東福寺の塔頭には戦国時代好きの皆さんがご存知の、
安国寺恵瓊が再建したとされる退耕庵があります。
こちらは事前予約や春秋の特別拝観時しか拝観出来ません。
そういう訳でまだ拝観したことはありませんが、
山門前を通ると綺麗な紅葉が見えたので寄ってみた。
所在地:京都府京都市東山区本町15-793
宗派:臨済宗東福寺派
御本尊:千手観世音菩薩
創建:貞和2年(1346)
開山:性海霊見和尚
札所:洛陽四十八願所霊場
【山門】
【寺号石標】
【石仏】
【境内】
右側に一際赤い紅葉があります。
【地蔵堂】
その紅葉の横には地蔵堂があります。
地蔵堂は普通に見ることが出来るので、
堂内を覗いて見ると驚いた。
予想以上に立派な玉章地蔵尊がドーンと鎮座されていたから。
臨済宗塔頭寺院の仏様といえば小さいのが定番ですが、
退耕庵に鎮座する玉章地蔵尊は規格外の大きさです。
どうやら明治初期に廃寺になった小野寺から、
退耕庵に移された客仏のようですね。
【紅葉】
これぞTHE紅葉です。
見事な赤ですね。(^^
これらの紅葉も見事です。
【小野小町百歳井戸】
小野小町が100歳の時、
井戸に映った己の姿を見て嘆いたと言われる井戸。
まぁ、こういう話はフーンで済ませておきましょう。(苦笑)
御朱印は御住職がいらっしゃるといただけますが、
次の紅葉の名所に急ぐ為に華麗にスルー。
次回の特別拝観時にいただくことにしよう。