Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

ボストン美術館所蔵 THE HEROES 刀剣×浮世絵 其の二(2022年11月19日拝観)

2023年01月31日 | 旅行・その他
続き。

【刀剣】





















































【浮世絵】









【館内】




雰囲気はこんな感じ。


【弁慶】



【刀剣】



【浮世絵】







【守親】









【浮世絵】




























これにてボストン美術館展終了。
浮世絵と刀剣はビッグネームはありませんでしたが楽しめました。

逆にいうとビッグネームが海外に流出してなくて良かったよ。

ボストン美術館所蔵 THE HEROES 刀剣×浮世絵 其の一(2022年11月19日拝観)

2023年01月30日 | 旅行・その他
続いて本日のメインを拝観です。

兵庫県立美術館に到着。
車は美術館の有料駐車場に停めました。


所在地:神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1
期間:2022年9月10日[土]-11月20日[日]
観覧料:一般当日1800円、高校生以下無料


【兵庫県立美術館】


ボストン美術館所蔵 THE HEROES 刀剣×浮世絵が開催されている美術館です。
初めて来ましたけど立派な建物です。

阪神・淡路大震災から文化の復興のシンボルとして、
神戸の東部新都心HAT神戸に開館した美術館。

安藤忠雄の作品模型等を紹介するAndo Gallery(入場無料)も併設しているので、
こちらは後で見に行くとしよう。


【看板】


なんと、撮影OKじゃないか!
今はどこも撮影禁止ばっかりで辟易してたので、
これは嬉しいですよね。


【館内】
















いざ参る。


【刀剣】






撮影OKなんで撮りまくります。(笑)


【浮世絵】











【刀剣】
















































































刀剣の数々を堪能。
しかし刀剣乱舞の女子達が好きそうな有名な刀剣は無さそうです。

長くなりましたので続きは次回。


【浮世絵】



カトリック神戸中央教会(2022年11月19日参拝)

2023年01月28日 | 教会・モスク


続いて久しぶりのカトリック教会へ。

神戸には結構教会が多く、
次に参拝するカトリック神戸中央教会の規模は界隈随一の大きさです。

写真で聖堂の中を見ると本当に美しく、
建築好きとしては以前から来てみたかったところ。

コロナで外出がままならず、
ようやく訪れることが出来て嬉しい。


所在地;兵庫県神戸市中央区中山手通1-28-7
創建:平成16年(2004)


【歴史】
神戸に初めてカトリック教会ができたのは明治3年(1870)。
フランスから来日したムニクウ神父が在神外国人の為、旧居留地に聖堂を建築した。

大正10年(1921)北野地区へ移転し中山手教会に。
2本の塔がそびえる美しいゴシック風建築は広く親しまれたが、
昭和20年(1945)6月に空襲で被災し神父と信徒2人が犠牲となった。

昭和31年(1956)に修復が完成し聖書の物語を描くステンドグラスが聖堂や祭壇を飾った。
再び神戸のランドマークとなるも、震災で聖堂は半壊。
県内最古のれんが造りの教会だった下山手教会も震災でがれきと化し、
信者の求めで戦後にできた灘教会と共に、司教区の復興計画で統合されることとなった。

阪神大震災後、中央区の3つの教会(灘、中山手、下山手)を廃止し、
神戸の教会新生の要として新たに中山手の地に生まれた教会。 
平成16年(2004)s10月には、旧中山手教会の地に新しい教会が建て直されました。


【聖堂】




聖堂前に数十台停められる無料駐車場がありました。


【鐘楼記念台】


旧カトリック下山手教会の鐘楼。


【聖母子像】



【鐘楼】


フランスから贈られた旧中山手教会の3つの鐘が吊るされていました。


【主聖堂】








ハッと息を飲むような美しさと凄く厳かな雰囲気。
神が上から降臨してくれる気がするほど。

これがカトリック教会です。

キリスト教にはカトリック、プロテスタント、正教会等、
いろいろ分派していますが、それぞれ違いがあります。


【カトリックとプロテスタントの違い】






カトリックとプロテスタントの違いは下記のHPで参考にしてください。

https://kotokurabe.com/catholic-protestant/


【復活のイエス像】




後ろの壁を浮き立たせて自然のカーブで十字架のシルエットが浮かび上がるようにしつらえられています。


【十字架の違い】



【主聖堂】



【ステンドグラス】












ステンドグラスはやっぱり美しいですね。
今までその感想だけだったけど何で教会にあるのだろう?という疑問が。

下記のHPで書かれていることを引用します。

https://www.jelc-tokyo.org/kyokai_stainedglass/

キリスト教の司祭達は聖書の中に出てくる場面をステンドグラスで教会の窓に描くことで、
キリスト教の教えをわかりやすく示しているためだといわれています。
また聖書の中には「神は光である」という内容が記述されています。
西暦500年頃にいた著名な神学者が「物質が放つ光の中には、神の光の一部が含まれている」と再解釈して話しました。
信仰する人、またしようとしている人にとって、ステンドグラスの美しい光を神様として崇めることは、
神様を崇めていることと同じと言えます。
大聖堂内を美しく飾ることは、神様がいる天国を再現しようとしていることと同じであるとして、
中世の修道院長は自分たちの修道院を今度は徹底的に飾り立てるようにしました。


【神の光】



【パイプオルガン】





【螺旋階段】


残念ながら二階に上がることは出来ませんでした。
というか普通の教会は行けないのがほとんどかと思われます。


【聖母子像】





【小聖堂】




朝のミサや個人的な祈りの為の聖堂。


【聖母子像】





【聖櫃】


聖母子像と共に旧中山手教会にあったもの。

カトリック教会で聖体を安置するために祭壇上に設ける箱状の容器。


【十字架の道行】


これにて教会の参拝終了。

次はミサに参加したいものだ。
やっぱりキリスト教を少しでも知るにはミサに参加するのが一番だから。

一宮神社(2022年11月19日参拝)

2023年01月26日 | 港神戸守護神厄除八社巡拝


布引のハイキングを終えちょっと早い昼飯。

これは三宮駅近くにある焼肉丼十番の特選丼1600円也。
味付けは濃いめの若者向けですが美味しかったです。

さて、腹を満たしたところで神社仏閣巡りをしましょう。

まずは一宮神社へ。

神戸市には一宮から八宮まであり、
一日で八つの神社を巡る人も多いそうです。


所在地:兵庫県神戸市中央区山本通1-3-5
御祭神:田心姫命
創建:不明
社格:生田神社摂社
札所:港神戸守護神厄除八社巡拝


【由緒】
当社の創建年代は不詳であるが、
一説には推定4世紀ともいわれている。

御祭神の田心姫命は天照大御神が素盞嗚尊と剣玉を交換して、
誓約の際にお生れになった三女神五男神の一柱で、
福岡県宗像郡沖の島鎮座の宗像大社より勧請されたといわれる。

大国主命の后として御一緒に日本国土開発と経営に協力された。

又、神功皇后が三韓からの帰途神験特に著しく巡拝された一社で、
爾来、生成発展、交通安全、厄除、縁結びの守護神として、
御神徳の高い神様で旧八部郡北野村鎮守として奉斎されている。

 
生田神社の裔神八社のうちの一宮であり、
元禄3年(1690)の書に「市の宮」と記載され、
神社を中心として一定の日に市の立つところであったといわれている。


【第一鳥居】


4台ほどの無料駐車場があります。


【第二鳥居】



【境内】



【手水舎】



【拝殿】



【本殿】



【熊高稲荷神社】





【伊久波神社】


これにて一宮神社参拝終了。

御朱印はありますし常時巫女さんがいらっしゃいます。

水天宮~神戸布引ロープウェイ(2022月11月19日参拝)

2023年01月24日 | 神社
布引貯水池までハイキングをした後は、
ロープウェイで下まで下りて行きます。

その布引貯水池の近くに鳥居を発見。
近づいてみると何やら参拝意欲を刺激する文言が。

面白い。
参拝してやろうじゃないか。


所在地:兵庫県神戸市中央区葺合町
御祭神:天御中主神・不動明王
創建:不明


【鳥居】



【看板】


これはもう参拝するしかない。(笑)


【石段】


これが結構急な石段なんですよ。
もう参拝するの止めようと思ったぐらい。(笑)

結局登りましたがハイキングコースで一番キツかったです。(苦笑)


【社殿】




中はこんな感じでした。

本当に御利益あるんでしょうか。
いや、信じる者は救われる。(^^


【ハイキングコース】


水天宮の上にちょっとだけしんどい登りがあります。

私はロープウェイの途中駅である風の丘中間駅まで、
圧倒的に近くなるので頑張って登って行きます。


【布引大竜寺線】


道路に出てきました。

向かって右側に行くと風の丘中間駅があります。


【ゲート】


ここが風の丘中間駅です。
獣除けのゲートですので右側の扉から入っていけます。


【ゴンドラ】



【風の丘中間駅】





【料金表・券売機】




片道930円と結構高いです。

この値段だったら徒歩で下ってもよかったかな。
まぁ、下りは嫌いだしゴンドラから見た景色が良かったから良しとしよう。


【ゴンドラ】


15分に1本とかそんな頻度では無く、
次から次へとゴンドラが稼働していました。




出発。


【風景】


























これは予想以上に良い景色でした。


【ハーブ山麓駅】




山麓駅に下りてくると上に行く人達がかなり順番待ちしていました。


【ANAクラウンプラザホテル 神戸・新神戸駅】


さて、三宮で飯を食いに行くとしよう。

布引の滝ハイキング 其の二(2022年11月19日)

2023年01月22日 | 旅行・その他


徳光院参拝後、ハイキングに戻ります。


【案内板】


右手に進み布引貯水池に行きます。


【ハイキングロード】


緩やかな坂で登りやすいです。
ここは本当に初心者向けのハイキングコースですね。


【風景】


見晴らし展望台から見た風景。


【ハイキングロード】



【風景】






ケーブルカーが見えました。


【猿のかずら橋】




祖谷のかずら橋をイメージしてはいけません。
もはやかずらは取り払われていますので。

この先を進むと違うルートで布引五本松堰堤に行けます。


【五本松隠れ滝が】








ダムがオーバーフローした時だけ流れる滝だそうです。


【紅葉】







【五本松ダム】



【風景】



【紅葉】



【布引五本松堰堤】






他のハイカー達によると水量はかなり少ないそうです。


【紅葉】









【布引五本松堰堤】







【布引断層】






これにて私の布引のハイキングは終了。
貯水池が目標だったんで。(笑)

私以外の多くのハイカーさん達は更に登っていきましたが。

徳光院(2022年11月19日参拝)

2023年01月20日 | 仏閣
鎮守社に続いて徳光院を参拝です。

徳光院には参拝用の駐車場はありませんので、
近隣の有料駐車場をご利用ください。


所在地:兵庫県神戸市中央区葺合町布引山2-2-3
宗派:臨済宗天龍寺派
御本尊:十一面観音菩薩
創建:明治39年(1906)
開基:川崎正蔵
開山:高木龍淵禅師


【縁起】
京都嵯峨野の臨済宗天龍寺派に所属し,夢想国師の法灯を掲げる。
当時の管長高木龍淵禅師を請じて開山とした。

神戸に所縁のある川崎造船所(現川崎重工業)の創始者川崎正蔵翁が、
民衆教化の禅道場創立を発願して、境内530坪(1750平米)及び本堂、
庫裡、山門、鐘楼などの伽藍を建立或いは移築して一寄進を以って開基された。

その後、約50年間に亘って川崎家代々の庇護のもと多宝塔、開山堂、弁天堂、
茶室、等の建物を増やし約4000坪(13,200平米)の境内地を擁する現在の輪奐が整えられた。

この地は元の布引滝勝寺(通称滝寺)の跡地といわれる。
同寺の縁起によると滝寺は文武天皇初年(697)、役の小角が布引の滝において修法し、
馬頭観音を祀り創建した寺で、一時七道伽藍、七十有余の僧房、末寺を有し、
頗る隆盛を極めたと伝えられる。

天正七年(1575)花隈城主荒木村重謀反に依る滝山城落城の兵火によって悉く焼失した。

昭和13年(1938)7月5日の阪神大水害と平成7年(1995)の阪神淡路大震災である。
特に阪神大水害では大量の雨で土砂が境内に流れ込み殆どの建物が埋まる大惨事にみまわれた。
しかし民衆教化の道場たらしめん為とその莫大費用も川崎家の拠出金を得て修復され、
本堂・庫裡をはじめ山門、鐘楼など伽藍の全てが守られた。


【山門】




立派な山門があります。

明治40年(1906) 播州より移築した朱楼門であり、
鬼瓦に明和3年(1766)の文字があるところから見て、
その頃建立されたものだそうです。

残念ながら山門の下は通れませんし仁王像はいらっしゃいませんでした。


【多宝塔】








お目当ての多宝塔は実に優美で美しいです。

恥ずかしながらこの多宝塔はおろか徳光院の存在すら知りませんでした。
徳光院は札所ではありませんし、布引界隈の寺社は目立つ寺社はないですからねぇ。

何にせよ勉強不足はよくない。
こんな素晴らしい多宝塔を見逃していたんだから。






室町中期の文明5年(1473)から文明10年(1478)にかけて、
垂水区名谷の明王子に建立されたもの。
これを徳光院の開基川崎正蔵翁が譲り受け、明治33年(1900)布引川崎邸に移築。
昭和13年(1938)現在地に移築。

この多宝塔は兵庫県下最古のもので、神戸市内では唯一の多宝塔。
内陣には文明8年(1476)作の薬師如来座像と10世紀~11世紀初めの作とされる
持国天、増長天立像二体(県重要文化財)が祀られています。


【石段】



【紅葉】



【紅葉】





【経蔵】



【鐘楼堂】


江戸初期の寛永八年(1631)伽耶院に建立されたものを、
明治40年(1907)に徳光院に移築。
旧梵鐘は寛永8年(1631)の作で伏見御香宮神器の銘のあるものであったが第二次大戦に供出。
現在の梵鐘は昭和35年(1960)に再鋳したものである。


【本堂】




本堂は近寄ることすら出来ず。
残念です。


【紅葉】





【観音菩薩】



【庫裏】



【羅漢石仏】





【紅葉】












これにて徳光院の参拝終了。

御朱印はありますが本堂前の柵を見ると、
臨済宗寺院にありがちな檀家優先で一般人排他的な雰囲気を感じたので、
いただいておりません。

布引弁財天(2022年11月19日参拝)

2023年01月18日 | 神社


布引の滝を見てから普通のハイカーはそのまま上に登って行きますが、
私の場合は神社仏閣が最優先なので、この道を下りて行きます。


【案内板】


朝から中年の男女3人がこのハイキングロードを清掃している。
多分ボランティア。
しかし挨拶しても全員返事はしないし愛想が悪い。

なんなんでしょうね、この人達。

折角良いことしてるのにもったいないよね。


所在地:兵庫県神戸市中央区葺合町布引山
御祭神:辨財天
創建:不明
社格:徳光院鎮守社


【由緒】
徳光院の鎮守として祀る布引弁財天は康永4年(1345)後醍醐天皇の菩提を弔う為、
足利尊氏が天龍寺を造営した時すでに境内地近くに祠られており、
足利尊氏も参籠したと言い伝えられている。

以後数百年間この地に奉祠された後、明治維新の際、天龍寺宝蔵に収められました。
そして大正10年(1921)当山に弁天堂を建立し、この由緒ある弁財天を天龍寺より勧請。
当山の鎮守としてお祀りしたもの。


【境内社】


御祭神不明。


【参道】


ちょっと歩いていくと神社の社殿発見。


【弁天堂】



【本殿】



【手水舎】



【境内】



【鳥居】



【五社稲荷神社】



【狛狐】





【稲荷社】







【境内社】



【地蔵堂・不動堂】




地蔵堂と延命地蔵菩薩は明治40年(1907)に祭祀、
不動堂及び明王像は昭和8年(1933)に移築祭祀されたもの。


【紅葉】




一本だけもの凄く赤い紅葉がありました。


【鳥居】






それぞれの神社の鳥居。




こちらが一の鳥居となります。

この鳥居の前はまぁまぁ広い広場でしたが、
車の進入は無理ですので新神戸駅近くの有料駐車場をご利用ください。

御朱印は無いと思われます。

布引の滝ハイキング 其の一(2022年11月19日)

2023年01月16日 | 旅行・その他
今日はボストン美術館所蔵の刀剣と浮世絵展を見に神戸市にやってきました。

そんなゴマラーがただ美術館に行って帰るなんてあり得ないので、
布引の滝のハイキングと徳光院多宝塔を中心に寺社を参拝します。

まずは新神戸駅近くの布引の滝のハイキング開始。
なかなか登山やハイキングに行く時間が無いので久しぶりです。


【案内板】


新神戸駅近くの比較的安い有料駐車場に車を止めて、
いざハイキング開始。


【砂子橋】



【お地蔵さん】



【分岐路】


左に100メートルほど進むと雌滝があるので見に行く。


【雌滝】






雌滝だけあって優しい滝でした。


【雌滝取水堰堤】





【鼓滝】


ここから暫く歩けば雄滝に着きます。


【雄滝】












高さ43メートルもの滝ですが、
最近全然雨が降ってないから水量は少なめでしたね。


【石仏】








不動明王等が祀られていました。
勿論拝みました。


【夫婦滝】



【風景】



【石段】



【永代灯】



【おんたき茶屋】




閉まってました。(^^;

ここまで運動不足もなんのその、
めっちゃ余裕で登ってこれました。

ここから分岐点があり徳光院への道があったので、
先に徳光院を参拝することにした。

続きは次回へ。

證安院(2022年11月18日参拝)

2023年01月14日 | 仏閣


本日最後の参拝となるのが證安院という小さなお寺。

こちらは御朱印で人気が出たお寺です。
今まではあえて御朱印の為に参拝はしていませんでしたが、
まぁ、どんなお寺なのか見に来た次第。

ちなみに参拝した時の時間は御朱印対応していないこと、
Twitterで予め確認しております。

無料駐車場は数台分あるようでした。


所在地:京都府京都市右京区嵯峨二尊院門前善光寺山町22
宗派:浄土宗
御本尊:来迎阿弥陀三尊
創建:不明
開山:不明
札所:京都洛西三十三ヶ所観音霊場


【山門】



【境内】



【手水鉢】



【六字名号】



【鎮守社】



【庫裏】




本当に小さなお寺です。
せめて本堂が開いていれば良かったのですが。

御朱印が欲しい人はTwitterで確認してから行ってください。

これにて参拝終了。

このお寺は御朱印が無ければ見所の少ないので、
ほとんど訪れる人はいなかったであろう。

證安院は御朱印で成功した寺社の一つ。

現代社会では檀家が少なく観光寺院でなければ生き残れない。
寺社も経営しなければなりませんので、
生き残る術の一つとしてアリですね。

妙祐久遠寺(2022年11月18日参拝)

2023年01月12日 | 仏閣
二尊院の横に拝観謝絶の法華宗のお寺があります。
法華宗寺院らしいと昔から思っていたけど、
前を通ると御首題の案内板があった。

これは参拝出来るのかと期待すると、
何と山門が開いていた。

これはもう参拝するしかないと即決。

山門前に二尊院とは別の無料駐車場がありました。


所在地:京都府京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町16
宗派:顕本法華宗
御本尊:宗祖奠定の大曼荼羅
創建:慶長14年(1609)
開山:常楽院日経上人
開基:境智院日秀上人


【縁起】
当山は総本山を京都・岩倉の妙満寺とする顕本法華宗の寺院です。
釈迦牟尼仏を教主、日蓮大聖人を宗祖、日什大正師を開祖とし、
宗祖奠定の大曼荼羅御本尊のもと経巻相承・直授日蓮を宗是としています。

開山は慶長法難にて徳川家康に耳削ぎ・鼻削ぎの刑に処されながらも、
不惜身命の精神で法華経弘通を貫いた常楽院日経上人。

慶長年中、日経上人は京都に布教して庵を結び、その後、慶長法難を経て、
慶長14年8月(1609)日経上人の高弟日秀が細川三河守政勝より東山所居の地を寄進され、
一寺を建立ることとなり、当寺の始まりとされています。

大正5年(1916)上行寺・妙祐寺・久遠寺が合併し上行山 妙祐久遠寺となり、 
京都市下京区高辻通烏丸東入に寺を構えましたが、第二次世界大戦中、
強制疎開により境内地や客殿などを失い、再興の為に移転遷堂を決し、
現在の右京区嵯峨二尊院門前に新たに寺を構え、現在に至っております。


【日経上人】
安土桃山時代から江戸時代初期の法華宗(顕本法華宗)の僧。
上総国二宮領南谷木一松(現在の千葉県茂原市)で生まれる。
長久寺の檀林で法を学んだという。
折伏布教で他宗を改宗して名を轟かしていた。
慶長4年(1599)妙満寺27世を継いだ。
大坂城で行われた対論(大阪対論)によって、
対馬に流された妙覚寺・日奥の赦免運動に努めた。

慶長12年(1607)尾張国熱田で行った浄土宗の正覚寺・沢道との宗論は、
増上寺を経て徳川家康に上訴され、同13年(1608)に増上寺・廓山らと江戸城で、
宗論(慶長宗論)が行われその結果、不受不施義を説いてきた。
日経は敗れたとの判定を下され、慶長14年(1609)耳と鼻を削がれ酷刑となった。


【日秀上人】
常楽院日経上人の弟子で慶長14年(1609)の慶長の法難では鼻削ぎ刑に遭うも、
京都五條に上行寺、大坂生玉前に堂閣寺を開いた。


【案内板】


法華宗寺院で御首題をいただけるのはレアですね。


【山門】


開いてるやーん。

一応、観光寺院ではありません、と但し書きがありました。
まぁ、一般の人はちょっと入りづらい雰囲気は漂いますが。


【手水鉢】



【参道】


意外と奥行きのある境内です。


【本堂】




内陣の画像はネットで拾ったものです。

本堂には青銅製の物では日本最古とされる日蓮聖人像と、
木造の日経上人像が安置されているそうです。


【紅葉】








こちらの紅葉もなかなか見事でした。


【庭園】



【御首題】


二体の内こちらをいただきました。

日蓮宗寺院の中には御首題帳でないと御首題をいただけないことがありますが、
久遠寺では普通の御朱印帳でもいただけますのでご安心ください。

ちなみに入口に朱印の看板が出ている時のみ、不定期にて御首題対応され、
御首題ご希望の方は前日までにお電話にてご予約ください、とのこと。
(075-861-0247)

ご住職によると少し開かれた寺院にしていくとのこと。

二尊院 其の二(2022年11月18日参拝)

2023年01月10日 | 法然上人二十五霊場


本堂拝観の後はゆっくりと紅葉を楽しむとしよう。


【勅使門】



【紅葉】
























もはや言葉は不要。


【境内】



【角倉了以翁像】


戦国時代から江戸時代初期にかけての京都の豪商。
私財を投じて山城の大堰川と高瀬川を開削した。
また江戸幕府の命令により富士川、天竜川、庄内川などの開削を行い、
商人としてよりも琵琶湖疏水の設計者である田辺朔郎と共に「水運の父」として有名。
墓所は京都市嵯峨野の二尊院。


【鐘楼堂】




こちらの鐘はファイト一発出来ます。


【紅葉】















【石段】


ちょっとしんどい石段を登って行きます。


【湛空上人・法然上人廟】







【紅葉】



【墳墓】





【嵯峨家墓所】


正親町三条家、後の嵯峨家は藤原北家閑院流三条家庶流である公家・華族の家。
公家としての家格は大臣家、華族として家格ははじめ伯爵家、後に侯爵家。


【風景】



【紅葉】




下まで降りてきました。
上には湛空廟の他に時雨亭跡がありますが、
ここはよっぽどの物好きじゃない限り見に行く必要はありません。(笑)


【八社宮】



【地蔵菩薩】



【紅葉】










これで二尊院の紅葉見納め。

実に素晴らしい紅葉であった。
嵐山ナンバーワンに認定させていただこう。


【御朱印】



【御朱印帳】


大好物の木製御朱印帳を見た瞬間買ってしまった。(笑)

確か御朱印込みで3千円だったような記憶が。
間違えていたらすみません。(笑)

二尊院 其の一(2022年11月18日参拝)

2023年01月08日 | 法然上人二十五霊場
続いて紅葉の名所の一つである二尊院へ。
こちらの見所は何と言っても御本尊です。

紅葉と共に久しぶりの参拝なのでご尊顔を拝するのが楽しみです。


<2015年5月17日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/8fc0eb26d37dcde5beec3ab9f78ed42b


所在地:京都府京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町27
宗派:天台宗
御本尊:釈迦如来・阿弥陀如来
創建:承和年中(834-847)
開基:円仁上人
勅願:嵯峨天皇
札所:法然上人二十五霊跡


【総門】


慶長18年(1613)に伏見城にあった薬医門を角倉了以によって移築寄進されたもの。


【花】





【西行法師庵の跡】



【紅葉の馬場】


紅葉の時期ですけどまだまだ観光客は少ない印象。
全盛期はもっと凄かったですからね。


【紅葉】












うお!
ここの紅葉は先ほど参拝した常寂光寺の紅葉を超えてきました。








素晴らしい。
これほど赤かったら大満足ですよ。


【黒門】




この辺りの紅葉はもうちょいといったところ。


【紅葉】







【勅使門】







【紅葉】



【本堂】






京都御所の紫宸殿を模した本堂。

早速本堂に上がって御本尊を拝む。
さすが快慶作だけあって見事な御本尊様でした。


【境内】



【案内板】


二尊院もいつの間にかいろいろなカラフル御朱印を出していました。
これも時代だねぇ。(しみじみ)


【九頭竜財才堂・位牌堂】





【六地蔵菩薩】











【紅葉】










素晴らしい。
嵐山でナンバーワンかも知れない。


【御園亭】






後水尾天皇の第六皇女である賀子内親王の御化粧之間であったものが、
二条家に与えられ、その後、二尊院に移築された茶室。

感動の美しさ。
残念ながら下に降りる事が出来なかったが、
もしこの日に茶室でお茶を楽しめれば一生の想い出になったでしょうね。


二尊院の参拝はまだまだ続きますが、
長くなりましたので次回へ続く。

西行井戸・去来塚(2022年11月18日参拝)

2023年01月06日 | 旅行・その他






長閑で良いところです。
癒やされます。

さて、二尊院に向かっていると西行井戸と去来塚という案内板を見た。

西行井戸というと小倉山界隈に住んでいた西行法師の井戸だろうし、
去来塚は近くの落柿舎は俳諧師の向井去来が住んでいたので、
向井去来の塚なんでしょう。

全体的に小さいしお墓っぽいのでスルーするところだけど、
今日はちょっと寄ってみることにした。


【西行法師】
平安時代末期から鎌倉時代初期にかけての日本の武士であり僧侶、歌人。
祖父の代から徳大寺家に仕えており、古今著聞集の記述から、
自らも15〜16歳頃には徳大寺実能に出仕していた。
保延6年(1140年)10月、出家して西行法師と号した。
出家後は東山、嵯峨、鞍馬など諸所に草庵を営み、
奥州、高野山や吉野にも移り住んだ。

後に源平合戦で荒廃した東大寺再建に尽力する重源上人の願いにより、
旧知の間柄である奥州藤原秀衡公に砂金を送るように、
老人の身でありながら遠い奥州に出向いた。

河内国の弘川寺の庵が臨終の地となった。


【向井去来】
江戸時代前期の慶安4年(1651)生誕の俳諧師。
蕉門十哲の一人。
儒医向井元升の二男として肥前国に生まれ堂上家に仕え武芸に優れていたが、
若くして武士の身分を捨て京都嵯峨野の落柿舎に営む。

後に松尾芭蕉は落柿舎に三度訪れここで嵯峨日記を執筆。

向井去来は野沢凡兆と共に蕉風の代表句集猿蓑を編纂した。


所在地:京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町19
建立:不明


【石碑】



【句碑・歌碑】


高浜虚子と与謝野晶子のそれぞれの句と歌が刻まれていました。


【西行井戸】


特に見るべきものではありませんでした。


【案内板】


天龍寺塔頭弘源寺が管理しているようです。


【去来塚】




塚の他に恐らく弘源寺の僧や関係者と思われる古い墓石群がありました。

こちらは撮影しておりません。

初めて訪れた感想ですが、
一般の人は華麗にスルーして問題ありませんね。

常寂光寺 其の二(2022年11月18日参拝)

2023年01月04日 | 仏閣




本堂入口で別途拝観料を支払い本堂内陣へ。
初めて入るので楽しみです。


【内陣】




本堂内陣の広さに比べ仏間は小さかったですが、
やはり直接仏様に拝めて良かったです。

仏様は撮影禁止でした。


【紅葉】














素晴らしい。










今のところ今年ナンバーワンの紅葉。
ただただ素晴らしい。


【庭園】



【違い棚】



【渡り廊下】





【鐘楼】





【書院】



【庭園】



【蹲踞】







【書院】





【書院庭園】









【手水鉢】



【書院庭園】
















これにて本堂と書院の拝観終了。

これは500円払っても拝観すべきですね。


【鐘楼堂】


素晴らしい。


【紅葉】



【休憩所】



【鐘楼堂】



【石塔】



【紅葉】







【石碑】


これにて常寂光寺の参拝終了。

紅葉の時期の常寂光寺は最高でした。
この時期に嵐山の来られたなら参拝はMUSTです。

紅葉ピーク時なら確実に感動出来ますよ。