宗派:真言宗御室派
御本尊:十一面観世音菩薩
創建:万治年間頃(1658)
開基:賢盛和尚
札所:城南西国三十三所観音霊場、山城西国三十三番巡礼


【縁起】
真言宗御室派蓮華山観智院法泉寺といい、
寺伝によれば、奈良朝創建恭仁京の護りとして、
鶴翼の如し扇状地の相楽山の地に小伽藍を建立された。

法泉寺は塔中寺院の一つで旧名蓮華山安養寺といい、
賢盛和尚の開基。

寛文10年(1670)に無本寺から真言宗御室仁和寺末となる。
貞亨3年(1686)に法泉寺と改称。

明治初期には専教寺(薬師寺跡1487~1876)妙法寺合祀、
更に慶長年間(1596~1614)行盛開基の地蔵院を、
明治40年(1907)廃寺により法泉寺に合祀。

別名薬師さんと親しまれ、戦争期を経る前は、
東向きの観音として薬師の祭礼や観音様の縁日には、
香煙棚引参拝で、地域と共に歴史を刻んで参りました。

また観音霊場として南山城三十三所観音霊場の十番並びに、
山城西国三十三番巡礼十一番札所である。


【石段】


10台分程の無料駐車場と少し離れた場所に、
臨時の駐車場がありました。


【観音像】



【紅葉】






石段を登ると綺麗な紅葉。

楽しませてくれます。


【本堂】


本堂と庫裏があるだけですが、
地域に密着したお寺のようです。

こちらに重文の御本尊が祀られていますが、
残念ながら閉まっていました。

縁日の18日には開扉されるそうですよ。


【諸仏】




拝観は事前予約なので、
いつの日か拝仏したいものです。


【山門】


庫裏の方に山門がありました。

こちらは近年建立されたようで新しかったです。


御朱印はありますが、
ピンポン押してないのでいただいておりません。

恭仁神社(2017年11月11日参拝)

2018年01月18日 | 神社


大満足の現光寺から恭仁神社へ移動。

神社の近くには聖武天皇の勅命により、
平城京から遷都された恭仁京という都があったそうです。

僅か5年で未完成であったとはいえ、
今でも超絶長閑な田舎に都があったとは信じられない程です。(^^;



所在地:京都府木津川市加茂町西宮ノ東35
御祭神:崇道天皇、藤原太夫人、菅原道真
創建:昭和40年(1965)


【由緒】
もともと菅原道真公を祭った村社天満宮で
昭和40年(1965)に現在の恭仁京の跡に鎮座していた
御霊神社と併合し、神社名を恭仁神社と改められた。

御祭神は御霊神社から遷座された崇道天皇及び藤原太夫人と、
もともと天満宮に鎮座の菅原道真公の三神である。

本殿は文久3年(1863)に奈良春日若宮の社殿を移築したものである。
 

【鳥居】





【参道】


長い参道です。

車の駐車場があるか分からないが、
行けるところまで行ってみよう精神。


【広場】


ここに車を停めることも出来ました。(^^


【参道】



【狛犬】



【舞殿】


滋賀県の神社によくあるタイプです。

しかし、左右には珍しい仮屋があります。


【仮屋】




御霊神社にもありましたね。

これは神に奉納する能を鑑賞する為に、
仮の施設が常設化したものだそうです。


【割拝殿】



【狛犬】





【御神牛】



【本殿】


弘化3年(1846)春日大社第一殿を譲り受けたという説もあります。


【境内社】





【石碑】


天満宮と刻まれていますね。


これにて恭仁神社の参拝終了。

崇道天皇が御祭神とあって、
もっと暗い雰囲気かと思ってましたが、
そんな事は無かったです。(^^;


御朱印は恐らく無いと思われます。

現光寺(2017年11月11日参拝)

2018年01月17日 | 京都南山城古寺の会
本日のメインである現光寺へ。

こちらは普段は無住で海住山寺が管理しているお寺です。

現光寺の珍しい重文の十一面観音坐像が仏像マニアに有名で、
一度は拝仏したいと願うものです。

しかし、この仏様が安置されている収蔵庫を開けていただくには、
予約が必要かつ15名以上で無いと無理なんです。

この15名というのが余りにもハードルが高くて、
拝観したくても出来ないという涙無くして語れない状況だったんです。

それが何と今回の京都非公開文化財特別公開で、
あの現光寺の名があるじゃないか。

これを見た時は目を疑ったね。

あの現光寺が参加するのかと。

今回逃がすといつ参拝出来るか分かりませんからね。
とても貴重です。

本日、念願の参拝となりました。


【薬師寺】








大きな臨時駐車場から線路を超えた場所に、
薬師寺というお寺を発見。

サクッと参拝して現光寺へ急ぐ。








地元民しか通らないような道を徒歩で進む。

拝観者は車では通れませんでした。




臨時の無料駐車場から徒歩5分程で到着。



所在地:京都府木津川市加茂町北山ノ上9
宗派:真言宗智山派
御本尊:十一面観音菩薩
創建:不明
開山:不明
札所:京都南山城古寺の会



【境内】


いきなり大行列が見えたのでびっくりした。

ツアーの団体さんもいたよ。

いや~、これほど人気があるとは。
現光寺をナメてましたね。(^^;

参拝客の皆さんもお目が高いですね~。(^^


私も拝観料を支払い列に並ぶ。

寒いし待ち時間が長い。

30分程待ってようやく収蔵庫の中へ。


【収蔵庫】


昔は村民が小さなお堂でずっと守ってきたが、
重文に指定されてからは収蔵庫で安置されるようになったが、
老朽化したので現在の収蔵庫は二代目です。

収蔵庫の中は狭く十数名がすし詰め状態で拝観。

おっちゃんのボランティアガイドさんによる説明あり。


【御本尊】

(画像をネットで拾ったもの。)

とにかく美しい。

まさに美仏としか言いようが無い。

さすが重要文化財です。

左右後ろには普段は奈良国立博物館に寄託されている
四天王も一時的に里帰り。


この素晴らしい御本尊は明治時代の頃には、
荒廃した小さな草庵に祀られていたとか。

今では考えられないことだけど、
廃仏稀釈の時とか仏教寺院が破壊されまくった時代もあり、
こんな扱いを受けた仏像も多い。

現存する国宝や重文の仏像は篤く守られてきたものもあれば、
吹きさらしの無住の荒れたお堂に忘れ去られた仏像もあった。

あの興福寺の五重塔ですら格安で売却されそうになったほど。

今は重文の仏像でも当時だったら二束三文で買えたはず。

私の御先祖さんにもし伝えることが出来るのなら、
有り金ハタいてでも、これらの仏像を買って子孫に残せと言いたい。(^^


【本堂】




収蔵庫で念願の仏様を拝んだ後は境内散策です。

昔はこちらに御本尊が祀られていたそうですが、
今は何も祀られていません。

雨漏りや床が抜ける等痛みが激しくなり、
この本堂で御本尊は安置してはならないという、
お偉い文化庁のお達しがあり、
周辺の住民の浄財により収蔵庫が建設されたとか。

本来なら海住山寺や京都国立博物館に寄託されるのが普通ですが、
御本尊を守っていきたいという地元住民の方々によって、
収蔵庫を建設してまで、今も守っていらっしゃいます。


本堂の修繕は管理している海住山寺がしたそうです。


【境内】





【紅葉】



【石灯篭】



【鐘楼堂】


鐘楼はありませんでした。


【土蔵】



【御朱印】


書置きのみでした。