今年、京都には60年振りに開く扉があるお寺があります。
それが嵯峨天皇宸翰勅封般若心経1200年戊戌開封法会という、
長ったらしい行事が行われる大覚寺です。
歴代天皇の宸翰となる写経が奉安されている勅封心経殿の扉が、
60年振りに扉が開き、中で本物の嵯峨天皇の勅封般若心経が、
特別公開されるとあっては行かねばならない。(^^
何故なら次の60年後は私も生きていないだろうから。(笑)
大覚寺も約3年振りの参拝となります。
というか、そんなに参拝していなかったのか。(^^;
<2015年11月21日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/c19ae4492cee9ff34ab5bc3fd64a6dbc
<2013年10月26日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625/e/1aa2911ab1e787f36790e6db3261648a
所在地:京都府京都市右京区嵯峨大沢町4
宗派:真言宗大覚寺派
御本尊:五大明王
創建:貞観18年(876)
開基:嵯峨天皇
札所:真言宗十八本山、近畿三十六不動尊、神仏霊場巡拝の道
【参道】
門前の有料駐車場(500円)に車を停め参拝開始。
【土塀】
格式の高さを感じる土塀です。
【玄関門】
玄関から拝観料千円を支払い中へ。
【庭園】
まずは素晴らしい庭園を楽しむ。
次に沢山の僧侶が居る心経前殿の中に入ってお参り。
【勅封心経殿】
仮設の渡り廊下が造られ勅封心経殿の中に入ります。
【扁額】
読めません。(^^;
高い位置に祀られている薬師如来立像の前に、
ガラスケースに安置されている嵯峨天皇宸翰勅封般若心経が。
【嵯峨天皇宸翰勅封般若心経】
こちらは霊宝館にある復元されたレプリカで、
画像はネットで拾ったものです。
本物はさすがに経年劣化で色褪せて文字も見え難かったですが、
弘法大師、橘逸勢と共に三筆の一人に数えられる、
嵯峨天皇直筆の写経が見れて良かったです。
【勅封心経殿】
【霊宝館】
勅封心経殿の横にあるのが霊宝館です。
画像はネットで拾ったものですが、
実際はもう少し薄暗い照明で展示物も違います。
しかしながら奥に祀られている不動明王には、
仕事で弱っていた精神を強くしてくれました。(^^
他に後光厳天皇、後花園天皇、後奈良天皇、正親町天皇、
光格天皇の勅封般若心経のレプリカも公開されていました。
【大沢池】
絶賛降雨中。(泣)
舞台の横にある五大堂でお参りし、
御朱印帳と御朱印をいただきました。
【御影堂】
大正天皇ご即位に際し建てられた饗宴殿を、
式後に賜り移築したもの。
【宸殿】
【安井堂】
京都東山にあった安井門跡蓮華光院(現在は安井金毘羅宮)の御影堂を、
明治4年(1871)に廃仏毀釈により大覚寺へ移築したもの。
【村雨の廊下】
【正寝殿】
【庭園】
【宸殿】
【襖絵】
デジタルコピーなので撮影可です。
【勅使門】
嘉永年間(1848~1854)に再建されたもの。
気品ありすぎ。(^^
【宸殿】
【襖絵】
【中庭】
これにて大覚寺の伽藍拝観終了。
続いて大沢池と心経宝塔を見に行きましょう。
【大沢池】
天気が良くなってきました。
池を見てると心が癒されますな~。(^^
【心経宝塔】
【お茶処】
心経宝塔の横にいつの間にか出来ていました。
【大沢池】
【護摩堂】
【石仏】
【放生池】
【大沢池】
【鐘楼堂】
【望雲亭】
台風21号の被害で大木が根元から倒れていました。
あんな大木が倒れているのに、
よく小さな門が無事でいたもんだ。(^^;
【小川】
【御朱印】
戊戌開封法会特別公開限定御朱印帳を購入すると、
最初から貼付されているのでいただけます。
戊戌開封法会期間中は全て書置き対応となり、
六体ほどありましたので、派手な二体をいただきました。
こちらの二体は各500円でした。
【御朱印帳】
3500円と高額でしたが、
嵯峨天皇宸翰勅封般若心経があしらわれていたので、
勢いで買ってしまったよ。(^^
まぁ、二体の限定御朱印入りでしたので、
実質2500円と考えることにしよう。(笑)
これにて大覚寺の参拝終了。
最近では観光客を呼び込む為に膝丸の御朱印帳を出したりして、
色々努力されている大覚寺。
個人的に天龍寺や龍安寺より大好きで素晴らしいお寺なので、
もっと沢山の人に大覚寺に参拝して欲しいと願わずにいられない。