Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

鯖大師本坊<八坂寺>(2019年5月2日参拝)

2019年09月29日 | 四国別格二十霊場


薬王寺から次の参拝寺院である鯖大師本坊へ向かう。

鯖大師へのルートは山側の55号線か、
海を見ながら走れる南阿波サンラインがあります。






海が見れるとはいえ、南阿波サンラインはこんな感じなので、
55号線の方が間違いなく走り易いのだろうけど、
南阿波サンラインをチョイス。


【太平洋】


展望台から見た太平洋は雄大だ。(^^


【野良猫】


展望台でのつかの間の休憩を終え、
薬王寺から20キロ程走り鯖大師に到着。


所在地:徳島県海部郡海陽町浅川字中相15
宗派:高野山真言宗
御本尊:弘法大師
創建:不明
開基:(伝)行基菩薩
札所:四国別格二十霊場、四国八十八箇所霊場番外、阿波七福神霊場


【護摩堂】


大型の無料駐車場前には大きなお堂が見える。

てっきり本堂かと思ったが、
実は護摩堂だった。

こちらは後で入れました。(^^


【錫杖】



【馬頭観音菩薩】



【水掛け地蔵】





【聖観音菩薩】



【修行大師】



【寺号石標】



【金剛力士】




お寺には山門は無いようですね。


【石仏】


これはユーモアたっぷりのお顔をされていますね。(^^


【中興明善上人】



【本堂】


早速本堂で一発打つ。

ありがたや ありがたや。


【鐘楼堂】



【大師堂】






鯖を持ったお大師さん。

唯一無二のものでは無いでしょうか。


【鯖】


鯖を三年間絶ってご祈念する(鯖絶ち三年間祈願)と、
願い事が叶い、病気が治り、幸福になれると信じられているそうです。


【修行大師】



【不動明王】



【掛け軸】


万体不動尊奉安殿と鯖大師不動洞に入って行きます。


【諸仏】



【仏足石】



【万体不動尊奉安殿・鯖大師不動洞】


山腹をくり貫いて造られた全長88メートルの大洞窟には、
四国八十八ヶ所、四国別格二十霊場、西国三十三観音霊場の、
お砂踏場がありました。






お砂踏場の対面には奉納された都道府県別に、
不動尊が安置されていました。


【石仏】



【護摩堂】


万体不動尊奉安殿・鯖大師不動洞の奥に進むと、
厳かな雰囲気の護摩堂内陣に入れました。(^^






私が好きなとても良い雰囲気。(^^

汚れた心が浄化されていくようであった。


【一願稲荷】



【多宝塔】




まだ若い多宝塔ですが、
実に渋くて優雅な多宝塔です。


【御朱印】


さすが別格本山に相応しいお寺でした。

童学寺(2018年5月1日参拝)

2018年06月24日 | 四国別格二十霊場
お遍路の観音寺から四国別格二十霊場札所の童学寺へ向かう。

こちらは弘法大師が幼少の頃に訪れ学問の修行されたお寺ですが、
昨年本堂が火災で焼失するという悲劇のお寺でもあります。

本堂の焼け跡は既に片づけられているということですが、
ほんの少しでも浄財でお役に立てればと参拝した次第です。


所在地:徳島県名西郡石井町石井字城ノ内605
宗派:真言宗善通寺派
御本尊:薬師如来
創建:(伝)飛鳥時代
開基:行基菩薩
札所:四国別格二十霊場、四国三十六不動尊霊場


【縁起】
高祖弘法大師学問所童学寺は弘法大師が神童と称されし頃に、
当山に久しく留滯なされて、学問御修行遊ばされました、
由緒深き所由をもって寺号とす。

弘仁6年(815)弘法大師が42歳のときに再び当寺を訪れて伽藍を整備し、
自らが彫刻した薬師如来、阿弥陀如来、観音菩薩、持国天、毘沙門天、
歓喜天を安置したという。

天正年間、長宗我部元親の兵火を受けて全山焼失したが、
元禄年間に肥後の国より来錫した僧堪霊により再建された。

2017年3月25日午後5時30分頃、庫裏が火元とみられる火災が発生、
本堂及び庫裏などの建物が全焼。

国の重文に指定されている薬師如来坐像は運び出され無事だった。


【溜池】


お寺はとても長閑な場所にあります。


【参道】


奥に見える山門まで車では行けないので、
溜池の横にある空き地に車を停めた。

広い境内なのにはっきりとした駐車場が見当たらなかったよ。


【山門】


これはまた個性的な面白い山門です。


しかし、山門を通るとショックなことが。






こんな酷い落書きがいっぱい。

今まで沢山のお寺を参拝したが、
これほど酷過ぎる落書きを見たのは初めて。

日本全国でもほとんど無いと思う。

怒りと共に悲しくなった。

落書きをした連中は恥を知れ!

きっとまともな死に方をしないでしょうね。

それにしても住職やお寺関係者は、
何故この落書きを放置プレーしてるのでしょうか。

有り得ないんですけど。


【境内】




落書きを見て嫌な気持ちを持ちつつ境内へ。


【いろは大師】



【歓喜天堂】



【蔵】



【宝篋印塔】



【西国三十三観音ミニ霊場】







【涅槃仏】



【鎮守社】



【宝物殿】



【大師堂】





【お遍路ミニ霊場】





【藤棚】



【不動明王】





【七福神】



【三宝荒神】





【地蔵菩薩】



【境内】



【お加持水】




弘法大師所縁の霊泉だそうです。




脳天不動が祀られていました。


【石庭】



【焼け跡】


この門の横には納経所があったようですが、
今は跡形も無くなっていましたが、
門の横にはまだ焼け跡が残ってましたね。


【本堂跡】


本堂も今はこんな感じ。

庫裏から発生した火事が本堂にまで延焼。

こんなに悲しく残念な事はありませんね。

幸いにも御本尊は助け出されたのが、
せめてもの救いです。



火事の模様は「awa-otoko’s blog」様を見ていただければ。
http://awa-otoko.hatenablog.com/entry/2017/04/15/185625


【切支丹灯籠】





【山門】


一日も早く復興されることを祈りながら山門を出た。


【御朱印】


御朱印は二体いただきました。