Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

白山比咩神社 奥宮祈祷殿(2018年9月1日参拝)

2018年09月30日 | 一宮
苦労と感動を味わった霊峰白山登拝。

ようやく室堂に到着。

長年の悲願である白山比咩神社奥宮に参拝出来る喜び。

車で簡単に行ける神社とは違い、
苦労して辿り着けたからこそ、格別な想いがある。

車の無い時代、全て歩いて参拝していた人々は、
私よりもっと感動があったに違いない。



所在地:石川県白山市白峰白山室堂平
御祭神:白山比咩大神



【白山比咩神社 奥宮祈祷殿】


こちらが奥宮では無く祈祷殿となります。

奥宮は後ろに聳える山頂にありますので、
後で登ることにします。

白山開山1300年記念事業として再建されたもの。


【鳥居】


さぁ、これから参拝と思った時にヘリが近づいてきた。


【ヘリコプター】


白山室堂に物資を運ぶヘリです。






地面に下りるのかと思っていたら、
下で物資を切り離すタッチアンドゴー方式でした。




写真でヘリを撮ると高速で回転しているメインローターが、
止まっているように映るから面白い。


【虹】


晴れているのにちょっとだけ虹が見えた。(^^

さぁ、参拝開始。


【悲報】


祈祷殿の壁にこんなお知らせが貼られていた。

えー、8月いっぱいで終了とかマジっすか?(泣)

社務所の方に聞いてみると御朱印は、
本社の白山比咩神社でいただけるとのこと。

明日、登拝の御礼がてら御朱印をいただくことにしよう。


【社務所】


祈祷殿に併設された社務所です。

2億6500万円と3年がかりで建てられたものです。


【全景】


裏側から撮影したもの。


【風景】


雲海が見れて嬉しい。(^^


【御朱印】


白山比咩神社でいただきました。

ただし、書置きで二体の内、一体の授与となります。

祈祷殿でいただく場合も、御朱印帳一冊につき一体となります。

霊峰白山登拝 其の二(2018年9月2日登拝)

2018年09月29日 | 旅行・その他
【案内板】


別当出合から4.2キロ、室堂まで1.8キロ。

つまり別当出合から室堂まで6キロ歩く必要があります。

普段の生活で6キロ歩く事が全く無いのでつらい。(^^;

朝5時20分登拝開始で、ここは8時前に到着。


【風景】










美しい。


【登山道】



【案内板】


室堂まであと1.4キロ。


【風景】




観光新道から登ってきた登山者のようです。






まだまだ登るようです。

めちゃしんどい。


【登山道】



【風景】




ここまでの登山はかなりきつい。

この美しい風景だけが私の心の支えになっていました。

これがもし雨やガスって何も見えなかったら挫折してるな。(^^;

あの山は別山というらしい。


【延命水】


チョロチョロとしか水が出て無かった。


【黒ボコ岩】


ようやく黒ボコ岩が見えてきました。

ここまで来れば室堂までもうすぐです。








これが有名な黒ボコ岩かぁ。

火山弾らしいですね。

これほど巨大な岩を飛ばすとは噴火のチカラ恐るべし。


【風景】





【案内板】


黒ボコ岩がある所は、
観光新道と砂防新道の分岐点になっていました。

別当出合まで観光新道の場合5.2キロ、
砂防新道の場合は5.1キロと余り距離は変わりません。

ただ、観光新道はその名前とは裏腹に砂防新道と比べ、
かなりきつい登山道らしい。




室堂まで0.9キロ。


【木道】


ようやく弥陀ヶ原に到着です。


【弥陀ヶ原】




うわ~、ここは天上の楽園なのか。

いや、雲上の楽園だな。

心の底からそう思える。


ここまで登ってくるのは本当に苦しかった。

その苦しさを忘れるような弥陀ヶ原の美しさです。(^^

苦しみが大きかったから余計に感動。

この感動を長く堪能したかったので、
ここでしばし休憩を取りつつ景色を楽しむ。




左手はガレ場になっていますね。

土石流でもあったんでしょうか。








休憩を終え木道を歩く。

実に気持ちいい。(^^












木道を歩くのがこんなに気持ちがいいとは。

最高です。(^^





【案内板】


室堂までの距離が書いていない。

どれぐらいだろうか。


【五葉坂】


室堂への最後の坂です。


【風景】





【五葉坂】


まだまだ登ります。


【風景】





下に雲上の天国である弥陀ヶ原が見える。

ここから見ると結構登ったように見えますね。




あれは別山なのかな。

本当に美しい山ですね。(^^


【五葉坂】


まだ着かないのだろうか。

そう思っていたらようやく着いたー!


【白山室堂ビジターセンター】


本当にようやく着いた、というのが一番の感想ですね。

別当出合から約6キロを3時間50分(休憩含む)かかりましたから。

途中で止めたくなるほど苦しかったが足腰はまだ大丈夫。
というか、意外にダメージが無くて何より。(^^

とりあえず休憩はしないで、
目的の奥宮参拝をすることに。

続きはまた明日。

霊峰白山登拝 其の一(2018年9月2日登拝)

2018年09月28日 | 旅行・その他
去年は朝起きたら雨で泣く泣く登山回避。

どうせ登るなら天気が良い方がいいに決まっているからね。


今日は幸いにも天気が良さそうなんで、
朝の3時45分に起きて、4時15分白山苑を出発。

気持ちが高ぶっているお陰か眠くない。(^^



こんな暗い道を走る。

てか、暗すぎる山道を走るのは怖くて泣きそうになる。(^^;

泣きそうになりながら一ノ瀬の駐車場を通過。

毎年ピークシーズンの土日はマイカー規制されていて、
一ノ瀬でバスに乗り換える必要があるのですが、
今日は何故かバスが走らず規制解除されていた。

ラッキー。

このまま登山口の駐車場まで行ける。(^^

しかし、一ノ瀬からの道は更にクネクネした細い道で真っ暗。

ところどころ対向車が来ないでと思うような道もあり、
慎重に車を走らせる。




お宿から約30分で別当出合の無料駐車場に到着。

上の駐車場はいっぱいで下の駐車場に誘導されました。

5時前だとまだまだ真っ暗です。

靴を履きかえて準備運動。

5時10分に出発。

下の駐車場だと準備運動とばかり軽く登ります。


【別当出合登山センター】


駐車場から5分程で到着。

ここで登山届けとトイレを済ませる。




いよいよ来たと胸が高まる。


【鳥居】



【つり橋】


つり橋を渡らず左手に進むと観光新道というルートで、
今回私のルートは橋を渡る砂防新道です。

砂防新道は初心者でも登れる王道ルートです。




以前のつり橋は2004年の土石流に破壊されましたが、
登山シーズンに間に合うように約2ヶ月で造り直されたそうです。


【別当谷】


以前のつり橋より9メートルも高くなったので、
随分と高さを感じます。

高所恐怖症の人はここでリタイヤかも。(^^;


【登山道】


最初はこんな感じです。




10分ぐらい登っていると登り難い石段。


【ヘリコプター】


山小屋に物資を運ぶヘリです。

頻繁にヘリを見ましたね。


【案内板】


別当出合から1キロ。
約15分で到着。

しかし室堂まで5キロもあるのか。(^^;


【登山道】



【風景】




万才谷と不動滝が見えます。


【中飯場】


最初の休憩場。

約30分で到着しました。


【案内板】


次の避難小屋まで1.9キロ、室堂まで4.4キロ。

まだまだ遠いな。


【登山道】



【風景】






この谷では大規模な工事が今なお行われていました。

それにしても不動滝の音がここまで聞こえたのは驚いた。




どうやらあっち方面へ登って行くらしい。


【登山道】


ここから先に入ると火口域から2キロ圏内とか。

御嶽山の火山の映像が頭をよぎりましたよ。




平地の木道は楽チンでいい。

出来ればずっとこのまま平地が続くといいな。(^^


【風景】


こういう風景は見ていて気持ちがいい。


【カラマツソウ】



【風景】






いいね~。

高い山は風景がいいんだよなぁ。(^^


【登山堂】



【案内板】


室堂まで2.2キロ。

しんどいけど順調に登ってきてます。


【風景】





【甚之助避難小屋】


登山開始から約2時間で到着。

ここでバナナとカロリーメイトを補給。


他の登山者が話しているのを聞いていると、
二人組の男達は昨日の18時から寝ずに麓から登ってきたとか。

避難小屋まで歩いた距離は90キロとか。

マジか?

それを聞いていた若者はマジかという意味を込めて、
「は?」を連発していた。(笑)

それは私も全く同じリアクションしてましたよ。

どこの世界にも変態はいるもんだね。(苦笑)


【案内板】


避難小屋まで別当出合から3.8キロ。

室堂まで2.2キロ。

とりあえず早く室堂に到着したい。


【風景】


この風景が疲れた身体を癒してくれる。


【南竜分岐地点】


真っ直ぐ進めば室堂2キロ、
右手に進めば南竜ヶ馬場方面となります。

南竜ヶ馬場方面から途中でエコーラインという登山コースがあり、
エコーラインからも室堂に行く事も出来ます。


【風景】


随分登ってきたなぁと実感。




でも、まだまだ登るなぁと実感もしたりする。


長くなりましたので続きはまた明日。

林西寺(2018年9月1日参拝)

2018年09月27日 | 仏閣
永平寺参拝後、
本日のお宿がある白峰温泉へ。

お宿の近くには白山下山仏が祀られている林西寺があり、
拝観時間は終わっていたが、外から参拝することにした。


約1年前に参拝し、
下山仏を見た時は感動したのをよく覚えている。

<2017年8月17日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/eabc29cca11231c5168617e5020d5ba1



所在地:石川県白山市白峰イ68
宗派:浄土真宗大谷派
御本尊:阿弥陀如来
創建:養老元年(717)
開基:泰澄大師



【山門】



【寺号標】


車は境内に停める事が出来ます。


【本堂】


本堂は拝観料を支払えば下山仏の後に入れます。

さすがに17時45分では拝観は無理。(^^;






この地域特有なんでしょうか。

この梯子が特徴的です。


【白山本地堂】


こちらに白山下山仏が祀られています。

素晴らしい諸仏がいらっしゃいますので、
是非とも拝仏していただきたいですね。


【境内】



【殿下参拝記念寿】




これにて本日の参拝全て終了。

ちなみに浄土真宗のお寺ですが御朱印をいただけます。


【白山苑】


去年に続いてお世話になる白山苑です。




お部屋はこんな感じ。

登山が目的で一人で泊まるならこれで充分です。


【夕食】


焼き魚やイノシシのトンカツ、焼肉、サーモンの刺身等、
バラエティ豊かな夕食で美味しかったです。(^^


【総湯】


白山苑の横にある温泉施設。

露天風呂が最高でした。(^^

さぁ、朝が早いのでさっさと寝る。

永平寺 其の二(2018年9月1日参拝)

2018年09月26日 | 釈迦三十二禅刹霊場


さすがに見所が多い永平寺。

まだまだ続きます。


【中雀門】






山門から見る中雀門が美しい。


【扁額】


諸仏如来大功徳
諸吉祥中最無上
諸仏倶来入此処
是故此地最吉祥


【四天王】





【回廊】



【鐘楼堂】



【納経搭】





【大祠堂殿】




こちらは法要の時以外は撮影可です。


【境内】


大祠堂殿から傘松閣と吉祥閣が見えます。


【吉祥閣大講堂】


吉祥閣の奥に進むと大講堂があり、
中では永平寺の歴史等を紹介したムービーが放映されていました。

これで伽藍内の拝観は終了です。


【境内】


奥に見えるのが大祠堂殿です。


【納経搭】




本当に渋くて美しい搭です。


【境内】


通用門を出て永平寺川の反対側に小さなお堂が幾つかあります。


【永平寺川】



【宝篋印塔】



【偃月橋】


雪の時期は橋も凍るので危険。

前回は偃月橋を渡ることを断念しました。


【稲荷堂】



【地蔵堂】



【天照大神宮】



【金毘羅堂】



【永平寺川・偃月橋】





【境内】


これにて夏の永平寺参拝終了。

雪の永平寺は格別だけど、
夏の永平寺もとても楽しめました。


【御朱印】


永平寺の御朱印です。

禅語の御朱印をいただくのを忘れていました。(^^;


【御朱印帳】


6年前にいただいた御朱印帳とはデザインも変わり、
唐門と杉が描かれています。

紙質は相変わらず良さそうで、
手触りが抜群に良いですね。

18センチの大きいサイズで1500円でした。

永平寺 其の一(2018年9月1日参拝)

2018年09月25日 | 釈迦三十二禅刹霊場
本日のお宿の道中に永平寺がある。

福井を訪れた時は参拝したいと、
いつも思っていました。

しかし福井は魅力溢れる寺社が多いので、
一度参拝した永平寺は後回しにしていたが、
今回は約6年半振りに参拝することにした。

参拝することは勿論楽しみだが、
永平寺の御朱印帳は日本屈指の質の良さなので、
今回も買うことにしよう。


<2012年1月9日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625/e/9c39a294eeec359581c031764641791c



所在地:福井県吉田郡永平寺町志比5-15
宗派:曹洞宗
御本尊:釈迦如来・弥勒仏・阿弥陀如来
創建:寛元2年(1244年)
開山:道元禅師
開基:波多野義重
札所:釈迦三十二禅刹霊場



【寺号標】




近くの駐車場より100円安い有料駐車場に車を停め、
歩いて5分程で到着。

6年半振りとなると流石に懐かしさを感じる。


【吉祥閣】


大本山らしい巨大施設で檀信徒の研修道場です。


【天地観世音菩薩】



【境内】


奥に見えるのが永平寺の顔的存在である唐門です。


【唐門】


ここの雰囲気が素晴らしい。

前回は雪の時であったが、いつ見ても素晴らしい。

まさに国宝と言っても過言では無い。(^^




天保10年(1839)再建されたもの。


【納経塔】





【一葉観音】


船に乗っている珍しい観音様です。

道元禅師を海難から救ってくれた観音様ということで、
参拝者の水難や人生における航海の安全を祈願しているそうです。


【通用門】


通用門にある券売機で拝観料を支払い、
前にある吉祥閣へ。

以前とはルートが変わったような気がする。


【絵天井の間】




吉祥閣の入口で御朱印帳を購入し隣りの傘松閣へ移動。

まずは傘松閣の広々とした絵天井の間へ。

昭和5年文展・帝展に入選した南画の大家144名による
230枚の花鳥図となります。

さすがに見応えある花鳥図でしたね。




床の間には掛軸、布袋さん、越前焼の大壷が置かれていました。


【境内】



【回廊】


永平寺ではこのような木の階段を登り下りする必要があります。




埃一つ落ちていないような感じでピカピカです。


【承陽門】



【仏殿】



【法堂】



【承陽殿】




ここはいわば聖地です。

奥にある御真廟は見ることも出来ません。

当然、殿内は撮影禁止でした。


【鐘楼堂】



【承陽門】



【法堂】




法堂の堂内に入りお参り。

凜とした気持ちになりますね。


【大光明蔵・妙高台】






こちらは拝観ルートに含まれていないので、
中を見ることは出来ません。


【瑞雲閣】



【回廊】


下りてから上に向かって撮影したもの。


【中雀門】




永平寺60世臥雲禅師代の嘉永5年(1852)、
道元禅師600回大遠忌に建立されたもの。


【僧堂】


主に僧侶が座禅を組むお堂で、
文殊菩薩が祀られています。


【大庫院】







【仏殿】





【回廊】



長くなりましたので続きはまた明日。

白山神社(2018年9月1日参拝)

2018年09月24日 | 神社
大安禅寺の山門前に小さな神社が鎮座している。

それが白山神社で全国に鎮座しているものの一つです。



所在地:福井県福井市田ノ谷町20-21
御祭神:伊弉册尊
創建:不明
由緒:不明
社格:村社


【第一鳥居】



【境内】


地域に根差した地味な神社だけど、
何故か寄ってしまう雰囲気を感じる。


【第二鳥居】



【狛犬】



【神門】



【本殿】





【川上神社】




本殿と並んで鎮座。

御祭神は不明です。


御朱印はございません。

大安禅寺(2018年9月1日参拝)

2018年09月23日 | 北陸三十三観音霊場
続いて福井市に移動し、
以前から参拝したかった大安禅寺というお寺へ。

なかなかタイミングが合わず、
今まで参拝が叶いませんでしたが、
ようやく訪れることが出来て参拝が楽しみです。



所在地:福井県福井市田ノ谷町21–4
宗派:臨済宗妙心寺派
御本尊:十一面観音菩薩
創建:万治元年(1658)
開基:松平光通
開山:大愚宗築禅師
札所:北陸三十三観音霊場



【縁起】
今を遡ること1230有余年前、時の高僧泰澄大師が竜王山田谷寺を創建し、
門前市をなすほどに越前庶民の信仰を得たが、
天正2年(1574)織田信長の越前攻略の兵火に遭い全山焼失。

その霊地に万治2年(1659)第4代福井藩主松平光通公が、
時の名僧大愚宗築禅師に深く帰依いたされ両親、祖先の恩を忘れない為、
福井藩主松平家の永代菩提所として建立されたのが大安禅寺である。

寺号は光通の戒名大安院殿賢譽徳智超万大居士に因み、
大安禅寺に改められています。

以来、福井藩松平家の歴代菩提寺として境内が整備され、
泰澄大師が開いた田谷寺に38坊があったことに因み38の堂宇が建立。

大安禅寺の境内には創建当初の建物が数多く残され、
当時の藩主菩提寺として大規模かつ格式の高い建物として、
大変貴重な事から本堂・庫裏・開山堂・開基堂・鐘楼の5棟が、
平成20年(2008)に国指定重要文化財に指定されています。


【山門】


華美にならずワビサビの渋い山門で、
寛政4年(1792)に建てられたもの。

山にあるお寺らしく、
本堂は山門からまだ登る必要があります。

相当広い境内のようですね。


【境内】


山門すぐに3つのお堂があります。

普通の人なら華麗にスルーするところだが、
私はきっちり参拝させていただきます。


【地蔵尊】




扉を開けることが出来て拝めました。






こちらは隙間から。






こちらも地蔵菩薩で正しいでしょうか。

結構大き目の石仏でした。


【滝】




近くに名も無き小さな滝があり、
遊歩道も整備され駐車場まで行けるようでしたね。


【参道】


なかなか味のある参道のようですが、
車があると車に乗って行きますわな。(^^;


ほどなくして大型の無料駐車場がありました。

このお寺は花のお寺らしく菖蒲や紫陽花等が有名らしい。




ここからは徒歩で本堂へ。


【本堂】


いきなり本堂登場。




本堂は万治2年(1659)に建立されたもの。


【開基堂】


渋すぎる門です。




右手に見えるのが本堂で、奥に見えるのが開基堂です。

延宝5年(1678)に建立されたもので重要文化財。


【縁結び夫婦観音岩】





【巨石】



【子安観世音菩薩】



【布袋尊】



【鐘楼堂】


鐘楼は重要文化財。


【庫裏】


拝観入口となります。

庫裏も大変立派なものですね。

まずは本堂に通され奥様により軽く説明をしていただいて、
御本尊様にお参り。

広い内陣でいかにも禅寺の本堂といった雰囲気です。

仏様はもとより襖絵も撮影禁止でしたので、
内陣は全て撮影禁止でした。

お庭や伽藍の外観は撮影OKでした。


堂内の様子は下記の動画をご覧下さい。




【阿吽庭】






本堂から見た阿吽庭。

人出不足なのか白砂は余り手入れされていませんね。

京都市内のお寺だったらあんな葉っぱとか落ちてないもん。(^^;


【渡り廊下】


開基堂へと続く廊下。

当然ながら撮影不可でした。


【色紙】




こちらの御住職は絵心がある方らしく、
近々にフランスに行くらしい。

そんな御住職の直筆の色紙が売ってありました。

この達磨さんも一つ一つ顏や目が微妙に違っていて、
選ぶのが大変でした。(^^

値段は書いて無かったので聴いたら3千円でしたので即決。(^^

小さい色紙は聞いて無いけど多分千円だと思う。


【御住職】



【御朱印】


静かで松平家の歴史を感じる良いお寺でした。

上野別堂<車ノ道場>(2018年9月1日参拝)

2018年09月22日 | 仏閣
舟津神社から1分、萬慶寺から車で2分程の場所に石柱を発見。

2本ある石柱には上野別堂と車ノ道場が刻まれている。

全くのノーマークであったが、
どうやらお寺があるらしい。

案内板を読んでみると、
親鸞聖人旧霊跡で本山誠照寺の別院である上野別堂とのこと。

これは華麗にスルーする訳にはいくまい。


所在地:福井県鯖江市日の出町7-1
宗派:浄土真宗誠照寺派
御本尊:阿弥陀如来
創建:不明



【縁起】
福井県鯖江市にある誠照寺派本山の誠照寺であるが、
この起源となった車ノ道場(上野別堂)は、
都を離れた親鸞の最初の教化によって生まれたものだと伝えられている。

建永2年(1207)念仏弾圧にあった親鸞聖人は、
越後へ向う途中にこの地を通過したが、
そこで上野ヶ原に住む豪族の波多野景之の別邸に招かれ、
しばらく車(輿)を留めて、阿弥陀如来の本願のいわれを説いた。

お釈迦さまが6年の苦行の末に悟って成道に達し、
5人の修行者にその悟りを教えて弟子としたという初転法輪の故事にならい、
親鸞聖人が教化したこの地はやがて初転法輪の聖地といわれるようになる。

親鸞聖人の教えに触れた波多野景之は自力の心を捨て、
他力の門に入って無二の念仏者となり、空然の法名を得た。

また、この時から親鸞聖人の留錫した別邸を念仏道場としたが、
いつしか親鸞聖人が輿を留めた由緒に因んで、
車の道場と呼ばれるようになった。

車の道場には慈覚大師円仁作と伝えられる阿弥陀如来像が、
御本尊として安置されている。

親鸞聖人が自ら背負ってきたとの伝承がある事から、
親鸞上人背負いの阿弥陀木像といわれている。

現在は上野別堂とも称し、本山の別院となっている。


【寺号標】



【境内】


山門はありません。

車はこの辺りに停めれました。


【本堂】


親鸞聖人の旧霊跡のわりに、
現在は余り繁栄していませんね。


【御本尊】




内陣も本当に簡素なものです。


【鐘楼堂】


見所は以上です。

とても旧霊跡とは思えない上野別堂でした。(^^;

御朱印はございません。


【寿司】


福井に行ったなら必ず寿司は食わなければならない。(^^

今回は安くする為に海鮮アトムにしました。










値段の割りに美味かった。(^^




あら汁。

これで180円なんだから安い。(^^




甘えびの唐揚げ。

美味かった。

お腹を満たして次のお寺へ。

萬慶寺(2018年9月1日参拝)

2018年09月21日 | 仏閣
舟津神社から少し離れた萬慶寺へ。

事前チェックで山門が見たくなって訪れた次第です。

無料駐車場はお寺の表側と裏側にありました。


所在地:福井県鯖江市深江町6-14
宗派:曹洞宗
御本尊:釈迦如来
創建:享保5年(1720)
開山:陽光和尚
開基:間部詮言



【縁起】
亨浄山萬慶寺の創建は享保5年(1720)、
越後村上藩の第2代藩主、後の鯖江藩第初代藩主で老中の間部詮言が、
村上藩から5万石で移され鯖江藩を立藩した際、
随伴した陽光和尚が万松庵を開いたのが始まりと伝えられています。

当初は現在の鯖江市桜町にありましたが享保10年(1725)、
2代藩主間部詮方により現在地に移され、
曹洞宗大本山永平寺住職・承天禅師を招いて改めて開山し、
寺号を萬慶寺と改め永平寺の末寺となっています。

以来、鯖江藩主間部家の菩提寺とされ、
藩から庇護され領内の中心的な寺院として寺運も隆盛します。

境内には領内で亡くなった5代藩主間部詮煕(真霊院)、
6代藩主間部詮允(馨香院)、8代藩主間部詮実室徽美(玉徽院)、
間鍋勘解由の墓碑が建立されている。



【総門】



【山門】


嘉永2年(1849)に建立されたもので、
とても印象的な山門です。


【鐘楼堂】



【石仏】



【本堂】


本堂は残念ながら閉まってました。

現在の本堂は文化11年(1814)に再建されたもの。


【本堂天井絵】


龍神。

7代藩主間部詮勝が描いたもの。

画像はネットで拾ったものです。




雷神。




風神。


【山門】



【石庭】


曹洞宗らしいお庭です。


【六体地蔵】



【秋葉神社】



【庫裏】


天井絵を見たかったが御不在で叶わず。

御朱印もあったようだが、現在は不明です。

舟津神社(2018年9月1日参拝)

2018年09月20日 | 神社
越前市から鯖江市に移動し舟津神社へ。

成務天皇4年の西暦134年に創建されたという、
超絶な歴史を持つ古社です。

ちなみに成務天皇は第13代天皇で、
あの有名な日本武尊の異母弟です。

舟津神社には20台分程の無料駐車場がありました。


所在地:福井県鯖江市舟津町1-3-5
御祭神:大彦命、猿田彦命、孝元天皇
創建:成務天皇4年(134)
社格:式内社、県社


【由緒】
御祭神は崇神天皇御宇の四道将軍の一人として知られる大彦命で、
相殿には大山御板神社を祀る。

舟津社記によれば大彦命は淡海より角鹿の津に赴き、
八田という所に着き舟場より乗船して東進し、
途中塩垂の長という長老の教えをうけ、
安伊奴彦の先導により深江という所に到り、
舟を着けたので舟津と呼ばれるようになった。

成務天皇4年(134)大彦命が舟津の地に勅祭され、
猿田彦命を祀る御板神社に孝元天皇が合祀された。

継体天皇元年(507)詔により正税を以て両社の神殿が再建された。

大山御板神社を上の宮、舟津神社は下の宮と称されたが、
天元年中(978~983)に下の宮が火災に罹るにより、
上の宮の束境に小社を建て遷され、寛仁3年(1019)、
下の宮の再度の焼失により上の宮に合祀された。

応永21年(1414)社殿老朽化により、
神主橋本宮内大輔常住は下の宮の再興をはかり、
同23年(1416)これを再建し、下の宮の相殿に上の宮を祀り、
正中に大彦命、左座に猿田彦命、右座に孝元天皇が祀られ、
現在の三座奉祀様式となる。

寛保2年(1742)王山の東二町の地より、
束麓の現在地に社殿が遷された。


【境内略図】



【第一鳥居】


奥に行けば行くほど暗くなってるような。(^^;

きっと天気のせいだよ。


【参道】


第一鳥居から見た参道は暗そうな感じだったのですが、
いざ歩くとそんなことは無かったですね。


【逢慶橋】





【大欅】





【参道】



【大鳥居】







【参道】



【赤鳥居】





【境内】


長い参道を歩いて到着。


【割拝殿跡】




昔の割拝殿はここにあったらしい。


【本殿】


拝殿かと思ったら文政3年(1820)に建立された本殿のようです。

先ほどの割拝殿跡にあった拝殿は平成3年(1991)に、
台風19号により倒壊したとか。

割拝殿の写真をネットで調べてみたが、
まだデジカメが普及していない為、見つかりませんでした。


【狛犬】



【境内】


拝殿左手奥に境内社があります。

うーむ、ここはちょっと暗い。


【熊野神社】





【御神水池】






龍の頭だけだと変な感じです。(笑)


【八幡神社】





【天神社】







【境内社】





【大杉】



【本殿】



【神楽殿】



【神輿殿】



御朱印は参道横にある宮司宅でいただけますが、
こちらもピンポンを押すことも無く次の寺社へ。

岡太神社(2018年9月1日参拝)

2018年09月19日 | 神社
粟生寺参拝後、すぐ近くに鎮座する岡太神社へ。

岡太と書いて「おかふと」と読みます。

先に参拝した大瀧神社・岡太神社は「おかもと」と読み、
どちらかというとこれから参拝する岡太神社の方が、
読み方は合ってる気がする。



所在地:福井県越前市粟田部町19-3
御祭神:建角身命、国狭槌命、大己貴命、継体天皇他十二柱
創建:不明
社格:式内社、県社、神饌幣帛料供進神社


【由緒】
社伝によると当社の勧請は男大迹皇子(継体天皇)が御潜龍の折、
当地の水害を煩慮なされて水路をお穿ちになり、
九頭竜・足羽・日野の三川を開かれた。

その際、建角身命・国挟槌尊・大己貴命の三柱をこの地に奉祀されて、
岡太神社と号して祈誓し賜うたという。

男大迹皇子は度重なる氾濫により民を苦しめてきた三大河川の九頭竜川、
足羽川、日野川を拓き、粟や麻などの栽培を奨励し、
住環境の改善に力を注いだと伝わっている。

養老2年(718)正月に泰澄大師が巡錫の折、
当地に来て仏像を勧進して神仏同体の行を納め、
社名を白山三社大権現神社として崇めることとされた。

明治5年(1874)に維新政府の神仏分離令により、
社名を県社岡太神社と改め現在に至るも、
明治6年(1873)の大火により消失、苦難の末、明治35年(1902)再建なる。

明治41年(1908)神饌幣帛料供進神社に指定された。

明治43年(1910)に貴船神社・天神社・金刀比羅神社・秋葉神社・
八幡神社・稲荷神社を合祀した。


【大鳥居】




これは只者では無い雰囲気を感じますね。


【拝殿】





【狛犬】



【御神馬】



【宝物殿】



【案内図】


この案内図を見て拝殿の後ろ側に本殿や神輿殿があることが発覚。

これを見て無かったら、
拝殿を見ても後ろに何かあるとは全く気付かなかったから、
拝殿を参拝して帰るところだったよ。(^^;


【神輿殿】







【延々之石】



【本殿】






少し離れた場所に本殿がありました。

拝殿と本殿がこんなに離れている神社も珍しい。


【神門】


これは凄い。

天皇陵のそれよりも神格を感じる神門です。

素晴らしい。


【狛犬】



【本殿・境内社】


境内社は貴船神社。




境内社は須波阿須疑神社。


【神紋】


五七の桐ですね。


【境内社・礎石】



【鳥居】




本殿へ続く鳥居。




こちらの鳥居は出雲社へ続く鳥居です。


【出雲社】



【ふるさとの家 薄墨庵】




囲炉裏カフェをやってるらしいが、
閉まってましたね。




茅葺屋根がたまりませんね。


【山月楼】


山口雨情って人が関係しているらしいが、
調べてみてもよく分かりませんでした。

あと秋葉神社や金刀比羅神社がありますが、
山道を登る必要がある。

白山登山の足慣らしとも考えたが、
オッサンの体力を考えると、結局体力温存して華麗にスルー。

これにて岡太神社の参拝終了。

大鳥居と本殿前の神門がとても良かった神社です。


御朱印は宮司宅でいただけるようですが、
急ぐ旅なのでいただきませんでした。

書置きの場合は和紙みたいですね。

舎利院粟生寺(2018年9月1日参拝)

2018年09月18日 | 仏閣
続いて岡太神社の近くにある粟生寺というお寺へ。

ここは参拝する予定では無かったが、
岡太神社の鳥居前に良さげな感じだったので参拝することに。

開山はあの泰澄大師で1300年の歴史がある古刹です。

こういう古刹が普通にあるのだから、
福井の仏閣はあなどれません。(^^


10台分程の無料駐車場がありましたが、
岡太神社参拝する人も停めて良いとのこと。

お寺と神社との友好関係を感じられますね。


所在地:福井県越前市粟田部町23-1
宗派:天台真盛宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:養老2年(718)
開山:泰澄大師


【参道】



【元十王堂】




地蔵菩薩と閻魔大王等が祀られていました。


【山門】


山門を見ただけて格の高さを感じられますね。




ここから見ても良い山門です。


【扁額】


舎利院と書かれています。


【境内】



【本堂】




本堂は残念ながら閉まってました。


【鬼瓦】



【観音菩薩】



【宝篋印塔】



【観音御経堂】



【庫裏】



【渡り廊下】



【庭園】



【蔵】



【地蔵堂】







【鐘楼堂】



【神明社】



【錦塚】


これにて粟生寺の参拝終了。

御朱印は無いそうです。

岩本神社(2018年9月1日参拝)

2018年09月17日 | 神社


大瀧神社・岡太神社の一之鳥居をくぐると、
すぐに別の神社が鎮座しています。

それが岩本神社という神社です。




神社には駐車場が無く、
真ん前にある休憩処に停めさせてもらいました。


所在地:福井県越前市岩本町18-1
御祭神:菅丞相、軻遇突智命、手置帆負命、彦狭智命、猿田彦大神、菊理媛命、東方医王尊
創建:不明
社格:村社


【由緒】



【鳥居】




こちらはいかにも田舎の地元に根差した神社の雰囲気ですね。


【境内】


大瀧神社・岡太神社と比べたらダメですが、
地味な印象はぬぐえず。


【岩本公民館】



【拝殿】




決して人口の多い地域ではありませんが、
その割りに立派な拝殿です。

信仰心の篤い地域なんでしょうね。




祭事の時以外は拝殿は閉められているようです。


【不動明王】





【薬師如来】


かつての本社に祀られていた薬師如来ですが、
現在の所在は不明です。

どこさいっちまっただ?


【白山神社・稲荷社】



【狛犬】



【絵馬堂】



【境内】



【風景】


何やら山の中腹にお堂なのか休憩所なのか、
よく分からないけど建物があります。

そういや大瀧神社・岡太神社には奥の院があったことを、
すっかり忘れていた。


【登山道】


奥の院に行く為に大瀧神社・岡太神社まで戻り登山道へ。

うーん、これを見ると行く気が失せるな。(^^;

雨が降ってるし登山道はグチュグチュなので止めておこう。

どうやら近いと思っていた奥の院はここから30,40分かかるらしい。

行かなくて良かった。(^^;

帰宅してから調べてみると、岩本神社で見た風景の建物は、
大瀧神社・岡太神社奥の院の拝殿だったようです。


あ、そうそう、
岩本神社の御朱印は無いです。

大瀧神社・岡太神社(2018年9月1日参拝)

2018年09月15日 | 神社
ここ4、5年程、
毎年のように白山登山をしたいと願っていましたが、
膝の靭帯損傷や天候不順等があって登山は叶いませんでした。

昨年なんて麓の旅館に泊まって、
今年こそはと意気込んでいたのに、
登山の日の朝、雨が降って泣きました。(泣)

今年も天気予報では微妙なので心配だが、
晴れることを願って白山へ出発。

土曜日は天気が悪いので日曜日にアタックすることにして、
今日はゆっくり福井の神社仏閣巡りを楽しもう。

まずは超絶カッコいい社殿がある大瀧神社・岡太神社へ。


【敦賀湾】


北陸自動車道杉津PAから撮影したもの。

生憎の天気でイマイチだけど、
晴れていたら絶好のビューポイントです。



所在地:福井県越前市大滝町23-10
御祭神:大瀧神社:國常立尊・伊弉諾尊
    岡太神社:川上御前(岡太大神)
御神体山:権現山
創建:(伝)養老3年(719)
社格:県社


【由緒】
大瀧神社は加賀の白山、福井の平泉寺に次ぐ修験場の霊場で、
明治元年まで正一位小白山大瀧六所権現児御前と称えられ、
国内有数の大社であった。

創始は推古天皇の御代(593)大伴連大瀧の勧請に始まると伝えられ、
次いで鎮護国家法師で白山を開き越の大徳として知られた泰澄大師が、
元正天皇の命を受け国家安泰疫病鎮護の為、養老3年(719)当地に来り、
既に霊山と仰がれていた大峰山に登り17日間参籠、祈願をこめた後、
地主神として岡太川の上流に祀られていた紙祖神岡太神社を御前立とし、
国常立尊、伊弉諾命の二柱の神を主祭神として配し十一面観音を本地佛として、
山上山下に社殿堂宇を建て、霊場を開き別当寺として、
大徳山大瀧寺を建立社僧を置いて神事を掌らしめる一方、
護符や写経用紙を確保する為製紙の保護発展に努めるに及んで社運著しく隆興した。

鎌倉時代には堂塔伽藍は立ち並び48坊を有するまでに至り、
社僧600から700を擁する一大勢力を有した。

その後興国2年(1341)新田勢と共に足利の軍に抗し兵火に罹り一時衰頽したが、
室町時代の中葉、国主朝倉氏の帰依篤く、同一族の祈願所となるや再び興隆、
宗教上においても軍事、経済上においても名実共に最大の勢力をもつに至った。

然し織田信長一揆征伐の際、滝川一益によって大瀧城は落城したので、
48坊と言われた社域の堂塔は悉く焼き尽くされ、一時は全く衰退したものの、
豊臣・徳川代々の保護もあり特に松平氏は大いに社殿を再興した。

明治元年(1868)社号を大瀧児神社と改め、同8年(1876)郷社に列せられ、
岡本村の總社氏神となり社号も大瀧神社と改称。

明治22年(1889)山上奥の院の末社の内天照大神、春日・八幡社を1社に統合合祀し、
水分神を摂社岡太神社に次いで明治41年(1908)、
奥の院の別山鎮座八坂神社(須佐能男命)を境内社に合祀八照宮と改称。

昭和3年(1928)本社大瀧神社の社歴を案じて県社に列せられた。


【一之鳥居】


神社はまだ先にあるので、
この鳥居をくぐり進みます。


【二之鳥居】


良い雰囲気です。

ここを見るだけで期待値が上がりますね。


【東鳥居】


二之鳥居の場所には駐車場が無く、
更に先に進むとこの鳥居の横に無料駐車場がありました。


【境内】


二之鳥居から参拝したかったので、
境内の端を歩いて二之鳥居へ。


【南鳥居】


もう一つ鳥居がありました。

ここを真っ直ぐ進めば社殿に行けるのですが、
やはり二之鳥居から参拝するのが正式だろう。


【二之鳥居】


やはりここの雰囲気の良さは尋常では無い。(^^


【狛犬】



【境内】




この神域感たるや。

凄過ぎです。


【神門】


この神門と雰囲気はまさに神がかっていますね。

素晴らしい。(^^


【狛犬】



【社殿】






天保14年(1843)再建された重要文化財。

素晴らしい社殿です。

しかし、もっと素晴らしいのは横から見た社殿です。






拝殿と本殿が一体化した社殿ですが、
特筆すべきは躍動する重厚な屋根。

これほど重厚と美しさを兼ね備えた建築美は日本最高峰の一つ。

寺社の建築として最高傑作を目の当たりにしたら、
これはもう感動するしかないですよ。(^^

この神社は神社好きの方でも知らない人もいるぐらい、
全く有名では無い神社。

そんな神社にこんな素晴らしい社殿があるとは。

日本ってやっぱり良いねと素直に思えます。

まだまだ見知らぬ素晴らしい社殿が存在するんだろうなぁ。


【彫刻】


彫刻も素晴らしいもので、
もっと良いカメラで撮影したかったね。


【扁額】


扁額の彫刻も芸が細かいです。(^^


【本殿】


本殿の彫刻も実に超絶技巧で美しい。


【神輿殿】


神輿殿としてはとても立派なものです。


【神楽殿】



【境内社】


岩上神社、護国神社。


【御神馬】



【観音堂】


神社には神仏習合の名残りか観音堂があります。

最初見た時は社務所かと思ったけど。(^^;




小さな開山堂らしき祠は空でした。


【十一面観音菩薩】






なかなか秀麗なお顔をされていました。

神社で観音様を拝むのは一味違いますね。(^^


【境内】


名残り惜しむかのように境内の神域感を楽しむ。

本当に何もかもが素晴らしい神社であった。

日本で一番好きな神社と言っても過言では無い。

ここは神社好きなら参拝はMUSTでございます。


【御朱印】


御朱印は書置き対応で、
二之鳥居から10メートル離れたお宅でいただけました。

普通なら民家なのでピンポンはしないが、
あの横山大観の書が墨書きとなっていると知ってしまったからには、
ピンポンを押さざるを得ない。(^^

しかし、字はそんなに上手く無かったのね。(^^;

厚めの和紙で出来た御朱印でした。