Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

東大寺(2021年1月4日参拝)

2021年02月27日 | 神仏霊場巡拝の道
春日大社参拝後、歩いて東大寺へ。
初詣には欠かせない私にとって特別なお寺です。


所在地:奈良県奈良市雑司町406-1
宗派:華厳宗
御本尊:盧舎那仏
創建:8世紀前半
開基:聖武天皇
札所:神仏霊場巡拝の道


【春日野園地】



【神鹿】



【南大門】




国宝。

さすがの圧倒的迫力。
いつか特別拝観で二階に登らせてくれないかな。


【金剛力士】


国宝。


【境内】



【参道】



【鏡池】



【中門・大仏殿】




東大寺有数の撮影スポットです。


【中門】


重要文化財。


【兜跋毘沙門天】






持国天と共に京仏師山本順慶一門により建立されたもので、
享保4年(1719)開眼供養。


【地天・邪鬼】


地天は密教における天部の一人で十二天の一つ。
大地をつかさどる女神。

踏まれている邪鬼は左が尼藍婆、右が毘藍婆と呼ばれています。


【持国天】




東方を守護する武神なのか東に向いて安置されています。


【邪鬼】




可哀想になるぐらいの踏まれっぷり。(笑)


【参道】



【廻廊】



【大仏殿】






国宝。


【盧舎那仏】




大仏さんを見ないと一年が始まらない。


【盧舎那仏・虚空蔵菩薩】



【階段】




大仏殿には一般が登れない階段があります。

まず高所恐怖症の人は登れない急角度で、
現にNHKのプラタモリで登れるチャンスがあったのに、
高い所がダメなタモリさんは登りませんでした。

私からすれば大仏殿の上層部に行けるなんて、
職人や工事関係者等の極一部の限られた人しか行けないので、
非常に勿体ないことしたなと思ったもんです。

しかしBSで放送されていた番組で、
演出家宮本亞門氏が登ってくれました。








いかに急角度か分かってもらえると思う。

彼はロープを頼りに登っているけど、
これは登山の鎖場と同じく至って普通の登り方。
勿論降りる時もロープを頼りに後ろ向きで降りるもの。

しかし慣れた職人さんは降りる時もロープを使わず、
前向きに降りるんですよ。

いくら慣れとはいえ前向きで急角度の階段を降りるなんて凄過ぎ。






最初の急階段から次に短い階段を登っていくと、
小さな扉があり、そこから一般人が絶対見れない大仏さんが見れます。


【盧舎那仏】






大仏さんを上から見下ろすのは初めて見た。
これはとても貴重な映像ですね。

5千円払ってでも上で見たいですわ。(笑)


【廣目天】



【境内】




コロナ対策でいつも閉まっている扉が開けられていました。






この場所は普段は絶対に入れない場所ですが、
特別拝観した時に入れました。

今の大仏殿より焼失した大仏殿の方が大きいのが良く分かりました。


【多聞天】



【盧舎那仏・如意輪観音菩薩】



【御朱印】


早くコロナが収束すればいいな。

春日大社(2021年1月4日参拝)

2021年02月25日 | 神仏霊場巡拝の道
今日は生まれてからずっと参拝している春日大社へ。

さすがに13時を過ぎると春日大社の有料駐車場へ続く道も、
駐車待ちの車で渋滞している。

ここの駐車場は11時までに行くのが鉄則だが、
朝は所用があったから仕方ない。

さすがにコロナの影響もあって、
普段なら警備員に行くことを阻まれるぐらいなんだが、
今日は20分ぐらいで駐車場に停めれた。

いざ参拝開始。


所在地:奈良県奈良市春日野町160
主祭神:春日神(武甕槌命、経津主命、天児屋根命、比売神の総称)
神体:御蓋山(神体山)
創建:神護景雲2年(768)
社格:式内社、二十二社、官幣大社、勅祭社、別表神社
札所:神仏霊場巡拝の道


【ニ之鳥居】


コロナ自粛と明日から仕事始めということで、
やはり例年と比べ参拝者は少ない。


【南門】



【神石】



【中門】






重要文化財の中門に向かってお参り。

はやくコロナが収束しますように。


【吊灯籠】



【竃殿】



【酒殿】



【国宝殿】




春日大社の国宝殿では名刀が見れるので拝観することにした。


【展示室 神垣】





【鼉太鼓ホール】


ここまでは撮影可で二階は撮影不可となります。


【金地螺鈿毛抜形太刀】


美しい。
さすが国宝だけあって見惚れますね。

画像はネットで拾ったものです。


【金装花押散兵庫鎖太刀】


国宝。

他にも国宝や重文の刀剣の数々が見れて本当に良かった。

4月4日まで開催されています。


春日大社の御朱印は書置き対応のみでしたので、
今回はいただいておりません。

石切大師堂・聖観音堂(2021年1月2日参拝)

2021年02月24日 | 仏閣
石切神社参拝後、
昨年も参拝した小さな大師堂を訪れることにした。

近所の方々によって今もなお大切に守られているのは、
とても良いことです。

国宝や重文や見事な仏像も勿論素晴らしいですが、
小さなお堂に祀られている仏様もそれぞれ素晴らしいものです。


【音川】



【大師堂・聖観音堂】


石切光明講が建立されたものかな。

前にある石碑は大峰登山百二度供養塔。

大正13年(1924)に建立された供養塔ですが、
大峰山に102回も登ったのか。

大正時代に大峰山の麓に行くだけでも大変なのに。
しかし何故102回で供養塔を造ったのかな。


【弘法大師】


ありがたや ありがたや


【聖観音菩薩】




家の近くにあったら、
世話をしたくなる小さなお堂でした。

石切劔箭神社(2021年1月2日参拝)

2021年02月23日 | 神社
新年最初の参拝は石切劔箭神社。

正月に東大寺と春日大社の三寺社を参拝するというのが、
我が家の決まり事。

さすがにコロナのこともあるし元旦ではなく、
2日に参拝することにした。


所在地:大阪府東大阪市東石切町1-1-1
御祭神:可美真手命
創建:(伝)神武天皇二年
社格:式内社、村社


【鳥居】



【拝殿】


今年は例年に比べ参拝待ちの行列は短かったですが、
それでは結構並んでいましたね。

私はいつでもその気になれば石切神社は参拝出来るので、
行列に並ばず横から遥拝。(笑)

正月しか参拝しない人は並べばいいけど、
私は年がら年中参拝しているので、また参拝しにきますわ。(笑)


【境内社】





【狛犬】



【穂積神霊社】




おもかる石は重かった。(笑)


【穂積殿門】



【一願成霊尊】



【大幣】



【御朱印】


御朱印はコロナの影響で書置き対応のみでした。

この御朱印はお気に入りの一つです。

四天王寺(2020年12月27日参拝)

2021年02月22日 | 西国薬師四十九霊場
今年はコロナで本当に嫌な一年でしたね。

旅行やコンサートも行けないし、
神社仏閣巡りもままならない。

それにコロナ感染して家族にうつしたらどうしようと、
思いながらの通勤も苦痛でしたね。

そんな鬱屈とした日々から早く解放されるように、
自身と家族が健康にいられるようにと、
四天王寺の薬師如来にお参りにやって来ました。

今年最後の参拝となります。


所在地:大阪府大阪市天王寺区四天王寺1-11-18
宗派:和宗
御本尊:救世観音菩薩
創建:推古天皇元年(593)
開基:聖徳太子
札所:西国三十三所番外霊場、新西国三十三箇所霊場、西国薬師四十九霊場、
近畿三十六不動尊霊場、摂津国八十八箇所霊場、摂津国三十三か所霊場、
おおさか十三仏霊場、大阪七福神、河内飛鳥古寺霊場、なにわ七幸めぐり、
大坂三十三所観音めぐり、聖徳太子霊、法然上人二十五霊場、西山国師遺跡霊場客番札所、
四国八十八箇所番外霊場、役行者めぐり、神仏霊場巡拝の道


【極楽門】





【見真堂】




阿弥陀如来と聖徳太子が祀られていました。


【親鸞聖人像】





【境内】





【阿弥陀堂】





【弘法大師】





【六時礼讃堂】




私にとって薬師寺の中心伽藍で、
薬師如来や四天王が祀られています。

重要文化財。


【舞台】



【亀の池】



【御朱印】

安養寺(2020年12月19日参拝)

2021年02月20日 | 仏閣
今日は快慶仏が特別拝観している奈良の安養寺を参拝です。

奈良県磯城郡に快慶仏が安置されているとは知らなかったけど、
たまたま情報をキャッチできたので安養寺に飛んでいった次第。

車が20台ぐらい停めれる無料駐車場があり、
拝観料は志納でした。


所在地:奈良県磯城郡田原本町大字八尾40
宗派:浄土宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:寛永10年(1633)
開山:源蓮社宝誉上人
札所:田原本御佛三十三ヶ所巡礼


【縁起】
正式名称は法性山・専求院・安養寺。

当寺は八尾集落の北東にあたり門前に面する道路は中街道です。
かつては下ツ道と称し飛鳥と平城京を結ぶ官道でした。

行基開山とも伝わりますが、
浄土宗の寺院としては寛永10年(1633)に創建されました。
第一世・源蓮社宝誉上人。

御本尊は安土桃山時代作と伝わる阿弥陀如来坐像。
境内には天文2年(1533)銘の阿弥陀如来坐像や天文19年(1550)銘の石仏が祀られ、
五代友厚の妻豊子の生家「萱野家」先祖代々のお墓もあります。


【山門】




小さなお寺です。
こちらに快慶仏があるとは驚きです。


【本堂】


宝永三年(1706)第八世・得蓮社忍誉上人の代に建立され、
後代に増改築がされているそうです。

ちょうど法要が営まれていて、
残念ながら本堂に入れませんでした。

本堂の御本尊も直接拝みたかったが仕方ない。


【六体地蔵】



【阿阿弥陀如来】





【石仏】



【地蔵堂】


享保17年(1733)建立されたもの。


【阿弥陀如来】


安養寺の客仏として安置されている阿弥陀如来立像は、
鎌倉時代の高名な仏師・快慶の作で秘仏とされている。
昭和60年に重要文化財に指定された。
材質はヒノキで像高は81.4cm。快慶の壮年期の作品で全体に成熟した感じがあふれ、
頬のふくらみは表情にふくよかさを漂わせている。
衣文線の特徴や粉溜技法など随所に快慶の特徴がみられる。
足ほぞには墨書銘があり巧匠安阿弥陀佛と記されている。
この安阿弥陀佛は快慶の別称である。


【阿弥陀堂】


こちらに快慶作が安置されている収蔵庫です。
この日は決められた拝観日だったので早速中へ。


本物は写真と違って光背があって、
快慶仏らしい流麗で男前かつ威厳のある仏様です。

見惚れるとはまさにこのことで、
本当に美しくて感動しました。

まったく写真映り悪いわ。(笑)

脇侍の二体も素晴らしい菩薩様で、
快慶作かと見間違えるほどでしたが、
こちらは江戸時代に造られたものとか。

とにかく感動。


3月13日から23日まで予約不要で開帳されますので、
是非見仏していただきたい。

https://anyouji.jp/202103_kaikei/


【鐘楼堂】



【御朱印】


御住職が法要中でしたので、
書置き対応でした。

清凉寺(2020年12月6日参拝)

2021年02月18日 | 京都十三仏霊場


<2015年5月17日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/453ab51253a67b9948af8fd947ea9e7a



所在地:京都府京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46
宗派:浄土宗
御本尊:釈迦如来
創建:寛和3年(987)
開基:奝然上人(法済大師)
開山:盛算上人(清住寺僧都)
札所:京都十三仏霊場


【紅葉】



【仁王門】






威風堂々たる仁王門です。


【仁王】





【境内】



【愛宕権現社】


愛宕神社の山下別当寺であった名残りのもので、
御祭神イザナミノミコトとカグツチノミコトが祀れているとのこと。


【多宝塔】




なかなか良い雰囲気の多宝塔です。

江戸護国寺での出開帳の際に寄進され、
3年後の元禄16年(1703)に船で運ばれ再建されたもの。


【紅葉】










多宝塔横の紅葉はピークは過ぎていたけど、
楽しめました。


【本堂】






徳川綱吉公と生母桂昌院の発願にて元禄14年(1701)に再建されたもの。

拝観料を支払い堂内と庭園を拝観します。

御朱印は本堂内で本来だといただけますが、
コロナの影響で中止でした。

国宝の三国伝来生身釈迦如来を直接拝めて良かった。
他に桂昌院所縁の品々も見れます。


【渡り廊下】



【庭園】





【弁天堂】





【庭園】









【襖絵】





【本堂】



【阿弥陀堂】







【紅葉】



【竹仙】




境内にある湯豆腐屋。
湯どうふ膳3,500円と生ゆばの造りがついた4,000円のみ。

うん、違う店に行こう。(泣)


【一切経蔵】







【紅葉】



【広沢池】


毎年11月になると広大な池の水抜きが行われ、
鯉揚げをされます。

初めて生で見れたので嬉しかったです。

ちなみにテレビ東京の番組で水を抜いたわけではありません。(笑)

宝筐院(2020年12月6日参拝)

2021年02月16日 | 仏閣
ふと前日にツィッターで紅葉情報を調べてみると、
京都の宝筐院でまだ見れるということで行ってみた。

宝筐院には駐車場が無いので、
近くの清凉寺の有料駐車場に車を停めて参拝開始。

久しぶりの参拝ですが、
相変わらず拝観入口で拝観料を支払うのが券売機なのね。

折角の風情が台無しなので止めてほしいですね。


<2015年5月17日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/5749b66ce7837fef682a759c72f58879


所在地:京都府京都市右京区嵯峨釈迦堂門前南中院町9-1
宗派:臨済宗
御本尊:千手観世音菩薩
創建:平安時代


【南庭】












さすがにピークは過ぎたけど、
12月6日になってもまだこれだけ見れればOKです。


【本堂】



【庭園】











【彫刻】


コレまだあったのか。

何の為にあるの?
お寺側が言う雰囲気を壊す悪質なカメラマンとまではいかないが、
庭園の雰囲気を壊すと思うんだけど。


【紅葉】







【小楠公首塚】



【南庭】






来年はピークの時に訪れることにしよう。






ここが一番良かった。






















これにて宝筐院の参拝終了。

また来年。

御朱印は今回いただいておりません。

清水寺 成就院ライトアップ特別拝観(2020年11月28日参拝)

2021年02月15日 | 仏閣


清水寺の境内には庭園がメインの子院である成就院があります。

毎年春秋には特別拝観があるのですが、
タイミングが合わなかったりして行けなかったけど、
今回初めて拝観することにした。

さすがにライトアップということで、
成就院に行ってみるとめっちゃ並んでいる。

どうやら人数を制限しているようで、
15分くらい待って拝観開始。


所在地:京都府京都市東山区清水1-294
宗派:浄土宗
御本尊:十一面観世音菩薩
創建:文明年間(1469~87)
開山:願阿上人


【月の庭】


40人程が集められお寺や庭の説明を聞く。

庭を見ながらの説明は約3分くらいで終了。
そして次の参拝者がぞろぞろと入ってくるので、
我々はそのまま出ていきます。

え?もう終わり?

これで拝観料600円は高いよなぁ。
300円でも高いと感じたよ。

おまけにお庭ですら写真撮影禁止とか。
(画像はネットで拾ったものです。)

月の庭も夜だと奥行きが感じられず、
そんなに大したお庭には感じられませんでした。

なので昼に見た方がいいと思いますが、
二度と拝観することは無いでしょう。


【ライトアップ】





【仁王門・狛犬】


最後に見納め。


【御朱印】


書置き対応でした。

これにて岐阜と京都という世にも奇妙な参拝終了。(苦笑)


【飯テロ】


22時に喰らう晩飯。

健康にはよく無いけど美味いんだよなぁ。

清水寺 ライトアップ夜間特別拝観(2020年11月28日参拝)

2021年02月13日 | 西国三十三カ所観音霊場
東福寺と天得院の夜間拝観を終えて物足りなさばかり感じた。
この物足りなさの飢えを満たさなければ帰れない。

京都には幸いにも他に夜間拝観している寺社はある。
そこで急遽思い立ったのがキングオブ京都の清水寺。

清水寺は例え紅葉が終わっていても、
夜間のライトアップは素晴らしいので満足度が高いですからね。

車は茶わん坂を進み清水寺に一番近い有料駐車場に停めました。


<2020年5月30日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/051006250510/e/f9c52e57a82dc1c02db6270ff186f88c


所在地:京都府京都市東山区清水1-294
宗派:北法相宗
御本尊:十一面千手観世音菩薩
創建:(伝)宝亀9年(778)
開基 :(伝)延鎮
札所:西国三十三所観音霊場、法然上人二十五霊場、洛陽三十三所観音霊場、神仏霊場巡拝の道


【境内】




絶景。

月とブルーライトも綺麗です。


【仁王門】






ライトアップで映えますね。


【西門】








ただただ美しい。

東福寺のライトアップは足元にも及びません。


【三重塔】




重要文化財。


【風景】





【紅葉】







【灯籠】



【風景】






清水の舞台から見た風景。

いいですね~。
満足感は高いです。


【阿弥陀堂】







【阿弥陀如来】



【本堂】








やはりキングオブ京都だけありますね。

もはや陳腐な言葉は要らない。


【子安塔】



【音羽の瀧】



【本堂】



【紅葉】



【三重塔】









【放生池】




さすが清水寺といったところ。

ライトアップの魅せ方がよく分かっているし、
何より伽藍が美しく素晴らしい。

満足です。

東福寺塔頭 天得院(2020年11月28日参拝)

2021年02月12日 | 仏閣
東福寺の夜間拝観が消化不良で物足りず、
同じく夜間拝観していた塔頭の天得院を参拝することにした。

約7年振りの参拝となります。

<2013年11月30日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625/e/21c699c7751837788239074e7d169744



所在地:京都府京都市東山区本町15-802
宗派:臨済宗東福寺派
御本尊:千手観音
創建:正平年間(1346-1370)
開山:無夢一清


【山門】



【前庭】



【紅葉】





【玄関】


拝観料を支払い方丈へ。


【方丈】



【仏間】



【枯山水庭園】






こちらが正面のお庭。

こちらも紅葉は終わりかけでした。


【華頭窓】





【庭園】













【御朱印】

東福寺 ライトアップ夜間特別拝観(2020年11月28日参拝)

2021年02月10日 | 仏閣
岐阜の行基寺参拝後、お土産の柿を沢山買ってから、
夜間特別拝観の為に京都の東福寺へ。

自宅から岐阜行って、岐阜から京都へ行って参拝するとか、
我ながらどうかしてるぜ。(ブラマヨ風)

私もこんな無理はしたくないけど、
先に東福寺の夜間拝観が決まっていたところに、
岐阜での所用が決まったから仕方ない。

時間はかかるが無料の名阪国道と僅かな距離の高速を走り、
東福寺近くの有料駐車場に到着。

東福寺には紅葉の時期以外使える無料駐車場があるけど、
さすがに18時を過ぎると閉まってました。

ちなみに拝観料は破格の三千円。

旅行会社のツアー以外、たぶん東福寺にとって、
初めての夜間拝観で紅葉が見れるとあって、
三千円なんて安いものだと思って参拝したのだが。


所在地:京都府京都市東山区本町十五丁目778番地
宗派:臨済宗東福寺派
御本尊:釈迦如来
創建:嘉禎2年(1236)
開基:九条道家


【紅葉】




暗い臥雲橋を過ぎて参道を歩く。

うーむ、紅葉の見頃は過ぎてるようだ。

日下門で拝観受付を済ませ通天橋へ。
人数限定と時間指定があるので参拝者は少ない。

紅葉が全盛期の時の凄さとストレスを知ってるだけに、
参拝者が少ないだけでストレスが無くて嬉しいもんです。

ちなみに仏殿や三門の拝観は不可です。


【落葉】




あー、これだけ落葉してるわ。
紅葉は期待出来んな。

通天橋から紅葉を見たけど終わってた。(泣)
一週間遅かった。

とりあえず本坊庭園を見に行こう。


【西庭】


大市松模様の井田の庭。


【紅葉】








通天台から見た紅葉。

残念ですなぁ。
紅葉の見頃の見極めが毎年難しいし、
今回のように早めに予約しないと運次第。

今年は運が無かったな。


【北庭】












小市松の庭園。


【東庭】






北斗七星を表す円柱は山内にある東司で使用されていた礎石。


【南庭】








蓬萊神仙思想の表現したメインの南庭のライトアップは素晴らしい。
これは拝観した甲斐があるというもの。


【砂紋】



【恩賜門】





【南庭】






奥に見えるのが仏殿。






五山を表したもの。

東西南北それぞれの庭は素晴らしかった。

大方丈の仏様に拝んで通天橋に戻る。


【紅葉】














去年はちょうど今頃が見頃だったんだけど、
今年はこんな感じなので満足感はない。

なので拝観料三千円はめっちゃ高いと感じました。
見頃だったから満足度はあると思うけど。

東寺なんて千円であの満足度。
東福寺もこれぐらいの拝観料に設定してほしい。

来年も東福寺の夜間拝観があるか分からないけど、
来年行くかどうか迷う。

来年行こうと思ってる人にアドバイスするなら、
見頃の時以外だと満足度は低いと思います。

あと、キャンセルしてもお金が帰ってきません。
なんつうーか、こんな殿様商売は止めた方がいい。

行基寺(2020年11月28日参拝)

2021年02月08日 | 大和北部八十八ヶ所霊場
横蔵寺から次なる参拝となるのが行基寺。
以前参拝した時に書院から見た風景と庭園が素晴らしかったんですよ。

岐阜に行ったらまた参拝したいと思っていたので、
今回の機会に再訪することにした。

ちなみに行基寺に行くには少々酷道を走る必要があります。
前から対向車が来ないでくれと願う道です。(苦笑)

無料駐車場に到着した時の喜びは格別ですのでどうぞ。(笑)


<2018年9月16日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/051006250510/e/154627876f81ab33864b8e5a9e873eb0

https://blog.goo.ne.jp/051006250510/e/495fd43e1c942d8699001a662634ca8e


所在地:岐阜県海津市南濃町上野河戸1024-1
宗派:浄土宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:天平年間
開山:行基菩薩
札所:西美濃三十三霊場


【風景】




無料駐車場から見た風景。

濃尾平野と揖斐川の風景はなかなか良い。


【石垣】



【山門】




文政3年(1820)再建されたもので威風堂々たる山門です。


【境内】



【石仏】





【観音堂】



【紅葉】



【本堂】


本堂は扉が開いていますので外から拝むことが出来ます。
しかし、こちらは拝観料を支払ってでも本堂内と書院に入っていただきたい。


【境内】



【御本尊】





【本堂内】




御本尊が祀られている間の左右に別の間があり、
それぞれ掛け軸が掲げられ奥に諸仏が祀られていました。


【苔庭】






宝永2年(1705)美濃高須藩松平家初代松平義行公が、
行基寺再建と同時に縁山和尚により作庭された回廊式庭園。

相変わらず見事な庭園です。


【廊下】


ピカピカです。


【小書院】



【対面の間】




この対面の間が本当に素晴らしい。
こんな部屋が我が家にも欲しいわ。


【眺望の庭園】



【掛け軸】



【襖】



【小書院】





【回廊式庭園】







【小書院】







【藩主の間】



【回廊式庭園】





【苔庭】





【滝水】


これにて行基寺の参拝終了。

御朱印は今回はいただきませんでした。
さて、これから京都へ行きます。

横蔵寺(2020年11月28日参拝)

2021年02月06日 | 西美濃三十三霊場
華厳寺の次は初めて参拝する横蔵寺。

横蔵寺は即身仏が祀られ尚且つガラス越しに見て拝める、
非常にレアな経験が出来るお寺である。

即身仏は山形県が多いですが、
全国に18体ほどが現存している。

通常は3年後に掘り起こされ即身仏になるが、
中には掘り出されずにいる即身仏も多いとされています。

しかし、即身仏になる僧侶達の生き様は凄まじいものがある。
エジプトのミイラとは動機が余りにも違い過ぎる。

人々を未来永劫救おうとしてミイラ化となるなんて、
まさに究極の修行ですね。

畏敬の念を抱いて参拝したいと思います。


所在地:岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲神原1160
宗派 天台宗
御本尊:薬師如来
創建:伝・延暦20年(801)又は延暦24年(805)
開基:伝・三和次郎大夫藤原助基
札所:西美濃三十三観音霊場


【縁起】
平安時代から鎌倉時代の仏像等、多くの文化財を有する古寺であるが、
草創や沿革については史料が乏しく、平安時代末期頃までの寺史はほとんど不明。
 
寺伝によれば横蔵寺は天台宗宗祖最澄が自作の薬師如来を安置して創建した寺とされている。
伝承によれば最澄は比叡山延暦寺を開創する際に本尊薬師如来像を自ら刻んだが、
その薬師如来像を造ったのと同じ霊木からもう1体の薬師如来像を造った。

最澄はその2体目の薬師如来像を笈に入れて背負いながら諸国を旅したが、
延暦22年(803)横蔵寺のある地まで来た時に薬師如来像が動かなくなったので、
ここに一寺を建立して薬師如来像を祀ることにし、
地元の三和次郎大夫藤原助基が寺を建立したという。

鎌倉時代には38坊を有する大寺院だったというが、
鎌倉時代から室町時代の寺史も断片的にしか分かっていない。

元亀2年(1571)織田信長の兵火で焼失し現在ある本堂、三重塔、
仁王門等の主要伽藍は江戸時代の復興である。
織田信長の比叡山焼き討ちによって延暦寺の伽藍が灰になった後、
横蔵寺の本尊薬師如来像は延暦寺本尊と同じ霊木から造られた、
最澄自作の像という由緒ある像だということで延暦寺に移された。

その代わりに洛北の御菩薩池から移されたのが、
横蔵寺の現本尊である薬師如来像であるという。


【石垣】


駐車場はこんな田舎なのに300円と有料でした。
まぁ、観光寺院でもあるので仕方ない。

少し離れた場所の駐車場は無料っぽかった。


【医王橋】






境内入口。
風情があって良い。


【石垣】




苔むした石垣がたまらない。


【境内社】



【本坊門】


渋い。


【仁王門】




こちらも渋い。
まさにいぶし銀といった渋さですね。

延宝3年(1675)再建されたもの。


【三重塔】













渋い。
このお寺は何もかも渋い。

渋いものばっかりだわ。(笑)






もし霧があったら幽玄な雰囲気で更に最高でしょうね。


【本堂】


本堂も渋い。
渋いしか書いてない。(笑)




御本尊は厨子に安置され60年に一度の秘仏。


【鎮守社】



【境内社】



【参道】



【観音堂】



【宝物館】



【境内】



【瑠璃殿】


こちらに20数体もの重文の仏様達が安置されていて、
見応えたっぷりで堪能できました。

残念ながら撮影禁止でした。

拝観料500円要。


【舎利堂】




こちらに舎利仏が祀られていて近くで見れます。

カッパのミイラは見たことがありますが、
舎利仏は初めて見ました。

黒く小さくなった舎利仏は畏怖の念を抱かざるを得ない。
凄まじいものを感じました。

画像は勿論撮影禁止なのでありませんが、
ネットでは見ることが出来ます。

【舎利仏】
舎利堂に安置される舎利仏は妙心法師という人物の遺体である。
妙心法師は横蔵寺の地元の村の出身で俗名を古野小市良と言った。

天明元年(1781)に生まれ諸国を巡って仏道修行をし、
文化14年(1817)断食修行の後、今の山梨県都留市の御正体山で即身成仏したという。

遺体は何らの加工もなく自然にミイラ化したとされ、日本のミイラ仏の中では最も若い。
当初は成仏した地の山梨県都留郡鹿留村で保存されていたが、明治初年に山梨県庁に移され、
明治13年(1880)に明治天皇が天覧になられた際に、故郷へ戻すようにとのお言葉があり、
明治23年(1890)本人の出身地の横蔵寺に移された。


【御堂】



【境内】







【御朱印】


書置きを二体いただきました。

横蔵寺はこれにて参拝終了。

渋い伽藍と素晴らしい仏様と舎利仏があり、
とても充実した参拝が出来ました。

全くケチのつけようが無いお寺で、
個人的に華厳寺より横蔵寺の方が凄いと思いました。

華厳寺 其の二(2020年11月28日参拝)

2021年02月02日 | 西国三十三カ所観音霊場


其の一からの続き。
華厳寺の本堂の次は諸堂を参拝します。


【回廊】





【十一面観音菩薩】





【聖天堂】





【韋駄天】





【笈摺堂】



【子安堂】











【本堂】



【境内】



【観音菩薩】



【狸】



【満願堂】



【高僧像】



【子安地蔵】



【狸】


何でこんな所に狸の像があるのか不思議だったが、
嘘か誠か満願達成者は他の人より抜きん出ている、
つまり他抜きがタヌキに無理やり変換した結果がこの狸です。(笑)




何でもありのような。(笑)

しかし頭隠して尻隠さずという言葉があるが、
この狸達は股間隠さずですね。(笑)

しかもキ〇タマはデカいしアレはビンビンだし。(苦笑)


【境内】



【阿弥陀堂】



【子安地蔵】



【御堂】



【本堂】



【阿弥陀堂】



【緑ケ池】




大正初期までこの地に農業用水の溜池がなく、
高橋正治郎氏が発願し溜池の造成や18町9反の大正新田を開発されたもの。


【苔の水地蔵尊】




本堂裏手に祀られています。


【十三重石塔】



【元三大師堂】





【内仏客殿・庫裏】











【境内】



【紅葉】











【中門】



【御朱印】






満願堂から40分から50分ほど山を登れば奥ノ院に行けるそうだが、
今回は時間が厳しいのでパス。