Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

願成就寺(2019年3月24日参拝)

2019年04月17日 | びわ湖百八霊場
続いて本願寺八幡別院から願成就寺というお寺へ。

願成就寺というお寺は聖徳太子が勅願し、
推古天皇27年(617)に創建されたという古刹です。

こちらのお寺には石段の他に、
小高い境内に車を停める為の車道があります。

この車道が激細&急勾配の坂道で、
最初見た時は怖さを感じた程です。

しかし、他に停める場所も無いし、
意を決して車を登らせた。

距離が短かったから助かった。(^^;

初めて車で行く人は御注意を。(苦笑)


所在地:滋賀県近江八幡市小船木町73-1
宗派:天台宗
御本尊:十一面観世音菩薩
創建:推古天皇27年(617)
勅願:聖徳太子
札所:びわ湖百八霊場


【縁起】
聖徳太子が勅願により建立した48伽藍の最後の寺院として開創。

寺号は聖徳太子の誓願が成就した事から願成就寺となったとされ、
御本尊の十一面観音立像は太子自ら彫り込んだ像と伝えられています。

その後、衰退しましたが、平安時代初期に比叡山延暦寺末寺として再興され、
寺運も隆盛し康安2年(1362)には後光厳天皇が新年の行幸を行っています。

元亀2年(1571)の織田信長の兵火により大きな被害を受けたものの、
信徒が事前に仏像や経典などを持ち出した為、
現在も数多くの寺宝を所有しています。

当初は日牟礼山(八幡山)西南にありましたが、
天承3年(1585)に豊臣秀次が八幡山城を築く際、鷹飼に移され、
その後、大正4年(1915)に現在地に移されました。

古くから神仏習合し興隆寺と共に日牟礼八幡宮の別当寺院として、
祭祀を司ってきました。

しかし、明治時代初頭に発令された神仏分離令により、
分離し現在に至る。


【石仏】


今日は何かあるらしく、
境内には車が結構停まっていた。

駐車場というより単なる小さな空地に車を停めて、
いざ参拝開始。


【地蔵堂】



【芭蕉句碑】





【祇園神社】


牛頭天王が祀られているようです。


【椿稲荷神社】



【鐘楼堂】



【大師堂】



【本堂】


修験者の方々が沢山おられた。

どうやら採燈大護摩供の法要が行われるようだ。

本堂に早速お参りすると、
嬉しいことに内陣に入ることが出来た。

薄暗い堂内に厨子に安置された秘仏の御本尊等が祀られていました。

残念ながら堂内は撮影不可です。


【不動堂】





【不動明王】



【御朱印】


今日はさすがに書置き対応でした。

盛安寺(2017年12月10日参拝)

2018年02月02日 | びわ湖百八霊場
本日最後の参拝となるのが盛安寺というお寺です。

駐車場があるということで細い道を走るも見つからず。

穴太積みの石垣沿いにお寺に入る所があったので進むと、
本堂前に車を停める事が出来ました。(^^


所在地:滋賀県大津市坂本1-17-1
宗派:天台真盛宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:不明
勅願:天智天皇
開基:杉若盛安
札所:びわ湖百八霊場、湖国十一面観音菩薩霊場



【山門】



【本堂】


御本尊の阿弥陀如来が祀られていますが、
本堂は当然のように閉まってました。


【宝篋印塔】



【太鼓楼】



【鐘楼堂】



【鎮守社】



【庫裏】



【客殿】


画像はネットで拾ったものです。

お寺は普通に地味ですが、
まさかこんな客殿があるとは。

まるで京都の門跡寺院のような客殿ですね。


【収蔵庫】




お寺から一つ道路を挟んだ場所に、
このような収蔵庫がありました。

一見すると盛安寺とは無関係のように見えますが、
こちらに重文の十一面観音像が安置されているとのこと。


普段は非公開で事前予約要。

しかし5月、6月、10月の毎週土曜日、GW、正月三ヶ日は、
事前予約無しで拝観可能とのこと。


重文の十一面観音像等の写真は、
「ストイックに仏像」様のブログで見れます。

見れば幸せを招き福が授かるかもよ。(笑)

http://momococks0505.blog106.fc2.com/blog-entry-295.html


【御朱印】


書置きをいただきました。

本来なら雄琴神社とか参拝予定であったが、
疲れたし今日はこのぐらいにしといたろ。

聖衆来迎寺(2017年12月10日参拝)

2018年02月01日 | びわ湖百八霊場
坂元の律院から少し離れた大津市へ移動。

森蘭丸の父である森可成の墓がある
聖衆来迎寺というお寺に到着。

こちらは事前予約すれば本堂の拝観が出来るということで、
一週間ぐらい前に電話したのですが、
冬場は拝観を受け付けていないとのこと。

本堂が閉まってるお寺は参拝し甲斐が無いので、
今回は華麗にスルーしようかと思ったが、
とりあえず寄ってみた。


所在地:滋賀県大津市比叡辻2-4-17
宗派:天台宗
御本尊:阿弥陀如来、釈迦如来、薬師如来三尊
創建:延暦9年(790)
開基:伝教大師最澄
開山:恵心僧都源信
札所:びわ湖108霊場会、湖国十一面観音霊場


【縁起】
延暦9年(790)伝教大師最澄がこの地に地蔵菩薩を祀る寺を建て、
地蔵教院と称したのが聖衆来迎寺の起源であるという。

しかし地蔵教院についてはこの寺伝以外に史料はなく、
宗祖を開基に仮託した伝承の域を出ないものと思われる。

その後長保3年(1001)恵心僧都源信がこの寺に入り、
念仏道場として再興したという。

源信が紫の雲に乗った阿弥陀如来と二十五菩薩が、
現れるのを見たところから、紫雲山聖衆来迎寺と名付けたとされる。

元亀2年(1571)織田信長の比叡山焼き討ちに際して、
当時の聖衆来迎寺住職は仏像、仏具などを船に乗せて、
琵琶湖の対岸の兵主大社へ避難させた。

比叡山の諸堂や山麓の坂本の町も焼き尽くされたにも関わらず、
聖衆来迎寺は焼き討ちを免れ、その為多くの文化財が現代まで伝わっている。

聖衆来迎寺が織田信長の焼き討ちを免れたのは、
信長の家臣森可成の墓所がこの寺にあった為という。

天正元年(1573)京都にあった後醍醐天皇の勅願寺元応寺の御本尊が、
聖衆来迎寺に移され、天正17年(1589)には、
元応寺が正式に聖衆来迎寺に合併された。


【参道】


20台は停めれる無料駐車場がありました。


【表門】


坂本城から移築されたもので、
明智光秀坂本舊城門だそうです。

滋賀県内では最古の城門の遺構で重要文化財。


【境内】



【大玄関】



【本堂】


寛文5年(1665)に建立されたもの。

釈迦如来と共に重要文化財。


本堂や客殿は8月16日の虫干し会の際に拝観出来るので、
その時に訪れると良いでしょうね。


【鐘楼堂】



【開山堂】


寛永15年頃(1638)建立されたもの。
重要文化財。


【石仏】





【庭園】



【客殿】


寛永16年(1639)に建立されたもの。
重要文化財。


【鎮守社】



【御朱印】


こちらは観光寺院ではありません等が書いてありました。

まぁ、観光寺院では無いのは見たら分かります。(笑)




バインダー形式の書置きをいただきました。

比叡山 律院(2017年12月10日参拝)

2018年01月31日 | びわ湖百八霊場
比叡山の奥深さと凄さを感じた。

さすが日本を代表する世界的な聖地である。

今回は横川地区には行かず、
麓の坂元にある未訪のお寺を幾つか巡りたいと思う。

まずは日吉大社近くにある律院を参拝です。

無料駐車場はありますが、
場所を知らないと見逃して無いと勘違いしていまいます。(^^;


所在地:滋賀県大津市坂本5-24-13
宗派:天台宗
御本尊:釈迦如来
創建:不明
開山:不明
札所:びわ湖108霊場会


【山門】


山門の手前には石垣があり、
普通のお寺とは違う雰囲気がありました。

石垣は興味が無いので写真は撮っておりませんが。(^^;


【大玄関】




左側を歩き奥に進んでいきます。

何か祭りか行事かあるようで、
沢山の人が準備をされていましたね。


【本堂】


残念ながら閉まってました。


【叡南祖賢師像】



【祖師堂】



【護摩堂】







【弁才天】



【石塔】



【鐘楼堂】



【御朱印】



個人的にちょっと居心地が悪いお寺でした。(^^;