Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

成子天神社(2019年11月2日参拝)

2020年04月30日 | 神社
新宿の神社仏閣巡りをもう少しだけ。

続いて1100年前に創建されたという成子天神社へ。

参拝者専用の駐車場がありますが、
新宿の地にあってさすがに事前連絡要とのことです。


所在地:東京都新宿区西新宿8-14-10
御祭神:菅原道真
創建:伝・延喜3年(903)
社格:村社


【由緒】


千百年を超える歴史を紡いできた成子天神社があるこの辺りは、
その昔柏木村鳴子と呼ばれ、当地にはもともと大神宮が祀られ、
松や柏の樹々が茂る清らかな神域が広がっておりました。

平安時代の延喜3年(9033)九州の太宰府で菅原道真公が亡くなられたという、
報せを東国の地で受けた家臣の佐伯と斎宮は悲嘆極まりなく、
その徳を慕い洛陽平安京より、公の生前に彫られた像を柏木村に持ち帰りました。

そして当地を菅公神社の神域とし、平和と文道の神としてお祀りし当社が設立。

その後、徳川第三代将軍家光公より春日局に柏木鳴子の地を賜り、
局の勧請により天満天神社として社殿を造営。明治27年成子神社と改め、
昭和3年成子天神社と改称。その後戦災焼失、昭和41年の再建等を経て、
平成26年の御造営を迎えました。


【参道】




細長い参道に隣はマンション。

マンションがこんなに迫ってあるとは、
いかにも東京らしい。


【恵比寿】



【大黒天】


参道には七福神が安置。


【鳥居】



【毘沙門天】



【神門】


美しく見事な門です。


【風神雷神】


神門には珍しく風神雷神が安置されていました。


【参道】


本当に細長い神社ですね。


【神輿庫】





【神楽殿】



【狛犬】



【本殿】





【鳥居】



【大神宮】


御祭神:天照大御神


【大鳥神社】


御祭神:日本武尊


【鳴子稲荷神社】


御祭神:宇迦之御魂神


【水神宮】


御祭神:水波能女命


【三ツ鳥居】


こちらも水神宮で井戸にポンプがありました。


【弁財天】



【福禄寿】



【寿老人】



【鳥居】


本殿裏手まで参道が続いています。

何があるんだろうか。


【浅間神社】


像は浅間神社の御祭神木花咲耶姫です。


【富士塚】




富士塚といえば東京の神社ならではですが、
ここのは結構大きいですね。

登って行きましょう。






あっという間に登頂。

頂上には小さな社が祀られていました。


【浅間神社】


頂上から見た浅間神社。

なかなかの高さです。


【夫婦公孫樹】



【御朱印】


独特の書体ですね。

常泉院(2019年11月2日参拝)

2020年04月29日 | 仏閣


常圓寺の隣には常泉院という小さなお寺があります。

これは恐らく常圓寺の子院かと思われますが、
とりあえず参拝しましょう。


所在地:東京都新宿区西新宿7-12-5
宗派:日蓮宗
御本尊:一塔両尊
創建:寛文年間
開山:日得上人


【本堂】






まずは本堂でお参り。


【鬼子母神堂】



【常行堂】





御朱印の確認をしようと、
一般の自宅っぽい庫裏を見てみるとピンポンが推しにくい雰囲気。

不在感バリバリだし。

そういう訳でピンポンを押さずに去りましたが、
ネットで調べる限り無さそうです。

常圓寺(2019年11月2日参拝)

2020年04月28日 | 仏閣


今日は用事があり新幹線で東京へ。

晴れてる日の富士山を見る事が新幹線唯一の楽しみです。
今日は見れて良かった。(^^

用事は新宿であるけど、その前に神社仏閣巡り。

まずは新宿駅近くにある日蓮宗の常圓寺へ。


所在地:東京都新宿区西新宿7-12-5
宗派:日蓮宗
御本尊:三宝諸尊
創建:不明
開山:不明


【縁起】
総本山は山梨県身延町にある身延山久遠寺であり、
千葉県松戸市にある本山平賀本土寺の有力な末寺のひとつでした。
 
開創年月は不詳ですが、渋谷区幡ケ谷辺より天正3年(1585)年9月13日に、
今から430年前に中道院日立上人によって現在地に移転。
移転以前の幡ケ谷には180年間堂宇があったという記録もあるので、
合わせると600年の歴史を有することになります。

本堂には徳川光圀公寄進の三宝諸尊を安置し、祖師堂には十一代将軍徳川家齋公が、
江戸城中にて御守護仏とした感応胎蔵の祖師像を奉安しています。

境内1,100坪に本堂、祖師堂、大書院、中門、鐘楼堂、庫裡、蔵などの堂宇を構え、
江戸三大桜の一つといわれた大枝垂桜が春には素晴らしい花を咲かせていました。

昭和20年(1945)5月の戦災で諸堂を悉く焼失しましたが、
昭和27年(1952)には書院・中門を移築、昭和41年(1966)には本堂再建、
昭和47年(1972)には熊谷市に幼稚園を開設、昭和55年(1980)には、
米・カリフォルニア州サンノゼに米国別院を建立、昭和56年(1981)に庫裡の一部を新築、
平成4年(1992)には祖師堂を再建、平成14年(2002)には奥書院を新築し。
往年の伽藍を再建し現在に至る。


【山門】


車は向かって左側を進むと境内に停めるスペースがありました。






なかなか渋くていい山門です。


【本堂】


近代的な本堂です。


【内陣】





【祖師堂】




さすが新宿。
祖師堂まで高層ビル化してます。(笑)


【庫裏】


こちらで御朱印・御首題がいただけます。


【高層ビル】


新宿らしい高層ビル群。
野村新宿ビルディングとSOMPOホールディングスのビルです。

ここには損保ジャパン日本興亜美術館があって、
かの超有名なゴッホのひまわりが展示されているとか。

この時は知らなかったから行かなかったけど、
知ってたら見たかったな。


【御朱印】


さすがに御首題帳は持っていかなかったので、
御朱印をいただきました。

泉州航空神社<泉州磐船神社>(2019年10月27日参拝)

2020年04月27日 | 神社
青空市場でお腹を満たしたところで、
参拝意欲を満たしましょう。

泉佐野市って余り有名な寺社はありませんが、
面白い神社があります。

昭和58年に創建されたという、何百年とか二千年前とかに、
創建された寺社に比べると赤ちゃんみたいな若い神社です。

その神社の名前が通称で親しまれている泉州航空神社です。

駐車場は境内に2、3台程停めれますが停めにくいです。

鳥居前の駐車場は別の会社の駐車場ですので、
停めないようにご注意ください。


所在地:大阪府泉佐野市上瓦屋392-1
御祭神:饒速日命
創建:昭和58年(1983)


【由緒】
演技兵庫県神戸市の北野天満宮の次男として生まれた佐藤匡英が、
新空港の守護神社創建を志し、大空の守護、航空安全、
そして少年少女の夢の育成を願い、構想、準備に10年を費やした後、
嗜ヶ峰(交野市)の磐船神社様より御分霊を戴き、
昭和58年12月10日に鎮座祭を斎行しました。

大空の守り、航空の安全、航空日本の樹立を目的とし、
企業から個人まで、数多くの方の空の安全をご祈願しております。

また本殿地下に航空博物館として、
小型飛行機の実機や計器などの飛行機部品類、模型、各種文献等、
戦時中から現在までの様々な航空機関連の資料約4000点を無料展示している。


【鳥居】



【全景】


小さい神社ですね。


【本殿】



【飛雲庵】


茶室がありました。


【ヘリコプター】




航空神社らしい。(笑)


【航空資料館】




本殿の一階には航空資料館があって無料で拝観出来ます。


























いろいろ展示されていて男だったら楽しめると思います。


【御朱印】




宮司さんがお留守で書置きをいただきました。
一体500円です。

泉佐野漁協青空市場・イルカ(2019年10月27日)

2020年04月26日 | 旅行・その他
今日は家族と一緒に関西国際空港が対面に見える、
泉佐野漁協青空市場で食事と海鮮の買い物。

まずは二階にあるイルカというお店で昼食。

駐車場は大型の無料駐車場がありました。


所在地:大阪府泉佐野市新町2丁目5187番101
営業時間:AM10:00~PM17:00(青空市場)、AM10:00~PM16:00(イルカ)
定休日:水曜日(青空市場)、水曜日・木曜日(イルカ)


【イルカ】


11時15分頃到着すると既に満員で順番待ち。

噂に違わぬ人気店振り。
ちょっと待ってから入店。

中は倉庫といった風情でテーブルが幾つもあり、
家族連れが美味しそうに食べていた。


【穴子天丼】


おもいっきりはみ出とるやん。(笑)
確か900円ぐらいだったと思うけどCP最高。

旨かったけどタレがちょっと甘め過ぎるかな。


【二色丼】


1200円だったと思う。

満足です。
イルカは人気店ですので早い時間に行かれることをお勧めします。


【泉佐野漁協青空市場】






魚が安いのは当然として、
甘エビがアホいたいに安いので大人買い。(^^




国産の鰻はやっぱり高いね~。
買えませんでした。(泣)


鰻はともかく魚介類は品数豊富で安い。

なのでアホみたいに買っちゃうので散財注意。(笑)

伏見稲荷大社~西尾八ッ橋の里(2019年10月13日参拝)

2020年04月23日 | 神仏霊場巡拝の道
続いて私の祖父が修行していたという伏見稲荷大社へ。
これは祖父の息子である叔父のリクエストです。

いつもなら普通に神社の無料駐車場に車を停めれるのに、
今日はやたらと人が多い。

しかも車は使用不可で近隣の有料駐車場か、
少し離れた臨時駐車場に停めるように警備員に言われる。

臨時駐車場に向かうも渋滞。
これは時間かかるなぁと思っていたら、
空いてる有料駐車場を発見して何とか停めれた。


所在地:京都府京都市伏見区深草藪之内町68
御祭神:稲荷大神(宇迦之御魂大神と4柱の神の総称)
社格:式内社、二十二社、官幣大社
創建:和銅年間(708-715)
札所:神仏霊場巡拝の道


【鳥居】





【楼門】


天正17年(1589)豊臣秀吉公が建立したもの。


【拝殿】





【狛狐】



【ぜんざい】


どなたか知らない方から券を貰って、
ぜんざいのお接待をいただきました。(^^

感謝。


【西尾八ッ橋の里】


ここは私のお気に入りのお食事処。

場所は聖護院門跡の近くにあり、
隣にはゴマラー御用達の西尾八ッ橋の里本店があります。


【前庭】


ここの前庭が手入れが行き届いてとても良い。


【西尾八ッ橋別邸】


こちらでも1階と2階でお食事がいただけます。


【梅の間】



【前庭】



【月見台】







【庭園】



【八ッ橋の里膳】


旨し!
1850円也。

これだけの雰囲気と庭園を楽しめるのは京都市内でも幾つもあるけど、
昼食で4千円とか5千円なんてザラですからね。

他にもリーズナブルなメニューがあり、
庶民の我々にはとても嬉しいお店です。


【資料室】







【本家西尾八ツ橋】


ゴマラー御用達。

八ツ橋はニッキが強いのが多くて旨くないけど、
ここのはニッキの味がしない商品が多くとても旨い。

お勧めです。(^^

藤森神社(2019年10月13日参拝)

2020年04月22日 | 神社
今日は叔父と親を連れて藤森神社へ。

何でもテレビで藤森神社の不二の水を見て、
その水を飲んでみたくなったらしい。

京都伏見の名水は有名ですからね。

そんな藤森神社は久しぶりの参拝です。

20分無料の駐車場はありますが、
それ以上超えると有料です。


<2015年12月13日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/6860ecbcab7c9e7c5dcf9d3218abc62d

<2016年8月7日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/38a4de400dead908ff4e4e0a23de5f76


所在地:京都府京都市伏見区深草鳥居崎町609
御祭神:素盞嗚命
創建:(伝)神功皇后摂政3年(203)
社格:府社
札所:京都十六社 朱印めぐり、京都刀剣御朱印めぐり


【拝殿】



【本殿】






こちらの本殿の渋さと品格の高さがたまらない。

さすが宮中から移築しただけある。


【境内】





【藤森稲荷社】



【ランチュウ】




境内でランチュウの品評会をやっていました。

金魚の王様といわれるランチュウですが、
個人的にシュッとした金魚が好みです。


【御朱印】


他に刀剣のカラフル御朱印がありましたが、
今回は華麗にスルー。

カラフル御朱印は飽きた。(^^;

難波別院<南御堂>(2019年9月29日参拝)

2020年04月21日 | 仏閣
坐摩神社の真ん前に浄土真宗の難波別院があります。
難波別院というより南御堂の方が親しみを持たれていますね。

山門と本堂の間に十数台分の室生駐車場がありました。


所在地:大阪府大阪市中央区久太郎町4丁目1-11
宗派:浄土真宗大谷派
御本尊:阿弥陀如来
創建:文禄4年(1595)
開基:教如上人


【山門】


この建物は山門の上に御堂会館や大阪エクセルホテル東急が入っている、
世にも奇妙な山門一体型複合施設ビルなんです。

浄土真宗は築地本願寺の建物のように斬新なものが多いが、
さすがにこれは日本でも唯一じゃないでしょうか。

全く山門には見えませんね。(^^;


【本堂】




ここの本堂で座って拝んでいると本当に落ち着きます。


【御本尊】




南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏。


【スタンプ】



【鐘楼堂】





【境内】



【御朱印】


北御堂に続きついに南御堂でも御朱印登場。

お坊さんに聞いたら要望が多かったので、
数か月前から始めたそうだ。

声を上げ続けることは大事ですね。(笑)

坐摩神社(2019年9月29日参拝)

2020年04月20日 | 一宮
今日は親を連れて有名な食パンを買いに、
大阪市中央区本町にある銀座本店に志かわへ。

初めて食べたけど柔らかくてフワフワで、
バターとか何もつけなくても美味しかったです。

まぁまぁ高いだけあります。(笑)

さすがにパンだけ買いに行くのは勿体無いので、
パン屋の近くある坐摩神社へ。

かつて第二次世界大戦の大阪空襲があるまで、
うちの親はこの辺りに住んでいました。

いわば親の生まれ故郷と言ってもいい地でありますが、
空襲で土地や家など全てを失い疎開しました。

親は私にこう言います。

小さい頃に聞いた爆撃機の轟音や、
ひっきりなしに聞こえるサイレンの音が怖かったと。

人間にはいろんな感情がありますが、
恐怖と絶望という感情は何の役にも立たない。

怒りや悲しみでさえ明日への希望へ変えられるけど、
恐怖と絶望は希望へと変えられない。

人々に恐怖と全てを失って絶望させる戦争は二度としていけない。


所在地:大阪府大阪市中央区久太郎町四丁目渡辺3号
主祭神:坐摩神(生井神、福井神、綱長井神、波比岐神、阿須波神の総称)
創建:神功皇后年間
社格:式内社、摂津国一宮、官幣中社、別表神社
札所:神仏霊場巡拝の道


【鳥居】


鳥居の横に参拝者専用の無料駐車場がありました。
停めれるのは4、5台ですが。


【拝殿】



【本殿】



【相殿神社】



【上方落語発祥の地石碑】



【陶器神社】





【稲荷神社】



【御朱印】

西本願寺(2019年9月23日参拝)

2020年04月19日 | 仏閣
今日は所用があり京都市内へ。

その帰りにちょっくら時間があったので、
近くの西本願寺に参拝することにした。

ここに来ると落ち着くんですよね。
私にとって西本願寺はそんなお寺です。


所在地:京都府京都市下京区堀川通花屋町下ル門前町60
宗派:浄土真宗本願寺派
御本尊:阿弥陀如来
創建:天正19年(1591)
開基:顕如上人


【境内】





【阿弥陀堂門】






さすが重要文化財、というか個人的に国宝と思っているだけあって、
煌びやかで存在感たっぷりの見事な門です。

素晴らしい。


【国宝】




国宝。






あれ?内陣が見れなくなってる。








2022年3月まで絶賛修復中とか。


【御影堂】








国宝。


【阿弥陀堂門】



佐太神社(2019年9月16日参拝)

2020年04月17日 | 出雲國神仏霊場


松江城には松江神社の他に護国神社等、
二社が鎮座しております。

ここも参拝しておきたかったが時間が無くなってきたので、
今回は断念した。

しかし、その二社を華麗にスルーしてまで参拝したい神社がある。

それが出雲国の二宮である佐太神社です。
この神社は何と言っても社殿が渋いんですよね。

その社殿を見て参拝したくて佐太神社に訪れた次第。
二泊三日の山陰巡礼の旅の最後の参拝となります。


所在地:島根県松江市鹿島町佐陀宮内73
御祭神:佐太御子大神・天照大神・素盞嗚尊
創建:老元年(717)
社格:式内小社、国幣小社、別表神社
札所:出雲國神仏霊場


【由緒】
当社は導大神であって佐太大神社、或は佐太御子社と云い、
延喜式に佐陀大社と記されてから社号も佐陀大社となった。

別に八百万の神々をお招きしてお祭りするところから、
神在の社とも称えられている。

垂仁天皇54年夏始めて正殿式造営あり、貞観13年従四位下に昇叙。
北多、御井、宇多紀、宇智、垂水、大井の六宮社も未社となり、
秋鹿郡神戸里神領となり遂に後鳥羽院御起請の庄園となった。

また後鳥羽院より「正一位佐陀大明神」の勅額を賜う。

社領七百貫後文永の頃には出雲二宮と仰がれるに至った。

掘尾吉晴藩主となるや本領の内二百石を寄進。
貞享年中藩主松平綱近、正殿式造営をなす。

明治4年佐陀神社と改め、同6年県社、同14年佐太神社と改め、
昭和12年国幣小社に昇格す。


【鳥居】


無料駐車場がありました。


【参道】



【神門】



【狛犬】



【社殿】








渋い、実に渋い。
しかも威厳を感じる社殿です。

最後を飾るに相応しい。


【本殿】




中殿・南殿・北殿の三つの本殿。

最高ですな。


【境内社】







【舞殿】





【神門】



【狛犬】


ここで時間切れになったので参拝終了。


【御朱印】


余裕を持って出雲空港へ走る。
飛行機は新幹線と違って遅刻は出来ないからね。


【夕食】


空港で寿司と蕎麦。

島根と鳥取にはまだまだ参拝したい寺社があるし、
無念の三佛寺のリベンジもある。

次回はもうちょっと温泉や食を堪能したいね。
ベタ踏み坂も走ってみたいし。

次回の楽しみにしておこう。

出発の時間が迫ってきた。

去らば島根&鳥取。
思ってた以上に素晴らしい寺社が多かったね。
出雲大社や八重垣神社よりも。


【夜景】






伊丹空港に近づいてきました。

やっぱ大阪はめっちゃ都会です。(笑)

とりあえずお疲れ様でした。

松江城(2019年9月16日登城)

2020年04月14日 | 旅行・その他


松江神社から歩いて松江城へ。

彦根城の時は歩きにくくて勾配のきつい石段で、
かなりハァハァした記憶がある。

松江城は恐らくそんなにしんどくないと思うが果たして。


所在地:島根県松江市殿町1-5
築城主:堀尾忠氏
築城年:慶長16年(1611)


【歴史】
堀尾吉晴は慶長5年(1600)の関ケ原の合戦の功績により、
遠州浜松から出雲・隠岐24万石の大名として広瀬の月山富田城に入城。

しかし月山富田城は周囲を山々に囲まれた中世以来の山城で、
大砲などを使う近代戦に不利であったこと、
また家臣を住まわせる広大な城下町を形成するには土地も狭く交通も不便。

そのため宍道湖のほとりの標高28mの亀田山に築城を計画。
慶長12年(1607)に着工、5年間にわたる難工事の末、慶長16年(1611)に完成。

その堀尾氏に替わって寛永11年(1634)若狭小浜から京極忠高が松江城主となり、
斐伊川などの治水に努めましたが、寛永15年(1638)病死し京極氏は1代で終わる。

同年、徳川家康の孫にあたる松平直政が信濃松本より18万6千石で入城。
以後、松江城は松平氏10代の居城として明治維新を迎えます。
松平氏の中でも七代藩主治郷は政治手腕だけでなく、
茶の道にも通じ、不昧と号して茶道石州流不昧派の元祖となり、
現在でもなお松江の人々に不昧公の名で親しまれています。

松江城は明治になって城内の建物は天守を除きすべて取り壊され、
天守も米100俵(180円)で売却されるところでしたが、
有志の保存運動で救われ、山陰地方で唯一の天守が今に残ることとなった。


【一ノ門】




戦後に復元されたもの。

良い雰囲気です。


【松江城天守】


松江神社から近くて何より。






さすが国宝だけあって威厳も感じてカッコいい。

早速登城料を支払って中へ。


【井戸】




地下1階に井戸があります。

天守に井戸があるのは松江城だけとか。


【鯱】



【祈祷札】


国宝に帰り咲くことになった祈祷札。

江戸時代初期に建設された当時に奉納されたとされます。


【一階】


多くの甲冑類が展示されていましたが、
撮影禁止が多かったです。


【矢狭間】



【鉄砲狭間】



【石落とし】



【鉄砲】



【後藤又兵衛所用と伝わる甲冑と槍】





【天守内】






時間が無いので足早で見学。

サクッと最上階に到着。


【天守望楼】





【風景】




宍道湖が見れましたが、
今回の旅では名物は食べれなかったなぁ。


【階段】




さて、最後の参拝となる神社に行きますか。


【御城印】


あくまでスタンプであって御朱印とは似て非なるモノ。

ネタで買いました。




こちらは何種類か言葉が違うものがあり、
結構高かったような。

松江神社(2019年9月16日参拝)

2020年04月13日 | 神社
続いて松江城がある松江市の中心街を走る。
さすがに城下町だけあって都会です。

当然ながら観光地の松江城界隈の駐車場は有料で、
何とかお城の近くに車を停めれました。


所在地:島根県松江市殿町1
御祭神:松平直政
合祀神:徳川家康
配祀神・松平治郷、堀尾吉晴
創建:明治10年(1877)
社格:県社


【由緒】
明治十年に旧松江藩の人々によって川津村楽山に松平直政公を御祭神として、
楽山神社が創建されましたが寛永5年(1628)堀尾忠晴公朝酌村西尾に創建した、
東照宮を明治32年(1899)に合祀し当地に御遷座松江神社と改称されました。

本殿は寛永5年(1628)、拝殿は寛文元年(1661)建造の権現造り、
手水舎は寛永16年(1639)建築されたものです。

昭和6年(1931)に松江開府の祖堀尾吉晴公と、
松江藩中興の名主・不昧流茶道始祖松平治郷(不昧)公を配祀し、
今日に至っております。


【京橋川】


普通お城の濠は堰き止められたものが多いですが、
こちらは京橋川という川でした。


【堀尾吉晴公銅像】




松江開府の祖だそうで、
市民の寄付で建立されました。

その額なんと4130万円。

え?
この一体を作るのに4130万円もかかるの?

知らんかったわ~。(^^;


【三ノ門跡】



【太鼓櫓】


明治8年(1875)に取り壊されていたが、
125年振りに復元されたもの。

そもそも松江城自体が廃城になったが、
当時の豪農により天守はからくも取り潰されずに済みました。

難を逃れた天守は今や国宝ですよ。

危ない危ない。

このブログで何十回も書いてますが、
明治政府の悪逆非道の行いは地獄行きもんですよ。


【二ノ門跡】



【鳥居】



【境内】


お城の中にある神社だけど、
思ってたより小さい境内です。

お城って今となっては無駄に広いので、
もうちょっと分けてもらえたら良かったのに。(笑)


【手水舎】




明治30年(1897)に本殿と共に東照宮にあったものを移築。


【拝殿】





【本殿】



【境内社】





【鳥居】


さて、折角なんで松江城を見に行きますか。


【御朱印】


葵の御紋が許されてますね。

熊野大社(2019年9月16日参拝)

2020年04月11日 | 一宮
熊野大社といえば関西人とすれば和歌山の神社を思い浮かべますが、
鳥取県松江市にも熊野大社が鎮座しています。

しかも出雲大社と共に出雲国の一宮という、
由緒ある格式高い神社です。

やはりこの神社も参拝しておかなければならない。

無料駐車場に停めていざ参拝開始。


所在地:島根県松江市八雲町熊野2451
御祭神:加夫呂伎熊野大神櫛御気野命(素戔嗚尊)
創建:(伝)神代
社格:式内社、出雲国一宮、国幣大社、別表神社
札所:出雲國神仏霊場


【由緒】
日本書紀及古事記に素戔鳴尊が出雲の簸の川上で八岐の大蛇を平げられて後、
出雲の清地の地に到り吾心清々しと宣い宮造せられた事を載せ、
又日本書紀に素戔鳴尊熊成峯に居まして、遂に根国に入りましきともある。

現今の御本社は其の御山縁の地に御祭り申したものと伝う。

出雲国造神賀詞には加夫呂伎熊野大神櫛御気野命と奉称し、
国造奉斎の神の首座に座し、出雲風土記の意宇郡出雲神戸の条に、
伊弉奈枳の麻奈子に座す熊野加武呂乃命と二所の大神等に依し奉れりとあり。

早く神戸のありし事を載せ延喜式には意宇一郡を神戸とせられ、
又名神大社として朝廷の崇敬も篤く、出雲国の一の宮としての尊崇を捧げられた。

大正5年国幣大社に列した。


【鳥居】



【参道】



【鳥居】


こちらの鳥居は絶賛工事中でした。


【八雲橋】



【鳥居】


橋を渡ると三つ目の鳥居。

さすが一宮です。


【随神門】




注連縄がでかいです。


【拝殿】


良い雰囲気を纏う拝殿です。

昭和53年(1978)に建立されたもの。


【注連縄】



【本殿】


昭和53年(1978)に建立されたもの。


【境内】



【社務所】



【伊邪那美神社】







【稲田神社】





【火殿】








屋根が美しい。


【荒神社】





【稲荷神社】





【狛狐】



【御朱印】


とても良い神社であった。

神魂神社(2019年9月16日参拝)

2020年04月09日 | 出雲國神仏霊場
いよいよ山陰巡礼の旅もフィナーレが近づいてきましたが、
飛行機の時間まで参拝は続けます。

今回の旅でどうしても参拝しておきたいのが、
国宝の本殿を擁する神魂神社です。

写真で見たけど本殿と拝殿の渋さ、素晴らしさが天下一品で、
この目で見て参拝しないと家に帰れませんわ。

ちなみに神魂と書いて「かもす」と読みます。

無料駐車場も当然ながらありました。


所在地:島根県松江市大庭町563
御祭神:伊弉冊大神・伊弉諾大神
創建:平安時代
社格:県社


【由緒】
当社は出雲国造の大祖天穂日命がこの地に天降られ出雲の守護神として創建、
以来天穂日命の子孫が出雲国造として二十五代まで奉仕され、
大社移住後も「神火相続式」「古伝新嘗祭」奉仕のため参向されている。

本殿は室町時代初期、正平元年(1346)建立の大社造で、
その大きさは三間四方高さ四丈あり出雲大社本殿とは規模を異にするが、
床が高く、木太く、特に宇豆柱が壁から著しく張り出していることは、
大社造の古式に則っているとされ、最古の大社造として昭和27年3月国宝に指定されている。

本殿内は狩野山楽土佐光起の筆と伝えられる壁画九面にて囲まれ、
天井は九つの瑞雲が五色に彩られている。


【鳥居】


渋く格式の高さを感じる鳥居です。


【参道】



【鳥居】



【境内社】



【参道】





【手水鉢】


苔がたまりません。


【石段】



【拝殿】



【拝殿・国宝】












渋い、本当に渋い。

さすが国宝。

出雲国の社殿は古代を感じさせてくれる。
まさにロマンです。


【貴布禰稲荷両神社・外山社】



【駒狐】


犬のように見えるが稲荷社なので狐でしょうね。




子狐が雨宿りをしているようでした。(^^


【境内社】









【御朱印】