Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

建部大社(2018年5月27日参拝)

2018年07月14日 | 一宮
【瀬田の唐橋】


石山寺から立木神社へ向かっている途中、
参拝する予定の無かった建部大社の案内板を見て、
近い場所に鎮座しているのが分かったので寄り道。

建部大社は約7年前に行った記憶があるが、
どんな神社だったから記憶がかなり薄くなっている。

今日はその薄れた記憶を鮮明に上書き保存するとしよう。


<2011年8月13日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625/e/6a1c311a79cffa3344217b52148f82fd



所在地:滋賀県大津市神領1-16-1
御祭神:日本武尊
創建:景行天皇46年(116)
社格:近江国一宮、名神大社、旧官幣大社、別表神社
札所:神仏霊場巡拝の旅



【二ノ鳥居】


一ノ鳥居を車でくぐり、
大型の無料駐車場に車を停め参拝開始。


【神門】




檜皮葺の屋根が渋い熊野本宮大社の神門に匹敵する品格。

素晴らしい。


【手水舎】


基本的に手水舎は良いと思ったものしか撮らないけど、
これは撮らずにはいられない。


【境内】


広い境内に御神木の三本杉。

とても清浄で清々しい境内です。


【三本杉】



【拝殿】






拝殿と本殿前の透塀の間は雨に濡れないように屋根があります。

こういう配慮は有難い。


【狛犬】



【本殿・権殿】


向かって左が本殿、右が権殿になり、
横並びに配置された伽藍です。

檜皮葺の屋根は本当に渋くて美しいですね。

日本全国の神社の屋根は全部檜皮葺にして欲しいぐらい。(笑)


【豊饞満帆の庭】





【願石・お食い初め石】


初穂料千円で石を買って自宅で祈願し、
願いが叶うとここに返すらしい。

ぶっちゃけ、こういうのは信じてません。(^^;


【大政所神社】


御祭神:播磨稲日大郎姫命


【聖宮神社】


御祭神:景行天皇


【行事神社・蔵人頭神社】


御祭神:吉備臣武彦、大伴連武日
御祭神:七掬脛命


【春秋愛花の庭】


どうだんつつじが植えられていました。


【石燈籠】


重要文化財。


【境内社】


藤宮神社・若宮神社・弓取神社・箭取神社


【絵馬殿】





ドラえもんやふなっしーとかー。(笑)


【宝物殿】


拝観料200円要。


【狛犬】


まさに獅子ですね。


【彌栄の御神木】







【八柱神社】



【狛犬】


これはどこの焼き物だろうか。


【稲荷神社】





【大野神社】


御祭神:草野姫命


【桧山神社】


御祭神:伊邪那美命、大山祇命、息長足姫命、武内宿禰大臣、住吉大神


【鳥居】



【御朱印帳】


木製の御朱印帳は御朱印代別で二千円でした。


【御朱印】

天石門別八倉比売神社(2018年5月1日参拝)

2018年06月26日 | 一宮
今回の旅で最後の参拝となるのが天石門別八倉比売神社です。

こちらも阿波国一宮の論社となっていますが、
果たして一宮に相応しい雰囲気を感じられるか、
参拝して確認したいと思います。


所在地:徳島県徳島市国府町矢野531
御祭神:八倉比売命
御神体:杉尾山(神体山)
社格:式内社(論社)、阿波国一宮(論社)、県社
創建:不明


【由緒】
当社は正一位杉尾大明神、天石門別八倉比賣神社等と史書に見えるが、
本殿には出雲宿祢千家某の謹書になる浮彫金箔張りの八倉比賣神宮の遍額が秘蔵され、
先の神符と合せて、氏子、神官が代々八倉比賣神宮と尊崇してきた事に間違いない。
 
古代阿波の地形を復元すると鳴門市より大きく、
磯が和田、早渕の辺まで、輪に入りくんだ湾の奥に当社は位置する。
 
天照大神のイミナを撞賢木厳御魂天疎日向津比賣と申し上げるのも
決して偶然ではない。
 
なお本殿より西北五丁余に五角の天乃真名井がある。

元文年間まで十二段の神饌田の泉であった。

現在大泉神として祀っている。


【鳥居】




車は下の阿波史跡公園に無料の大型駐車場がありますが、
この鳥居近くに停めるスペースが少しありました。


【石段】




薄暗い雰囲気の中、石段を登っていると、
上からスーッと降りてくる虫が私のTシャツにくっついた。

何だろう?と思ってよく見ると、
まさかのヒル。(汗)

慌ててはらい落して御臨終していただいた。

まさかこんな所でヒルに遭遇するとは夢にも思わなかったよ。(泣)

その後、石段をダッシュで登ったのは言うまでもない。(^^;




ダッシュして登った石段を振り返ったところ。

ヒルに遭遇するとこんな石段もめっちゃ早く登れますよ。(笑)


【拝殿】


なかなか良い雰囲気です。(^^




まずはお参り。


【狛犬】





【本殿】



【蔵】



【社務所】


当然のように無人でした。


【稲荷社】



【境内社】



他に少し離れた奥宮は卑弥呼の墓とも言われてるようですが、
まぁ、さすがにそれは無いと思い、疲れていたので行っていない。


御朱印は社務所が無人の場合、
箭執神社近くの宮司さん宅でいただけるようですが、
御自宅まで行くのは憚られたので、いただいておりません。


神社自体は壮大な伽藍も無く、一宮の雰囲気は感じられませんが、
古代の雰囲気を垣間見れた神社でした。


【阿波史跡公園】




奥に竪穴住居が見えます。

行ってみましょう。


【竪穴住居】








復元されたものですが、
無料で拝見出来ます。













【高床倉庫】








なかなか立派な倉庫です。

古のロマンを感じれて良かったです。




さて、これから帰りましょう。


【明石大橋】


今回の徳島の旅も非常に充実した楽しいものでした。

お疲れ自分。(^^

一宮神社(2018年5月1日参拝)

2018年06月19日 | 一宮


大日寺の真ん前に鎮座するのが一宮神社。

上一宮大粟神社と同じく一宮の論社ですが、
参拝してみてどのように感じるのかな。

一宮らしい雰囲気があるだろうか。



所在地:徳島県徳島市一宮町西丁237
御祭神:大宜都比売命、天石門別八倉比売命
創建:
社格:式内社(論社)、阿波国一宮(論社)、県社



【由緒】



【狛犬】



【太鼓橋】



【鳥居】


一宮と称する割りに小さな神社のようです。


【狛犬】



【拝殿】


なかなか立派な拝殿です。

境内には大日寺と違い参拝者は神社専らしき人が数人のみ。

明治の神仏分離令が出されるまでは、
こちらが札所だったので一宮神社に参拝すればいいのに。

これでは片参りにならないだろうか。


【狛犬】



【御神馬】



【境内社】





【眾灵神様】



【本殿】



【蔵】



【御朱印】


神社の隣りにある社務所兼宮司宅の玄関先にて、
このような対応をされていました。




封筒の中に書置きが入ってあり、
有難く頂戴しました。


一宮神社を参拝してみて感じたのは、
この神社からは一宮の格の高さや神域感を感じれませんでした。

昔は凄かった系なのかな。

上一宮大粟神社(2018年5月1日参拝)

2018年06月16日 | 一宮
阿波国一宮を称する神社は現在4社あります。

他に大麻比古神社、八倉比売神社、一宮神社と、
次に参拝する上一宮大粟神社です。

基本的に大麻比古神社が一宮とされていますが、
称されるようになったのは室町時代以降とのこと。

古くから一宮とされていたのは上一宮大粟神社とされるが、
全国一の宮巡拝会には加盟しておりません。

上一宮大粟神社が一宮かどうかは詳しい方にお任せするとして、
私は参拝して一宮に相応しい神社かどうか、
雰囲気とか直感で判断したいと思う。


所在地:徳島県名西郡神山町神領字西上角330
御祭神:大宜都比売命
創建:不明
社格:式内社(論社、阿波国一宮(論社)、郷社
札所:新四国曼荼羅霊場


【由緒】
延喜式神名帳に記載される名神大社阿波國名方郡、
天石門別八倉比賣神社の論社の一つである。

天石門別八倉比賣神社は神亀5年(728)に聖武天皇の勅願所となり、
元暦2年(1185)には正一位の神階を授けられた。

平安時代には現在の徳島市一宮町に当社の分祠として、
一宮神社が創建された。

明治3年(1870)社名を埴生女屋神社と改められたが、
氏子の請願により、明治28年(1895)に現在の上一宮大粟神社となった。


【大鳥居】


神社の無料駐車場がありましたが、
どうも地元民が勝手に駐車してる感じ。

参拝する者が停められねーじゃん。(苦笑)


【狛犬】



【第二鳥居】



【神門】


これはもう完全に仁王像がいる山門ですよね。

神仏習合の名残りでしょう。

今は仁王像ではなく随身が祀られていました。


【参道】


うーむ、ちょっとしんどそうだなぁ。




下に車を停めれないし、
こっちの道を車で登っていきますか。


【境内】




上に進むと神宮寺に駐車場があり、
左手に進むと上一宮大粟神社に到着。

車は上の境内にいくらでも停めれました。


【石楠花】





【境内】


凄く良い雰囲気です。

お遍路の札所ではどこも賑わっていますが、
とても静かな境内です。


【参道】


下の大鳥居から続く参道は途中で石段になっていました。

しかし長い参道ですね。(^^;


【拝殿】




いいですね~。

とても渋い拝殿です。


【天井画】



【境内社】





【本殿】




拝殿とは真逆の派手な赤色。

大宜都比売命は穀物・養蚕の神として信仰されていて、
同じ穀物の神である稲荷神と同神とされているからでしょうね。


【大御神社】





普段は無人で静かな佇まいの神社です。

一宮と言われれば納得は出来ると思いますね。


御朱印は宮司さん宅でいただけるようですが、
場所が分からないのでいただいておりません。(^^;

粟鹿神社(2018年4月1日参拝)

2018年05月08日 | 一宮
青垣町の神社で桜を堪能した後は、
本日のメインである粟鹿神社へ。

こちらは但馬国一宮で一度は訪れたかった神社です。


所在地:兵庫県朝来市山東町粟鹿2152
御祭神:彦火々出見命、日子坐王、阿米美佐利命
創建:不明
社格:式内社、但馬国一宮、県社



【由緒】
和銅元年(708)に祭神や歴代祭主等を詳細に記した
宮内庁所の蔵粟鹿大明神元記の写本が残る当社は、
但馬国最古の社として国土開発の神と称す。

住民の崇敬が集まる大社であり、
神徳高く延喜の制では名神大社に列せられた。

人皇第10代崇神天皇の時、第9代開化天皇の第三皇子日子坐王が、
四道将軍の一人として山陰・北陸道の要衝丹波道主に任ぜられ、
丹波一円を征定して大いに皇威を振るい、天皇の綸旨にこたえた。

粟鹿山麓粟鹿郷は王薨去終焉の地で、粟鹿神社裏二重湟堀、
現存する本殿後方の円墳は王埋処の史跡である。

粟鹿とは鹿が粟を三束くわえて粟鹿山から現れ、
人々に農耕を教えたことからつけられ、
当社にその鹿が祀られていると言う。

天正年間に豊臣秀吉に社領を没収されたが、
慶安2年(1649)に粟鹿村内で朱印地33石を与えられた。

但馬国一宮は出石神社と当社の二社とされる。

室町時代の大日本国一宮記では当社を一宮に挙げ、
出石神社が記載されていない。

現在は両社ともが但馬国一宮を称し、
全国一の宮会に加盟している。


【鳥居】


鳥居前に大型の無料駐車場というか、
広場に車を停めて参拝開始。


【勅使門】






渋い勅使門です。

過去4回しか開いていない門だそうです。


【随神門】




こちらも歴史を感じる神門ですね。

格の高さも感じますよ。


【随身椅像】







【狛犬】



【境内】


なかなか良い雰囲気です。

霧がかかっていればもっと良い雰囲気だったでしょうね。


【天満宮】







【砲弾】



【土俵】



【勅使門】



【猿田彦神社】



【拝殿】




拝殿の中には御祈祷を受けてらっしゃる方々が。


【狛犬】



【拝殿・本殿】



【本殿】



【厳島神社】



【床浦神社】





【茗荷神社】







【稲荷社】







【御神木】




これにて粟鹿神社の参拝終了。

御朱印は神社用の御朱印帳を持ってくるのを忘れてたという、
痛恨のミスによりいただいておりません。

御朱印帳を忘れているとはワシも衰えたな。(泣)

一瞬、一宮専用の御朱印帳を買おうかと思ったが、
高いし、全国の一宮を全て参拝しないので止めておいた。

書置きもあえていただこうとは思わなかったので、
何が何でも御朱印、といった御朱印乞食から脱出した模様です。

大山祇神社 奥の院<生樹の御門>(2018年3月11日参拝)

2018年04月21日 | 一宮


大山祇神社から奥の院へ歩いて行く。

長閑な農村の細い道ですので、
車で行くことは出来ません。

奥の院は「好きな人がいること」というドラマで、
桐谷美玲ちゃんが訪れていたシーンが放送されたロケ地です。

はい、聖地巡礼でございます。(笑)

美玲ちゃんが可愛過ぎてつらい。(^^



所在地:愛媛県今治市大三島町宮浦
御本尊:阿弥陀如来三尊
創建:不明
社格:奥の院


【縁起】
神宮寺は当初、神供寺というの名前で、
四国霊場八十八ヶ寺の第55番札所ともされていたお寺です。

大山祇神社の本地仏であった大通智勝如来を祀っていた、
神宮寺の奥の院であったが、
廃仏稀釈により神宮寺が廃寺になり、
今は奥の院と神宮寺塔頭東円坊が残る。


【奥の院】


あの大木がある所が奥の院です。

案内板もあるので迷う事も無く本社から数分で到着。

近くて何よりです。(^^


【生樹の御門】




凄い、と思わず声に出してしまった程、
強烈なインパクトがある御神木。

まさに畏怖の念を感じるとはこのことですね。






畏怖の念と共に漲る命の力強さを感じます。

私は安易で軽薄なパワースポットというのは嫌いです。

今まで幾つもパワースポットと呼ばれる所に行きましたが、
本当にエネルギーを感じるのは少ない。

しかし、この奥の院、いや御神木は本物のパワースポットでしょう。

自殺しようとしてる人がこの大木を見て触れると、
自殺を思い止まるんじゃないかと思うよ。




阿弥陀堂に行くにはここを通るらしい。

これほどの御神木の空洞をくぐるなんて、
これは非常に珍しい。

熊野那智大社の大楠以来二回目の貴重な体験です。




大人でも屈んでいけば通れました。

通る時はワクワクして楽しかったです。(^^




振り返るとこんな感じ。


【阿弥陀堂】


神社なのに奥の院というのは違和感があるし、
御堂もお寺っぽいなぁと思っていたら、
この阿弥陀堂の中には今もなお阿弥陀三尊像が祀られているとか。

廃仏稀釈の時は大概お寺の仏像は無残に捨てられるか、
他のお寺に遷されるものですが、
こちらは大切にここで安置されている。

四十八夜・お念仏の行事中は御堂が開けられているそうです。


【遠景】


向こうに見えるのが大山祇神社です。

奥の院はこれにて参拝終了。

予想以上に凄い御神木であった。


これから宝物館に行きます。


【河野通有兜掛の楠】





【神橋】



【宝篋印塔】




重要文化財。


【宝物館】


拝観料が千円と入口で知って、
考えること5分。




国宝、重要文化財の刀剣、甲冑等を展示してるとあって、
これは入館しておかないと後悔すると思って千円支払いました。

国宝8点、重要文化財469点も所有しているそうです。


【紫陽殿】


まずは左手にある紫陽殿へ。

ここは刀剣や甲冑好きにはたまらないものばかり。

写真撮影禁止でしたので撮影してませんが、
源頼朝が奉納した紫綾威鎧、源義経が奉納した赤絲威鎧や薙刀、
護良親王が奉納した牡丹唐草文兵庫鎖太刀拵、巴御前の薙刀を筆頭に、
国宝、重文のオンパレードの数々。

他に平重盛奉納の螺鈿飾太刀、弁慶の薙刀等も見れて嬉し過ぎる。(^^


甲冑の多さもこの紫陽殿の特徴です。

それもそのはず、国内に現存する国宝と重文の甲冑の4割が、
大山祇神社に保存されているんだから。

何回スゲーと言ったか分からん程、
凄い展示物の数々でした。

やっぱり千円支払って拝観して良かったわ。


【国宝館】


紫陽殿から隣りの建物へ移動。




ここは古い甲冑が非常に多かったですね。

国宝館は少し薄暗く、展示室も古い感じがする。

というか国宝館という割りに国宝が無く、
先ほどの紫陽殿の展示品に比べると、
貴重な甲冑は少ないです。

いや、ここも充分貴重な甲冑なんだろうけど、
紫陽殿の甲冑が凄過ぎた。


【海事博物館】


こちらは1階と2階が展示室になっていますが、
ほとんど興味が無いものばかりなので、
2階を見ることも無く外に出た。(^^;


【プロペラ】


拝観終了。


【鶴姫の像】


どなたでしょうか、
この天草四朗チックなお方は。

この像は鶴姫という女性らしい。

大山祇神社の大祝職・大祝安用の娘で、
戦死した恋人の後を追って自害したという鶴姫伝説として知られているが、
実在したかどうかは怪しい人物らしい。


【楼門】


さて、これにて大山祇神社の参拝終了。

一宮に相応しい神社であった。


【鯛めし】


神社の隣にある せとうち茶屋大三島さんで昼食。

まぁ、普通に美味しかったです。

大山祇神社(2018年3月11日参拝)

2018年04月20日 | 一宮
おっぱい観音から高速を使って、しまなみ海道を走ること約60キロ先、
大三島に鎮座する伊予国一宮である大山祇神社へ。

こちらは神社仏閣巡りを趣味としている人間として、
一度は参拝しておきたい神社です。

神社の無料駐車場は20台分程ありますが、
規模の大きさ、参拝客の多さに比べれば少ない。

駐車場が満車の場合は隣接する道の駅か、
せとうち茶屋の駐車場を利用すると良いでしょう。

その際はそれらの店で買い物をしてお金を落とすのをお忘れなく。



所在地:愛媛県今治市大三島町宮浦3327番地
御祭神:大山積神・岩長姫命・木花咲耶姫命
創建:(伝)推古天皇2年(594)
社格:式内社、伊予国一宮、国幣大社、別表神社


【由緒】
はじめ島の東側にあたる瀬戸に祀られたが、
のち現在地に大宝元年から霊亀二年まで首尾十六年をかけて大造営をなし、
養老三年四月二十日正遷座が行われたと記されている。

天孫瓊々杵尊の皇妃として迎えられた木花開耶姫命の父にあたる大山積神は、
皇室第一の外戚として日本の建国に大功をあらわし、
全国津々浦々にその分社が祀られている。

大正4年(1915)四国唯一の国幣大社に昇格。

古来日本総鎮守として尊称せられ、三蹟の一人藤原佐理が、
日本総鎮守大山積大明神と揮毫奉納した神額は、
国の重要文化財に指定されている。


【二の鳥居】


もうここから清浄な雰囲気を感じます。


【狛犬】



【斎田】





【御棧敷殿】





【総門】






元亨2年(1322)に焼失してから688年ぶりに復元されたそうですが、
本当に見事な門です。

実に素晴らしい。


【狛犬】



【神馬舎】



【馬神社】



【斎館】



【境内】


広々とした気持ちのよい境内です。


【能因法師雨乞いの樟】






これはさすがに枯死していました。


【宇迦神社】



【十七神社】


屋根の色が渋すぎ。

私の大好物でございます。

社殿は永和4年(1378。)の再建。

内陣には重要文化財指定の神像群が鎮座しているそうです。


【乎千命御手植の楠】







【葛城神社・祓殿神社・伊予国総社】





【神門】


ここから見る神門が神々しい。




とても気品のある神門です。

平成28年(2016)再建されたもの。


【菊の御紋】



【拝殿】


お~、これはまた渋くてカッコいい拝殿です。

やっぱり檜皮葺はええな~。




応永34年(1427)再建された重要文化財。


【神門】


美しい。


【神輿庫】


平成9年(1997)建立されたもので、
9基もの神輿が安置されているそうです。


【本殿】


応永34年(1427)再建された重要文化財。


【御鉾神社】



【境内社】


奥から院内荒神社、地神社、稲荷神社、石神社です。




八重垣神社、酒殿。

本殿裏手にも境内社はあるが見逃し。


【御朱印】


この後は奥の院と国宝館は次回へ。