Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

妙感寺(2018年11月24日参拝)

2018年12月23日 | 近江西国三十三箇所霊場
まだ知らぬ滋賀県の寺社参拝も次の妙感寺がラスト。

こちらは十一面千手観世音菩薩が拝みたくて訪れました。

5,6台分の無料駐車場がありました。


所在地:滋賀県湖南市三雲1758
宗派:臨済宗妙心寺派
御本尊:十一面千手観世音菩薩
創建:南北朝時代
開山:微妙大師
札所:近江西国三十三箇所霊場、甲賀巡礼三十三ヶ所めぐり、甲賀西国三十三観音霊場



【縁起】
妙感寺は大本山妙心寺第二世微妙大師(授翁宗弼)によって創建されました。

大師は建武中興の元勲萬里小路中納言藤原藤房卿その人であり、
後世、新田義貞、楠木正成とともに建武の三忠臣と讃えられたお方です。

藤房卿は公卿時代から大徳寺開山の大燈国師(宗峰妙超)に就いて参禅し、
建武元年(1334)三十九歳で出家。

授翁宗弼と号して諸国を行脚された後、
妙心寺開山無相大師(関山慧玄)に就いて修行、
大悟されて正平15年(1360)に妙心寺のニ祖となられました。

かつて公卿時代の知行地であったこの江州三雲の郷に草庵を結ばれ、
その後、後醍醐天皇念持仏の十一面千手観世音菩薩音を泰安する
持仏堂を建立されたのが妙感寺のはじまりです。

妙心寺に往すること20年、病を得て三雲に穏棲され、
天授6年(1380)三月二十八日、大師は八十五歳で御遷化。
現在の開山塔がその墓所です。

元亀元年(1570)に織田信長の焼き討ちに遭いましたが、
万治年間(1660~)に愚堂国師によって再興されました。

大正2年(1913)には宮内省より御下賜金を賜り、
微妙大師の塔所が改修整備され現在に至ります。


【寺号石標】


とても長閑な場所でとても落ち着く地域です。


【境内】


お寺の雰囲気もとても良い。


【紅葉】





【庭園】




水が豊富らしく池の水がとても綺麗でしたね。


【手水鉢】





【方丈】


東福門院御所の建物を下賜され、
寛文元年(1661)に移築されたもの。

方丈は閉まっていました。


【本堂】




昭和12年(1937)に再建されたもの。


【十一面千手観世音菩薩】




こちらが御本尊です。

優しい表情で拝んで癒されました。


【紅葉】



【微妙大師墓所】





【方丈庭園】







【不老の滝】







【境内】



【参道】


少し上に登ると磨崖仏があるらしいので行ってみる。




どうやらハイキングコースになっているようだ。




しかし、行く手をさえぎる害獣除けのネットが。

ネットをどけようと思ったが無理。

ここで断念せざるをえなかった。(泣)


【御朱印】


境内で落ちているモミジはチリチリか、
汚れているかのどちらかなので、
モミジは貼っていません。