Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

三寳寺(2018年10月8日参拝)

2018年11月01日 | 洛陽十二支妙見めぐり
西寿寺から近い場所にある日蓮宗中本山の三寳寺です。

この界隈も幾つか個性豊かなお寺があるのですが、
なかなか回り切れていなかった。

今日やっとこさの参拝となりました。

西寿寺と同じく途中狭い道がありましたが、
無事にお寺の大型無料駐車場に到着。


所在地:京都府京都市右京区鳴滝松本町32
宗派:日蓮宗
御本尊:釈迦如来
創建:寛永5年(1628)
開基:冷泉為尚、今出川経季
開山:中正院日護上人
札所:洛陽十二支妙見めぐり


【縁起】


当山は寛永5年(1628)右大臣菊亭(今出川)経季卿と、
中納言今城(冷泉)為尚卿が後水尾天皇の御内旨を受け、
中正院日護上人を御開山に迎え建立された日蓮宗中本山。

金映山妙護国院三寳寺の号は後水尾天皇より賜ったと伝えられています。

爾来、大いに栄え塔頭寺院は十二ヶ寺を数え、開山日護上人、
二祖日英上人、三祖日逞上人の学徳を慕って笈を負い来る者、
また文人雅客の杖をひく者数多くありました。

特に茶道宗徧流の流祖山田宗徧(1627~1708)は若年の時、
東谷の塔頭凉池院に住し茶室四方庵にて茶道に専念、
ついにその奥義を究めました。

後年彼は江戸に入り赤穂義士の大高源吾に吉良邸の茶会の日を教え、
討ち入りを助けたことで有名です。

幕末維新の変動と堂上貴紳の東上等により一時衰微荒廃をみましたが、
昭和天皇の即位式の建物を下賜せられ本堂とし、
また妙見堂改築、大黒堂再建をはたし寺観を整え現在に至っています。


【寺頭】


立派な桜が何本か見えます。

これは春になると最高だろうな。

今はこんな状態だけど、脳内で桜を咲かすとしよう。


【冠木門】


山門は余り見ないタイプの冠木門です。


【境内】



【大黒天】



【鎮守社】



【井戸】



【松宝庵】


茶室。

有料だけど使用可能とのこと。


【本堂】


昭和4年(1929)昭和天皇御即位式の建造物を一棟下賜せられ、
これを移築し本堂としたものだそうです。


【内陣】




日蓮大聖人、日朗上人、日像上人の御真骨を奉安し、
開山日護上人御作の釈迦如来・多宝如来・日蓮大聖人・
子育鬼子母神・七面大明神等が祀られています。


【浄行堂】







【鳥居】


日蓮宗に鳥居とくれば、
少し登った場所にあるのが妙見さんですね。


【千体佛釈迦堂】









【忍辱の鐘】





【鳥居】





【三十番神堂】





【石段】



【大黒堂】


福徳の神・三面大黒福寿尊天が祀られいるお堂。

伝教大師御作にして日蓮大聖人比叡山御遊学の折、
開眼入魂の三面六臀の秘仏大黒尊天で60年に1度の御開帳。


【大黒天おみくじ】





【最上稲荷殿】





【鳥居】



【縁結びの塔】





【子宝犬】



【狛犬】



【妙見堂】


昭和47年(1972)再建されたもの。




堂内に入れました。(^^

しかしお参りしていたら、
外で人の気配がした。

誰か来たのかと思って外に出ても誰もいない。

えー、マジ?

何で誰もいないの?

葉っぱを踏むカサっとした音も聞こえたけどなぁ。(^^;

こんなん初めて。

こわ~。(泣)

ハハハ、気のせい、気のせい。(汗)


【福戌みくじ】




可愛いから姪っ子のお土産にしよう。(^^


これにて三寳寺の参拝終了。

それにしても妙見堂の人の気配は難だったんだろうか。

気のせいにしておこう。(^^;


【御首題】


御首題は御住職が御不在で書置きをいただきました。