Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

東福寺 光明宝殿(2019年3月16日拝観)

2019年03月31日 | 仏閣


東福寺の三門の次は東福寺の文化財収蔵施設で、
東福寺及び塔頭寺院の文化財を収蔵している光明宝殿へ。

通常は非公開で3月18日まで特別拝観しています。

こちらを拝観する最大の理由は、
運慶作と伝わる金剛力士が安置されているからです。

以前から写真では運慶作は間違い無いと思ってましたが、
実際に目で見て確かめたかったのです。



所在地:京都府京都市東山区本町15-778
宗派:臨済宗東福寺派
創建:昭和56年(1981)


【摩耶紅梅】


遅咲きの梅でピンク色の花びらが美しい。

わざわざ摩耶紅梅を植えてるというのは、
摩耶夫人を偲んでいるからなんだろう。


【甘酒】


御接待であったかい甘酒をいただいた。

冷えた身体に沁み渡る甘酒の温もり。

生き返りましたよ。(^^


【拝観入口】


ここから先は全て撮影不可。

光明宝殿は二つの部屋に別れており、
まず右手に入ると金碧障壁画等の絵画が展示されていました。

拝観者が非常に多く全くゆっくり見る事が出来ないし、
部屋が狭いのであの大きな障壁画を見るには不適格ですね。


【柳松遊禽図】


渡辺了慶筆。

画像はネットで拾ったもの。


【桜梅遊禽図】


渡辺了慶筆。

狩野派は私の専門ですが、
正直、この作品達は余り好きではありません。

3分程の滞在で隣りの部屋へ移動。


【阿弥陀如来】


京都五山第五位であった万寿寺の阿弥陀如来。

重要文化財。

丈六の大きさで最初に見た瞬間、
うぉ!っと驚くこと間違い無し。


【金剛力士】






こちらが万寿寺伝来の運慶作と伝わる金剛力士です。

これは素晴らしい。

高さ約2メートルぐらいの大きさですが、
その筋骨隆々の肉体美と恐ろしい表情の表現力は、
まさに運慶と言ってもいい。

いや、ここで断言しよう。

あれは間違い無く運慶作です。

それと高さ約3.4メートルある二天像が、
左右の隅に安置されています。

こちらは慶派とは全く違った造りですが、
荒々しくまさに金剛力士といった風貌でした。

その他に僧形坐像、地蔵菩薩、傅大士等が安置されていました。

これにて光明宝殿の拝観終了。

障壁画はさておき、
仏像の部屋で過ごした時間は至福の時でした。

あれほどの仏像は常時拝観して、
いつでも拝めるようにして欲しい。

東福寺涅槃会・三門(2019年3月16日特別拝観)

2019年03月30日 | 仏閣
今日は涅槃会が行われる紅葉の名所東福寺へ。

普段は本堂に入堂は出来ませんが、
毎年三月半ばの三日間の涅槃会の時は入れます。

4年前に初めて入った時の感動は今も残っているぐらい、
強く印象に残っているので、今回も楽しみです。


<2015年3月14日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/4bca1d7fefe9c67903b04f8603bafd89


所在地:京都府京都市東山区本町十五丁目778番地
宗派:臨済宗東福寺派
御本尊:釈迦如来
創建:嘉禎2年(1236)
開基:九条道家
開山:円爾弁円


【月下門】


東福寺は凄い伽藍が多過ぎて、
観光客の皆さんはこの月下門はほとんど注目していませんが、
とても気品のある門です。

普通の本山クラスのお寺なら、
この月下門はもっと注目されていることでしょう。


【臥雲橋】






何度東福寺に訪れても、例え紅葉が無く寂しくても、
この橋から撮影はしちゃうよね。


【通天橋】


やはり紅葉の最盛期とは大違い。

人の心を楽しませてくれる桜と紅葉は偉大です。


【本堂】


仏殿兼法堂の本堂は昭和9年(1934)に再建されたもので、
昭和の木造建築では最大を誇ります。

早速本堂に入りました。


毎年、涅槃会の時に限り京都三大涅槃図の一つ、
大涅槃図が掛けられていますが、数年程修復に入りましたので、
代わりに呉道子の八相涅槃図が展示されていました。


【八相涅槃図】


堂内は撮影禁止でしたので画像はネットで拾ったものです。






重要文化財。

僧侶が説明をされていました。


【蒼龍図】


釈迦三尊を拝んでから天井を見ると見事な蒼龍図が。

龍の天井画の最高傑作は個人的に妙心寺の雲龍図と思っていますが、
東福寺の蒼龍図もなかなか見事なもので、
心を揺さぶられます。


【大仏左手】


八相涅槃図や蒼龍図より一番見たかったのがこれです。

明治14年(1881)の火災で本堂が焼け、
左手だけが何とか僧侶達によって焼失を免れたもの。

本来なら一番重要な頭部を残したかっただろうね。


【三門】




国宝。




拝観料を支払い急な階段を登ります。

国内で最大規模の三門なので、
高さと横幅が凄くて登ると高く感じます。


【内陣】




こちらも撮影不可ですので画像はネットで拾ったものです。

宝冠釈迦如来像や十六羅漢を安置する楼上内陣は寒いけど、
とても厳かな雰囲気。

仏教とは何ぞや、という問いに対して、
少しは分かったかのような気にさせてくれる素晴らしい空間でした。

興正寺(2019年3月2日参拝)

2019年03月28日 | 東海三十六不動尊
鶴舞線赤池駅から名古屋方面へ5駅進み、
興正寺がある八事駅に到着。

こちらは約4年8ヶ月振りの参拝となりますが、
前回は縁日でとても楽しかった思い出があります。

今回は前回と違って静かなお寺を楽しみたいと思う。


<2014年6月21日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625/e/2434e8ec237d0f54c3206356eee4de7c



所在地:愛知県名古屋市昭和区八事本町78
宗派:真言宗
御本尊:大日如来
創建年:貞享3年(1686)
開基:天瑞圓照
札所:知多四国八十八ヶ所霊場、名古屋二十一大師霊場、東海三十六不動尊、なごや七福神


【東山門】



【大日如来】


八事駅から歩くと大日如来がお出迎え。

前回参拝時には無かったね。


【境内】




駅から数分の場所にあるのでとても助かるわ~。(^^

ちなみに駐車場は有料でした。


【参道】



【中門】


2016年には中門の前に総門が完成予定と聞いていたが、
造られていませんでしたね。


【五重塔】


名古屋にも渋い五重塔があります。

文化5年(1808)に建立された重要文化財で、
東海三県唯一の木造の五重塔。

てか、五重塔の前に大仏が露座してる。

いつの間にこんな立派な大仏さんが出来たんや。


【釈迦牟尼大仏】








しかし、五重塔の前でしかも露座とかええんか。

立派なお堂を造って安置した方が有難味があると思うのだが。


【西山本堂】


早速本堂にお参り。


【内陣】








拝み応えありです。

しかし、知らないおっちゃんが五体投地で拝んでいた。

仏教において最も丁寧な礼拝方法の一つで、
仏様への絶対的な帰依を表現しているとはいえ、
そこまで帰依していない私からすれば、少し引くわ。(^^;


【普門園】



【五重塔】



【修行大師】



【エレベーター】




大寺らしくエレベーター完備。


【石仏】





【圓照堂】


登りはエレベーターを使用。(^^


【石段】





【宝篋印塔】



【能満堂】



【圓照堂】





【観音菩薩】



【庭園】



【大日堂】


大きな墓地の中を歩き総本尊が祀られている大日堂へ。

前回と変わらず寂しい雰囲気です。






元禄10年(1697)尾張徳川家二代藩主光友公が、
母の供養の為に鋳造させた高さ約3.3メートルの大日如来像。

こちらが総本尊です。


【鎮守社】



【豊竹呂昇石碑】






明治から大正にかけて女義太夫の頂点にいた女義太夫師。

全く知らんかったわ。


【弘法堂】





【奥之院道】



【西国三十三観音像】



【不動護摩堂】



【境内案内図】



【不動明王】



【地蔵菩薩】



【東山本堂】


絶賛工事中。


【石段】


これにて興正寺の参拝終了。

長い石段の先にある観音堂は今回も華麗にスルー。

次回参拝した時に必ずや。


【御朱印】


300冊限定の御朱印帳が売っていましたけど、
買うのは止めました。

アホみたいに気に入ったら何でもかんでも買うのは卒業。

私も大人の階段を登っているようです。(笑)


【札幌かに本家】




興正寺近くにあるお店。

道頓堀かに道楽のパクリですね、分かります。(苦笑)


【味噌煮込みうどん】


本当は行きたかった矢場とんは時間の都合上諦め、
名古屋駅地下街にある山本屋へ。

本店に比べ煮込みが足らん気がしたけど美味かったです。

ただ、名古屋コーチン入りにしたけど、
名古屋コーチンで無くても味的には問題無いと思う。

むしろ値段が高くなるだけだし。(^^;

霊鷲院(2019年3月2日参拝)

2019年03月27日 | 仏閣


今日は倉木麻衣20周年YEAR第一弾となる両A面シングル、
「きみと恋のままで終われない いつも夢のままじゃいられない/薔薇色の人生」の
リリイベがある愛知県の日進市へ。

日進市って全く知らないので一体何処やねん、
めっちゃ遠いのかと思っていると、
名古屋駅から地下鉄を乗り継いで40分で最寄の赤池駅に到着。

まぁまぁ近いので助かったよ。

1時間半並んで整理券を確保し早めの昼食。

愛知県に来たら必ず食べるのが、
私が愛するひつまぶしです。

鶴舞線赤池駅から4つ名古屋よりの塩釜口駅にある、
名店まるやで食べることにした。

まるやは蓬莱軒に匹敵する美味さなので、
今回で三回目となります。


【まるや本店】


マンションの1階にお店はあります。


【上ひつまぶし】




今日も最高に美味かった。(^^

3700円もするけど毎週食いたいわ。(笑)

腹を満たし赤池駅に戻りリリイベ参加。

リリイベの模様はここでは割愛し、
赤池駅近くにある霊鷲院というお寺へ。


所在地:愛知県日進市赤池町中島114
宗派:曹洞宗
御本尊:釈迦如来
創建:不明
開基:微笑尼


【門柱】


こちらには大型の無料駐車場がありました。


【梅】




少しづつ春が近づいてきていますね。


【山門】




ちょっと変わった山門です。


【仁王像】




表から山門を見るといないと思っていたら、
裏側にいました。


【本堂】




およそ曹洞宗のお寺とは思えない近代的な本堂ですね。

嬉しいことに本堂の内陣に入れるようです。


【内陣】



【天蓋】



【御本尊】




曹洞宗らしい御本尊様です。


【観音像】



【びんずるさん】



【厨子】




これらの中の厨子かどうか分かりませんが、
霊鷲院には円空仏が安置されているようです。

「東海・旅の足跡2」様のブログに円空仏の写真が見れますので、
ご興味がある方はどうぞ。

http://tabinoashiato.blogspot.com/2015/11/vol1141.html


【達磨大和尚】



【修理菩薩】



【本堂】


本堂の裏手には収蔵庫か位牌堂があるようですね。


【愚痴聞き地蔵尊】




仕事だと一杯愚痴があるけど、
今日は全く愚痴がありません。(笑)


【赤池天神】



【白山水神】



【十三重石塔】



御朱印はありますが、
御不在でいただけませんでした。

大津神社(2019年2月24日参拝)

2019年03月26日 | 神社
先ほど参拝した山本薬師堂が本日最後の参拝でしたが、
中国道に乗る為に175号線を走っていると、
道路沿いに大津神社という神社を発見。

16時半を過ぎてるしスルーしようかと思ったけど、
津萬の厄神さんという看板を見たので参拝することにした。

ちょっとでも厄を落としたかったので。


所在地:兵庫県西脇市嶋239
御祭神:大津乃命
配祀神:品陀別命、気長足姫命
創建:不明
社格:式内社


【由緒】



【鳥居】



【境内配置図】


駐車場は無いかと思ったけど、
鳥居横から入って社務所前に停めれました。


【随神門】


境内の雰囲気はいかにも地域に根差したものだと感じますね。


【鯉】



【拝殿】







【狛犬】



【幣殿・本殿】



【本殿】



【太鼓舎】



【東照宮社】



【稲荷社】



【祇園神社】



【御神馬】



【舞殿】



【蔵】



【社務所】



【儀式殿】



御朱印はあるようですが、
時間も遅いし御不在でいただけませんでした。

これにて本日の参拝終了。

アクシデントはあったが充実した一日であった。

山本薬師堂(2019年2月24日参拝)

2019年03月25日 | 仏閣


黒田城跡に鎮座する清綱稲荷神社を見ながら、
西脇市から丹波市に戻り、
本日最後の参拝となるの山本薬師堂へ。

〇寺とか〇院という名前が付いていなくて、
山本という地区の単なる薬師堂というお堂です。

しかし、この薬師堂は私の大好物のお堂なんですよね。

ずっと以前から見たいと思っていたので楽しみです。


所在地:兵庫県丹波市山南町山本628
御本尊:薬師如来
創建:不明



【縁起】


どうやらかつてあった野瀬倉山仏光寺の薬師如来堂が、
現在、残っているのがこの薬師堂なんでしょうね。


【里山】


とても長閑な里山の奥に薬師堂があります。

専用の駐車場はありませんので、
車は開いてるスペースに停めました。




見えてきました。

近くには一軒の民家があります。


【薬師堂】


これこれ、
この茅葺屋根が私の大好物です。

思わず走るように近づいて行ったよ。(^^






ふぅ。

この渋さがたまりません。

この里山に茅葺屋根のお堂の調和は見事とした言いようがない。

これぞ日本の原風景を見た気がします。(^^


【内陣】


中央の須弥壇に御本尊の薬師如来が祀られていると思われるが、
面白いのが上部に吊るされた石です。

結構大きい石が吊るされている風習は珍しい。

左右には盧舎那仏、弘法大師、閻魔大王、十王が祀られていました。


【地蔵堂】





【祈願石】


こちらにも穴が開いた石に針金で吊るされていました。

これは耳の病気の祈願の為に奉納されたモノだそうです。

日本の風習も面白いものがありますね。


【御堂】






観音様と僧形坐像が安置されていました。


【薬師堂】






これにて山本薬師堂の参拝終了。

また癒されに訪れたいと思う。

清綱稲荷神社・黒田城跡(2019年2月24日参拝)

2019年03月23日 | 神社


荘厳寺に行く途中は田園風景が広がり、
手前の小高い山の左手に赤い鳥居が見える。

何の変哲も無い小山には神社が鎮座していますが、
ここはただの小山ではありません。

戦国時代には黒田城の出城があったという城山。

そんな場所に神社があると知ったからには、
参拝はMUSTでございます。(^^



所在地:兵庫県西脇市黒田庄黒田字城山
御祭神:宇迦之御魂大神
創建:創建
由緒:不明


【鳥居】


車は鳥居横のスペースに停める事が出来ました。


【境内社】


鳥居横に鎮座する境内社。

御祭神は不明です。


【鳥居】




最初からなかなか急な石段を登って行く。

どれぐらいの距離だろうか。




運動不足には結構しんどい。

寒いので帰りたくなった。(^^;




振り返るとこんな感じ。


【参道】




すぐに楽な道になった。(^^


【鳥居】




意外と鳥居が多いな。

社殿が見えてきました。


【境内】


下から僅か3分で到着。

近くて何より。(^^

しかし、何とも寂しい雰囲気。

ここに黒田城の出城があったとは信じられないほど。

城の遺構は何も無さそうです。


【鳥居・拝殿】



【狛狐】



【本殿】


何故、ここに稲荷神社が祀られるようになったのかは不明です。


【キャラクター】



【案内板】





【風景】


黒田官兵衛生誕の地とされる姥が懐も見えます。

しかし、生誕地は姫路市も主張しており、
実際の生誕地はよく分かっていないそうです。


【鳥居】


登ってきた石段とは反対側にも鳥居がありました。

この先は山頂に続く登山道があり、
山頂には見張り櫓跡があるそうです。

下から続く林道というか登山道が見えていたのですが、
ここまでなら車で来れそうでしたね。

さて、寒いので下山しよう。


【風景】


長閑な風景で癒されます。(^^


言わずもがなですが、
御朱印はございません。

荘厳寺(2019年2月24日参拝)

2019年03月22日 | 仏閣
慧日寺の次は丹波市の隣りの西脇市黒田庄町に移動。

黒田庄町は大河ドラマの主役になった黒田官兵衛所縁の地で、
そこに荘厳寺という古刹があります。

ここは前から参拝したかったが、
参拝ルートの都合上、いつも時間切れで参拝出来ていませんでした。

さすがに今回は参拝したいと思ったので、
丹波の寺社巡りを一旦止めて、西脇市の荘厳寺に来た訳です。




それにしても長閑過ぎ。(^^

たまにこういう場所に来ると心が癒されますね。



所在地:兵庫県西脇市黒田庄町黒田1589
宗派:高野山真言宗
御本尊:十一面観世音菩薩
創建:白雉3年(652)
開基:法道仙人



【縁起】



【公園】


お寺に無料駐車場前の公園。


【山門】




高い石垣によって威容を感じさせる造りになっています。




いざいかん。


【玄関】


平成の大修理をしているらしく、
まだ新しいですね。


【枯山水庭園】




ここは禅寺か?と思うような庭園です。

まぁ、金剛峯寺


【持仏堂】


この時はこちらが本堂と思っていたのは、
ここだけの話。(^^;






嬉しいことに内陣に入れました。

大日如来や不動明王等の諸仏が祀られていました。


【展示室】


庫裏の一室を利用した展示室に、
黒田家略系図が展示されていので拝観することに。

拝観料は200円要です。


【大日如来・不動明王】




こちらにも大日如来と不動明王が祀られていました。


【黒田家略系図】






個人的にこの黒田家略系図に拝観料200円の価値は無いかな。(^^;

大日如来と不動明王には価値ありだと言っておきましょう。


【参道】


荘厳寺には見逃せないものがあります。

それが多宝塔です。

その多宝塔を見るには参道を300メートル程、
歩いて行く必要があります。






これが結構しんどい。

運動不足だと確実にハァハァ…しますよ。(^^;

昔は参道横に僧坊が建ち並んでいたそうです。




歩き難い石段を登ってるとようやく到着。


【鐘楼堂】


こんな場所だと鳴らしたい放題です。(笑)


【辨財天】



【稲荷大明神】



【本堂】


あれが観音堂とも呼ばれる本堂です。






いぶし銀の渋さ。

慶長16年(1611)に再建されたもの。

堂内には宮殿があり、その中に御本尊が祀られています。


【地蔵菩薩】



【多宝塔】


絶賛工事中。






足場が組まれているとはいえ、
ブルーシートで囲われていないので、
優美な姿が見れました。




多宝塔には釈迦如来が祀られていますが非公開です。

正徳5年(1715)に建立されたもの。

多宝塔の周りは紅葉が美しいらしく、
秋に訪れたいと思う。


【三社八幡宮】


鎮守社。


【参道】


帰りはもう一つの参道というか林道を歩く。

どうやらこっちだと車で来れますね。

多宝塔の下に停めれるスペースがあるし。


【御朱印】


御不在でしたので書置きをいただきました。

慧日寺(2019年2月24日参拝)

2019年03月21日 | 丹波古刹十五ヶ寺霊場
丹波の神社仏閣は魅力ある所が一杯だなぁと思いながら、
私の大好物の檜皮葺と茅葺屋根の社殿がある慧日寺へ。

長閑な地域にあるお寺なので、
ヒメボタルが7月になると飛んでいるそうです。

慧日寺と書いて「えにちじ」と読みます。


所在地:兵庫県丹波市山南町太田127-1
宗派:臨済宗
御本尊:釈迦牟尼
創建:永和元年(1375)
開基:細川頼之
開山:特峯禅師
札所:丹波古刹十五ヶ寺霊場



【縁起】



【無料駐車場】


まぁ、広場みたいなもんですね。(笑)


【橋】




屋根付きです。


【参道】



【宝篋印塔】


かなり古いモノのようです。


【八百姫髪塚】


八戸藩主・南部信順の娘で垂水島津家の島津貴敦の正室。

福井の空印寺に参拝した時に初めて知ったのですが、
八百姫とは人魚の肉を食べて不老不死になった八百比丘尼のこと。

こちらに彼女の髪が埋められているようですね。

何故ここにあるかというと、
中興の祖・別心和尚の元を訪れ教えを請い、数年後に亡くなり、
若き日に剃髪した髪を埋めたと言われています。


【休憩所】


ログハウス風でシャレてますね。


【山門】


華美では無い禅寺らしい山門です。


【仏殿】




渋い、実に渋い。

京都市内の大本山のお寺にあっても不思議では無い、
見事な仏殿です。

寺社の社殿好きにはたまりませんね。

この仏殿は拝観料が必要ですが、
内陣に入ることが出来ます。

しかし、お寺の方が御不在で拝観叶わず。(泣)

ここはさすがに御不在は無いだろうと油断してました。

この無念は紅葉の時期に晴らしたいと思います。


【千体地蔵堂】


仏殿の左側にあるお堂です。

こちらは中に入れました。








入った瞬間、うおっと驚くこと間違い無し。


【方丈】




これこれ、この茅葺屋根がたまりませんね。

この渋さが私の心に響いて感動を与えてくれる。

ただ、こちらも方丈内を見ることは出来ませんでした。


【庫裏】



【鐘楼堂】


檜皮葺の屋根が美しい。

明治元年(1867)に建立されたもの。


【境内】



【経蔵】



【廻廊橋】



【光付け】


土台の自然石の凹凸に合わせて柱の底を削り、
ピッタリと合致させる日本が誇る技法です。

石の上に柱を乗せるのは地面からの湿気を柱に吸わせない為です。


【庭園】


方丈の裏手に庭園があり、
鎮守社が祀られていました。


【涅槃堂】



【方丈】



【玄関】


玄関は開いているのに御不在。

書置きの御朱印でも置いてくれたら良かったのに。(^^;

ちなみに御朱印は見本を見る限り三体ありました。


次回の参拝は必ず仏殿が拝観が出来る時にします。

常勝寺(2019年2月24日参拝)

2019年03月18日 | 丹波古刹十五ヶ寺霊場
狭宮神社の次は古刹の常勝寺というお寺へ。

丹波は古刹や古社の宝庫で、
常勝寺は丹波古刹十五ヶ寺霊場の札所であります。

お寺の無料駐車場を降りて参道の石段を見た瞬間、
余りの凄い石段に軽く絶望し、帰ろうと思った程。(^^;

こちらを参拝する方はある程度覚悟が必要ですよ。(笑)


所在地:兵庫県丹波市山南町谷川2630
宗派:天台宗
御本尊:千手観世音菩薩
創建:大化年間(645-650)
開山:伝・法道仙人
札所:丹波古刹十五ヶ寺霊場、新丹波七福神霊場


【縁起】



【風景】


石段に入った場所から下に向けて撮影したもの。

駐車場からだと少し石段をショートカット出来るます。(^^

それにしても長閑な風景ですね。

これが丹波の魅力の一つですよ。


【山門】


予想以上に立派な山門です。

それにしても逆光がつらい。(^^;


【仁王像】




古刹に相応しい色落ち感がたまらない。


【石段】


はぁ、萎えるわ~、この石段。(泣)


【地蔵尊】



【僧形坐像】


木の幹の中をくりぬいて何かが祀られているようだ。




三鈷杵らしきモノを持っていることから、
弘法大師なんだろうか。

しかし、このお寺は天台宗だけど、
伝教大師最澄では無さそうです。


【石仏】




苔生した手作り感満載の石室に、
諸仏が祀られていました。


【石段】


やっと着いたー!と思ったら大間違いでした。(^^;


【庫裏】




どうやら本堂はまだまだ上にあるようだ。


【苔玉】




1個300円、受け皿200円でした。


【庭園】



【御堂】


後で確認しようと思っていたが、疲れていたのか、
すっかり確認するのを忘れていました。




こちらの古ぼけた御堂は近寄り難い雰囲気だったので、
近寄らなかったので詳細不明です。


【石段】


本堂らしき建物が見えてきましたが、
まだまた石段を登らなければなりません。


【御題目石】


何故か日蓮宗の御題目が刻まれた石碑がありました。


【石仏】




石段がしんどくて近くまで行く気にならない。(^^;


【石段】




あー、ようやく到着したようだ。

ふぅ、マジで疲れた。

本堂までの道のりがここまできついと、
観光客は勿論のこと、檀家さんも嫌がるだろうね。(^^;




本堂前から振り返って撮影したもの。

写真ではキツさが伝わらなくて悔しい。(苦笑)


【本堂】






本堂も山門と同様立派なものです。


【内陣】


本堂には秘仏の御本尊が祀られていますが、
フラッシュを焚かない主義なので真っ暗でした。(^^;


「和顔愛語 古寺と古仏を訪ねて」様のブログで、
平成25年に三十三年に一度御開帳される御本尊様と、
薬師堂の薬師如来の写真が見れます。

興味がある方はどうぞ。

http://kyoami.blog.fc2.com/blog-entry-22.html


【寿老人】



【びんずるさん】



【鐘楼堂】







【弁才天】





【境内社】



【観音像】



【宝篋印塔】



【境内社】



【狛犬】



【不動明王】





【石仏】



【御朱印】




二体の書置きをいただきました。

狭宮神社(2019年2月24日参拝)

2019年03月17日 | 神社
続いて狭宮神社という神社へ移動。

今まで知らなかった神社ではありますが、
延喜式内社の古社だそうです。

参拝するのが楽しみ。



所在地:兵庫県丹波市山南町和田1262
御祭神:若沙那売命
配祀神:誉田和気命
創建:延長5年(927)
社格:延喜式内社、村社、神饌幣帛料供進社



【由緒】


当神社は平安時代中期、延喜式内社に列格した丹波有数の古社であります。

御祭神の若沙那売命は若々しく成長する御神徳で、健康長寿、不老長寿を始め、
安産、交通安全、命の守護神として広く崇敬されています。

また、相殿の八幡様は厄除け大神で有名です。

御本殿は江戸中期(1758)の再建で、
入母屋造檜皮葺きの誠に巧みで優美な古社にふさわしい建築となっており、
特に本殿の彫刻は江戸期に職人の間で彫聖として語り継がれた中川利兵衛の作品です。

本社周りの境内社の七宮をめぐられる祭に、ごゆっくりご覧下さい。

社殿真向かいには安土桃山より江戸後期に駆けて、
厄除けや雨乞いの祭に奉納された能(丹波猿楽)の舞堂があり、
平成14年5月に能楽が復活しております。


【鳥居】


この鳥居が実にカッコいい。(^^


【ご利益七宮めぐり参拝図】



【参道】


この参道右手に無料駐車場がありました。


【神輿舎】



【社務所】


こちらで珍しくピンポンを押して御朱印をいただきました。

宮司さんがとても優しい良い人でしたね。


【境内】


なかなか良い雰囲気です。


【舞堂】





【境内社】



【本社拝殿】






まずは本社にお参り。

続いてご利益七宮めぐりをします。


【狛犬】



【一の宮・猿田彦神社】


益方除け・鬼門除け・縁結び。


【二の宮・蛭子神社】


商売繁盛・家業繁盛。


【三の宮・稲荷神社】




商売繁盛・家内安全。


【狛狐】



【本殿】



【四の宮・弁財天】


水の恵・水難除け・芸術。


【五の宮・愛宕神社】


火難除け・火の恵・防火。


【カエル】



 
カエルも神様として祀られているようです。(笑)

良縁・子授け・金運上昇・合格・成績成就。


【六の宮・厄除神社】


厄除け・無病息災。


【七の宮・天満宮】


受験合格・スボーツ書道上達。


【御朱印】
 

円通興国禅寺(2019年2月24日参拝)

2019年03月16日 | 氷上郡西国三十三霊場
丹波の寺社巡りは続き、青垣の高源寺、山南の石龕寺と共に、
丹波もみじ三山の一つ円通寺へ。


約3年半振りの参拝となりますが、
前回は紫陽花が咲く緑が豊かでした。


<2015年6月28日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/72e76d91a35b5ca12ff06b8d29a00651



所在地:兵庫県丹波市氷上町御油983
宗派:曹洞宗
御本尊:如意輪観世音菩薩
創建:永徳2年(1382)
開基:足利義満公
開山:英仲芳俊
勅願:後円融天皇
札所:氷上郡西国三十三霊場、郡八十八ヶ所霊場


【縁起】



【御堂】


円通寺から200メートル離れた場所に祀られていました。


【参道】




紫陽花の時期は物凄く緑が豊富でしたが、
冬はここまで葉っぱが無いのか。

殺風景過ぎるわ~。(^^;


【石仏】



【清水地蔵尊】







【参道】



【石仏】



【大杉】



【山門】



【持国天】






山門の左右に二天が祀られています。


【増長天】






眼球が無くて真っ黒。

これは怖いわ。


【参道】




これぞTHE冬のお寺といった風情です。

前回参拝時は本当に緑が溢れていたものですが、
葉っぱが一枚も無いとここまで殺風景なんですね。

桜や紅葉の時期はさぞや素晴らしいことだろうと、
脳内で想像すら出来んかったわ。(^^;

こうまで違うと同じお寺とは思えない程でしたよ。


【五本筋塀】





【境内】


奥に巨大な本堂が見えます。


【鐘楼堂】





【本堂】




本当に立派な本堂です。

この地域最大の木造建築だそうです。


【内陣】




こちらはちゃんと内陣に上がらせてくれるので嬉しいです。


【御本尊】


御本尊は後小松天皇より下されたものと伝えられます。


【開山・達磨像】



【蔵】


本堂の奥にありましたが、
中にあるのが宝物なのか位牌なのか不明。


【諸仏】


薬師如来や地蔵尊等が祀られていました。


【木仏】



【掛軸】




達磨さんかな。


【高僧・獅子像】


これにて本堂の参拝終了。


【境内】



【水琴窟】



【不動明王】





【書院庭園】


前回参拝した時は行かなかった本堂裏側へ。


【石仏】



【タブノキ】





【蔵】



【境内】



【イトザクラ】






脳内で満開にさせようぞ。


【地蔵尊】



【庫裏廊下】



【韋駄天・不動明王・大黒天】



【庫裏玄関】



【御朱印】


相変わらず書置きでした。

粟鹿神社(2019年2月24日参拝)

2019年03月15日 | 一宮
朝来市の大明禅寺を参拝している時に、
デジカメのSDカードの容量が終了。

こんな時にデジカメで撮影出来ないのは痛い。

持っているスマホでも撮影出来んだけど、
どうも画像を縮小すると画質が悪くなるんだよな。

そういう訳で急遽SDカードを買いに、
大型量販店に行くことにした。

しかし、こんな田舎ではそんな量販店も無く、
30数キロ離れたエディオンまで高速道路を使って行くことに。(泣)

なんたる不運。

大幅な時間ロスで参拝しようとした寺社が行けなくなってしまった。(泣)

とりあえずイオン和田山の店内にあるエディオンでSDカードを買って、
一階の飲食店街で昼食。


【但馬牛ステーキ】


これが柔らかくて超絶美味かった。

150グラムで3000円するだけあって、
本当に最高の味でしたよ。(^^

やっぱり但馬牛は美味いなぁ。


さて、SDカードも買って、但馬牛も食ったことだし、
神社仏閣巡り再会です。


近くの高速に乗ろうとすると、
一度参拝した粟鹿神社を発見。

この粟鹿神社は本当に素晴らしい雰囲気の境内で、
とても感動したことを覚えている。

まさかSDカードを買う為に30数キロ離れた地に来たら、
粟鹿神社に出会うとは全くの偶然。

いや、こんな偶然なんて有り得ん。

きっと粟鹿神社の神様が呼んだと思うことにしよう。

今日に限ってSDカードの容量が無くなって、
ツイて無いなぁと思っていたけど、
粟鹿神社に来れたんだからラッキーです。



<2018年4月1日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/051006250510/e/4574d410b69fbf7cd7e2018151bdcc03



所在地:兵庫県朝来市山東町粟鹿2152
御祭神:彦火々出見命、日子坐王、阿米美佐利命
創建:不明
社格:式内社、但馬国一宮、県社


【鳥居】


無料駐車場は鳥居横と社務所の横の二カ所あります。


【参道】


ここの雰囲気も良いんですよね~。(^^


【勅使門】


過去4回のみ開いた渋い勅使門です。

格ありすぎやろ。(^^


【随神門】



【境内】


さすがに良い雰囲気です。


【拝殿】



【狛犬】



【拝殿・本殿】



【境内】



【茗荷神社】



【厳島神社】



【天満宮】



【御朱印】


前回参拝した時は神社用の御朱印帳を忘れるという痛恨のミス。

今回いただけて嬉しいです。(^^

大明禅寺(2019年2月24日参拝)

2019年03月14日 | 神仏霊場巡拝の道
丹波市から一旦離れて朝来市へ移動。

こちらには日本で屈指の貧乏寺と感じさせるお寺があり、
ちょっとでも支援出来たらなと思い、
参拝することにしたのです。

そのお寺が大明禅寺です。

しかし、お寺までの道のりが青垣峠を越えなければならない為、
予想以上に細くてしんどい道を走るハメになってしまった。

これもお寺支援の為、頑張って走りましたよ。



所在地:兵庫県朝来市生野町黒川463
宗派:臨済宗妙心寺派
御本尊:釈迦牟尼仏
創建:正平22年(1367)
開基:山名時熙
開山:月庵和尚


【縁起】



【429号線】


走りやすい427号線から入るとすぐにこんな感じに。

これはヤバい道だと直感した。




1台がやっと通れる道が約7キロも続くからたまらない。

しかも峠道なのでクネクネとした酷道で、
道の横には残雪。

もしこれで雪が積もっていたり凍結していたら、
確実に無事に死亡していたな。(^^;

Uターンが出来ないので停まった事を思ったらゾッとするわ。


まぁ、そんな427号線ですが離合場所が結構あるのと、
対向車が少ないのが救いでした。(^^;




青垣峠を越えると二車線で楽な道になった。(^^






道の横にはまだまだ雪が積もっていました。


【黒川ダム】


少し走って右折し黒川集落に入ると、
目の前に物凄い威容を誇るダムの壁が見えてきた。

黒川ダムは日本最大の揚水式水力発電ダムで、
高さ98メートルあるそうです。

また、山門前には美人の湯の黒川温泉がありました。

泉質がとても良いらしく、
夕方に訪れていたなら入湯していたでしょう。


【山門】


無料の駐車場に車を停めて参拝開始。

渋い古刹という雰囲気が漂ってますね。(^^


【境内】



【聖観世音菩薩】





【宝冠慈母観音菩薩】



【開山堂】


これが貧乏寺を象徴する開山堂です。




屋根は草ボーボーだし穴が開いているしで、
相当傷んでいることが分かります。

見ていて痛々しくなるほどです。

これは堂内に入っていいのか躊躇われますが、
とりあえず入ってみよう。


【内陣】


内陣はいかにも臨済宗のものですが、
天上を見るとこれがまた痛みが激しい。




屋根から光が入っているのが分かります。

水漏れによって痛みが更に酷くなりますわ。


【釈迦三尊像】


御本尊です。

開山堂は本堂も兼ねているようです。


【山名時熙像】


南北朝時代から室町時代の武将、守護大名。

山名宋全の父と言えば分かり易いかな。

床下に遺骨が安置されているとか。


【月庵和尚像】


他に大同寺や円通寺等を開山し、
後小松天皇から正続大祖禅師の諡を賜わった室町時代の高僧。


【志納のお願い】


こんな状態を見せられたら寄付をせざるを得ない。

金額は言えないけど頑張りました。(^^


【開山堂】




開山堂の裏側も相当傷んでいる。

これは本当に深刻な状況ですね。


【鐘楼堂】



【庫裏】


庫裏はそんなに痛みは感じない。


【方丈】


本堂もちょっと痛みが激しいようだ。

前にある雪に阻まれて本堂へは行けませんでした。


【観音堂】




十一面観音菩薩。




三鈷杵を持っていると弘法大師を連想しますが、
この方は月庵和尚なんだろうか。




詳細不明の石仏。


御住職が御不在で御朱印の有無は確認出来ませんでしたが、
ネットで調べる限り無さそうでした。


それにしても開山堂の痛みは酷かったです。

そこそこ大きな墓地があったから、
檀家さんは居るハズなんだけどなぁ。

お布施する檀家さんは居ないのだろうか。。。

常瀧寺(2019年2月24日参拝)

2019年03月13日 | 近畿楽寿観音霊場
謎のお寺である歓学院から1キロ離れた場所にあるのが、
近畿十楽観音霊場の札所である常瀧寺に到着。

しかし、お寺に着いてみると10数台以上の車が停まっていて、
私の車を停めるスペースが無くて焦る。

集落には停める場所が無くて、無念の断念かと思った刹那、
何とか参道前に車を停める事が出来た。(^^

今日はお寺で法要でもあるのかな。



所在地:兵庫県丹波市青垣町大名草481
宗派:高野山真言宗
御本尊:大日如来
創建:養老年間(717-724)
開基:法道仙人
札所:近畿十楽観音霊場

 

【縁起】


開基は法道仙人で養老年間(717-724)に開創された寺です。

七堂伽藍を有する寺であったと伝わり、
明智光秀の丹波攻めにて悉く焼失するまでは、
現在の裏山の中腹にありました。

元々の本尊は不動明王で山岳修験の寺として栄えていたと、
郷土史に記載があります。
 
現在の御本尊大日如来は中興の祖である光覚法印が、
紀州家殿様の側室の病気平癒に功績があったとして、
側室の念持仏を下賜されたもので、江戸時代初期の優美なお姿です。

現在の寺は明治7年(1874)に愛宕山麓に再建されています。


【寺号石標】



【石段】


凄く苔生した石段と石垣がたまらない。(^^


【子育て堂】




子安観音菩薩と地蔵菩薩が祀られていました。


【ぼけ封じ観世音菩薩】




足元にはいつもの爺さん婆さんがいました。(^^




爺さんのミニュチュア像です。


【わらべ地蔵】



【鐘楼堂】



【本堂】


本堂には檀家さん達が集まって総会が行われていました。

どこお寺も同じような問題があると思いますが、
檀家さん減少について住職さんと切実な話をされているようでしたね。(^^;


【うなずき地蔵】





【護摩堂】





【不動明王】



【弁財天】



【倶利伽羅龍王】



【招福干支】


御朱印対応してくれたお婆ちゃんの押し売りで、
買ってしまいました。(笑)

100円だし一生懸命墨書きしてくれたので問題無し。(^^


【御朱印】