自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

松本千代子さん~古布の貼り絵

2004-09-29 | 展覧会
古布アートの個展、高齢の女の方の作品、海辺のホテル
記事の中にこんな単語があったら、ピピっと反応してしまいます。
おやおや、会期は9月30日までか。それで、昨日出かけてきました。

場所は揖保郡御津町、播磨灘に面したホテル・シーショア。あいにく台風21号が近づいていて曇天です。

バッグの中に本さえあれば、待ち時間は苦になりません。
往路はJR在来線、私鉄、路線バスを乗り継いでホテルにたどり着きました。




あらっ、入口に「本日は休館日」とあります。ホテルですから休みなんていうことは念頭にありませんでした。まあ、せっかく来たのだからと入ってみると、フロントの方が快く見させてくれました。

あかりは自然光だけ。喫茶室も閉まっていましたから、お茶一つ飲めません。そのかわり、独り占めで作品を観ることができました。


明治・大正期の古布で絵や文字を切り貼りしてあります。20年前、ということは60歳間近で始められた貼り絵です。
何かを始めることにタイムリミットがない、というのは自分への励ましになります。

路線バスの運転手さん、フロントの方、帰りに乗ったタクシーの運転手さん、ご親切ありがとう。

道中、黄金色の稲穂も見ることができて、豊かな気分になった午後でした。





コメント
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