Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

神坐日向神社(2020年10月25日参拝)

2020年12月30日 | 神社
平等寺の近くに神社があるということで行ってみた。

駐車場から徒歩3分で到着する近さです。


所在地:奈良県桜井市三輪123-1
御祭神:櫛御方命、飯肩巣見命、武甕槌命
創建:不明
社格:大神神社摂社、式内社


【由緒】


大神神社の御祭神・大物主大神の御子神の櫛御方命をはじめ、
御子孫の神々をお祀りします。

平安時代の延喜式神名帳にも記される古社で、
御子神を祀ることから神社の古絵図に御子宮として描かれます。

社殿が神社建築では珍しく北向きとなっています。


【参道】


車はこの奥に停めれますね。


【鳥居】




小さい神社です。


【社殿】




さすがにこの神社が式内社ということはないでしょう。

大神神社の摂社というのは納得出来るけど。
勿論御朱印はございません。

平等寺(2020年10月25日参拝)

2020年12月29日 | 大和北部八十八ヶ所霊場
長谷寺界隈から次なる参拝地の三輪へ。

奈良県の三輪と言えば三輪そうめんか大神神社ですが、
平等寺という古寺があります。

こちらは悪法の廃仏毀釈により完膚なきまで潰されたが、
現御住職の並々ならぬご尽力により復興された不死鳥のお寺です。

本堂の内陣拝観は事前予約が必要ということで、
急遽、長谷寺に居る時に電話予約成功。

お寺まであと少しというところで、
道が超絶細くなって対向車が来たらと心配するどころか、
このまま進んでも大丈夫かと思うような道があるからたまらない。

初めて行く人はそれなりの御覚悟を。(笑)

車をお寺の研修道場前の無料駐車場に停めて参拝開始。


所在地:奈良県桜井市三輪38
宗派:曹洞宗
御本尊:十一面観音菩薩
開基:伝・聖徳太子
札所:大和北部八十八ヶ所霊場


【縁起】
伝承によれば聖徳太子の開基、慶円の中興とされている。
大三輪町史は平等寺以前の大三輪寺遍照院の存在から空海開基説の存在も述べている。

平等寺が前述資料に明確に現れてくるのは鎌倉時代以降であり、
初見は弥勒如来感応抄草の嘉禎2年(1236)である。
同書によれば慶円によって三輪神社の傍らに真言灌頂の道場が建立され、
その道場が三輪別所であった。
この当時、平等寺が存在して三輪別所と呼称されており、
その後比較的早い時期に平等寺という寺号で呼ばれることとなったことは確実であり、
これが現在史料で明確に確認できる最古の例である。

鎌倉末期から明治の廃仏毀釈までは、三輪明神の別当寺の地位にたっていた。
一方で大乗院寺社雑事記には興福寺が平等寺に御用銭を課していることが見られ、
大和国の他の寺院同様、興福寺の末寺でもあった。
また、同時に修験道を伝えていたことから、醍醐寺との関係も保持していた。

江戸時代には興福寺の支配を離れ、真言宗の寺院となりつつも修験道も伝えていた。
平等寺は内供といって皇室の祈願をするお寺であった。

平等寺は南都大乗院の末寺であるが、
大峰勤行の寺院でもあって高野山金剛峰寺と同格であった。

神仏分離の太政官布告が出され明治3年(1870)年には、
平等寺は大御輪寺、浄願寺と共に三輪神社の神官が管理するにいたり、
堂舎は破壊され廃止となる。

廃仏毀釈の直後、小西家より現境内地の寄進を受け、
廃仏毀釈前の平等寺住職・覚信和尚と町内有志18名が塔頭の一部を境内に移し、
本尊十一面観世音菩薩、三輪不動尊、慶円上人像、仏足石等を守り、
曹洞宗慶田寺住職・梁天和尚が翠松庵の寺号を移し曹洞宗に改宗し法灯を護持した。 

昭和52年(1977)曹洞宗の寺院三輪山平等寺として再興した。
丸子孝法の16年間の托鉢によって現在は伽藍も復元されている。


【山門】


旧平等寺の唯一のものだそうです。


【鐘楼堂】


昭和62年(1987)再建されたもの。


【聖徳太子】



【寺務所】



【境内】



【本堂】






昭和62年(1987)再建されたものですが、
節約の為に後住職が設計されたそうです。

早速御住職に導かれ本堂内陣に入堂。

私のような予約者がいる時は運が良ければ、
予約無くても一緒に入れますよ。


【内陣】


荘厳な雰囲気がとても良い。

写真は御住職の了承を得ております。


【十一面観世音菩薩】




御前立の仏様ですが、どこかで見たことあるよなぁと思っていたら、
それもそのはず、聖林寺の国宝十一面観音菩薩の写しです。

聖林寺の倉本弘玄住職より十一面観音に関する文化財の資料を頂いて、
本堂再建時と同時に建立されたもの。


【内陣】






中央の宮殿には平安時代作御本尊の十一面観音菩薩が祀られています。
時代によっては阿弥陀如来とされる不思議な仏様です。


【四天王】







【薬師如来】





【阿弥陀如来】



【中興開山慶円禅観大和尚】



【弘法大師】



【釈迦如来真像】



【誕生仏】


これにて内陣の拝観終了。

御住職がお話好きなのか、他の参拝者と一緒に一時間ぐらい、
お茶菓子をいただきながら談笑しました。


【二重塔釈迦堂】


境内に塔があるととても良く見えるから良い。






平成16年(2004)に800年ぶりに再建されたもので、
中央に生身釈迦、平等寺仏足石、Dharmarajika寺院(バングラデシュ)伝来の仏舎利が祀られているとか。


【十六羅漢】




二重塔のまわりに十六羅漢が安置されていますが、
物凄いインパクトのある羅漢さんが。


【羅怙羅尊者】


釈迦の実子で十大弟子であり十六羅漢の一人。

裂いた胸から顔が見えますがお釈迦様だとか。
どんな人の心にも仏は宿るということを表現しているそうだが、
その発想が凄いですね。

しかし胸のお釈迦様を見るとアフロっぽい頭してますね。(笑)


【不動堂】


弘法大師御自作と伝えられる三輪不動尊と役行者、理源大師が祀られています。


【波切堂】



【十一面観音菩薩】



【稲荷社】



【赤門】


昭和51年(1976)に現御住職が建立されたもの。


【御朱印】


これにて平等寺の参拝終了。

お寺はやはり内陣に入ってこそですね。
また御住職のお話を聞けることはとても有益です。

御住職のお寺再建に向けた努力や執念は尊敬出来ます。
私も見習わなければ。

白髭神社(2020年10月25日参拝)

2020年12月28日 | 神社
法起院の前に鎮座しているのが白髭神社という神社。

滋賀県高島市に鎮座する白髭神社の292ある分社の一つで、
奈良には三社あるみたいです。


所在地:奈良県桜井市大字初瀬774
御祭神:猿田昆古命、天宇豆賣命
創建:天平勝宝元年(749)


【湯磯】



【鳥居】





【石段】



【鳥居】



【霊符神社】





【稲荷社】



【石段】





【拝殿】



【狛犬】





【元森会館】



【風景】


ここから長谷寺の本堂が見れます。

普段は当然の如く無人で御朱印は恐らく無いと思われます。

法起院(2020年10月25日参拝)

2020年12月26日 | 西国三十三カ所観音霊場
広大な長谷寺からこじんまりとした西国番外札所の法起院へ。

こちらには6、7台停めれる無料駐車場がありますが、
明らかに長谷寺に行ってるよなぁと思う車ばかり。

この駐車場は法起院参拝専用なんで、
そのようなセコいことは止めましょう。


所在地:奈良県桜井市初瀬776
宗派:真言宗豊山派
御本尊:徳道上人
創建:伝・天平7年(735)
開山:伝・徳道
札所:西国三十三所観音霊場


【山門】



【本堂】



【馬頭観音・弘法大師】



【稲荷社】



【庚申堂】



【徳道上人御霊廟】





【多羅葉樹】





【御朱印】



長谷寺 其の三(2020年10月25日参拝)

2020年12月23日 | 西国三十三カ所観音霊場


六角写経殿から少し歩くと本坊があります。
その本坊手前から本堂方向を撮影したもの。






ここからの風景が良いですね~。
本堂舞台から見る風景と遜色無いです。




本堂と鐘楼堂です。


【阿加井】







【中雀門】


重要文化財。


【御手植松】












天皇陛下を筆頭に皇族方のお手植松。


【御所桜】





【境内】



【境内社】





【本坊】


重要文化財。
拝観料を支払って中へ。


【護摩堂】






もっと近くで拝みたかった。


【本坊】


本坊からも本坊と五重塔が見えました。


【長谷寺縁起絵巻】






複製だからか絵巻は撮影OKでした。

京都の寺院でも多くなりましたが、
高画質複製なんて所詮コピーなんで、
見る側からすれば心に響かないよね。




大講堂。

右手の襖絵の扉の奥に仏間があり阿弥陀如来と真言宗八祖、
興教大師、専誉僧正と左右に曼荼羅が祀られていました。

本坊御本尊の阿弥陀如来は明治44年(1911)に大講堂の火事の際、
僧侶により救い出され難を逃れたが煤をかぶって顔と体が黒くなっていました。

残念ながら撮影禁止。


【木綿花展 泊瀬の観音花重ね】











【駕籠】



【回廊】



【中庭】



【奥書院】




皇族方が来られた際に通される部屋です。
奥が上段の間です。


【六観音】





【庭園】







【御朱印】


本坊でいただいた御朱印。
書置きのみでした。

これにて長谷寺の参拝終了。
何回来ても素晴らしいお寺です。

次回は奥の院に行かねば。

長谷寺 其の二(2020年10月25日参拝)

2020年12月21日 | 西国三十三カ所観音霊場
長谷寺子院の能満院を参拝後、
広い境内と見どころ一杯の長谷寺の参拝を続けます。


【愛染堂】


本堂近くの裏手側にあるのが愛染堂。
天正16年(1588)に観海上人により建立されたもの。

いつも苦労して登廊を登ってくると、
この少ない石段を登る気が湧かないのはいつものことです。(苦笑)


【大黒堂】




慶安3年(1650)に再建されたもの。


【大黒天】


結構大きい大黒天が祀られていました。


【開山堂】




徳道上人が祀られているお堂です。


【参道】


御影堂に行く参道です。


【御影堂】




弘法大師入定1500年御遠忌を記念して、
昭和59年(1984)に建立されたもの。


【弘法大師】









【一切経蔵】




少し高台に経堂がありますが、
現在立入禁止でした。


【本長谷寺】





【五重塔】










【三重塔跡】





【トンビ】



【本堂】




五重塔前から見た本堂。


【参道】



【六角写経殿】


表門。




文字通り写経を収めるのが写経殿です。

次は本坊の大講堂を拝観しますが、
長くなりましたので次回に続く。

長谷寺能満院(2020年10月25日参拝)

2020年12月20日 | 仏閣


長谷寺本堂前に能満院という子院があります。

こちらは秘仏の御本尊より日限(ひぎり)地蔵が有名な小さなお寺です。
長谷寺に来られた際はこちらの参拝もお忘れなく。


<2011年4月30日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625/e/c1163bb418ce4051066893882a805178


所在地:奈良県桜井市初瀬731-1
宗派:真言宗豊山派
御本尊:虚空蔵菩薩
創建:正徳3年(1713)
開基:林諦房宥仲・全雅房寛海


【縁起】
元々は総本山長谷寺のお堂の一つでした。
江戸中期である正徳3年(1713)に林諦房宥仲と全雅房寛海により創建されました。

当時は求聞持堂として存在していましたが、
次第に衰退し文化7年(1810)に長谷寺第38世能化である即同により再建されました。

御本尊は求聞持法の本尊でもある虚空蔵菩薩が、
現在求聞持堂は残っておりません。

その後、能満院中興一世の海如により地蔵堂が建立されました。
海如は慈雲飲光の遺訓を継いでいた為、能満院を律院としました。

地蔵堂の本御尊は日限地蔵と呼ばれ、願掛けをする日を限定することで、
よりご利益が得られると言われております。


【子安観音】



【修行大師】



【子安地蔵】



【水掛地蔵・宝篋印塔】



【境内】



【日限地蔵尊】


普段よく見る親しみのあるお地蔵さんのようなタイプではなく、
威厳があるタイプの地蔵尊でした。


【不動明王】


堂内の隣には不動明王が祀られています。


【山門・子安観音】



【番犬】




可愛過ぎだろ。(笑)


【御朱印】


今回はご詠歌をいただきました。

長谷寺 其の一(2020年10月25日参拝)

2020年12月19日 | 西国三十三カ所観音霊場
今日は奈良長谷寺を中心にお参り。
天気も良いのでちょっと遠出したくなったので。

有料駐車場に車を停めていざ参拝。


<2014年11月1日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625/e/93437c0b48bec3f86e6a5d4e9b2c5467

https://blog.goo.ne.jp/05100625/e/b1b3cf06629ad8b4a1c42dc4435076bb


所在地:奈良県桜井市初瀬731-1
宗派:真言宗豊山派
御本尊:十一面観音菩薩
創建:奈良時代
開基:道明上人
札所西国三十三所霊場、真言宗十八本山、神仏霊場巡拝の道


【参道】


ここからの雰囲気がとても良い。


【普門院不動堂】




参道入ってすぐ右側にあります。

御朱印はあるようですが、
なーんか頼み難い雰囲気なんよね。


【不動明王】




覚鑁上人作と伝わる御本尊は重要文化財。


【枝垂れ桜】


心で満開を想像しようぞ。


【石段】



【仁王門】




威風堂々たる総門は明治27年(1894)再建の重要文化財。

楼上に釈迦三尊十六羅漢像が安置されているそうで、
一度は楼上に上がって拝みたいもの。

特別拝観しないかな。


【登廊】




明治27年(1894)再建の重要文化財。

ここから登りです。


【道明上人御廟塔】


長谷寺開基の道明上人御廟塔。
開基のわりにはひっそり&こじんまりとした塔ですね。


【歓喜院】


長谷寺六坊の一院。


【梅心院】



【牡丹園】


想像しよう満開の牡丹を。


【慈眼院】



【登廊】



【石段】



【石仏】



【登廊】




まだまだ登っていきます。


【紀貫之故里の梅と縁結びの社】


平安時代の歌人紀貫之の和歌
人はいさ心もしらずふるさとは花ぞ昔の香ににほひける


【蔵王堂】


蔵王権現が祀られています。


【登廊】



【宝篋印塔・常夜燈】









【三百余社】


重要文化財。


【境内社】


馬頭夫人社等の小さな祠が鎮座しています。


【鐘楼堂】



【本堂】


さて、いよいよ本堂にお参り。


【礼堂】




毎日修行僧によってピカピカの床になっています。

御本尊はさすがに圧倒的存在感で威厳がありますね。


【額】



【舞台】





【風景】


晴れた日だと本当に清々しい。


【本堂】


国宝。


【大香炉】



【五重塔】












舞台袖から見る五重塔が最高。
素晴らしい。


【御朱印】


本堂前に特設された授与所でいただいた限定御朱印。
令和二年の二の所が遊び心があっていいですね。




こちらは二回目の満願に向けて頑張っている西国の御朱印です。

長くなりましたので続きは次回へ。

宝山寺 奥の院(2020年10月18日参拝)

2020年12月18日 | 神仏霊場巡拝の道
宝山寺の多宝塔から上は奥の院になります。

奥の院はお寺によって結構山奥にあって、
登るのがしんどい場合が結構ありますが、
こちらの奥の院はそんなに遠くないので助かります。


【参道】




ここからガラっと雰囲気が変わります。


【不動明王】



【辨財天】





【五社神社】



【参道】



【大師堂】



【修行大師・弘法大師】



【参道】



【地蔵菩薩】



【奥の院本堂】





【開山堂】









【御堂】



【大黒堂】







【風景】



【開山廟】









【湛海和尚尊像】





【参道】



【福徳大神】






遥拝所のようですね。
ここは初めて参拝しました。


【禁足地】



【吉光大神】


奥の院はこれで参拝終了。


【境内社】


多宝塔の下を降りていると崖の所にお社を発見。




あそこまで行けないのかな、と思ったけど、
やっぱり危険の為行けないようになってました。

危険は承知で特別拝観しないかな。


【弥勒仏】






20倍ズームでお顔までバッチリ。(^^


【多宝塔】




最後に多宝塔を見納めて宝山寺の参拝終了。

やっぱり見どころ一杯の面白いお寺でした。


【御朱印】

宝山寺(2020年10月18日参拝)

2020年12月16日 | 神仏霊場巡拝の道
今日は奈良県生駒市にある宝山寺に来ております。
突然宝山寺を思い出して久しぶりに参拝したくなった次第。

コロナのこともあるし今日は宝山寺のみとなります。

宝山寺の大型無料駐車場に車を停めて参拝開始。


<2011年6月26日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625/e/bef1579f11f909c6eaeaafb733623c50


所在地:奈良県生駒市門前町1-1
本尊:不動明王
創建:延宝6年(1678)
開基:湛海上人
札所:仏塔古寺十八尊、真言宗十八本山、大和十三仏霊場、近畿三十六不動尊、
西国愛染十七霊場、役行者霊蹟札所、神仏霊場巡拝の道



【鳥居】



【参道】


鳥居から振り返った参道。
車で来ているのでこの参道を歩いたことが無い。(笑)


【金剛殿】






自動車祈祷所になります。
念入りにお参りしたのは言うまでもない。


【惣門】





【石段】



【地蔵堂】




弘法大師、修行大師、地蔵尊等が祀られていました。




七福神。




延命地蔵尊。


【境内】






奥に多宝塔が見えます。


【本堂】




この本堂が本当にカッコいいんですよね。
堂内に一度は入りたいのですが、
入れるチャンスは1万円の特別護摩祈祷ぐらいなものかな。

800円ぐらいで特別拝観してくれないかな。(笑)


【般若窟】


この荒々しい大岩壁もいい。


【朝日宝塔】




実にカッコイイ塔です。

建物損壊などで適当な安置場所が無かった虚空蔵菩薩や、
大日如来等の諸仏像を塔の各層に納めているそうです。


【天満宮】



【御神牛】








お社の周りに沢山いた。(笑)


【不動明王】


右端の石柱には金壹億圓と刻まれています。

一億円寄付?
マジか?

スゲーなぁ。


【鳥居】



【狛犬】



【拝殿】




本堂の横に拝殿があるという珍しい配置。
そもそもお寺に拝殿があること自体が珍しいね。

拝殿の奥に聖天堂があり秘仏である大聖歓喜自在天が祀られています。


【門】



【文殊堂】



【常楽殿】





【観音堂】



【ウスサマ明王】





【水神】





【観音菩薩】



【地蔵菩薩】



【修行大師・宝篋印塔】



【石仏】






参道沿いに石仏がズラリと並ぶ。


【多宝塔】






愛染明王が祀られていますが、
この日は初層の扉は閉められていました。


【御朱印】



さて、この後は奥の院を参拝しますが、
長くなりましたので続きは後日。

高浜神社(2020年10月6日参拝)

2020年12月14日 | 神社
本日最後の参拝となるのが、
先ほど参った円満寺の鎮守社である高浜神社。

駐車場はあるのですが、
有料で30分100円の設定。

手持ち金100円。

・・・。

30分超えたら出庫出来ねーから心配の余り、
人生で一番悩みました。(大袈裟)

路駐も出来ないので意を決して入庫。
30分一本勝負です。(笑)


所在地:大阪府吹田市高浜町5-34
御祭神:素盞嗚大神、天照皇大神、春日大神、住吉大神、白山大神、吹田祖神二座(火明命、天香山命)
創建:不明
社格:村社、神饌幣帛料供進社


【由緒】


高浜神社の創立年代は詳らかではありませんが、五世紀前後の大和朝廷の頃、
河内の国で栄えた次田邑の豪族次田連の一族が淀川に渡り移住し、
次田村を興したのが吹田の始まりであり、興すにあたって彼らの祖神である火明命、
天香山命の二柱を祀って氏神神社としたのが高浜神社の始まりとされています。

社名は地名高浜にちなんで高浜神社とつけられました。

天平7年(735)僧の行基が訪れ、当社の西方に石浦神宮寺を建立し、
これを浜之堂(現在慧日山常光円満寺)と名付けました。
それと同時に当社に牛頭天王を勧請、お祀りして浜之宮牛頭天王社と呼び換え、
後に高浜神社は神佛習合の両部神道となりました。

建長3年(1251)後嵯峨上皇は吹田殿に御遊幸なされ、
当社にも御参詣遊ばれて社頭の松と題する
御歌「来て見れば千世も経ぬべし高浜の松に群れいる鶴の毛ころも」を御詠みになりました。

天授6年・康暦2年(1380)僧の笠山得仙(道元六世の法孫大徹宗令の弟子)が、
当社の西隣りに護国寺を建立、浜之堂と牛頭山護国寺も七堂伽藍を備えた
足利将軍代々の祈願寺でもあり、この両院の守護神社であった高浜神社は、
遠近衆諸の厚い参詣者がいたが、景勝地として知られた吹田村も同時に軍事上の要地であった。

度々交戦布陣の地となり壮麗だった高浜神社の社殿や門前町も、
1570年~1580年の兵火にかかり焼失。
元和3年(1617)吹田の領主である旗本竹中重定と郷士の橋本氏によって復興する。
元禄3年(1690)六地蔵焼けによって社殿が焼失するが、
元禄6年(1693)に現在の社殿が再建されている。

明治5年(1872)村社に列し、1907年(明治40)には神饌幣帛料供進社に指定される。
明治41年(1908)、神境の村社である神境春日神社、白山神社、
大明神社・南町の菖蒲神社を合祀し現在に至る。


【大鳥居】



【参道】


写真だけ見ると良い雰囲気に見えますが、
参道の左右には有料と月極駐車場がありました。


【御神馬】



【御神牛】





【拝殿】




なかなか立派な拝殿です。


【狛犬】





【本殿】



【高浜えびす神社】



【三社殿】



【笹内大明神社】



【境内】



【神輿庫】



【鶴の松】






御祭神:和加久寿大明神


【高浜殿】


小さな集会所みたいな感じです。

これにて本日の参拝終了。
社務所は無人で御朱印はいただいておりません。(泣)

参拝時間は30分もかからず無事に有料駐車場から出庫。
手持ちの残金0円です。(笑)

さて、さっさと家に帰ろう。

本日の教訓。
自宅出る時は財布の確認を。(笑)

常光円満寺(2020年10月6日参拝)

2020年12月12日 | 摂津国八十八箇所霊場
次の参拝となるのが行基菩薩が開基の古刹で、
足利三代将軍義満が御本尊聖観世音菩薩に深く帰依され、
本院を祈願所とされ足利将軍の菩提寺である常光円満寺へ。

このお寺は有名では無いけれど、
大阪にも凄い由緒があるお寺がありますね。

ここに来る前にファミマでアイスコーヒーを買ったので、
手持ちの所持金は100円となりました。

もし、拝観料が必要だったら入れないじゃん。(泣)
やっぱり貧乏は嫌だ。(号泣)


所在地:大阪府吹田市元町28-13
宗派:高野山真言宗
御本尊:聖観世音菩薩
創建:天平7年(735)
開基:行基菩薩
札所:摂津国八十八箇所霊場


【宿坊延命閣】


数十メートル離れた無料駐車場からお寺に着いてみると、
このような建物が見えるので驚きます。

これがお寺なのかと?(笑)

よく見ると宿泊施設と分かるので、
あー、お寺に宿泊といえば宿坊だとピンときますね。




ここからお寺に入れますが、
ちゃんと山門があります。


【仁王門】


仁王門と宿坊延命閣の見た目の違いに違和感を感じつつも、
仁王門から境内へ入り参拝開始。


【仁王像】





【本堂】




御本尊は秘仏で御前立と四天王が祀られていました。
撮影は残念ながら不可です。


【ふれあい地蔵】



【めぐみ地蔵】



【境内】



【地蔵堂】




こちらは堂内に入って拝むことが出来ます。
意外と奥行きがあって明るい雰囲気の堂内でした。

拝観料不要だったので助かった。(笑)


【舎利殿】


こちらは納骨堂で一階部分に金ピカの涅槃仏が安置されていました。


【修行大師】





【西国三十三ケ所お砂踏み】







【鐘楼堂】



【鎮守堂】





【地蔵堂】



【弁天堂】



【閻魔大王】





【水かけ六地蔵】



【七福神両天堂】




これにて円満寺の参拝終了。

勿論お金無かったので御朱印はいただいておりません。(泣)

泉殿宮(2020年10月6日参拝)

2020年12月08日 | 神社
続いて泉殿宮という神社を参拝です。

今回の参拝で初めて知りましたが、
大阪にはまだまだ見知らぬ神社が存在しますね。

だから何年経っても寺社巡りは止められない。(笑)


所在地:大阪府吹田市西の庄町10-1
御祭神:建速須佐之男大神、宇迦之御魂大神
相殿神:春日大神、住吉大神
創建:不明
社格:村社


【由緒】
当宮往古は次田ノ社と称え奉り河内の次田連の祖神 天香山命を氏神として、
五穀の神宇迦之御魂大神を祀る。

第56代清和天皇貞観11年(869)当地久しく旱魃、草木は色を変じ、
大河の流れも通わず、天下疫病流行し、諸民悉く枯渇に苦しむ。

播磨(姫路)の広峯神社より王城鎮護の守り神として、
祇園八坂神社の御祭神として迎えられる建速須佐之男大神の御神輿が、
しばらく当宮にお立ち寄りになられた。

大神に祝詞を奏上し獅子頭を激しく振り、歎きを告げ、
篤く雨を祈ると忽然と清泉土中より湧漲した。
立ち処に里人渇を免がれ、田畑隈なく潅水した。
よって建速須佐之男大神を勧請し相殿として斎き祀る。
 
当宮は国家権力の保護を求めない庶民信仰に支えられたる諸社にして、
創祀以来、氏子の信倚のもと代々藤原姓南家宮脇家祀職を奉仕するところ、
天保8年(1837)大塩平八郎義兵の挙あり、当宮第32代宮司・宮脇志摩は、
大塩平八郎の叔父に当たり乱の主謀者として寺社方捕手役人の囲みにこの地にて切腹。

課刑峻烈にして男児悉く遠島、家門闕所となり社運も傾くかに見えたが、
明治維新と共にその義挙を認められ、流刑地に生存の遺児総て、
赦免・出島仰せ付けられ、家門再興、宮脇志津摩・泉殿宮第33代宮司を嗣ぎ、
社運再び赫赫として今に到る。


【裏鳥居】


車はこちらから入って無料駐車場に停めれます。


【本殿】




駐車場は本殿の裏手にあるので、
いきなり本殿が見れます。


【立柱祭元柱】





【稲荷社】







【狛狐】



【泉殿霊泉】



【境内】


拝殿の表側にまわります。


【正鳥居】


お参りする前に正しい参拝ルートである正鳥居から参る。


【拝殿】


渋い拝殿の前に注連縄柱。






とても良い拝殿です。


【狛犬】





【大楠】



【神輿庫】



【戎神社】



【境内社】


大国主大神、神産巣日大神、奇稲田姫神が祀られていました。


【地車】










これにて泉殿宮の参拝終了。

社務所に人が居たかは確認してません。
なんせ200円しか持って無いので、
御朱印をいただく行為をしてませんから。(泣)

片山神社(2020年10月6日参拝)

2020年12月07日 | 神社
式内社の垂水神社から続いて片山神社へ移動。

ここはアサヒビールの工場の前にある神社で、
まるでアサヒビールの鎮守社のようです。(笑)

車は境内に10台程の無料駐車場に停めれました。


所在地:大阪府吹田市出口町3-3
御祭神:素盞烏尊
相殿神:天照皇大御神、住吉大神
創建:不明
由緒:不明
社格:村社


【鳥居】



【アサヒビール工場】


鳥居の真ん前に巨大工場があります。


【参道】



【鳥居】



【拝殿】






美しい拝殿です。


【祈願桃】


桃は陰陽道では魔除厄除けの果物として、
神社ではたまに見かけますね。


【狛犬】



【護摩木御火焚神事処】


2月3日の節分祭で神事が行われる場所です。


【豊川稲荷・干支稲荷】










中に入ると小さな祠があり、
豊川稲荷と干支稲荷が祀られていました。

干支稲荷は初めて見ました。

猿と狐とか仲が悪そうだな。(笑)


【狛狐】



【愛宕社】



【結び社】



片山神社には神職さんが平日でもいらっしゃったので、
御朱印をいただこうとポケットの財布を出そうとしたら、
財布が無いではないか。

落としたかと一瞬思ったが、
自宅に置き忘れていたことが発覚。

くぅ~、何たる不覚。

情けなくて涙が出てくる。(号泣)

偶然ポケットに入っていたのはたったの200円。

200円でどうしろと?(号泣)
あと100円足らん。

以前はこんな時の為に車に1000円入れていたんだが、
車にお金を置いておくのもどうかと思って使っちゃったんだよな。

ま、しょうがない。
こんなことも人生の中であるわな、と諦めて次の神社へ。

みなさんも外出する時は財布の確認を忘れずに。(笑)

垂水神社(2020年10月6日参拝)

2020年12月05日 | 神社
今日は珍しく平日に有給休暇が取れた。
特に用事があって取った訳では無く、
会社、というか上司が取れというもんだから取った次第。

でも取れるなら私が用事ある時に有給を取らせてくれよ。(苦笑)
急に言われても困る。(笑)

そんな訳で急遽休日になったのでで暇や。(笑)
ま、そうなると私がやることは一つ。

神社仏閣巡りです。(笑)

そこでまだ参拝していない大阪の吹田市に行くことにした。

吹田市は有名な太陽の塔がある万博記念公園や、
アサヒビールの工場がある中核市です。

そんな吹田市には名神大社という社格を誇る神社があります。
それが垂水神社です。

まずはこちらの神社から参拝開始。


所在地:大阪府吹田市垂水町1-24-6
御祭神:豊城入彦命
相殿神:大己貴命・少彦名命
創建:不明
社格:式内社、郷社


【由緒】



【一の鳥居】


寛永年間(1624~1645)に再建されたもの。


【表参道】





【石段】


無料駐車場はここの真横にあるので、
一の鳥居まで200メートルほど歩いて戻る必要があります。


【二の鳥居】



【拝殿】





昭和49年(1974)再建されたもの。


【狛犬】





【境内】


意外と広い境内です。


【玉之井の井戸】



【皇太社】



【祓戸社】


本来はまず祓戸社で穢れを落としてから、
拝殿でお参りするのが筋なので石段の下に配置してほしいところ。


【戎社】



【祭祀庫】



【垂水の小滝】






孝徳天皇の御代旱魃に苦しむ難波宮に引かれ、
その功績で垂水という名前を頂いたそうです。


【白龍大神】



【楠明神社】





【境内社】



【三輪社】





【地蔵尊】



【石碑】




金白花王と書かれているのかな。


【津くよみの池】







【境内社】


向かって右側に不動明王と刻まれていました。

大明神と不動明王のセットは珍しい。


【垂水の滝】






こちらが本滝とのことだが、
滝には程遠い水量でした。(^^;




まさかの土禁。
それだけ神聖な場所なんだろう。

しかし置いてあったスリッパが汚くて、
履く気にならないのはいががなものか。(苦笑)


【高登社】




神心講という講の人々が祀っている神々。


【政髙社】




昭和30年代に当社社家が祀るようになった長患い除けの神。


【狛犬】





【鳥居】


扁額には垂水不動と書かれていました。


【垂水不動社】




織田信長家臣森蘭丸の一族で江戸時代の領主森氏の菩提寺であった栽松寺が、
明治時代の廃仏毀釈により廃寺となり、遷された不動明王が祀られています。

今でも毎月8日に護摩焚き神事が執り行われているそうです。


平日ということもあり社務所は無人で、
御朱印はいただけませんでした。

これも仕方あるまい。