Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

宝泉寺(2018年4月8日参拝)

2018年06月02日 | 北桑西国三十三霊場
本日最後の参拝となるのが宝泉寺というお寺。

ここは平安しだれ桜や仁和寺から移植した御室桜をはじめ、
4月中旬頃に見頃を迎える約20本の桜の木があり、
毎年さくらまつりが開催されているお寺です。

今年は4月14日と15日に開催されますが、
例年より一週間早い開花なので、
ここの桜が満開だと予想したが果たして。


所在地:京都府京都市右京区京北下熊田町東旦15
宗派:古義真言宗御室派
御本尊:十一面観世音菩薩
創建:延文元年(1356)
開基:心蓮上人
札所:北桑西国三十三観音霊場


【縁起】
弘法大師が真言密教の根本道場とされた古刹神護寺は、
荒廃の極みにあって人法共に断絶堂屋ことごとく破滅と云う状況。

文覚上人は直ちに神護寺の再興を発願され勧進僧として歩みますが、
その道、非常に厳しく、都度三度に亘る流罪に処せられます。

しかし後白河上皇や源頼朝の助縁を得て、
神護寺の再興にその半生をかけ成し遂げられたのであります。

この当時、再建された山内に宝泉院と称する塔頭寺院がありましたが、
この寺院こそ文覚上人による当山創建の伝承の源となったお寺であります。

南北朝時代の延文元年(1356)心蓮上人は神護寺の塔頭寺院であった宝泉院を、
下熊田村に移し、十一面観音を秘仏の本尊として、
寺号を宝泉寺と改め開山されました。

以来、宝泉寺が病気平癒に格別の霊験のあるお寺として、
人々の信仰を集めております。


【石垣】


向かって右側が山門、左がまつり会場です。

車は空き地に停めれました。


【山門】


山門手前にも数台分の無料駐車場がありました。


【大慈堂】




阿弥陀堂のことで、内陣は阿弥陀如来が祀られていました。

平成8年(1996)建立されたもの。


【極楽橋】



【庭園】



【護摩堂】




不動明王が祀られていました。


【紅枝垂れ桜】








本堂前の桜が本当に綺麗でした。

もう最高。(^^


【修行大師】



【地蔵尊】



【本堂内陣】


御朱印をお願いすると本堂に上げていただいた。

ありがたや ありがたや


【お砂踏場】





【紅枝垂れ桜】


本堂参拝終了し、本堂前の桜を見納め。

これからすぐ近くのさくらまつり会場へ。


【客殿】



【桜】


客殿前の中庭にも綺麗な桜が咲いていました。


【錦鯉】



【平安しだれ桜】




本堂前より更に立派な桜。

これはまた凄い桜です。(^^

やっぱり今年は例年より一週間早かったので、
満開に近い感じでした。

これだとさくらまつりがある14日までに散ってしまうね。(^^;


【境内】


さぁ、どんどん桜を楽しみますよ~。


【美宝寿観音菩薩】



【ききみみ地蔵】


顏がちょっと怖い。(^^;


【平安しだれ桜】



【観音桜】




これもまた感動するレベルの桜です。(^^

宝泉寺の桜がこんなに凄いとは知らなかったよ。






写真と動画撮りまくりです。


【重紅しだれ桜】









【紅枝垂れ桜】










まだ名も付いていない桜の木が何本もあり、
そのほとんどが見頃に近い感じ。

まだ若い桜の木のようですね。












ふぅ~もうお腹いっぱいです。(^^


桜といえば吉野とか京都市内の有名寺社ばかり注目されるけど、
余り知られていない京北の寺社にも凄い桜がある。

これは完全に盲点でした。

来年もまた訪れるとしよう。


宝泉寺の境内というかさくらまつり会場の広場には、
まだまだ沢山の桜を植える余裕の広さがあります。

檀家さんや桜好きの人達からの奉納という形で、
桜の若木を沢山植えれば10年、20年後はもっと凄いことになると思う。

そうするともっと沢山の方がこのお寺を訪れるでしょう。


【御朱印】



【コバノミツバツツジ】


高雄の西明寺近くの山本食堂の有料駐車場から見たツツジ。

これは朝にも見たのだが、桜と寺社参拝を優先したので、
帰りは絶対ゆっくり見てやろうと思ってた絶景。




槇の尾山に広がる群生は余りに凄くて声を失う。

これほどの規模のツツジの群生は日本全国広しといえど、
滅多に無いんじゃないでしょうか。

実際にこの目で見たツツジの絶景は、
この写真の100倍は綺麗で美しく感動ものでした。(^^

これだけは断言出来ます。

死ぬまでに観たい絶景だと。

永林寺(2018年4月8日参拝)

2018年06月01日 | 北桑西国三十三霊場
寄り道の寺社の参拝を済ませ永林寺へ。

こちらは境内も広く本堂も大きかったので、
期待して行ったのですが。


所在地:京都府京都市右京区京北塩田町西山34
宗派:曹洞宗
御本尊:千手観世音菩薩
創建:康正2年(1456)
開基:天陽文大和尚
札所:北桑西国三十三観音霊場


【北参道】



【桜】



【風景】


結構大きな無料駐車場から見た風景。

とても長閑です。


【参道】


ここは歩きとなります。


【石仏】


【法語】


ごもっとも。


【山門】


曹洞宗らしい華美にしていない山門です。




鐘楼堂だったようです。


【本堂】




立派な本堂ですが残念ながら閉まっていました。


【大黒天】



【庫裏】



【桜】




日陰が多いからかまだ早かったです。


【鎮守社】



【石楠花】



石楠花もまだ早かったですが、
とても大きな木でした。


こちらも御不在で御朱印をいただけませんでした。

福徳寺<弓削寺>(2018年4月8日参拝)

2018年05月31日 | 北桑西国三十三霊場
永林寺を真っ直ぐ目指していたのに八幡宮社、中道寺と寄り道。

今度こそ永林寺に参拝するぞと162号線を走っていると、
左手に綺麗な桜が見えた。

しかもお寺がある。

これはもう寄り道、いやもとい、参拝するしかあるまい。

お寺の前に着くと無料駐車場がありました。



所在地:京都府京都市右京区京北下中町寺ノ下15
宗派:曹洞宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:和銅4年(711)
勅願:聖武天皇
開基:行基菩薩
札所:北桑西国三十三観音霊場


【縁起】
和銅4年(711)に聖武天皇の勅願により法相宗として開創、
弓削寺とも称した。

その後、元和元年(1615)永林寺居山桂宅禅庵を再興し、
冨春庵と称した。

安永8年(1779)火災により堂宇を焼失、
翌9年(1780)再建されたのが現在の堂宇である。

保存庫に安置の薬師如来座像と持国天立像、増長天立像の両像は、
昭和25年に重要文化財に指定。

現在は曹洞宗の寺院ですが、弓削道鏡も関連があった古寺です。

本堂前の枝垂れ桜は地元では「かすみ桜」の名称で親しまれている、
京都市の天然記念物です。

明治15年(1882)福徳寺に改称され現在に至る。


【紅枝垂れ桜】






門前の桜がお出迎え。(^^











【山門】





【地蔵尊】



【六体地蔵】



【鐘楼堂】



【かすみ桜】




樹齢380年超のかすみ桜は市指定天然記念物で、
常照皇寺九重桜とともに京北の二大桜だそうです。


【本堂】






本堂は閉まっていました。


【かすみ桜】









【紅枝垂れ桜】









【収蔵庫】


重要文化財の薬師如来、持国天立、増長天立が安置されていて、
事前予約すれば拝観可能とのこと。


【如意輪観世音菩薩】



【大日如来】







お寺の方が御不在で御朱印はいただけませんでした。

中道寺(2018年4月8日参拝)

2018年05月30日 | 北桑西国三十三霊場


出逢い桜と八幡宮社鳥居前の道路沿いに案内板発見。

なにー、重文の増長天だと。

マジか?

この界隈も神社仏閣をグーグルマップで、
事前にチェックしていたけど、全く見当たらなかったのに。

後日グーグルマップで調べてみると、
MAXでズームインしないと出てきませんでした。

グーグルマップってたまにそんなことがあるから困るわ。(^^;

とりあえず、案内板に誘われるまま車をお寺に進めた。


所在地:京都府京都市右京区京北上中町神宮寺1
宗派:真言宗御室派
御本尊:阿弥陀如来
創建:不明
開山:不明
札所:北桑西国三十三観音霊場


【全景】


田舎、いやもとい、長閑な場所にある小さなお寺のようです。

檀家寺ということでも無さそうな感じです。

向かって左にある桜が綺麗です。(^^


【ヤマモモ】





【桜】






今日も桜を沢山見れて最高やね。(^^


【本堂】


当然ながら閉まってました。

ま、これは想定内。


【収蔵庫】


こちらに重文の増長天が安置されているようです。

重要文化財拝観は京都府観光ガイドのHPでは、
普門院0〇5-854-0111に事前連絡と書いてありますが、

最近拝観された方のブログを読むと、
京都市文化財保護課075-366-1498に、
拝観希望を伝えると管理者の方に連絡してくれるようです。

とりあえず拝観希望の方は、
平日に京都市文化財保護課に電話で確認すればいいでしょうね。


拝観出来ない方は「遊心六中記」様のブログで、
増長天のお姿が見れます。

https://plaza.rakuten.co.jp/asobikokoro2/diary/201710140002/


御朱印は軽くネットで調べた限り無さそうです。

北桑西国三十三観音霊場の札所ですが、
無住なので普門院でいただけるかも知れません。

ちなみに普門院の御朱印は九番札所なのでいただけます。

普明寺(2018年4月8日参拝)

2018年05月26日 | 北桑西国三十三霊場
美山には北桑西国三十三霊場の札所である普明寺があります。

前回は5時を過ぎていたので参拝しただけでしたが、
今回は御本尊を拝めて御朱印をいただければ良いな。


<2012年11月23日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625/e/72e9905b4a87ffa54601e8b53df78549


所在地:京都府南丹市美山町北中牧6
御本尊:聖観音菩薩
宗派:曹洞宗
開基:大原良忍
札所:北桑西国三十三霊場


【縁起】
大原良忍が開基となって開かれたのが始まりとされます。
光厳天皇が当地一帯を嵯峨天龍寺に寄進されたことにより
天龍寺の荘園となり臨済宗に属していましたが、
後円融天皇の進めもあり智覚普明国師が再興し曹洞宗に改宗しています。

その後、火災で堂宇が焼失し衰退しましたが、
妙徳寺(福井県小浜市)第六世怡山文悦和尚の助力により再建されました。


【全景】


お寺は地区の中でも一番奥にあります。


【ムスカリ】


花は一見するとブドウの実のように見えることから、
ブドウヒアシンスの別名を持つそうです。


【地蔵尊】





【本堂】


本堂の屋根も茅葺屋根だったら良かったのに。

御住職がお留守で本堂が閉まっていました。

そういう訳で御朱印はいただけませんでした。

またの機会に。