Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

弘法寺(2018年11月11日参拝)

2018年12月09日 | 津島霊場巡り
津島霊場巡りに参加している寺院は19ヵ寺あるが、
小さなお寺ばかりで伽藍は余り魅力のある寺院は少ない。

なので津島市から稲沢市にある善光寺東海別院へ移動。

しかし、移動してすぐにお寺を発見。

そんなに目立つお寺では無いが、
個性豊かというか面白いというか、
華麗にスルー出来ない仏様を見てしまったので寄り道。

そのお寺が津島霊場巡り札所の弘法寺です。



所在地:愛知県津島市藤浪町4-3
宗派:尾張高野山宗
御本尊:身代大師
創建:不明
開山:妙紫尼
札所:津島霊場巡り


【縁起】
身代山弘法寺は知多四国八十八ヵ所霊場札所である、
大悲山岩屋寺を総本山とする尾張高野山宗のお寺です。

御本尊は開山妙紫尼が岩屋寺奥の院参籠のおり、
感得現示された衆生済度の身代大師をお祀りしております。

聖天堂には奈良県生駒山宝山寺より生駒山以東初めての、
生駒聖天尊御分霊として、商売繁盛、所願成就の、
双身歓喜天尊をお祀りしております。


【境内】


山門は無い小さなお寺です。


車は狭い境内に停めれます。

私が到着した時は車の御祈祷の車が2台停まっていました。


意外と言えば失礼かも知れないけど、
結構人気があるのかな。




奥に見えるのが本堂。


【弘法大師】




仏様ではなく弘法大師でした。

この弘法大師像を車から見えて寄り道してしまったのです。

ユーモアのあるお顔立ちをされています。(^^


【修行大師】


こちらはよく見る弘法大師です。


【身代地蔵尊】





【四国八十八ヶ所ミニ霊場】







【本堂】


本堂に上がってもいいので有難く思いながら内陣へ。




本堂の外観からは想像出来ない程、
内陣は案外広くて良い雰囲気でした。

やっぱり本堂の内陣にあがってこそだなと思う。(^^


【聖天堂】




本堂の隣りの部屋が聖天堂内陣です。

遠く離れたこの地で馴染みのある生駒山宝山寺の御分霊に、
お参り出来たのは嬉しかったです。


【抹茶菓子】


御朱印をお願いしたら御接待していただいた。

ここでお抹茶をいただけるとは誰が想像出来ただろうか。(笑)

しかもタダ。(^^

普通のお茶なら分かりますが、
お抹茶で無料なんて有り得ない。

京都の観光寺院だったら100パーセントお金取られますよ。

それがタダ。

ありがたや ありがたや。


【御下がり】


お抹茶をいただいたので、
御朱印代を大目にお渡ししたら、
お米と懐かしのかっぱえびせんを頂戴しました。

ありがたや ありがたや。


【御朱印】


御住職と奥様にとても良くしていただいた。

お寺に参拝して良かったなぁと思う時です。

伽藍が魅力が無いから津島霊場巡りの寺院参拝を、
スルーしようとしていた自分が恥ずかしい。

いつの日か、津島に戻ってきた時は、
ゆっくりと霊場巡りをしたいと思う。

観音寺(2018年11月11日参拝)

2018年12月08日 | 津島霊場巡り
津島霊場巡りの続きは劇画風タッチの御朱印で、
非常に話題になっている観音寺です。

しかし、話題になり過ぎて御朱印ハンターが殺到し、
路上駐車だけでなく、近隣の私有地に無断で駐車する始末。

これを重くみた観音寺は警察に相談し、
当面は三面御朱印を中止する事態にまで発展。

以前から御朱印ハンターの悪評は数々聞いていますが、
人の私有地に無断で駐車するとは言語道断。

駐車違反は法を犯す行為。

これから仏様にお会いするのに、法を犯しながら、
どの面を下げて参拝するのでしょうか。

あ、そういう奴等は仏様にお参りするんじゃなくて、
御朱印だけが目的なんですね、分かります。(苦笑)




私が停めたのは観音寺近くの有料駐車場。

24時間で400円。

路上駐車や無断駐車をしている連中は、
たったの400円をセコっているのか。(怒)

しかし、結構な台数が停めれる駐車場が日曜にも関わらず、
ほとんど埋まっていたんですよね。

三面御朱印を授与していた日には500人以上が並んでいたそうで、
他に有料駐車場があっても停めれなかったものと想像出来る。

だったら観音寺は駅から徒歩5分だから、
電車で行けよという話になるわな。


この駐車場問題が解決しない限り、
三面御朱印の授与は当分無い模様。

案とすれば平日、抽選で当選した20名ぐらいの限定数のみ、
御朱印を受付するとかしないとダメでしょうね。



所在地:愛知県津島市天王通り6-43-1
宗派:真言宗智山派
御本尊:不動明王
創建:不明
開山:不明
札所:津島霊場巡り



【縁起】


当山は山号を牛玉山、寺号を観音寺といい、
真言宗智山派に属し、本山を京都の東山七条の智積院に持つ。

永正12年(1515)快祝法師が中興し、
元は見越村(愛知県愛西市佐織町)にあり三輿山廻向院観音坊といわれた。


また戦国武将織田信長の父信秀の頃より、白山信仰の先達として寵愛を受け、
豊臣秀吉、徳川家康の信頼も厚く、慶長13年(1608)祝蔵法師の時、
白山社と共に現在の土地に移り、津島神社の社僧の列に加わり、
牛玉山神宮寺と呼ばれた。


【観音寺ギャラリー】






129号線を歩いているとたまたま発見。




中に入ると大作の絵が飾られていた。

おー、これは知らなかったのでラッキー。


【絵】




これは大迫力ですね。(^^














この絵を見たら確かに欲しくなるし、
500人以上が並ぶのはよく分かる。

でも、小さな御朱印帳では無く、
もっと大きなサイズで欲しいね。


【弘法大師】


お大師さんにお参りしてから観音寺へ。


【天王通り】


ギャラリーから徒歩2分程で観音寺に到着。


【鳥居】


まずは赤の鳥居に目がいく。


【三吉稲荷陀枳尼真天】



【十二支堂】



【厄飛ばし大念珠】



【福禄寿】



【御朱印見本】


書置き御朱印は月に数日設定しているので、
ツィッターをご確認ください。


【御朱印帳見本】


こちらも授与日はツィッターで確認要です。


【法語】



【四国八十八ヶ所ミニ霊場】





【山門】


とても簡素な山門です。


【庫裏】


普通の家のような感じで、
このお寺がいかに小さなお寺か分かるでしょう。

劇画タッチの御朱印が有名にならなければ、
このお寺に参拝どころか、存在すら知らなかっただろう。

昔からあるお遍路や西国もそうだし、
御朱印は仏様とのご縁を結ぶ大切なものですね。


【本堂】




小さな本堂に御本尊や弘法大師が祀られていました。

ありがたや ありがたや。


【御朱印】


セルフ式のハンコがありましたので押印しました。

セルフで押すのは久しぶりだな。




ハンコの押し方に文句を言う奴等は自分で押してみるといい。

押印は結構難しいよ。

宝寿院(2018年11月11日参拝)

2018年12月07日 | 津島霊場巡り
津島神社の庭園横にあるのが、
神宮寺である宝寿院というお寺です。

こちらは可愛い御朱印で少し有名になってきたお寺です。


所在地:愛知県津島市神明町2
宗派:真言宗智山派
御本尊:薬師如来
創建:(伝)弘仁9年(818)
開基:弘法大師
札所:津島霊場巡り、海東西新四国八十八ヶ所、尾西七福神


【縁起】
今より1200年前、弘法大師が熱田社に詣でる道中津島に来臨。

大師は人々が疫病に苦しむ様子を哀れみ、
薬師如来を牛頭天王社弥五郎殿脇に奉安され、
厄疫退散当病平癒の祈祷を勤修されました。

以来、神仏混合の天王社は東の津島、西の八坂と称され、
全国に末社三千の牛頭天王信仰を支えてきました。

中でも信長、秀吉からは特に篤い信仰を受けたことでも知られています。

明治以前までは宝寿院・実相院・明星院の三寺の住職が、
天王社神宮寺別当職を継承してきました。

明治初年の神仏分離令は全国の神宮寺に多大の影響を及ぼし、
寺の存亡に関わる事となりました。

尾張津島も例外ではなく、三つの神宮寺の内宝寿院以外は還俗。

そんな中、時の宝寿院住職・宥三は還俗すれば、
財産も身分も保証される中で、いかに貧しくなろうとも 仏法捨てがたしと、
一年間寺社奉行へ日参し神宮寺の存続を訴えました。

しかし願いは聞き入れられず、宥三は私財を投げ打って宝寿院住坊を買取り、
神宮寺の仏像仏画・法具の数々を焼き討ちから守り今に伝えています。


【参道】



【山門】



【仁王象】


山門には金剛力士が定番ですが、
まさか象がいるとは。

多分初めて見たと思います。(笑)


【境内】


入ってすぐ左手に変わった建物があります。


【地蔵堂】


本当に変な建物です。(笑)

一瞬、納骨堂かと思ったが地蔵堂でした。




新しく建てられたお堂らしく、
内陣にはクーラー完備でした。(笑)


【本堂】




昭和56年(1981)に再建されたもの。




御本尊は江戸時代まで津島天王社の本地堂に奉安されていた、
牛頭天王の本地仏で、当時から秘仏ですが、
毎年元旦から八日の初薬師まで開帳されているとのこと。


【釈迦如来】



【大師堂】







【七福神】



【修行大師】



【涅槃仏】



【漱水仏・水琴窟】



【双連の樹】



【泉龍神】





【御朱印】


こちらはノーマルで300円です。


【書置き絵御朱印】


一体400円で二体の内、一体のみ授与していただけます。


【季節のスタンプ入り御朱印】


こちらも一体400円で二体の内、
一体のみ授与していただけます。

津島神社(2018年11月11日参拝)

2018年12月06日 | 津島霊場巡り
岐阜県の治水神社から愛知県に入って津島市へ行きます。

まぁ、たった8キロしか離れていないんですけどね。

津島市で神社といえば、
津島信仰の総本社である津島神社です。

まずはこちらから参拝開始。

津島神社は大社なのに駐車場は無料でした。(^^

何処でも有料な大都会はアカンわ。



所在地:愛知県津島市神明町1
御祭神:建速須佐之男命
相殿:大穴牟遅命(大国主命)
創建:欽明天皇元年(540)
社格:国幣小社、別表神社
札所:津島霊場巡り



【由緒】
社伝によりますと欽明天皇元年(540)に、
西国対馬より大神が御来臨なられたのが始まりとされ、
その後弘仁元年(810)に神階正一位と日本総社の号を賜り、

一条天皇の正暦年間に天王の号を賜りました。

御鎮座以来、貧富の差なく広く尊崇されておりますが、
特に織田信長、豊臣秀吉、や尾張徳川家は厚く信仰され、
社領の寄進や社殿の造営等をなされました。

創建時の社名は津島社でしたが、神仏習合の影響により、
御祭神を牛頭天王に改めたことにより江戸時代までは津島牛頭天王社となり、
明治の神仏分離により津島神社に改められました。

今でも津島の天王さまと呼ばれ、全国約3千社の天王信仰の総本社であります。


【楼門】




威風堂々の見事な楼門です。

それもそのはず、この楼門は天正19年(1591)に、
天下人の豊臣秀吉公の寄進によるものだから。

重要文化財。


【境内】


広い境内です。

七五三の時期なので小さなお子さん達がいっぱいです。(^^


【拝殿】


変わった造りで余り見ないタイプの社殿ですね。


【回廊】


文政8年(1825)御師服部乙若太夫の三河・遠江・駿河の檀家より、
寄進再建されたもの。


【案内板】



【八柱社】







【稲荷社】





【狛狐】



【神庫】



【稲田社】





【境内社】





【荒御魂社】





【宝物庫】



【奉納菊】









【弥五郎殿社】







【境内社】







【蕃塀】


正面から御祭神に邪気が当らないように造られたもので、
尾張造の特色だそうです。

しかし、形が少し違えど伊勢の神社でも見たことありますし、
東西の本願寺でもありますね。


【南門】


慶長3年(1598)豊臣秀吉公の病気平癒の為、
秀頼公が寄進されたもの。


【鳥居】



【与謝野晶子歌碑】



【祈願絵馬掛処】



【菅原社】


元神主氷室家の邸内社で、京都北野天満宮より勧請。
正保年間に創立されたと伝えられる。


【境内社】





【照魂社】









【庭園】





【御朱印】