Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

東福寺塔頭 同聚院(2018年12月1日参拝)

2018年12月31日 | 仏閣


東福寺の紅葉を堪能した後は、
幾つか塔頭寺院を参拝します。


【月下門】


亀山天皇より下賜された京都御所の月華門と言われていますが、
確かにこの気品のある門は間違いないと思います。


さて、まずは塔頭の同聚院を久しぶりに参拝します。


<2015年1月12日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/bd3adcbd159110a8cdfc0f48e843b657




所在地:京都府京都市東山区本町15丁目799
宗派:臨済宗東福寺派
御本尊:不動明王
創建:文安元年(1444)
開基:藤原道長
開山:琴江令薫禅師



【本堂】




やはり奥にいらっしゃる御本尊は迫力満点であった。


【紅葉】





【水掛不動】



【鎮守社】



【御朱印】



【御朱印帳】


オリジナル御朱印帳がありました。


【御朱印】




秋限定の書置きの御朱印が三体あり、
私は木目の御朱印をいただきました。

モミジは私のアレンジです。(笑)

東福寺 其の二(2018年12月1日参拝)

2018年12月30日 | 仏閣
続きです。

東福寺の紅葉をまだまだ堪能しますよ~。


【紅葉】


通天橋のメインどころが近づいてきました。

まだ9時前だと空いています。

急いで行きたいところだが、
まだまだ紅葉を楽しめるポイントがあるのよ。


【愛染堂】



【紅葉】








開山堂へ行く途中も紅葉が特に美しい撮影ポイントがあります。


【開山堂】




開山堂の堂内には20人以上もの僧侶が、
朝のお勤めをされておりました。


【庭園】







【砂紋】



【紅葉】












いよいよ通天橋に突入です。










紅葉のピークは少し過ぎたと思うけど、
その素晴らしさは圧倒的。

そりゃ、凄まじい観光客が訪れるよね。




下を見るとこんな感じ。(^^










ふぅ、大満足。

実際にこの目で見ると感動です。

やっぱり東福寺は東福寺であった。


紅葉の時期の東福寺に土日祝に訪れるのなら、
朝イチに行きましょう。

通天橋も快適でしたから。

間違って昼に行っちゃうと人混みで地獄を見ますよ。(苦笑)


【本堂】


さて、紅葉だけ見て帰らないのがゴマラー。

きっちり本堂を参拝してから国宝の三門を見に行く。


【三門】






やっぱり素晴らしい。

いろいろ重文や国宝の山門に登っていますが、
東福寺の三門が一番素晴らしかったですね。(^^

また登りたいな。


【御朱印】


境内に落ちていたモミジを貼り付けました。

自己満足ですが、何か?(笑)

いつもながら墨書きは印刷です。

東福寺 其の一(2018年12月1日参拝)

2018年12月29日 | 仏閣
善峯寺と大原野神社の紅葉を見て、
私の中で紅葉を愛でたい心が沸騰。

これはもう京都の超有名寺院に行くしかないと決心。

超有名寺院といえば東福寺か永観堂。

しかし、紅葉の時期の東福寺と永観堂は皆さんご存知の通り大混雑。

今日は大混雑を覚悟して東福寺に行くことにした。

ちょっとでも観光客が少ない早朝を狙って、
朝8時に近くの有料駐車場に停めて東福寺へ。


<2010年11月27日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625/e/584582ecbcbc1ae372aa57e3099bdeff

<2013年11月30日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625/e/0e62ac71f8037c66f5e56ebc30dbc015



所在地:京都府京都市東山区本町十五丁目778番地
宗派:臨済宗東福寺派
御本尊:釈迦如来
創建:嘉禎2年(1236)
開基:九条道家


【紅葉】






月下門へ向かう途中に見えた紅葉。

ここは相変わらず素晴らしい紅葉を楽しませてくれます。


【栗棘庵・京料理 高澤】




東福寺塔頭栗棘庵の中にある高澤というお店で、
美味しい京料理が11月中は食べれるそうです。


【明暗寺】





【紅葉】


臥雲橋から通天橋を望む紅葉。

東福寺屈指の撮影ポイントの一つです。






臥雲橋を過ぎて通天橋へ行く参道の途中でも紅葉が楽しめます。


【境内】



8時15分に到着すると既に拝観待ちの人々の列。

200人ぐらい並んでるとか凄過ぎ。(^^;


【禅堂】







【鐘楼堂・経蔵】


8時半になったので拝観開始。

幾ら長蛇の列だったとしても、
拝観時間が前倒しすることはありませんでした。

その点は規律の厳しい禅寺だけありますね。(^^;


【紅葉】








やはり興福寺の紅葉は素晴らしい。









【経蔵】






早朝の段階だとまだゆっくりと、
この紅葉を堪能出来ます。

やっぱり間違っても昼ぐらいに行ったらアカンな。(^^;




落葉の絨緞も美しい。






まだまだ紅葉を堪能しますよ。

というか、まだ序盤です。

既に序盤で満足している私がいる。(^^












ふぅ、もうお腹いっぱいです。

さすが東福寺の紅葉ですね。


【洗玉澗】






この辺りの雰囲気がとても良い。


さて、長くなりましたので続きはま明日。

大原野神社(2018年11月27日参拝)

2018年12月28日 | 神社
善峯寺の次は予定通り大原野神社へ。

こちらも紅葉の名所で観光バスが何台も訪れる神社です。


こちらは2年10ヶ月振りの参拝となります。

<2016年1月31日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/defbb01b661e0d0b88373b992a9eeacd



所在地:京都府京都市西京区大原野南春日町1152
御祭神:武御賀豆智命・伊波比主命・天之子八根命・比咩大神
創建:延暦3年(784)
社格:官幣中社、国史見在社、別表神社



【由緒】
長岡京の西、小塩山の東麓に鎮座し、
平安京遷都後も国家に重大事や天変地異のあるごとに使を遣わされて、
奉幣を受けた二十二の神社に列し国家鎮護の社とされました。

その後、約60年を経た 嘉祥3年(850)に左大臣藤原冬嗣を祖父とする、
文徳天皇は冬嗣長年の願望を想い出して壮麗な社殿を造営されました。

はじめ藤原氏の一族では女が生まれると、中宮や皇后になれるように、
この社に祈り、幸にして女が祈願通りの地位につくと、
美くしく行列を整えて参拝することが例となりました。

しかし、応仁の乱後は社運が次第に衰え、
祭儀が絶えがちになり社殿は荒廃した。

現在の春日造総檜皮葺の本殿は、
慶安年間(1648-1652)に再建されたものである。

明治4年(1871)官幣中社に列せられ御社頭は賑やかであったが、
第2次世界大戦の後、国家からの援助は打切られ、現在に至っている。


【第一鳥居】



【参道】



【第二鳥居】


うーむ、紅葉はまだ早かったかな。

善峯寺よりは下界だからね。


【紅葉】




うん、やっぱり早かったようだ。








茶屋がある場所は光が当たっているので、
紅葉は進んでいますね。(^^


【鯉沢の池】









【参道】



【紅葉】










おー、これこれ!

こんな紅葉が見たかったのよ。(^^


【第三鳥居】





【境内】


以前参拝した時は本殿裏手には緑豊かな大木があったが、
何か凄くさっぱりした感じになってました。






紅葉は綺麗でしたね。


【中門】



【本殿】


御本殿の第一殿には建御賀豆智命、第二殿には伊波比主命、
第三殿には天之子八根命、第四殿には比賣大神が祀られ、
摂社若宮社には天押雲根命が祀られています。


【狛鹿】





【倒木】




後ろのブルーシートを見ても、
この前の台風21号の影響でしょうね。


【第二鳥居】


これにて大原野神社の参拝終了。


【御朱印】



【ランチ】


ホテル京都エミナースで露天風呂と美味いランチ。

皆が働いている中、有給取って入る露天風呂は最高でした。(^^

善峯寺 其の二(2018年11月27日参拝)

2018年12月27日 | 西国三十三カ所観音霊場
善峯寺の紅葉狩りはまだまだ続きます。


【多宝塔】


最高かよ。(^^

ここの多宝塔は上から見るのが一番美しいのですが、
紅葉が加わると余計に素晴らしい。


【経蔵】



【紅葉】











【阿弥陀堂】




寛文13年(1673)建立されたもの。

宝冠阿弥陀如来が祀られていました。


【境内】



【紅葉】









【参道】


ここの雰囲気が多宝塔を上から見るのと同じぐらい好きです。


【紅葉】














紅葉を堪能しながら観音堂まで戻ってきました。

もう充分お腹いっぱいだけど、
これほどの素晴らしい紅葉を目に焼き付けておこう。














素晴らしい。

ここまで紅葉が楽しめられるとは。

本当に有難うございました。(^^


【御朱印】


今回は御詠歌をいただきました。

境内に落ちていたモミジを貼りました。(^^

善峯寺 其の一(2018年11月27日参拝)

2018年12月26日 | 西国三十三カ所観音霊場
東寺のライトアップを見たら紅葉を愛でたい意欲が湧いてきて、
ゆっくり紅葉を愛でようと有給を勝ち取りました。(^^

紅葉を見るならやはり京都ということで、
紅葉の名所である善峯寺と大原野神社に参拝することにした。

その後はホテル京都エミナースで、
露店風呂&ランチも楽しむ予定。


まずは5年9ヶ月振りの参拝となる善峯寺です。

<2012年2月26日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625/e/d6b29ff0d6b9fafdc470f497a7439612



所在地:京都府京都市西京区大原野小塩町1372
宗派:善峰観音宗(天台宗系単立)
御本尊:十一面千手観世音菩薩
創建:長元2年(1029)
開基:源算
札所:西国三十三箇所、神仏霊場巡拝の道、京都洛西観音霊場



【駐車場】


平日の朝だとさすがに空いていました。

紅葉の時期の土日ともなると大混雑して、
下の駐車場から上まで登ってくるハメになるらしい。(^^;

こちらは500円の有料駐車場となります。


【風景】


やはり秋は格別ですな。


【紅葉】




早くも期待値アップ。(^^


【山門】


元禄5年(1692)桂昌院により再建されたもの。

楼上の御本尊文殊菩薩と金剛力士像は運慶の作で、
源頼朝が寄進されたと伝わる。

これは超見たい。


【境内】


ここから見る境内の雰囲気がとても良い。(^^


【紅葉】












素晴らしい。

善峯寺の紅葉がここまでとは。

最高の赤じゃないですか。(^^


【観音堂】


元禄5年(1692)再建されたもの。


【境内】





【石段】



【お香水】


存在をすっかり忘れていたが、
タクシーの運ちゃんが教えてくれて飲みました。

長寿の御利益があるそうです。(^^


【紅葉】














善峯寺の紅葉は本当に赤いね。

京都市内の中心街と違って空気が綺麗だからかな。


【遊龍の松】


天然記念物。


【多宝塔】




元和7年(1621)再建されたもので重要文化財。

この多宝塔が実に美しい。


【風景】


スカッと爽やか。(^^


【紅葉】



【幸福地蔵】





【境内】



【開山堂】



【紅葉】






ふぅ。

もうお腹いっぱいです。(^^


とりあえず長くなりましたのでまた明日。

東寺 紅葉ライトアップ(2018年11月24日参拝)

2018年12月24日 | 神仏霊場巡拝の道
まだ見知らぬ滋賀県の神社仏閣巡りを終え、
ライトアップしている東寺へ移動。


<2018年4月1日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/051006250510/e/3e1a7138bb1dce02cccdd043ce79dae1


今年春の桜のライトアップは本当に美しく、
大袈裟では無くこの世のものかと感動しました。

紅葉のライトアップも相当美しいに違いない。

楽しみです。


さて、東寺に到着すると何百人もの拝観者による長蛇の列。

相変わらず東寺のライトアップは人気ですね。

車はすんなり入れて拝観開始。

ちなみに拝観料と駐車場代込みで千円です。



所在地:京都府京都市南区九条町1
宗派:東寺真言宗
御本尊:薬師如来
創建:延暦15年(796)
開基:桓武天皇


【五重塔】


まさに超絶。

この素晴らしさは言葉は言い尽くせない。

絶対行ってくれと言うしかあるまい。


【境内】






ただただ美しい。


【不二桜・五重塔】



【瓢箪池】







【五重塔】




紅葉はまだ早かったですが、
ライトアップの威力は凄まじい。(^^


【東大門】





【瓢箪池】





【五重塔】


近寄っていきましょう。




ライトアップされた五重塔がまた素晴らしい。





ふぅ、たまらん。






月と五重塔と紅葉のコラボ。

余は満足じゃ。(^^


【金堂】




春の時は外から内陣を見るだけでしたが、
秋は堂内に入ることが出来ました。

これは嬉しいサービスのレベルアップです。(^^


薬師三尊像と十二神将が圧倒的に凄かったね。


【五重塔】






金堂から見た五重塔。

ここから見る景色も素晴らしい。


【講堂】


内陣は立体曼荼羅をグルっと回れましたが、
昔から回れましたっけ?

立体曼荼羅を一周どころか二週して堪能させていただきました。


【不二桜・五重塔】




最後に見納め。

桜と紅葉のライトアップを比べてみると、
桜の方が綺麗で好みだけど、
やはりライトアップは素晴らしかった。

御朱印は売店では売ってなかったけど、
御朱印帳は売ってました。

東寺の御朱印帳は紙質が悪いので二度と買いませんけど。

妙感寺(2018年11月24日参拝)

2018年12月23日 | 近江西国三十三箇所霊場
まだ知らぬ滋賀県の寺社参拝も次の妙感寺がラスト。

こちらは十一面千手観世音菩薩が拝みたくて訪れました。

5,6台分の無料駐車場がありました。


所在地:滋賀県湖南市三雲1758
宗派:臨済宗妙心寺派
御本尊:十一面千手観世音菩薩
創建:南北朝時代
開山:微妙大師
札所:近江西国三十三箇所霊場、甲賀巡礼三十三ヶ所めぐり、甲賀西国三十三観音霊場



【縁起】
妙感寺は大本山妙心寺第二世微妙大師(授翁宗弼)によって創建されました。

大師は建武中興の元勲萬里小路中納言藤原藤房卿その人であり、
後世、新田義貞、楠木正成とともに建武の三忠臣と讃えられたお方です。

藤房卿は公卿時代から大徳寺開山の大燈国師(宗峰妙超)に就いて参禅し、
建武元年(1334)三十九歳で出家。

授翁宗弼と号して諸国を行脚された後、
妙心寺開山無相大師(関山慧玄)に就いて修行、
大悟されて正平15年(1360)に妙心寺のニ祖となられました。

かつて公卿時代の知行地であったこの江州三雲の郷に草庵を結ばれ、
その後、後醍醐天皇念持仏の十一面千手観世音菩薩音を泰安する
持仏堂を建立されたのが妙感寺のはじまりです。

妙心寺に往すること20年、病を得て三雲に穏棲され、
天授6年(1380)三月二十八日、大師は八十五歳で御遷化。
現在の開山塔がその墓所です。

元亀元年(1570)に織田信長の焼き討ちに遭いましたが、
万治年間(1660~)に愚堂国師によって再興されました。

大正2年(1913)には宮内省より御下賜金を賜り、
微妙大師の塔所が改修整備され現在に至ります。


【寺号石標】


とても長閑な場所でとても落ち着く地域です。


【境内】


お寺の雰囲気もとても良い。


【紅葉】





【庭園】




水が豊富らしく池の水がとても綺麗でしたね。


【手水鉢】





【方丈】


東福門院御所の建物を下賜され、
寛文元年(1661)に移築されたもの。

方丈は閉まっていました。


【本堂】




昭和12年(1937)に再建されたもの。


【十一面千手観世音菩薩】




こちらが御本尊です。

優しい表情で拝んで癒されました。


【紅葉】



【微妙大師墓所】





【方丈庭園】







【不老の滝】







【境内】



【参道】


少し上に登ると磨崖仏があるらしいので行ってみる。




どうやらハイキングコースになっているようだ。




しかし、行く手をさえぎる害獣除けのネットが。

ネットをどけようと思ったが無理。

ここで断念せざるをえなかった。(泣)


【御朱印】


境内で落ちているモミジはチリチリか、
汚れているかのどちらかなので、
モミジは貼っていません。

南山王 日枝神社(2018年11月24日参拝)

2018年12月22日 | 神社


慈眼院の隣りに鎮座しているのが日枝神社。

こちらはいかにも田舎の無人の神社ですが、
雰囲気がなかなか良さそうです。



所在地:滋賀県蒲生郡日野町大窪1323
御祭神:天津日子火瓊々杵尊、天津兒屋根命、軻遇突智命
創建:不明


【由緒】



【境内】



【石段】





【鳥居】



【拝殿】




入母屋造千鳥破風の拝殿は思ってたより綺麗です。

ちゃんと管理されていますね。


【本殿】




本殿は覆屋に守られていました。


【社務所】



【境内社】





【屋根瓦】







【天満宮】





【御神牛】



【稲荷神社】











【狛狐】



【ホイノボリ】


日枝神社では毎年4月4日の春祭りでは、
日野地方特有のホイノボリと呼ばれる枝垂れ桜を模した幟の下で、
境内の桜と共にお花見を楽しむそうです。

御朱印は恐らく無いと思われます。

慈眼院(2018年11月24日参拝)

2018年12月21日 | 近畿楽寿観音霊場
続いて近畿楽寿観音霊場札所の一つである慈眼院というお寺へ。

本来なら先に蒲生家の菩提寺である信楽院に参拝予定であったが、
ナビは一般立入御免の農道を誘導するばかりで停める場所も無く、
他のルートも超絶細くて一方通行の道で結局断念。

本堂の龍の大天井画を見たかったのだが。(泣)

まぁ、長いこと寺社巡りをしていたら、
こういうこともあるわな。

気を取り直して慈眼院に到着。

お寺には無料駐車場がありました。


所在地:滋賀県蒲生郡日野町大窪大字1317
宗派:曹洞宗
御本尊:十一面観世音菩薩
創建:安永年間
開山:大安智仙大和尚
開基:蓬州仙国尼
札所:近畿楽寿観音霊場


【縁起】


慈眼院の隣、南山王神社に小庵があり、
十一面観世音菩薩が祀られていた。

慶長9年(1604)山王社を現地に移転の時、
小川弥右エ門が観音像を自宅に安置し尊崇供養する。
 
安永年間、福井県から修行の為に蓬州仙国尼が観音様と出会い、
托鉢を行じ喜捨をもって一堂を建立す。

師匠大安智仙大和尚開山に請す。 


【参道】



【山門】


小さいながらも豪壮なる山門です。


【境内】




松の大木が多いなという印象を抱く境内です。


【夫婦松】



【鐘楼堂】



【本堂】


本堂の前には一際立派な不老の松がありました。

本堂は残念ながら閉まっていました。


【宝篋印塔】



【石仏】



【石庭】




本堂裏手に石庭があるというので行ってみると、
借景がとても残念でした。(泣)


【慈母観世音菩薩】





【山門】


もう一つ山門がありました。


【法然上人お言葉】



【鐘楼堂】



御朱印は二体あるそうですが、
御不在でいただけませんでした。

札所だったら書置きでも置いていてくれ~。(^^;

正明寺(2018年11月24日参拝)

2018年12月20日 | 近江西国三十三観音霊場
近くの井林神社参拝後、
滋賀県でもかなり古い歴史を持つ古刹である正明寺に到着。

こちらは重要文化財の本堂が楽しみです。


所在地:滋賀県蒲生郡日野町松尾556
宗派:黄檗宗
御本尊:十一面千手観世音菩薩
創建:不明
開基:聖徳太子
札所:近江西国三十三観音霊場、近江日野観音霊場、近江湖東名刹霊場


【縁起】



【寺頭】


参道の横らへんに無料駐車場がありました。


【供養塔】





【参道】




実に清々しい参道です。


【紅葉】




この紅葉が真っ赤で美しい。


【山門】




宝暦年間(1750年~)に建立された山門ですが、
これが威風堂々たるものです。


【境内】


いかにも禅宗寺院の雰囲気が漂う境内です。

実に良い雰囲気です。


【鐘楼堂】



【紅葉】


かなり散っていたが残っている紅葉がこれまた感動するレベル。


【禅堂】




寛文12年(1672)建立されたもの。

残念ながら禅堂は閉まっていましたが、
大日如来を中心に聖徳太子、達磨大師が祀られているそうです。


【本堂】




この本堂はただものではありません。

桃山時代の建築であった京都御所の一棟を、
後水尾天皇から下賜され、再建されたものだから。

勿論重要文化財です。




こちらは嬉しい事に内陣に入ることが出来ました。(^^




御本尊は厨子に安置されていました。

この厨子も重要文化財。






写真があったのでパシャリ。

こちらが重要文化財の御本尊と脇侍。

この三体は三十三年に一度御開帳される秘仏で、
前回は平成22年だったので、次の御開帳は25年後。

その時まで生きてるのか、ワシ?(^^;


【庭園】


春は綺麗な桜が咲くことでしょう。


【放生池】


奥に二つのお堂があるので、
後で見に行くことにしよう。


【鎮守社】



【臨鏡亭】




中を覗いてみる。




とても残念な結果に。(泣)

これは何とかしてほしい。


【玄関】


これは滋賀県のお寺らしくない、
まるで京都のお寺のような品のある玄関です。

あ、滋賀が品が無いということではなく、
滋賀県のお寺でこのような玄関は見た記憶が無いから。(^^;


【開梛】



【経蔵】







【一切経】



【開山堂】


龍渓禅師像が祀られているそうです。


【法華塔】



【本堂】



【紅葉】






墓地近くにあった紅葉。

この辺りの紅葉は空気が都会と違って綺麗だからでしょうか、
紅葉の色がくすんでいなく綺麗ですね。(^^


【御朱印】


お寺の方が御不在でしたが、
庫裏で書き置きがありましたので有難くいただきました。

モミジは私が勝手に貼ったものです。(^^

井林神社(2018年11月24日参拝)

2018年12月19日 | 神社


こんな長閑な場所を走りながら、
正明寺に向かっている途中で小さな神社を発見。




どう見ても普段は無人で御朱印は全く期待出来ないが、
ちょっと気になったので参拝。



所在地:滋賀県蒲生郡日野町松尾198
御祭神:瓊々杵尊
創建:不明


【由緒】


創祀年代不詳。

社伝によるとこの地が天台勢力化にあった永正年間の頃、
日吉山王の神を分祀したものとされている。

明治以前は山王権現と称していたが、
明治になりその地の小字名を以て、井林神社と改称された。

文亀、大永の兵火により古記録を焼失したが、
慶長7年(1602)の検地により境内一段三畝六歩は租税除地となり、
承応2年(1654)社殿を改築、文化10年(1814)覆屋修理等々の棟礼が存する。


【鳥居】



【狛犬】





【手水舎】




こういう小さな無人の神社の手水舎の水は、
枯れているか、水が汚れきっているかのどちらかが多い。

しかし、ここは近づくと水が自動で綺麗に水が出た。

これは驚いたよ。


【拝殿】





【社務所】



【本殿】






綺麗な御簾があり近所の方々により管理されていますね。

それにしても上部に猿のようなものが居るんだけど。


【神猿】




なるほど、
この神社が北の山王さんと呼ばれていることから、
魔除けの象徴である猿なのね。


【覆屋】


この辺りも雪が多いのでしょうね。


【拝殿】


これにて井林神社の参拝終了。

御朱印はございません。

豊満神社(2018年11月24日参拝)

2018年12月18日 | 神社
長命寺の次は以前から名前が気になっていた豊満神社へ向かう。

豊満といえば多くの野郎共が反応するフレーズで、
何歳になっても憧れで大好きなもんです。(笑)

はぁ、なかなか煩悩は無くならんもんだねぇ。(苦笑)

というか、煩悩が無い人間なんてこの世にはいないでしょ。(キッパリ)


しかし豊満神社の豊満は「ほうまん」とは読まず、
「とよみつ」と読みます。

はい、そこの不埒な事を考えていた貴方、残念!(自爆)

でも、豊満という漢字があるから良いか。(反省無し)



所在地:滋賀県愛知郡愛荘町豊満392
御祭神:大國主命、足仲彦命、息長足姫命、譽田別尊
創建:不明
社格:県社


【由緒】
創祀年代は詳かではないが、この地開拓の依智秦氏が祭祀したと伝えられ、
社伝の棟礼に「延長8年11月豊満権現造替云々」とある。

縁起によれば神功皇后三韓征伐の際軍機の守護神として霊威があったということで、
以来当社の神林の竹幹を旗の竿に用いると、戦勝があるとして、
競って幾多の武将が篤く崇敬した。

皇室の尊敬も亦篤く三条天皇は勅願社として神位を授けられたり、
藤原俊成卿や嘉吉3年(1443)の中御門宜胤卿の神額奉納があった。

鎌倉以降近江守護職佐々木氏をはじめ京極氏、六角氏等、
武運長久を祈願し神領の安堵状を寄せている。

その後織田氏の兵火に罹り、その都度復旧したが、
安政元年(1855)正月四脚門を除く本殿以下の社殿が火災に遭った。

万延元年(1860)に社殿を復興し現社殿がこれである。

明治初年(1868)明神号を改めて豊満神社とし同9年村社に、
同14年に郷社に列し、同41年神饌幣帛料供進指定となり、
同43年氏子区域内の各社を合祀、昭和5年(1930)県社に昇格した。


【西の湖】




安土に近い場所にある西の湖です。

不埒な事を考えた穢れが洗い流されるような感じ。


【田園風景】


湖の反対側は広大な田畑が広がっていました。


【ススキ】






少し進んだ場所ではこのようなススキが見れました。(^^

曽爾高原で見れなかったので満足。


【パラグライダー】


ふと空を見ると人が飛んでいた。

高い場所は嫌いでは無いけど、
こういうのは落下が怖いので流石にやりたくないな。(^^;


【第二鳥居】


豊満神社には大型の無料駐車場がありました。

参拝した時は知らなかったけど、
約1キロ離れた場所に第一鳥居があったようだ。


【四脚門】






流石に重要文化財だけあって気品がありますね。


【紅葉】


まだちょっと早いようです。


【境内】


奥に見えるのが横長タイプの拝殿です。




鎌倉時代後期に建立されたもの。


【狛犬】



【中門・透塀】





【本殿】



【樹下神社】


摂社。

御祭神:豊満神社荒御魂・恵比寿神


【宝物庫】




小さいながらも美しい校倉造りの宝物庫です。


【美人の木】



【八大龍王社】


摂社。

御祭神:龍神


【神楽殿】



【御神馬】



【石標】



【御朱印】


こちらでも境内に落ちていたモミジを貼りました。(^^

長命寺(2018年11月24日参拝)

2018年12月17日 | 西国三十三カ所観音霊場
今日は二度目の西国観音霊場結願に向けて、
滋賀県の長命寺へ。

その後は幾つかの神社仏閣を巡ります。


長命寺といえば808段の石段が有名ですが、
今回も華麗にスルーして上の無料駐車場へ。(笑)

時折、狭い山道を走ることになりますが、
あの石段を登ることを考えれば苦痛になりません。(笑)


長命寺も久しぶりの参拝で約6年5ヶ月振りとなります。


<2012年6月23日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625/e/a9727088d0f7c1eddbadb45c5c311b7a



所在地:滋賀県近江八幡市長命寺町157
宗派:天台宗
御本尊:千手十一面聖観世音菩薩三尊一体
創建:(伝) 推古天皇27年(619)
開基:(伝)聖徳太子
札所:西国三十三観音霊場、聖徳太子霊跡、近江西国三十三箇所霊場、
近江七福神、神仏霊場巡拝の道


【寺号石標】


上の無料駐車場に到着。

20台ぐらいは停めるかな。

あとタクシーが結構いました。


【石段】


残り100段ぐらいまでショートカットしたけど、
ここからでも結構しんどい石段です。

ハァハァ…確実です。(^^;




ハァハァ…。

やっぱりしんどいわ。(^^;


【書院】



【地蔵尊】



【境内】


本堂と三重塔が見えてきました。

到着です。

808段を登ったなら達成感があって感動もあるんだろうな。


【三重塔】




まずは長命寺のランドマークである三重塔へ。










さすが重要文化財の三重塔です。

誰が見ても素晴らしいと感じることでしょう。


【石憧】



【護摩堂】






やはりこの屋根の渋さは見逃せません。(^^


【紅葉】




まだ少し見頃には早かったみたいです。


【閼伽井堂】





【納札堂】



【本堂】


重要文化財。

重厚な造りの本堂で、
いかにも観音霊場といった雰囲気でした。


【六所権現影向石】




本堂裏手にある巨石。


【琵琶湖】




本堂前から琵琶湖を見ることが出来ます。(^^


【三仏堂】







【護法権現社】









【紅葉】





【鳥居】




総鎮守である太郎坊権現社の鳥居です。


【鐘楼堂】



【如法行堂】





【修多羅岩】





【鐘楼堂】




こういう袴タイプの鐘楼堂は中に入れないことが多いのですが、
嬉しいことに中に入って鐘楼を撞く事が出来ます。(^^






重要文化財。

優しい音色でした。(^^


【境内】




ここがパンフレット等でよく見る撮影ポイントです。(^^


【宝篋印塔】



【青空】


ふと青空を見ると飛行機が二機が見えた。

ニアミスかと思ったけど大丈夫でした。(^^


【参道】



【境内】


参道から振り返るとこんな感じ。


【荼枳尼天尊】







【琵琶湖】




太郎坊権現社近くから見る琵琶湖が一番良いですね。


【太郎坊権現社】


拝殿。

右手には飛来石という巨石があります。






本殿。


【飛来石・拝殿】



【本殿・三重塔】


最後に見納め。

これにて長命寺の参拝終了。

とても良いお寺であった。(^^


【御朱印】


境内に落ちていたモミジを貼り付けました。

はい、完全に自己満足です。(^^

モミジを貼り付けるのは御朱印を汚して無いしね。

円成寺(2018年11月18日参拝)

2018年12月16日 | 大和十三仏霊場
関西の主要市内の紅葉もだんだんと見頃に近づいている。

今日は奈良市内に用事があったので、
ついでに奈良の紅葉を見に行くことにした。

奈良って意外と紅葉の名所が少ないのよね。

そんな奈良でも名所では無いが、
鮮やかな紅葉が見れるお寺があります。

それが大和十三仏霊場の札所で、
国宝の大日如来がおわす円成寺です。

ここも長いこと参拝していないなぁと思ったら、
約7年3ヶ月振りの参拝となります。


<2011年8月6日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625/e/b29aa82cdab27bba199624d8e641ce15



所在地:奈良県奈良市忍辱山町1273
宗派:真言宗御室派
御本尊:阿弥陀如来
創建:(伝)天平勝宝8年(756)
開基:(伝)虚瀧
勅願:聖武天皇・孝謙天皇
札所:大和十三仏霊場


【寺号石標】


無料駐車場に車を停めて参拝開始。


【名勝庭園】




円成寺の顔といっても過言でない、
素晴らしい庭園がお出迎え。

平安時代末期に寛遍上人のころに造成された庭園らしい。

そんな古い庭園とはさすが古刹が多い奈良ですね。








永観堂や東福寺のような派手な紅葉群ではありません。

何でも控えめなのが奈良なのです。(^^


【楼門】


この渋い楼門は文正元年(1466)応仁の兵火により焼失、
応仁2年(1468)に再建されたもの。

重要文化財。


【紅葉】










うお~、めっちゃ赤い~。

本数は決して多くないけど、
これほど鮮やかな紅葉を見れて満足。(^^


【名勝庭園】



【多宝塔】


紅葉と名勝庭園を楽しんだ後は、
拝観料400円を支払い境内へ。


最初の多宝塔は後白河法皇が寄進されたもので応仁の兵火で焼失。

再建された塔も大正9年(1920)老朽化に伴い鎌倉へ移譲、
現在の塔は平成2年(1990)に再建されたもの。

旧多宝塔の塔堂は鎌倉の長寿寺にある観音堂に変身してました。


【本堂】






重要文化財。

堂内に入ると古刹の雰囲気たっぷり。

まさに威厳溢れる内陣で感動しました。


【楼門】



【春日堂・白山堂】


全国で最も古い春日造の社殿で国宝です。


【護摩堂】



国宝の大日如来は拝観受付の後ろに、
新たに造られた相應殿に安置されていました。

勿論写真撮影不可なので写真はありませんが、
さすが国宝、さすが運慶と唸る大日如来が間近で拝める。

この喜びは何事にも代えがたい。


【紅葉】






紅葉って近くで見ると結構くすんでいることが多いけど、
ここの紅葉は本当にクリアで真っ赤。

これほどの紅葉はここ数年で見たことはありません。

この一本の紅葉だけで満足出来る。

紅葉の持つ力って本当に凄いね。


【御朱印】