Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

金剛頂寺奥の院・不動岩<新村不動堂>(2019年5月3日参拝)

2019年10月24日 | 四国八十八ヶ所霊場
金剛頂寺の宿坊で朝食とお勤めを終え、
朝の6時半にチェックアウト。

高知は広いので必然に早朝から出発しなくてはならない。

本日一発目の参拝は金剛頂寺奥の院の不動岩です。

こちらは単なる番外札所では無く、
弘法大師が修行し寝泊まりしたとされる洞窟があるのです。

ここは是が非でも参拝したいと思っていましたので、
楽しみです。



所在地:高知県室戸市元甲2746
宗派:真言宗
御本尊:波切不動明王
創建:不明
札所:四国八十八ヵ所霊場番外札所


【案内板】





【全景】


車は空いてる所に適当に停めれます。


【弘法大師足跡】





【新村不動堂】





【大師堂】





【石祠】



【石仏】



【案内板】


いよいよ本番の不動岩の洞窟へ。


【遊歩道】



【太平洋】



【石仏】



【西の窟】


この岩窟の中に入って行くんです。

ワクワクしますね。




そんなに広くはありませんが、
雰囲気抜群です。(^^


【祠】


小さな祠が祀られています。


【石仏】



【弘法大師】



【御厨】


振り返ると思わずハッとした。




木の樹勢は違えど、弘法大師も見たと思われる風景。

感動です。


【修行大師】



【東の窟】





【海岸】





【不動岩】



【遊歩道】



【修行御座石】







【海岸】




これにて不動岩の参拝終了。

参拝した時は知らなかったけど、
御朱印は金剛頂寺で頂けるようです。

金剛頂寺(2019年5月2日参拝)

2019年10月21日 | 四国八十八ヶ所霊場
【道路標識】


トイレとかー。
こんなん初めて見たわ。(笑)

確かにコンビニも何にも無いもんなぁ。

そんな道を走って本日最後の参拝となるお寺が、
通称西寺と呼ばれるお遍路札所の金剛頂寺です。

お遍路の中では格式が高く大きな規模を誇る寺院です。

そういう訳で今夜のお宿は金剛頂寺の宿坊に決めました。
正直なところ初めての宿坊体験は不安と楽しみが半々ですね。

ちなみに普通車は駐車料金200円が必要ですが、
宿坊宿泊者は無料でした。(^^



所在地:高知県室戸市元乙523
宗派:真言宗豊山派
御本尊:薬師如来
創建:(伝)大同2年(807)
開基:弘法大師
勅願:(伝)嵯峨天皇
札所:四国八十八ヵ所霊場


【縁起】
寺伝によれば弘法大師にとって最初の勅願寺の創建として、
大同2年(807)平城天皇の勅願により、本尊薬師如来を刻んで金剛定寺と号し、
女人禁制で婦女子は行当岬の不動堂から遙拝していたという。

次の嵯峨天皇が金剛頂寺の勅額を下賜し、その寺名に改められた。

江戸時代の土佐の地誌である南路志所収の寺記によれば、
大同元年、唐から帰国途次の空海が当地に立ち寄り創建したとされる。
同寺記によれば次の淳和天皇も勅願所とした。

鎌倉時代になると無縁所となり、体制から逃れた人々をすべて受け入れ、
西寺乞食と呼ばれるようになり、侵すことのできない聖域として存在した。

文明11年(1479)には堂宇を罹災したが、長宗我部元親が寺領を寄進している他、
土佐藩主山内家の祈願所とされ、復興は早く整備された。

その後、明治32年(1899)の火災で大師堂・護摩堂以外の伽藍を焼失し、
本堂ほか現存する堂宇は再建されたもの。


【寺号石標】


今日だけでかなりの石段を登ってのに、
最後のトドメの石段は激しく疲れた。(^^;

42段の男坂と61段の厄除坂があります。


【仁王門】



【仁王像】





【参道】



【本堂】




昭和57年(1982)再建されたもので立派です。


【内陣】


見えているのは御前立の薬師如来、日光菩薩、月光菩薩で、
御本尊は秘仏です。

御開帳は大晦日より1月8日までとのこと。


【霊宝殿】



【鐘楼堂】





【稚児大師尊像】



【智光上人御廟】








弘法大師の弟子で行力第一の聖人と呼ばれた金剛定寺二世住職。


【大師堂】



【一粒万倍の釜】





【修行大師】



【がん封じの椿御霊木】



【石仏】



【宿坊】


本堂と宿坊は少し離れていて、
尚且つ宿坊の案内板が無くて場所が分かり難かったです。




部屋はこんな感じ。

宿坊ですから問題無し。










結構広い宿坊です。




風呂は普通に気持ち良かったです。


【護摩堂】


醍醐寺の開祖である理源大師聖宝が祀られています。

朝のお勤めもこちらで行われますが、
他の宿泊者も全員参加されていました。

決して強制では無いけどね。


【夕食】




宿坊の都合で他の宿泊者と同じ食卓で食べることに。

コミュ障や嫌な人が居たらつらいだろうね。




土佐と言えばカツオのたたき。

最初は美味かったが、だんだん芳香剤のような匂いと味がして、
結局3つ食べただけで止めた。

やっぱり宿坊で食事を期待したらダメですね。

まぁ、夕食と朝食の食事付きで、
あの値段だったら文句は言えないが。


【御朱印】

神峯神社(2019年5月2日参拝)

2019年10月19日 | 四国八十八ヶ所霊場


神峯寺の大師堂から400メートル先に、
神峯神社が鎮座しています。

登りの400メートルって甘く無いのよねぇ。(^^;

しんどいのは分かっているが、
頑張って行くしかあるまい。



所在地:高知県安芸郡安田町唐浜
御祭神:大山祇命
配合神:天照大神、春日大神、八幡大神
創建:(伝)神武天皇時代
社格:県社
札所:四国八十八ヵ所霊場27番奥の院


【参道】




この道は車も通れるよな。


【石段】


別ルートでエグイ石段があった。

こんな石段をここまで登ってくる体力と気力はありません。(苦笑)


【参道】




参道は途中で二手に分かれる。

どっちに行ってよいか迷ったが、
大体神社に行くルートは昔から石段と決まっている。

そういう訳で左手の石段を登る。


【石段】




荒れとるの~。(^^;


【参道】




この辺りは平坦で楽。




どうやら本殿に近づいてきたみたい。


【石段】


うー、この石段は萎えるわ~。(^^;

なかなか楽に参拝させてくれません。

頑張っていきまっしょい。


【石碑】



【石段】


最後のひと踏ん張り。


【狛犬】



【本殿】






やっとお参り出来た。(^^


【石段】


本殿から振り返るとこんな感じ。

下に写っている社務所は当然ながら閉まってました。


【砲弾】



【境内社】








この他に燈明巌と呼ばれる巨岩や展望台があるが、
時間と体力が無いので回避しました。

さて、駐車場に戻るとしよう。


【鳥居】



【車道】


なにー!駐車場だとー!

神社に停めれるスペースがあるは分かってたけど、
まさか車が通れる道があるとは。






あー、これは車が通れる道だな。


【鳥居】


神峯寺山門横に鳥居があります。




左手を車で進むと神社の無料駐車場があります。

よく考えてみたら神社の駐車場に停めたら・・・

いや、その考えはよそう。

神峯寺のご住職達のお陰でここまで車で来れるんだから、
神社だけ参拝する人も感謝の念を込めて駐車料金を払いましょう。

神峯寺が廃仏毀釈で神社だけだった時代は、
神峯神社が札所ではあったが、現在、神峯神社の御朱印は無いようです。

神峯寺(2019年5月2日参拝)

2019年10月18日 | 四国八十八ヶ所霊場
続いて津照寺から海を見ながらひたすら55号線を走る。

この55号線が本当に走り易い道で良いのだが、
食べ物屋どころかコンビニすら無い。(^^;

当然ながらガソリンスタンドも無い。(汗)

残量が半分以下なら即入れておけ!というレベル。
北海道も確かこんな感じだったな。(苦笑)

そんな55号線を25キロ走って奈半利という場所でコンビニ発見。(笑)
この辺りは少し栄えていて、
北川村モネの庭マルモッタンや岡御殿という観光スポットがあります。

勿論華麗にスルーしてお遍路札所の神峯寺へ走る。

約10キロ程走ると物凄い山道になって、
結構手に汗握るドライブでしたが何とか駐車場に到着。

昔は駐車場までの道が無くて難所だったらしいが、
ご住職や建設業者の尽力によりルートが出来たそうです。

そんな理由もあり駐車場料金は必須です。
確か300円だったような。


所在地:高知県安芸郡安田町唐浜2594
宗派:真言宗豊山派
御本尊:十一面観音菩薩
創建:(伝)天平2年(730)
開基:(伝)行基菩薩
勅願:聖武天皇
札所:四国八十八ヵ所霊場


【縁起】
寺伝によれば神功皇后が朝鮮半島進出の戦勝を祈願し、
天照大神を祀った神社が起源とされ、天平2年(730)に聖武天皇の勅願を受けて、
行基菩薩が十一面観世音菩薩を刻み、本尊として神仏合祀し開創したという。

その後大同4年(809)に弘法大師が堂宇を建立し観音堂と名付けたとされている。

その後、堂塔が多くあったが、元和年間(1615~1624)火災によりすべて焼失、
その後、本堂と大師堂と鎮守社のみ再建され、
十一面観音菩薩も麓にあって廃寺になっていた別当の神峯寺から納めて復調する。

しかし、険しい山中の札所ゆえ別当になっていた麓の常行禅寺や、
前札所の養心庵で遥拝し納経するものも多かった。

明治初年の神仏分離令によって神峯神社だけが残り、寺院としての部分は廃寺となり、
本尊と札所は金剛頂寺に預けられ、金剛頂寺で納経をしていたが、
明治20年(1887年)もとの憎坊跡に堂舎を建立し本尊と札所を帰還させ再興した。

大正元年には茨城県稲敷郡朝日村の真言宗地蔵院の寺格を移し、
そして、昭和に入って、それまでの神峯から神峯寺と称するようになった。


【野菜うどん】


駐車場横にあるドライブイン27神峯店で軽く昼食。

出汁とうどんは美味かったが、
肝心の野菜が火が通って無く生煮えで堅かった。(泣)


【山門】


立派な山門です。


【参道】


これは予想以上広そうな境内です。




微妙に疲れる登り。


【寺号石標】



【鐘楼堂】





【庭園】





【石段】


本堂と大師堂は上に登らないといけないらしい。(^^;

これはハァハァ確実や。


【境内】


お寺はめっちゃ山奥にあります。




あれが本堂と大師堂かな。


【不動明王】



【みちびき弘法大師】



【聖観音堂】


大師堂かと思ったが、
元大師堂で現在は聖観音堂だそうです。


【本堂】


実に渋い本堂です。

大師堂は更に上に登るとあるらしい。
行ってみましょう。


【大師堂】




かなり立派なもので参拝した時は、
こっちが本堂だと思っていたのは此処だけの話。(^^;


【お迎え大師】



【御朱印】


一木神社(2019年5月2日参拝)

2019年10月17日 | 神社
津照寺の石段途中に神社がある。

単なる鎮守社かと思って行ってみると、
人柱となった一木権兵衛政利という普請奉行が御祭神の神社であった。


所在地:高知県室戸市室津2652-3
御祭神:一木権兵衛政利
創建:延宝7年(1679)


【由緒】
普請奉行に任ぜられた一木権兵衛政利は、
吾川郡弘岡井筋行当切抜の工事で手腕を発揮。

寛文1年(1661)安芸郡室戸港津呂港を開削、延宝5年(1677)から3年かけて、
その西方に新たな室戸港港の掘削を完成。

莫大費用を要する難事業で、決死の権兵衛は工事終了後、
延宝7年6月17日夜、鎧冑、太刀を海神に献じ、未明に人柱となり自刃した。

地元町民がその死を悼んで、
延宝7年(1679)港を見下ろす山の中腹にある津照寺に葬られた。

維新後、墓石を埋め、一木神社が建立、神として祀るようになったという。


【鳥居】



【金毘羅大権現】



【境内社】



【石段】



【鳥居】



【本殿】



【狛犬】



何とも地味な神社です。

これではお遍路さんも寄り付かないわなと思った。

あんまり手入れされていないのもあるけど、
神社ではあるけど一木権兵衛政利の墓であるのが、
この雰囲気を醸し出しているのが大きいとみた。

御朱印はございません。

津照寺(2019年5月2日参拝)

2019年10月15日 | 四国八十八ヶ所霊場




室戸スカイラインを下り、
お遍路札所である津照寺へ向けて走る。

その距離僅か約6キロ、10分程度でお寺周辺に到着。

しかしナビはまだお寺の前に着いていないにも関わらず、
無情にも訳の分からない場所で終了の御挨拶。(泣)

近くにお寺があるようだが、場所がイマイチ分からない。
そんな時に津照寺駐車場の案内看板発見。

それを見て車を進めると室津港の岸壁に到着。(泣)




えーここ?(^^;


【室津港】




岸壁の堤防には釣りをしている親子達がいて、
とてものんびりした雰囲気。

こんな堤防の場所に勝手に停めていいのか分からず、
少し戻って川沿いのデッドスペースに停めてお寺を探す。

幸いにもすぐにお寺は見つかりましたが、
横に津照寺の駐車場を発見。(^^;

ナビも案内しないほど細い道なので、
知らないと分からんよなぁ。

駐車場は200円の志納でした。

ちなみに岸壁の堤防沿いにも停めても良いとのこと。

さて、いざ参拝開始。
津照寺と書いて「しんしょうじ」と読みます。



所在地:高知県室戸市室津2652
宗派:真言宗豊山派
御本尊:延命楫取地蔵菩薩
創建:(伝)大同2年(807)
開基:(伝)弘法大師
札所:四国八十八ヶ所霊場


【縁起】
室津港を見下ろす小山の上に佇む津照寺は通称津寺と呼ばれています。

弘法大師空海上人が四国御修行の砌、
山の形が地蔵菩薩の持つ宝珠に似ているところから、
霊地とし地蔵菩薩を自ら刻まれ本尊とし、宝珠山真言院津照寺と号されました。

はじめ長曽我部氏の庇護をうけ津寺村と称して七町余の地高を有しその後、
山内氏が国主として入国してより更に一町五反余の田地を寄附され、
寺院の運営も全て藩営とされ中老格をもって遇され隆盛を極めておりました。

しかし明治の改革に遭い地領は一旦政府に没収、
亦は小作農民に払い下げとなり寺は廃寺とされました。

荒廃にまかすこと約十数年明治16年ようやく寺名復興を許され、
今日に至ったのでありますが、寺域は極度に狭められ昔日の面影はなく、
只本堂が地蔵堂としてのこり御殿と申された庫裏の一角が、
当時小学校として残っておりました。

現在、小学校は移転され、大師堂は昭和38年、
本堂は昭和50年に新築されたものです。


【山門】



【参道】


奥に見える石段を見て絶句。

結構きつい石段なのが遠くからでも分かります。(^^;


【大師堂】






参道横に大師堂と納経所があります。

まずは本堂に参拝してから後で参拝しました。

ありがたや ありがたや。


【石段】


125段あるとか。

これが運動不足の身にはかなり堪える。(^^;


【稲荷大明神】



【鐘楼門】


ハァハァしながら到着。




振り返るとこんな感じ。

足腰が悪い方々には優しく無い石段でした。(^^;


【宝篋印塔・石仏】




かなり風化していてお顔の判別不能。


【石段】


トドメの石段。(^^;


【本堂】



【風景】



【鐘楼】



【御朱印】

最御崎寺(2019年5月2日参拝)

2019年10月12日 | 四国八十八ヶ所霊場
憧れの御厨人窟の次はお遍路札所の最御崎寺へ。

最御崎寺は室戸岬灯台近くにあるだけあって、
意外と山を登って行きます。

歩きお遍路だとしんどいでしょうね。

数十台停めれる無料駐車場はゴールデンウイークだけあって一杯。
1台分空いていた駐車場に停めれてラッキー。

どちらかと言うと、
お寺より灯台を見に来た観光客が多い感じ。

ちなみに最御崎寺と書いて「ほつみさきじ」と読みます。
みさきは読めても最を「ほつ」とは読めませんよね。(^^;



所在地:高知県室戸市室戸岬町4058-1
宗派:真言宗豊山派
御本尊:虚空蔵菩薩
創建:(伝)大同2年(807)
開基:弘法大師
勅願:(伝)嵯峨天皇


【縁起】
延暦11年(792)弘法大師19歳の頃、
空と海が一体となり襲いかかる洞窟の樹下で、
藤衣を被って風雨を凌ぎ、虚空蔵求聞持法の修法に励んでいた。

大同2年(802)唐から帰朝した翌年に、
大師は勅命をうけて再び室戸岬を訪ねている。
虚空蔵求聞持法を成就したこの地に、
本尊とする虚空蔵菩薩像を彫造して本堂を建立。

嵯峨天皇を始め歴代天皇の尊信が厚く、
足利幕府の時代には土佐の安国寺となり、
戦国・江戸時代には武将、藩主等の寄進により寺運は隆盛した。

当時は真言密教の道場とされ女人禁制の寺であった。
往時、女性の遍路は遙か室戸岬の先端から拝んだといわれるが、
明治5年に解禁されている。

室戸岬では東西に対峙している26番札所金剛頂寺が西寺と呼ばれ、
最御崎寺は東寺とも呼ばれており、納経帳等の寺名には東寺と記されている。

修行の道場とされる土佐最初の霊場である。


【石段】


いきなり結構ハードな石段がお出迎え。

ハァハァ・・・と思ったが、こっちは宿坊行きの石段で、
お寺には横のなだらかな坂道を歩いて行きます。


【参道】




これが結構長い。

はぁ、しんど。(^^;


【山門】




立派な山門です。

この山門を見るだけで格の高さと隆盛を誇ってきていたのかが、
はっきりと分かりますね。


【仁王像】





【修行大師】



【鐘石】





【岩見重太郎・薄田隼人の塚】





【石仏】



【境内】


広い境内ですね。


【大僧正島田信保像】


最御崎寺第三十三世住職。

眼鏡をかけてるのが現代人らしいですね。(笑)


【土俵】



【十一面観音菩薩】



【大師堂】





【鐘楼堂】







【修行大師】



【虚空蔵菩薩】



【多宝塔】





【本堂】




ようやく本堂に到着。

早速打ちました。(^^


【十三重石塔】



【鐘楼】



【霊宝殿】



【一畑薬師奉安殿】



【御朱印】


最御崎寺の参拝終了。

山門から徒歩数分の室戸岬灯台を見に行きましょう。


【中岡慎太郎像】





【室戸岬】




まさに雄大。

来て良かった。(^^


【灯台】





【恋人の聖地】


(* ̄- ̄)ふ~ん

オッサンには関係無いね。(泣)

御厨人窟・神明窟<五社神社>(2019年5月2日参拝)

2019年10月10日 | 四国八十八ヶ所霊場
明星来影寺の近くに本日のメインである御厨人窟がある。

御厨人窟神明窟とは弘法大師が修行し、
悟りを開いたとされる洞窟です。

ここは以前からどうしても訪れたい場所で、
今回訪れることが出来て本当に嬉しい。

駐車場は洞窟の前に10台以上は停めれますが、
さすがにゴールデンウイークだと参拝客が多く、
何とか停めれました。



所在地:高知県室戸市室戸岬町
御祭神:大国主命(御厨人窟)、大日孁貴(神明宮)
札所:四国八十八ヵ所霊場番外


【縁起】
向かって右側が明神窟、そして左側が御厨人窟と呼ばれる。
御厨人窟は平安時代初期、当時青年であった弘法大師が、
この洞窟に居住したと伝えられている。

この洞窟から見える風景は空と海のみで、
ここから空海の法名を得たとされる。

また、神明窟で難行を積んだと伝えられ、
その最中に明星が口に飛び込み、
この時に悟りが開けたと伝えられている。

海蝕の進行による落石が頻繁化した為に、
参拝者の安全の担保が不可能となったことを理由に、
神明窟は2012年10月より、御厨人窟は2015年11月より、
それぞれ立ち入り禁止となり封鎖された。

現在はヘルメット着用を条件に内部への立ち入りが、
令和元年(2019)4月26日解禁された。


【遠景】



【神明窟】


洞窟は3つあって御厨人窟は人が多かったので、
まずは右手にある神明窟に入る。

入口には落石から守る為に屋根が設置されていました。

一週間前に洞窟内に入れるようになって良かったよ。(^^


【案内板】


御祭神大日孁貴と書かれている。

弘法大師修行の場所なんでお寺関係と思われがちですが、
実はここは神社なんです。


【鳥居】





【神明窟】



【本殿】





【石碑】


昭和41年(1965)建立されたもので、
文字は東寺(ひがしでら)と呼ばれる最御崎寺第三十三世島田信保住職の書。


【御厨人窟】


続いてお目当ての御厨人窟に入ります。

御厨人窟と書いて「みくろど」と読みますが、
全く読めねーYO!




神明窟より奥は深い。


【案内板】


五社神社。


【地蔵尊】



【本殿】




五社神社だけあって社が五つあるような。

御祭神は大国主命だけなのかな。

こちらは凄く厳かな雰囲気です。

さすがに悟ったり開眼することは出来ませんでしたが。(笑)


洞窟から振り返ると空海の名前の元となった空と海が見えるが、
この日はさすがに人と車が多くて写真は撮れなかったよ。


【洞窟】




こちらが第三の洞窟。

何が祀られているか不明。


【御朱印】


売店でいただきました。

ネット情報では最御崎寺でもいただけるそうですが、
未確認です。


御厨人窟はやはり訪れて良かった。

何回も訪れたいと思える御厨人窟であった。

室戸岬 ビシャゴ岩・行水の池(2019年5月2日)

2019年10月08日 | 旅行・その他


やっぱり室戸岬まで車だとかなり遠いなぁ。(^^;

先ほど参拝した明星来影寺があるのはマップの右上。

お寺の前にビシャゴ岩と弘法大師行水の池があるので、
気分転換がてら観光らしいことをしてみる。

車は明星来影寺の無料駐車場に停めても問題無いと思います。
寺守のおばちゃんも何も言わないはず。

まぁ、おばちゃんがいる売店で何か買ってあげればよろしいかと。


所在地:高知県室戸市室戸岬町
指定:室戸阿南海岸国定公園


【風景】




荒々しい岩がゴロゴロあります。


【石標】



【風景】






本当に男らしい海岸です。
まさに豪快。




山も荒々しくていい。(^^


【行水の池】







【小石があけた穴】







【エボシ岩】


右奥に見えるのがエボシ岩です。

あそこまで遊歩道を歩く体力と気力と時間が無いので回避。(^^;


【ビシャゴ岩】



明星来影寺(2019年5月2日参拝)

2019年10月07日 | 仏閣
明徳寺から室戸岬方面に向かって国道55号線を約32キロ走る。
海をひたすら見ながら快適なドライブ。

室戸岬までもうちょっとという場所にお目当てのお寺があります。

それが明星来影寺というお寺です。

高さ21メートルの室戸青年大師像がシンボルとなっています。

無料の大型駐車場に停めていざ参拝開始。


所在地:高知県室戸市室戸岬町3903
宗派:真言宗豊山派
御本尊:弘法大師
創建:昭和59年(1984)
開山:小松原賢譽僧正


【縁起】



【遠景】


一際大きな巨像が見えます。


【室戸青年大師像】


最初、お顔を見た時は弘法大師に見えませんでした。

キツい目つきで弘法大師のイメージと違ったので。(^^;


【仁王像】


ド派手な仁王像がお出迎え。

山門はありませんが、
お寺側は露座山門としていました。

てっきり拝観無料かと思ってたら、
売店のおばちゃんが出てきて拝観料をしっかり取られました。(笑)


【石段】



【風景】


雄大な太平洋と下に売店が見えます。


【護摩堂】


不動明王が祀られていますが、
残念ながら閉まっていました。


【遍照閣】



【室戸青年大師像】




やっぱりでかい。

牛久や鎌倉、小豆島等のお寺には巨大な立像が存在していますが、
だいたい仏様で弘法大師は意外と少ない。

高さは21メートルあるらしい。




後ろ姿が凛々しい。

足元まで行けるので行ってみましょう。

こちらが御本尊です。

露座の御本尊はとても珍しい。
他に知らないですね。


【涅槃像】


うお、さっきまで見えなかった黄金の涅槃像が。




良い表情してるわ。(^^




弘法大師とのコラボ。




カッコいい。

海に向かって立っている弘法大師がたまらない。




股抜きショット。








足元にはお遍路札所の場所が表示されていました。


【ブロンズ浮彫り】



【鎮守社】



【遍照閣】



【胎内めぐり入口】


室戸青年大師像の基壇には胎内めぐりがあるらしい。






胎蔵界曼荼羅や奉納された弘法大師像が安置されていて、
幽玄な雰囲気でした。

一般的な真っ暗な胎内めぐりと違います。




お遍路のお砂踏み場もありました。


【利剣大師】


利剣大師とは青年であった弘法大師が、
室戸埼にて修行する中、目の前に現れた悪霊を利剣によって、
退治した時の大師の雄型を顕わしたもの。

金剛頂寺の護摩堂に奉安されているものを模写したのが、
こちらの利剣大師像です。


【大師御手形】


金剛頂寺の寺宝を模写したもの。


【よさこいお馬塚】





【御朱印】


売店で書置きをいただきました。

B4サイズで薄い和紙の御朱印ですが、
どこにも貼れない。(^^;

明徳寺<東洋大師>(2019年5月2日参拝)

2019年10月05日 | 四国八十八ヶ所霊場
野根八幡宮からすぐ近くの明徳寺に到着。

通称東洋大師と呼ばれるお遍路の番外札所です。

車は門前に無料で停めれました。


所在地:高知県安芸郡東洋町大字野根丙2246
宗派:真言宗豊山派
御本尊:弘法大師
創建年:伝・平安時代前期
開基:伝・弘法大師
札所:四国八十八箇所霊場番外


【石段】



【山門】



【本堂】




早速本堂でお参り。


【御本尊】


ありがたや ありがたや。


【観音堂】



【修行大師】



【通夜堂】




通夜堂は歩きお遍路さんが無料で泊まれるそうです。


【弘法の瀧】





【御堂】


上まで行けなかったので詳細は不明。

大師堂だろうか。

でも、お寺の御本尊が弘法大師だから、
大師堂は不要だよなぁ。


御朱印はご不在でいただけませんでした。

野根八幡宮(2019年5月2日参拝)

2019年10月04日 | 神社
鯖大師からひたすら国道55号線を走る。

ゴールデンウイークなのに車はガラガラで、
快適に走れるのが嬉しい。(^^


【那佐湾】




水がめちゃくちゃ綺麗で思わず車を停めて休憩。

ここの水の美しさに比べ、
大阪の海の汚らしさって。(萎)

そう思いながら走っていると海の駅を発見。

腹が減ったので何か軽く食おう。


【モーニング】


やっぱり海岸の前にある店なんで新鮮な魚がズラリ。

しかもめちゃくちゃ安い。

こんな値段で売って儲かるの?って思うほど。

しかし、さすがに生の魚を買う訳にもいかず、
結局、びんちょう鮪とおにぎり。

このびんちょう鮪が抜群に旨かった。(^^


【白浜海岸】


海の家の前にある海岸。

ここ、ちょっと前にテレビで映っていたのを思いだした。

さて、明徳寺に急ぎますか。


【参道】


もうすぐ明徳寺に到着というところで神社発見。

とりあえず行ってみますか。


所在地:高知県安芸郡東洋町大字野根丁
御祭神:応神天皇
創建:鎌倉時代
社格:郷社


【由緒】
野根八幡宮は九州宇佐八幡宮の分社で、
御祭神は応神天皇である。

鎌倉時代に野根宗惟氏の創建と伝えられている。

社格は旧郷社で野根全体の氏神である。

明治6年(1873)による火災により、
本殿拝殿古記録全てが焼失、翌年再建。

10月第1日曜日に御輿渡し、流鏑馬、祝宴等、
縮小された形であるが現在も行われている。


【狛犬】



【手水舎】



【鳥居】



【拝殿】


一瞬、蔵かと思ったが、
こんな場所に普通は蔵を配置しない。

拝殿なんでしょう。


【本殿】





【境内社】







【鳥居】



何とも地味な神社であるが、
大祭の時は流鏑馬神事があります。

あんまり迫力は無いけど。(^^;




御朱印は無いと思われます。