Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

海蔵寺(2019年2月2日参拝)

2019年02月28日 | 仏閣
河内國魂神社の隣りにお寺があります。

事前チェックでは全く見逃していましたが、
隣りにお寺があるんだから参拝しなくてはなりません。(^^

きっと河内國魂神社の神宮寺だったんでしょうけど、
神社とお寺の間の扉は開けられ、今でも友好関係なんでしょうね。

たまーに、仲が悪い寺社も見たことがあったけど。(苦笑)



所在地:兵庫県神戸市灘区国玉通3-6-3
御本尊:地蔵菩薩
創建:延喜元年(901)
開基:法性房尊意


【縁起】
延喜元年(901年)法性房尊意の開基と伝えられています。

その後の沿革はわかりませんが、
河内国魂神社の神宮寺として知られています。

幕末の摂海防備の時長州の毛利藩が武庫川から須磨までの警備に当たる為、
所々に陣屋(駐屯所)を置きましたが、海蔵寺もその一つです。

明治維新になって神仏分離の為、神宮寺は海蔵寺として独立しました。

明治12年頃には五毛梅林として梅の名所となっていましたが、
今では名だけとなっています。


【参道】



【山門】



【本堂】





【金剛力士】




ちょっと変わった風貌ですね。


【霊符堂】


青いオーブが映っていますね。

まぁ、単なるレンズに付いた埃が、
太陽光に反応しただけなんですけどね。




弘法大師、不動明王、毘沙門天等に守られるかのように、
中央に厨子が安置されていました。

鎮宅霊符尊神御神像でも安置されているのかな。


【井戸】



【地蔵菩薩】


横に見える扉から隣りの河内國魂神社と行き来出来ます。


御朱印の有無は確認出来ておりませんが、
ネットで見る限り無さそうですね。

河内國魂神社(2019年2月2日参拝)

2019年02月27日 | 神社
兵庫縣神戸護國神社から河内國魂神社へ移動。

その距離は僅か600メートル程で助かります。(^^

こちらは摩耶ケーブル乗り場に近い場所に鎮座しています。



所在地:兵庫県神戸市灘区国玉通3-6-5 
御祭神:大己貴命
配祀神:少彦名命、菅原道真公
創建:不明
社格:式内社



【由緒】
当社の創始は伊勢神宮開社の西暦前3年であると語り伝えられているが、
しかし延喜式神祇部に所載の神社として、
千数百年前既に由緒ある名社として尊崇されていたことが想像できる。

当社に祀られている御祭神の大己貴命は少彦名命と力をあわせ国土経営にあたられ、
慈愛の心篤く福徳円満、医薬酒造の祖神、
また、七徳兼備を称えられ広く尊崇されているが、
一説には摂津国造凡河内忌寸の祖を祀っていたのであろうといわれている。

延喜年間、菅原道貞公が筑紫の太宰府へ左遷の途次、御影の浜に船を泊めた時、
菅公との別れを惜しみ秘かにこの地まで下向した尊意僧正(延暦寺第十三代座主)と、
社頭において餞別の際、その応待が極めて慇懃丁寧なるを垣間見た村人達が、
菅公の没後、その勧学文墨の徳を慕って御霊を勧請合祀。

俗に五毛天神と称せられるようになった。



【鳥居】


駐車場があるかと思ったが無くて僕は途方に暮れた。(^^;

幸いにも近くに有料駐車場があり助かったよ。

鳥居は阪神淡路大震災で倒壊、その後、再建されたもの。

こちらの神社でも相当の被害があったんですね。
全く知りませんでした。

生田神社の拝殿が倒壊した模様はテレビで放送されていましたが、
それは極一部に過ぎなかったと改めて認識した。


【社頭】



【絵馬殿】



【蔵】



【境内】



【手水舎】



【唐獅子】


手水舎に唐獅子とはまた珍しい。(^^


【拝殿】




巨木の緑が無ければ結構殺風景な雰囲気だったと思うが、
それを見事に打ち消してくれるのが木々の緑葉ですね。


【厳島神社・箕岡神社】



【御神牛】



【梅】





【御神馬】



【伊勢神宮遥拝所】



【荒川稲荷神社】







【狛狐】



【御朱印】

兵庫縣神戸護國神社(2019年2月2日参拝)

2019年02月26日 | 神社
六甲八幡神社から数百メートル離れた場所に鎮座している、
兵庫縣神戸護國神社へ。

大型の無料駐車場ありました。


所在地:兵庫県神戸市灘区篠原北町4-5-1
御祭神:兵庫県東部の国事殉難者
創建:昭和16年(1941)
社格:内務大臣指定護国神社・別表神社


【由緒】
明治以降、兵庫会下山に祭庭を設けて戦没者の招魂祭が行われていたが、
昭和16年(1941)灘区王子町に社殿を造営し、
内務大臣指定護国神社となった。

昭和20年(1945)の戦災で社殿ほかを焼失し、
昭和34年(1959)11月、同区篠原北町の現在地に社殿を復興、遷座した。

第二次大戦後のGHQ占領下は護国神社の名称では、
軍国主義施設として廃止される虞があるとして、
兵庫御霊神社と改称していた。

独立後は元の社名に復した。



【鳥居】


以前は渋い木製の鳥居でしたが、
老朽化の為に平成25年(2013)に再建されたもの。


【狛犬】



【地球儀】


世界平和を祈念されて奉納されたものでしょうか。


【境内】



【拝殿】




護国神社って結構殺風景な神社が多いのですが、
後ろの摩耶山が借景となっているせいか、
余り殺風景な雰囲気は感じなくて良かったです。(^^


【末廣稲荷社】





【社務所】




社務所も阪神淡路大震災で半壊の憂き目にあうも、
その後、再建されています。


【梅】





【御朱印】

六甲八幡神社(2019年2月2日参拝)

2019年02月25日 | 神社
続いて阪急神戸線六甲駅近くに鎮座する六甲八幡神社へ。

無料駐車場はありますが、
参拝しない人は20分まで無料、以後20分毎100円、
最大800円の有料駐車場でもありました。



所在地:兵庫県神戸市灘区八幡町3-6-5
御祭神:八幡大神
配祀神:天照大神、春日大神
創建:不明
社格等:県社


【由緒】
創祀の由来については諸説があるが、
社伝によれば平清盛が福原に遷都した治承4年(1180)、
京都石清水八幡宮を勧請したことに始まるという。

太平記』元弘3年(1333)摩耶城合戦の条に八幡林の名があるのは、
当社の森のことである。

戦国時代は荒廃していたが天正年間に林播磨が修築し、
その孫林清兵衛が寛政7年(1795)本殿などを改築した。

さらに領主の石河氏が奈良の春日大社の旧社殿を移して、
社殿を造営したのが現在の建物であるという。

また、厄神宮本殿は県重要文化財に指定されている。

斗きょう部、蛙股並びに妻組等、細部手法もその頃の技風を存する。
向拝柱間を1間として3間社の通則を破って広く構えた平面意匠は、
この種建築の平面形の変遷を知る好い遺例である。

阪神淡路大震災(1995)で全壊したが、
現在は彩色も鮮やかに復興されている。


【境内】


線路と踏切、そして駅が近く境内の外は騒がしいが、
境内に入る途端、とても静かに感じる。


【手水舎】



【拝殿】





【狛犬】


おもろい顔をしております。(笑)


【金比羅宮】



【稲荷社】







【狛狐】



【厄神宮】





【庚申社】



【古札納所】



【御朱印】



【御朱印帳】


参拝した時に初めて知ったのですが、
こちらの神社には大好物の木製の御朱印帳がありました。(^^

焼印無しバージョンもあり300円安かったですが、
絶対焼印あった方がいいでしょ。(笑)

その他にキティちゃんの御朱印帳もありましたよ。

十善寺(2019年2月2日参拝)

2019年02月24日 | 仏閣
東灘区の弓弦羽神社の次は灘区へ移動。

灘区と言えば進学校の灘高校や灘の銘酒が思い浮かびますが、
十善寺という臨済宗のお寺があります。

場所は神戸大学の近くで、結構山手にあるので、
歩きでお寺まで行くとしんどいと思います。(^^;

お寺には駐車場が二カ所ありました。


所在地:兵庫県神戸市灘区一王山町12-48
宗派:臨済宗永源寺派
御本尊:十一面千手観音菩薩
創建:天喜5年(1057)
開山:信覚大師



【縁起】


当山は後冷泉天皇の天喜5年(1057)信覚大師の手によって創建。

往時には七十三の僧房と七堂伽藍を擁し、又、景勝の地の和も得て、
誠に壮観であったと伝えられています。

その後、兵火に遭遇し、総てを灰儘に帰するところとなり、
禅宗の高僧宇光寂室禅師はこれをたいそう惜しまれ、
諸堂や十三院を造営されました。
 
天正年中(1573~1592)織田信長の兵火で、また堂宇は焼失の憂き目にあい、
現在の寺観は元禄の高僧、永源寺・仙霊祖竺禅師の志を継いだ、
高羽の楠本三左衛門高重によって寛文5年(1665)に再建され、
宝暦11年(1761)に呑海禅師が来てから完成されたものであります。
 
御本尊には十一面千手観音菩薩を安置し、脇仏として弘法大師を、
又、諸天皇を祠っております。
 
最初の兵火と伝えられるのは元弘3年(1333)赤松円心が、
播磨国から攻め上がり摩耶山城によって京都の北条軍を悩ました時で、
円心が十善寺を戦いに利用した為、この地方は戦場となり寺が焼かれた。

それ以後、寺は元の地から現在の地へ移ったと言われています。
 
一王山と言う山号は寺の南の地名であった一の尾を一の王にとって山号とし、
王は十善、神は九善という所から寺号を十善寺と称しました。

背山には八十八ヶ所の霊場があり、
毎月21日にはお大師様の日としてお供養しております。


【仁王門】


予想以上に立派な仁王門です。

これは見事でしたね。


【仁王像】





【境内】




臨済宗のお寺の雰囲気は余り感じられない。


【本堂】




本堂は閉まっているかと思ったけど、
扉を開いたので内陣を見ながら参拝出来ました。(^^


【案内書】


なーんだ、駐車場は有料だったのね。

勿論、200円支払いましたよ。


【鐘楼堂】



【弘法大師】



【役行者】





【不動明王】



弘法大師に役行者に不動明王像が祀られている。

ここは本当に臨済宗のお寺なのかと疑ってしまう。(^^;

だから臨済宗の雰囲気を余り感じ無いんだな。


【閻魔堂】




閻魔大王さんまで居ましたわ。(^^;


【十三重石塔】



【本堂】


本堂の裏側です。


【弘法大師・薬師如来】







【お遍路ミニ霊場】


八十八ヶ所霊場までありましたよ。


【薬師堂】



【御堂】



【不動明王】





【石塔】






二層の石塔にはそれぞれ弘法大師と思われる石像が安置されていました。


【地蔵尊】



【早起観音】




このような名前の観音さんは初めて知った。(^^;


【石像】



今は臨済宗のお寺ですが、
真言宗の雰囲気が色濃く残っていましたね。

勧修寺長吏、東大寺別当を経て東寺長者となり、
仁和寺別当を兼ね、高野山座主になった信覚大師が創建したお寺だけある。

御朱印はありますが、ピンポンを押さず次の地へ急ぐ。

弓弦羽神社(2019年2月2日参拝)

2019年02月23日 | 神社

まだまだ続く兵庫県の神社仏閣巡り。

続いて東灘区へ移動し突然有名になった神社へ。

それはオリンピック金メダリスト羽生結弦選手ファンの、
聖地となっている弓弦羽神社です。

オリンピックの時はニュースで、
この神社の模様が放送されていましたが、
本当に沢山のファンが訪れていましたね。

そりゃ羽生選手が直々に参拝したとあっては、
ファンが沢山訪れるのも無理はない。

元々は八咫烏がシンボルとなっている神社とあって、
サッカー関係者が訪れていました。

しかし、羽生選手の影響力は凄まじく、
関西では相当知られる神社となりました。

羽生選手恐るべし!



所在地:兵庫県神戸市東灘区御影郡家2-9-27
御祭神:伊弉册尊、事解之男命、速玉之男命
創建:嘉祥2年(849)
社格:村社



【由緒】
社伝によると往古、神功皇后、三韓より御凱陣の時、
忍熊王が反乱したのを知り、皇后自らこの地に弓矢甲冑を納め、
熊野大神を奉斎し祈念した。

恒武帝の御宇、延暦年間(8世紀末)弓弦羽ノ森を神領地と定め、
嘉祥2年(849)正月14日神祠を造営し遷座した。

この時、熊野別当慶覚摂津国灘浦遊鶴羽之峯権現ノ故事当官文庫ニ記録アリ、
云々と祝文を贈るとある。

亀山天皇の文永2年(1265)諸国に荘園を設けて郡司を置いた際、
此の里にも郡司を置きたる由来により此の里を郡家という。

此の地は古くより栄えた処で、郡家・御影・平野の三村の総氏神として、
かなりの社勢を誇っていたようである。

更に江戸時代後半になると氏子地域の酒造業や廻船業が力をつけ、
社殿の造営を度々行なった。

文化9年(1812)には知恩院宮より御撫物を賜り、
御安全長久の御祈願所となった。


【鳥居】


鳥居横に3台分の無料駐車場がありました。

神社の規模の割りに駐車場が少ないなぁと思っていましたが、
鳥居をくぐり参道横に停めても良いようでした。


【参道】



【拝殿】


予想以上に大きい神社ですね。

拝殿横辺りのスペースも車は停めれるようです。


【狛犬】



【中門】



【本殿】




絶賛工事中ですが立派な本殿でした。


【遥拝所】


神宮・皇居の他に元宮である熊野三山を遙拝しているとのこと。


【絵馬】


熱いメッセージばかりでした。(^^


【神饌所】



【御影石のサッカーボール】


サッカーボールは入院中とのこと。(^^;


【十二社】







【蔵】



【御朱印】

森稲荷神社(2019年2月2日参拝)

2019年02月22日 | 神社
二宮神社から次の神社へ移動。

神社の名前はズバリ稲荷神社です。

まさかそのまま稲荷神社という社名の神社があるとは。

一応、単に稲荷神社だと分かり難いので、
ここでは通称名の森稲荷神社を使わせていただく。



所在地:兵庫県神戸市東灘区森北町4-17-11
御祭神:倉稲魂命
配祀神:天照皇大神、豊受女命、建南方命、応神天皇、菅原道真、大山祇神、八衢比古神
創建:不明



【二之鳥居】


この鳥居が渋くてカッコがいい。(^^

ちなみに一之鳥居は500メートル程離れた朱の鳥居が有りますが、
時間の都合で華麗にスルーしたった。


【狛犬】



【拝殿】


車は拝殿の裏や境内の端っこに駐車可能ですが、
入る道が分かり難い&入っていいか迷います。(^^;






まずはパンパンとお参り。

しかし、稲荷神社ならもっと稲荷神社らしい雰囲気があるものだが、
こちらはその雰囲気を余り感じられない。


【神輿倉】



【神具倉】



【地車庫】



【狛犬】





【鳴浮女宮社】



【天満宮】



【本殿】




これが予想外といっては失礼だけど、
渋く美しい檜皮葺屋根の本殿でした。(^^


【五社殿】


神功皇后、伊弉諾命、大物主命、正哉吾勝命、綿津見神が祀られていました。


【稲荷社】




稲荷神社なのに更に稲荷社が鎮座していました。(笑)


【御朱印】

二宮神社(2019年2月2日参拝)

2019年02月21日 | 港神戸守護神厄除八社巡拝
超アウェーでしかも勉強不足でどうしていいか分からず、
オロオロしていたモスクの参拝を終え、
次からはホームの神社である二宮神社。

二宮神社といえば滋賀県栗東市にある大野神社と共に、
嵐の聖地となっている神社です。

先日、日本のみならずアジアでも衝撃の嵐を巻き起こした、
嵐の活動休止が報道されたばかり。

今日もきっと嵐ファンが沢山訪れていることだろう。


ちなみに二宮神社には駐車場がありませんので、
近くの有料駐車場をご利用ください。



所在地:兵庫県神戸市中央区二宮町3-1-12
御祭神:天之忍穂耳命(正勝吾勝勝速日天忍穂耳命)、誉田別命(応神天皇)
創建:不明
社格等:村社
札所:港神戸守護神厄除八社巡拝


【由緒】
創立時期はあまりにも古く定かではありませんが、
摂政元年(201)に神功皇后が生田神社を建立する際に、
お参りになられたと伝えられています。

また、貞観年中(859~877)に生田神社のある砂山が大水害にみまわれ、
現在の地に御社を築く間、二宮神社で神さまをお祀りしたと伝えられる。

明治時代には旧葺合区内にある神社のすべてが二宮神社に合祀され、
総鎮守となりましたが、現在では地域の発展と共に再び神社が建立され、
神々も元の神社へとお遷りになられ、現在は生田北八幡宮のみ、
合祀神としてお祀りしている。

当社は源平や南北朝、戦国、大東亜戦争と、幾多の戦災を被り、
昔日を偲ばせるのは樹齢700余年を数える欅のみである。


【鳥居】


いかにも都会にある神社といった風情。


【御幸石】



【拝殿】


赤が鮮やかで美しい拝殿です。




内部はシックで清潔ですね。

やはり嵐ファンらしき女性が結構居ましたね。


【狛犬】



【稲荷神社】



【椋白龍社】




ホワイトスネークが祀られていました。

開運方除や疫病除け等の御利益があるとのこと。


【おイネ狐】


子宝や安産に御利益があるらしい。

ホントか?(^^;

信じるか信じないは貴方次第、いやもとい、
信じる者は救われるかな。(^^


【鳥居】


椋白龍社の横にもう一つの鳥居がありました。


【御朱印】


普段、奉納された絵馬は見ないのですが、
やはり嵐ファンの方のモノが多かったですね。

神戸ムスリムモスク(2019年2月2日参拝)

2019年02月20日 | 教会・モスク
プロテスタントの教会を参拝した後は、
生まれて初めて訪れる場所へ。

さすが国際都市の神戸だけあって、
イスラム教のモスクがあります。

それが神戸ムスリムモスクです。

初めてここを知った時、
排他的で原理主義のイスラム教というイメージがあり、
異教徒が入っていいのか不安でした。

しかし、インターネットというのは有難いもので、
事前に調べる事が出来る。

調べてみると普通の服装であれば異教徒でも、
モスクに入れるとのこと。

昔ならイスラム教に良いイメージは全く無かったから、
モスクに行く気なんて全く無かった。

最近は新たな刺激が欲しくなったのか、
今回、勇気を振り絞ってモスクの中に入ることにした。



所在地:兵庫県神戸市中央区中山手通2-25-14
宗派:イスラム教
建立:昭和10年(1935)


【沿革】
神戸ムスリムモスクは神戸在住のトルコ人、タタール人、
インド人貿易商らの出資により建てられた日本で最初のモスクです。

当時、イスラム教は新宗教と同じく、
行政上宗教の扱いを受けない類似宗教と見なされた。

同年8月2日に献堂式が執り行われ、
当モスクで始めての金曜礼拝が行われました。

その後10月11日、約600名の来賓を迎えて、
旧トア・ホテルにて祝賀会が執り行われました。

完成したモスクの運営は組織の主体はスンナ派、
法学派としてハナフィー学派であることが明記されており、
理事や監事はスンニ・ハナフィ・ムスリムにより選任されることになった。

理由はインド、タタール人の多くはハナフィー学派であったからで、
それ以外の学派の信徒も当然所属することは出来た。

戦時中昭和18年(1943)に日本海軍に接収された。

モスクは頑強な地下室と建築構造を持っており、
昭和20年(1945)の神戸大空襲で焼失を免れた。

平成7年(1995)の阪神・淡路大震災でも倒壊せず、
避難民を収容し現在に至っている。



【モスク】


神戸ムスリムモスクには専用の駐車場が無く、
隣りにある有料駐車場を利用することになります。

これが神戸ムスリムモスクの全景です。








ミナレットと呼ばれるモスクやマドラサ等の、
イスラム教の宗教施設に付随する塔や円形のドームが美しい。

モスクって今回初めて見ましたけど、
とても印象的で心に残りますね。

世界中のモスクの写真や動画を見ると、
世界遺産のタージマハールを筆頭に建築美として傑作が多い。


【イスラム文化センター】


こちらはイスラム教徒を問わず、
イスラムの基礎知識を提供する場所だそうです。


【モスク】




いよいよモスク内に入ります。

さすがに初めてなので緊張してきた。




こちらの扉からは入れませんでした。

どこから入っていいか分からず焦る。(^^;




どうやら横から入るようだ。

けど、余計に入り難いわ。(^^;

勇気を出してドアを開けて中に入ると玄関に受付があり、
いかにもアラブ人といった顔立ちの男がいた。

完全アウェーで初めてアラブ人と話すので緊張感マックス。(^^;

アラビア語は当然ながら話せないので、
英語だったら何とか伝わるかなと思い参拝したい旨を伝えると、
日本語が話せることが判明。(^^

礼拝堂の場所が分からずオロオロしていると、
あっちあっち、と場所を教えてくれました。(^^;


【礼拝堂】


中の撮影や飲食は不可とのことで、
写真はネットで拾ったものです。

一人だけムスリムの男がいてコーランを唱えていました。

イスラム教における最高の聖地とされるカアバ神殿がある、
メッカの方角を向いているんでしょうね。


礼拝堂は外観に比べ狭く、祭壇とか無いので、
どうしていいか僕は途方に暮れた。(^^;

いくら礼拝する建物の中に入っても、
拝む対象物が無いと、どう拝んでいいのか分からなくなるのね。

初めての感覚というか、とまどいでしたね。

さすが偶像崇拝を禁止しているイスラム教だけある。

仏像や神像、キリスト像等の偶像は人間が作ったモノであって、
神そのものではないから、それを崇拝するの間違っていると。

まぁ、一理あるなとは思う。


振り向いて上を見ると二階に女性がいる。

これは行ってみたいと思ったが、
二階は女性専用で男は入れないようになっていました。

逆に女性は一階には入ってはいけない決まりがあるそうです。


私が見れたのは礼拝堂とお風呂場だけでした。

とりあえず初めてのモスクは写真が撮れない、
勝手が分からないで消化不良でしたね。

ただ、小田急線・代々木上原駅にある東京ジャーミイは、
荘厳なオスマン・トルコ様式のモスクなんで、
いつの日か懲りずに行ってみたいですね。


礼拝堂内部の写真は撮影不可でしたので、
ご興味がある方は下のサイトでご覧ください。

https://matcha-jp.com/jp/1291

神戸バプテスト教会(2019年2月2日参拝)

2019年02月19日 | 教会・モスク
一宮神社から徒歩数分の場所に教会があります。

それがプロテスタントの神戸バプテスト教会です。

今まで教会は幾つか参拝していますが、
キリスト教を信仰していない為か、
特に感じる事も無く。(^^;

今日はどうだろうか。



所在地:兵庫県神戸市中央区山本通1-7-27
宗派:キリスト教プロテスタント バプテスト派
創建:昭和26年(1951)
創始者:シェラー宣教師


【沿革】
神戸バプテスト教会は米国南部バプテスト連盟より、
シェラー宣教師ご一家が神戸に来られたことによって始まりました。

最初におこなわれた礼拝には大人42名、
教会学校には子ども36名が出席されたとの記録があります。

最初のバプテスマ(洗礼式)は神戸浸礼教会
(現:日本基督教団 神戸聖愛教会)を借りて行われ、
15名がバプテスマを受けられました。

昭和26年(1951)に教会組織がされ、
クリスチャンの洋画家である小磯良平宅跡地を譲り受け、
米国南部コロニアルスタイルの教会堂が建てられました。

阪神・淡路大震災で礼拝堂は傷つきましたが倒壊は免れました。

会堂は全国のボランティアの活動拠点として、
幼稚園舎は地域の方々の避難所として用いられました。

礼拝堂は補修工事によって昔のままの姿を保っています。



【教会】


4台分の無料駐車場がありました。




やっぱり教会に入るのは少し勇気が必要ですね。

場違い感が半端無いから。(^^;


【礼拝堂】




この教会はステンドグラスとか無くて、
いたって質素というか、あっさりとした内観ですね。

ちょっと調べてみると、プロテスタントの教会は、
豪華で荘厳なカトリック教会と違ってシンプルです。

それはプロテスタントには清貧の思想があるからだそうです。


【木版図】



【礼拝堂】


二階に部屋がある。

とりあえず行ってみよう。




二階にあった部屋には本が沢山置いてあった。




二階から見た礼拝堂。

よく見るとキリスト像やマリア像が無いですね。

十字架すら無い。

どうやらプロテスタントでは聖母マリアや聖人信仰があんまり無いのと、
偶像崇拝は退けているとのこと。

プロテスタントが礼拝するのは、
父なる神、子なるキリスト、聖霊という三位一体の神のみだそうです。

プロテスタントとカトリックの違いが少し分かってきた。(^^


これにて神戸バプテスト教会の拝観終了。

結局、今回もお祈りしたというより教会を見ただけだった。

キリスト教に対する信仰心の無さなんだろうけど、
もうちょっとキリスト教を知っておきたい。

キリスト教をもっと知るにはミサや主日礼拝に参加しないと、
分からないよなぁ。

次はミサや主日礼拝に参加してみよう。


【神戸ハリストス正教会】




一宮神社の本殿後ろにある神戸ハリストス正教会です。




ここは小さな教会で閉まっていました。


【ダルビッシュミュージアム】


北野坂にありました。

こんなのがあったのね。


この後、カトリック神戸中央教会に行く予定であったが、
痛恨のミスで参拝し忘れてました。(泣)

一宮神社(2019年2月2日参拝)

2019年02月18日 | 港神戸守護神厄除八社巡拝


三本松不動院の横は不動坂があり、
その途中にある有料駐車場に車を停めております。

不動坂を少し下りると一宮神社という神社があります。

神戸には一宮から八宮まであり、
その中心的存在の神社です。


所在地:兵庫県神戸市中央区山本通1-3-5
御祭神:田心姫命
創建:不明
札所:港神戸守護神厄除八社巡拝


【由緒】
当社の創建年代は不詳であるが、
一説には推定4世紀ともいわれている。

御祭神の田心姫命は天照大御神が素盞嗚尊と剣玉を交換して、
誓約の際にお生れになった三女神五男神の一柱で、
福岡県宗像郡沖の島鎮座の宗像大社より勧請されたといわれる。

大国主命の后として御一緒に日本国土開発と経営に協力された。

又、神功皇后が三韓からの帰途神験特に著しく巡拝された一社で、
爾来、生成発展、交通安全、厄除、縁結びの守護神として、
御神徳の高い神様で旧八部郡北野村鎮守として奉斎されている。

 
生田神社の裔神八社のうちの一宮であり、
元禄3年(1690)の書に「市の宮」と記載され、
神社を中心として一定の日に市の立つところであったといわれている。


【第一鳥居】


この鳥居をくぐると普通は参道ですが、
神社の無料駐車場となっていました。

4台は停めれました。


【第二鳥居】





【境内】



【拝殿】


パンパンとお参り。


【本殿】



【狛犬】



【熊高稲荷神社】





【狛狐】



【伊久波神社】


御祭神:伊久波戸田宿祢命


【御朱印】

三本松不動院(2019年2月2日参拝)

2019年02月17日 | 仏閣
オシャレな異人館が並ぶ北野異人館通りにあって、
唯一異質な雰囲気を醸し出す場所がある。



それがここ。

玉垣と奥の朱色の鳥居が見えるので、
神社かと思い近づいて行った。

しかし何とも殺風景で入り難い雰囲気がプンプン。

これだけ多くの寺社を参拝している私ですら躊躇するのだから、
異人館目当てで来ている観光客は見向きもしない。

まぁ、それはこの雰囲気だから仕方ない。

しかし私はこのまま引き下がる訳にはいかない。

表の閂門をくぐり狭い境内へ。

閂門には高野山真言宗不動院と書かれていたので、
ようやくお寺だということが判明。



所在地:兵庫県神戸市中央区北野町2-3-26
宗派:高野山真言宗
御本尊:霊石生不動明王
創建:不明


【狛狐】


入ってすぐに稲荷社が鎮座。


【三本松大明神】





【松】


これが三本松不動院の由来となった三本の松の内の1本。

枯れていますが。




もう1本発見。

奥に見える建物が寺務所で、
線香やロウソク等が販売されていました。

本堂はこの中にあるのかも知れません。

この辺りが特に殺風景に感じましたね。


【延命地蔵尊】



【大熊大明神】



【八大龍王】



【不動明王】




これにて三本松不動院の参拝終了。


狭い境内に所狭しといろいろ祀られ、
また殺風景な雰囲気と相まって、
参拝していて余り良い気持ちにはなれなかったです。

もうちょっと境内を明るく整備してほしい。


参拝した時に御朱印の有無を確認したところ、
現在はやっていないとのこと。

去年の9月にいただいた方がいたので、
やめちゃったのかな。

北野異人館 洋館長屋<仏蘭西館>(2019年2月2日拝観)

2019年02月16日 | 旅行・その他
北野異人館巡りも次の洋館長屋で打ち止め。

異人館を全て回ろうとしたら一日では無理だし、
私は神社仏閣巡りを最優先しなければならないので。

サターンの椅子やロダンの彫刻がある山手八番館や、
神戸トリックアート 不思議な領事館等は次回にまわし、
大好きなガレの作品が展示されている洋館長屋にしました。



所在地:兵庫県神戸市中央区北野町2-3-18
竣工:明治41年(1908)
入館料:550円、その他プレミアムパス、4館パス、3館パスあり


【洋館長屋】


元は2世帯が暮らせる外国人向けのアパートで、
左右対称の建築が面白い建物です。

真ん中に拝観受付と入口があり入館。


【リビング】






とても豪華なリビングです。

こんなリビングが我が家にも欲しい。(^^


【食器棚】



【リモージュ】


フランスのリモージュの皿とティーカップです。

女性的でとても美しいのがリモージュですね。


【ランプ】


ティファニーのランプです。


【苺文大皿】




これはとても美しい大皿ですね。

ガレの作品なのにガラスケースに入っていなかった。

ということは、
さっきのランプもガレの作品で間違いない?


【食器棚】



【ランプ】




ガレの作品。

彼の作品はガラスケースに展示しているばかりで、
実際に電気を通しているのは珍しい。


【花器】


ガレの作品。




ドーム兄弟の作品。


【ランプ】






ガレの作品。

これ欲しいわ~。(^^


【リビング】



【食器棚】



【ロイヤルコペンハーゲン】




こちらの食器棚にはロイヤルコペンハーゲンの作品の数々。


【牛に女神の像】





【ビーナスとキューピッド】





【ルネ・ラリック】



【花器】



【ドイツ製ストーブ】





【藤田嗣治】





【リビング】


とても良いリビングです。

良過ぎて庶民の私だったら落ち着かないだろうね。(^^;


【階段】


二階へ上がって行きます。


【ヴィトン】


このヴィトンの旅行鞄は相当高いでしょうね。


【子供部屋】



【人形】


モーニングを食べる部屋の椅子に座る謎の人形。




あんた一体誰?(笑)


【ベッドルーム】


綺麗な部屋ですけど、
日本人は落ち着いて寝れなさそう。(^^;


【書斎】






ここにある調度品が凄い。


【ティーセット】


これを買うと相当高そうだ。


【時計】




まさに芸術品の美しさです。


【展示室】



【ルネ・ラリック】





【ドーム兄弟】




【エミール・ガレ】













ふぅ、満足満足。

写真を撮りまくったよ。(^^


【シャガール】




シャガールって何でこんなに評価されているのか、
私には分からない。(^^;


これにて拝観終了。

ガレの作品はもとより、
食器類、家具等の調度品が素晴らしかった。

調度品とオシャレな雰囲気の部屋が好きな方は、
拝観して損は全くありませんね。

お勧めです。

神戸異人館 萌黄の館<旧ハンターシャープ邸>(2019年2月2日拝観)

2019年02月15日 | 旅行・その他
風見鶏の館から徒歩1分のお隣にあるのが萌黄の館。

こちらはアメリカ総領事ハンターシャープ氏の邸宅で、
重要文化財に指定されている異人館です。


所在地:兵庫県神戸市中央区北野町3-10-11
竣工:明治36年(1903)
営業時間:9:00~18:00
入館料:350円 2館券(萌黄の館・風見鶏の館)650円


【萌黄の館】


萌黄の館というだけあって建物は萌黄色ですね。

早速入館。


【応接室】




入館するとすぐにあるのが応接室です。


【秋篠宮殿下・紀子様】



【暖炉】



【写真パネル】





【直筆サイン色紙】








NHK連続テレビ小説べっぴんさんのロケ地だったのね。

というか、NHK連続テレビ小説はおしんですら見た事が無いわ。(^^;


【ダイニングルーム】





【階段】


2階へ上がっていきます。


【化粧室】





【寝室】





【ベランダ】



【風景】


ベランダから見る神戸の街並み。


【リビングルーム】





【暖炉】


鮮やかなマントルピースが印象的な暖炉です。


【子供部屋】





【バスルーム】



【庭園】



【石灯籠】





【八朔】




もぎ取って食いたい欲求が。(^^;


【萌黄の館】



【石幢】






刻まれているのは仏様でしょうか。


【煙突】




阪神大震災で落下した煙突だそうです。

これにて萌黄の館の拝観終了。

重厚な雰囲気が漂う風見鶏の館の室内と違って、
萌黄の館の室内は明るくライトでしたね。

好みがあるでしょうけど、
どちらも拝観して損は無いと思います。

神戸異人館 風見鶏の館<旧トーマス邸>(2019年2月2日拝観)

2019年02月14日 | 旅行・その他


神戸北野天満神社の参拝を終え、
このまま次の参拝地に行くのは勿体ない。

折角なんで異人館の幾つかを巡ろうと思う。

まずは神社の隣りにある異人館の顔的存在である風見鶏の館へ。



所在地:兵庫県神戸市中央区北野町3-13-3
竣工:明治37年(1904)
営業時間:9:00~18:00
入館券:500円 2館券(風見鶏の館・萌黄の館)650円


【北野広場】


風見鶏の館の前の広場では何か催しものがあるようだ。


【トランペットマン】



【風見鶏の館】


2月中旬まで外観工事を行っていました。

拝観料を支払い館内へ。


【応接間】




玄関ホールに入って最初の部屋が応接間で、
とてもお洒落です。




調度品も一流のようですね。

写真に写っているのがドイツ人貿易商トーマス夫妻。


【居間】



【食堂】





【秋篠宮殿下・紀子様】



【トーマス一家】



【窓】




二階へ上がっていきます。


【ホール】



【客用寝室】



【三面鏡】



【朝食の間】



【子供部屋】


庶民憧れの暖炉もありますね。








何という豪華な子供部屋なんや。


【ベランダ】


二階は以上です。


【書斎】


1階に下りると書斎の部屋がありました。











【ゲオルグ・デ・ラランデ氏】



【ゴットフリート・トーマス氏】



これにて風見鶏の館の拝観終了。

この洋館は重厚な内装に贅沢な調度品がしつらえ、
重要文化財及び異人館のシンボル的存在に相応しかったですね。