Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

大門寺金剛院

2023年09月30日 | 摂津国八十八箇所霊場
神峯山寺参拝後、更に山奥にある本山寺に行こうと思ったが、
かなり時間がかかるので今回は断念。
第二候補の茨木市にある古刹大門寺へ。

大門寺は有名ではありませんが、
開成皇子が開基し弘法大師が9年滞留されたという由緒ある寺院です。


所在地:大阪府茨木市大門寺97
宗派:真言宗御室派
御本尊:如意輪観世音菩薩
創建:(伝)宝亀2年(771)
開基 :(伝)開成皇子
札所:摂津国八十八箇所霊場、摂津国三十三箇所霊場


【縁起】
寺伝によれば宝亀2年(771)に開成皇子の開基とされる。
当初は寺号を青龍寺と称していた。
その後、空海がこの地を来訪して滞在9年間に及び、
その際に金剛・蔵王の2像を彫刻し大門寺の守護神としたという。

開成皇子は光仁天皇の皇子とされ、大阪府北部の山間部には大門寺以外にも高槻市の本山寺、
同市の神峯山寺など、開成皇子開基伝承をもつ寺院が点在する。

貞観年間(859~877)には本堂・無量寿堂・御影堂・三重塔・鎮守十二社権現拝殿・
白山権現・護摩堂・中門・弁才天・経蔵・千手堂・楼門・奥院・薬王寺等の諸堂を境内に有し、
隆盛を極めていたと伝えられる。

平安時代末期~鎌倉時代中期の約100年間には経尊と長賢が願主となり一切経書写が行なわれ、
北摂を中心とした近隣諸国の善男善女の経済的な支援があった。
現在では78巻のみが現存している。

壮大な伽藍も建久の地震・元弘の兵火により荒廃した。
現在の伽藍は中興開山快我上人空寿により江戸時代初期に再建された。

その頃より光明講・観音講・山上講などの講社を持ち、祈願寺としても信仰を集めた。

大乗坊<宝満寺>(2023年5月14日参拝)

2023年08月17日 | 摂津国八十八箇所霊場
今日は久しぶりに買い物と食事の為に大阪難波へ。

その前に日本四大毘沙門天像の一つに数えられる秘仏の毘沙門天が、
御開帳される大乗坊へ参拝しに日本橋に移動。
(5月・11月第2日曜日御開帳)

ここもご無沙汰しており約8年振りの参拝となります。

<2015年3月7日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/0236ce3c527ea7f628c77097055fb36b


所在地:大阪府大阪市浪速区日本橋3丁目6-13
宗派:高野山真言宗
御本尊:毘沙門天
創建:不明
札所:摂津国八十八箇所霊場、 大阪七福神巡り


【本堂】


とても小さいお寺です。
周りはヲタロードと呼ばれメイドカフェやオタク専門店が多い場所で、
このお寺がとても浮いた存在となっています。(^^;


【内陣】




御前立ちの後ろにおわす御本尊は威厳たっぷりでした。


【諸仏】



【清め不動明王】





【鎮守社】



【狛犬】



高野寺(2022年8月13日参拝)

2022年10月03日 | 摂津国八十八箇所霊場




フェスティバルホールに向けて土佐堀通りを歩いているとお寺を発見。

予定外だけどまぁ参拝しますわな。


所在地:大阪府大阪市西区土佐堀1-5-10
宗派:真言宗犬鳴派
御本尊:厄除弘法大師
創建:明治13年(1880)
開山:覚和上人
札所:摂津国八十八ヶ所霊場


【縁起】
明治4年(1871)の廃藩置県に際し、
長州藩主毛利敬親は江戸堀にあった長州蔵屋敷の跡地を高野山金剛峯寺に寄進した。

高野山は早速一寺を建立し、古伝の弘法大師像を安置したのが、
当寺の始まりと伝えられる。

その後、参詣する人が増えた為、
明治13年(1880)正式に高野山準別格本山三蔵院を当地に移還し、
蔵屋敷跡を整備、諸堂宇拡充して寺名を高野寺と改称した。

この頃から長州のお大師さんとして大阪の人びとに親しまれてきた。
初代住職は金剛峯寺座主師岳快猛大僧正がつとめた。
三蔵院は高野山で1191年に覚和上人が開山した古い歴史を持つ寺である。


【閂門】


駐車場はありますがお寺関係者の車が停まっていましたので、
車の場合は近隣の有料駐車場に停めましょう。


【本堂】


残念ながら堂内には入れませんでした。


【金剛力士】




ガラスケース入りです。


【賓頭盧尊者】



【お守り】



【稲荷社】



【不動明王】





【弘法大師】



【鎮守社】



【観音菩薩】


これにて高野寺の参拝終了。
御朱印はありますが御朱印帳持ってきてないのでいただいておりません。


【門】




フェスティバルホールに行く途中で見つけたド派手な門を発見。










中華街にあるような門ですね。
夜になるとネオンが光って綺麗になるようです。


【狛犬】




中国に狛犬ってあるのかな?って思って調べてみると、
中国の唐の時代の獅子が仏教とともに伝わったとされている。

ということはコレは獅子ということでよろしいでしょうか。


【北京料理 徐園】


老舗らしいです。

常光円満寺(2020年10月6日参拝)

2020年12月12日 | 摂津国八十八箇所霊場
次の参拝となるのが行基菩薩が開基の古刹で、
足利三代将軍義満が御本尊聖観世音菩薩に深く帰依され、
本院を祈願所とされ足利将軍の菩提寺である常光円満寺へ。

このお寺は有名では無いけれど、
大阪にも凄い由緒があるお寺がありますね。

ここに来る前にファミマでアイスコーヒーを買ったので、
手持ちの所持金は100円となりました。

もし、拝観料が必要だったら入れないじゃん。(泣)
やっぱり貧乏は嫌だ。(号泣)


所在地:大阪府吹田市元町28-13
宗派:高野山真言宗
御本尊:聖観世音菩薩
創建:天平7年(735)
開基:行基菩薩
札所:摂津国八十八箇所霊場


【宿坊延命閣】


数十メートル離れた無料駐車場からお寺に着いてみると、
このような建物が見えるので驚きます。

これがお寺なのかと?(笑)

よく見ると宿泊施設と分かるので、
あー、お寺に宿泊といえば宿坊だとピンときますね。




ここからお寺に入れますが、
ちゃんと山門があります。


【仁王門】


仁王門と宿坊延命閣の見た目の違いに違和感を感じつつも、
仁王門から境内へ入り参拝開始。


【仁王像】





【本堂】




御本尊は秘仏で御前立と四天王が祀られていました。
撮影は残念ながら不可です。


【ふれあい地蔵】



【めぐみ地蔵】



【境内】



【地蔵堂】




こちらは堂内に入って拝むことが出来ます。
意外と奥行きがあって明るい雰囲気の堂内でした。

拝観料不要だったので助かった。(笑)


【舎利殿】


こちらは納骨堂で一階部分に金ピカの涅槃仏が安置されていました。


【修行大師】





【西国三十三ケ所お砂踏み】







【鐘楼堂】



【鎮守堂】





【地蔵堂】



【弁天堂】



【閻魔大王】





【水かけ六地蔵】



【七福神両天堂】




これにて円満寺の参拝終了。

勿論お金無かったので御朱印はいただいておりません。(泣)