日本で神仏習合思想に基づいて、
神社に隣接して建立されたお寺が神宮寺と呼ばれる。
春日大社の神宮寺が興福寺のように、
本来の寺号とは違った名前のお寺のことです。
上一宮大粟神社にも隣接する神宮寺があり、
そのお寺の名前がズバリ神宮寺です。
神宮寺は四国三十三観音霊場の札所なんですが、
四国はお遍路が余りにも有名過ぎて、
三十三観音霊場があるとは知りませんでした。
何でも平成2年に設立された新しい霊場会で、
中国、四国、九州の観音霊場からなる百八観音霊場でもあります。
所在地:徳島県名西郡神山町神領字上角438
宗派:高野山真言宗
御本尊:文殊菩薩
創建:神亀5年(728)
開基:行基菩薩
札所:四国三十三観音霊場
【縁起】
当山は聖武天皇、上一宮大粟神社を崇敬の余り勅令を以て、
神亀5年3月、行基菩薩をして創建せしめた勅願寺である。
歴代阿波藩主の尊崇厚き祈祷所として、
初代家政公、四代光隆公の帰依浅からず、
寺領並びに定紋を寺紋として賜り神事には騎馬二頭祭日には神馬を供せられて、
永く鎮守代神の別当であった。
開山以来数度、堂宇を焼失するもその都度、
再興され幾星霜法燈耀として輝き今日に至る。
境内には大師堂、瑜伽大権現、天神社、愛宕社、弁財天を安置す。
大師堂内には弘法大師上一宮大粟神社尊像並びに八幡神社尊像、
その他二体はいづれも神仏習合分離以前、
それぞれ両社に祀られていたものである。
瑜伽大権現は紛失物の祈願をすれば速やかに発見される
霊験あらたかな権現で知られ参詣者が絶えない。
【鐘楼堂】
上一宮大粟神社と神宮寺には明確な境界線が無く、
この鐘楼堂はちょうど真ん中にあって、
どっちの所有なのか分かり難い。
まぁ、隣にお寺があるので、
鐘楼堂は神宮寺のでいいでしょう。
【瑜伽大権現】
上一宮大粟神社を紹介するブログの方々は、
瑜伽大権現を神社の境内社として紹介していますが、
神宮寺の縁起に瑜伽大権現が記載されているので、
神宮寺の境内社でしょう。
【境内】
この辺りから神宮寺の境内ということがハッキリします。
【境内社】
天神社と愛宕社と思われます。
弁財天。
【大師堂】
【ぼけ観音菩薩】
【十三佛】
【本堂】
現在の本堂は弘法大師1150年御遠忌を迎うるにあたり、
檀信徒の浄財に依り改築、昭和58年3月18日に落慶法要したもの。
【寺号標】
門柱があるだけで山門はありませんでした。
下にあった神門がかつての山門だったのかも知れませんね。
【御朱印】
セルフで押印しました。
バインダー形式の書置きでした。
神社に隣接して建立されたお寺が神宮寺と呼ばれる。
春日大社の神宮寺が興福寺のように、
本来の寺号とは違った名前のお寺のことです。
上一宮大粟神社にも隣接する神宮寺があり、
そのお寺の名前がズバリ神宮寺です。
神宮寺は四国三十三観音霊場の札所なんですが、
四国はお遍路が余りにも有名過ぎて、
三十三観音霊場があるとは知りませんでした。
何でも平成2年に設立された新しい霊場会で、
中国、四国、九州の観音霊場からなる百八観音霊場でもあります。
所在地:徳島県名西郡神山町神領字上角438
宗派:高野山真言宗
御本尊:文殊菩薩
創建:神亀5年(728)
開基:行基菩薩
札所:四国三十三観音霊場
【縁起】
当山は聖武天皇、上一宮大粟神社を崇敬の余り勅令を以て、
神亀5年3月、行基菩薩をして創建せしめた勅願寺である。
歴代阿波藩主の尊崇厚き祈祷所として、
初代家政公、四代光隆公の帰依浅からず、
寺領並びに定紋を寺紋として賜り神事には騎馬二頭祭日には神馬を供せられて、
永く鎮守代神の別当であった。
開山以来数度、堂宇を焼失するもその都度、
再興され幾星霜法燈耀として輝き今日に至る。
境内には大師堂、瑜伽大権現、天神社、愛宕社、弁財天を安置す。
大師堂内には弘法大師上一宮大粟神社尊像並びに八幡神社尊像、
その他二体はいづれも神仏習合分離以前、
それぞれ両社に祀られていたものである。
瑜伽大権現は紛失物の祈願をすれば速やかに発見される
霊験あらたかな権現で知られ参詣者が絶えない。
【鐘楼堂】
上一宮大粟神社と神宮寺には明確な境界線が無く、
この鐘楼堂はちょうど真ん中にあって、
どっちの所有なのか分かり難い。
まぁ、隣にお寺があるので、
鐘楼堂は神宮寺のでいいでしょう。
【瑜伽大権現】
上一宮大粟神社を紹介するブログの方々は、
瑜伽大権現を神社の境内社として紹介していますが、
神宮寺の縁起に瑜伽大権現が記載されているので、
神宮寺の境内社でしょう。
【境内】
この辺りから神宮寺の境内ということがハッキリします。
【境内社】
天神社と愛宕社と思われます。
弁財天。
【大師堂】
【ぼけ観音菩薩】
【十三佛】
【本堂】
現在の本堂は弘法大師1150年御遠忌を迎うるにあたり、
檀信徒の浄財に依り改築、昭和58年3月18日に落慶法要したもの。
【寺号標】
門柱があるだけで山門はありませんでした。
下にあった神門がかつての山門だったのかも知れませんね。
【御朱印】
セルフで押印しました。
バインダー形式の書置きでした。